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「ライセンスリーダー」で入力不備率が5割軽減したカーシェアリングサービス「カレコ・カーシェアリングクラブ(以下カレコ)」デジタル化の取り組み
三井不動産リアルティ シェアリング事業本部 シェアビジネス営業部 カスタマーサービスグループ 櫻井 孝浩さん
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課題
個人の入会申し込みページでの「ProTech License Reader」の導入効果が、どのようにサービスの強みを活かし、お客様やオペレーター、ユーザの負担を軽減しているか伺いました。
「ライセンスリーダー」の導入で、ユーザによる免許証情報の手打ち入力作業を省略!
ユーザの負担軽減とともに、離脱防止にも貢献
いままでは、「カレコ」の入会には
・ユーザが運転免許証のデジタル画像をアップロードする
・ユーザが運転免許証の情報を手打ちで入力する
という作業が必要でした。
ユーザに入力いただく項目が多く、カスタマーサービスのオペレーターに
「入力するところが多くて、途中でやめちゃったよ…」
という声もあり、離脱するケースも少なくありませんでした。
また、手入力のため誤入力などの不備もあり
ユーザの負担軽減と、オペレーターの業務効率化の両方を図れないか?
と悩んでいました。
そこで、導入したのが「ライセンスリーダー」でした。
「ライセンスリーダー」導入後は、ユーザが免許証のデジタル画像をアップロードすると、免許証情報を文字認識(OCR処理)して入力フォームに自動で入力してくれます。
ユーザの入力にかかる負担を、大きく軽減することにつながったと思います。
手打ちによる誤入力が、OCRで不備件数が1/2程度に
オペレータの業務負担軽減、カスタマーサービスの業務効率化へ
導入前には手打ちによる誤入力が月に数百件あったのですが、OCRで読み取ることで誤入力による不備件数は1/2程度になりました。
これにより、オペレーターの確認作業の効率化、ユーザへの荷電・メールの件数も削減され、カスタマーサービスの業務効率にも大きく貢献してくれました。
さらに、OCRで文字認識をする工程を経ることで、不鮮明なデジタル画像がアップロードされるケースもかなり減りました。
副次的な効果かもしれませんが、こういった細かい点でもオペレーターの業務効率化に良い影響があったと思います。
不備率の抑制で、申し込み~完了までの流れをスムーズに!
その結果、サービスの強みである「即日利用開始」を加速させることに成功!
「カレコ」は、15:00までにWebから申し込めば“即日利用開始”できます。
他社のサービスだと、対面での手続きが必要だったり、カードを発行する必要があったりします。「カレコ」は非対面でWebからの申し込みで完結することが強みです。
「週末に思い立ってクルマに乗りたい!」
というようなユーザも多くいらっっしゃいます。
しかし、申し込み時に不備があると手続きが止まってしまい、利用開始までに時間がかかることがあります。
「ライセンスリーダー」は、OCRで情報を正確に読み取ることで不備率を低減してくれるので、結果的に手続きの流れが止まらず、「カレコ」の強みを引き出すことに繋がっていると感じます。
導入後は、OCRによってユーザが入力完了するまでの時間が半分くらいになったと思います。早ければ1時間も掛からずに、手続きが完了してクルマに乗ることができます。
「ライセンスリーダー」の導入により、「カレコ」を利用するユーザに対する価値提供にも貢献してくれていると思います。
「今日クルマに乗りたい!まだ間に合う!?」
という潜在的なユーザも取り込めた可能性があり、私たちのサービスの拡大にも寄与している可能性もあるかもしれません。
いまは特定の申し込みページにしか導入していないのですが、今後は他の申し込みページにも拡大・導入していくことで、お客様の工数削減、オペレーターの業務効率、そしてユーザに対する「カレコ」の強みを伸ばしていきたいと思います。