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【プラットフォームで本人確認】90%の業務省力化と提携先へのスムーズな連携を実現した本人確認サービスとは

CARRO JAPAN株式会社 執行役員  営業企画統括部 統括部長  梅主 壮太様(画像左)
webマーケティング企画部 部長  宇田川 敦史様(画像右) 

  • 導入サービス

    ID Checker

  • 業種

    IT/Media

  • 課題

    Improve Efficiency

法人や個人事業主向けに、お客様のご要望にあったクルマ(新車・中古車・多彩な車種や契約期間)を、パートナー企業と連携してマッチングするプラットフォームサービス「CARRO」を提供するCARRO JAPAN株式会社。シンガポールを拠点とするユニコーン企業の「CARRO」とソフトバンク株式会社とのジョイントベンチャーとして、2022年9月から営業を開始しています。

■申込時のボトルネックになっていたアナログな作業を、eKYCを使って解消!

  

ーどのような場面でオンライン本人確認サービス(eKYC)を利用していますか。

  

梅主さん:
CARRO JAPANでは、お申込をwebサイト上で受け付けて、お客様からの要望に応じ、カーリースメニューをマッチングするサービスを提供しております。その中でも、特に個人事業主様を含め軽配送企業様向けの与信審査において、免許有効期限の確認と不正防止を目的として、運転免許証による本人確認を行っています。
カーリースは長期でお使いいただくサービスになるので、最初に与信の審査が必要です。もともと審査・申込の処理は紙で対応していました。
個人事業主様や配送企業様によっては、ご自身のオフィスをお持ちでないケースもあるため、書類の印刷等の作業に対応できる設備をお持ちでない方もおられ、アナログな動きになると途端に手続きが止まってしまう傾向があり、これが導入前の課題でした。

  

ーeKYCサービスの導入にあたり、比較検討はされましたか?

  

梅主さん:
数社比較検討した中で、弊社が実現したい機能とセキュリティ面の要件が両立できたのがショーケースのサービスでした。
弊社の特徴として、プラットフォームサービスとして直接リース会社様のサービスを紹介するので、うまくリース会社様と連携できるフローを検討していました。
サービス提供者であるリース会社様が審査するので、弊社が得られる情報を最小限に抑えて、マッチングをメインに行う立場でいるというのがプラットフォーマーならではの使い方ですね。セキュリティを担保できるところが良かったです。

  

宇田川さん:
プラットフォーマーとしては、個人情報のセキュアな部分の保持をなるべく最小限に抑えて、リース会社様にユーザーを紹介することができるのは一つの魅力だと感じています。
また、費用の面でリーズナブルな料金体系になっているのが、導入しやすかったポイントです。
弊社はスモールスタートなので、ベンチャー企業として入りやすい料金体系になっていることは、導入しやすさの決め手の一つだと思います。

  

■eKYC導入後、申込からデータ回収にかかる工数が10分程度に!

  

ー実際に運用してみてのご感想はいかがでしょうか。

  

梅主さん:
データの取扱を行うリース会社様からは、使いやすいという声をいただいています。審査の業務が紙からシステム上で完結する内容に変わったことにもご好評いただいています。

  

ー業務効率は改善しましたか?

  

梅主さん:
これまでは問い合わせ対応から申込データ回収・審査業務まで、1ユーザーあたりトータルで数時間かかっていました。今はペイパーワークについてはゼロとなり、トータルでも工数は10分程度となりました。申込前のサービス説明や返信待ち時間なども含める営業対応も加えるとこれはとても大きな省力化ができたと言えます。

  

ー導入後の申込完了率はいかがでしょうか?

  

宇田川さん:
個人事業主様や軽配送企業様の方でeKYCを利用される方の申込完了率は上がっています。信用力もITリテラシーも高い方がeKYCを利用され審査に通過されている傾向にありますね。

  

梅主さん:
これまでは「審査」と言うと身構えてしまう方が多かったです。eKYC導入前は、申込後のフォローコールの段階で審査について説明しており、承認を得られるまでにかなりのお客様が離脱していました。eKYC導入後はフローを変更し、最初に審査があることを伝えてから情報入力しているので、本当にニーズのあるお客様に対しては利便性が向上し、かなりの確率で申込いただけるようになりました。必要としている方に対しては、良いインターフェースになっていると思います。

  

■プラットフォーマーがeKYCを活用することが、プラットフォーム利用企業全体のDXにつながった

  

ー導入後、従業員の皆様からの反響はございましたか。

  

梅主さん:
反響は上々だと思います。
審査業務はリース会社様が行うので、弊社はその前段階の部分(審査の説明・書類の受取・不備の訂正依頼など)を営業担当が行っていましたが、それらの業務がなくなり、リース会社様にデータを直接渡すフローになっています。営業担当は最終的に申込書をいただくだけになりました。まだ一部の軽貨物事業者様にしか使っていただいていない状況なので、適用できる範囲を増やしていけば、より多くのメンバーが(業務効率化の)実感が湧くと思います。

  

宇田川さん:
もともとリテラシーが高くて信用もある方に対しては、営業工数を割かなくてよくなるので、それ以外の部分に営業のリソースを充てられることは、会社全体としてプラスに働いている、と実感していると思います。

  

ー「ProTech ID Checker」はどのような企業に合っていると感じますか。

  

梅主さん:
弊社のようなプラットフォーマーとして様々なサービスをマッチングする企業は、申込にあたって本人確認が必要になる事業が多いと思いますが、マッチング先の事業者との業務構築にも使えるのではないかと思います。
登録の事業者が大企業の場合もあれば、中小企業の場合もあり、後者の場合はシステムを入れていないケースも多くあり、プラットフォーム側がそのような機能を一緒に提供する形で使われれば、かなりのメリットが出ると思います。

  

宇田川さん:
マッチングのプラットフォーマーであれば信用は必要ですし、マッチングビジネス自体が様々な業界業種に波及しているので、ぜひ活用いただきたいです!

  

ー最後に今後の意気込みなど、ひとことお願いいたします!

  

梅主さん:
弊社のプラットフォームは使いやすいインターフェースが重要だと考えており、その中でも本人確認・与信の認証は特に重要な機能としています。それらの自動化がスムーズに行き、使いやすい機能が増えると、ユーザーの拡大や評価につながって自分たちに還ってくると思っています。弊社の企業理念にも繋がりますが、中古車をベースとしたリユースが広がると、SDGs的な側面においても貢献できる企業になれるので、どんどん活用していきたいと考えております。

  

宇田川さん:
ビジネス側としては、なるべく離脱を減らしたい、来たお客様を確実に取り込んでいきたいという目的があってeKYCを導入しました。これまでは申込時にはお客様が紙で印刷して、負担をかける部分がありましたが、導入によりそれらがなくなったので、結果的にUXを磨けたということが非常に良いのかなと思います。
今後もeKYCを活用させていただければと思いますし、発展のためには企業の信用力は必要になりますので、そこを一緒にクリアにしていければ、お客様もビジネス側もショーケースさんもWIN-WIN-WINになるので非常に良いサービスだと思いました。

  

ー「ProTech ID Checker」の導入により、ビジネス側の恩恵があっただけではなく、利用するエンドユーザーにとっても良いUXが提供できていることが実感できたインタビューでした。今後も当社のコアバリューである「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」を念頭に、おもてなしを感じられる誰でも使いやすいインターフェースの提供や業務効率化が達成できるよう務めてまいります。改めて、インタビューにご協力いただきましてありがとうございました!