「マッチングしてメッセージも続いたのに、初デートで会話が続かなかった」ということがマッチングアプリではよく起こります。
メッセージを重ねただけの相手に過ぎないので、会ってみて会話が続くとは限りません。
ただ、初デートで会話が続かないと、2~3回目のデートは成立しないため、会話が続かないという事態はなるべく防ぐ必要があります。
そこでこの記事では、マッチングアプリの初デートで会話が続かない原因や、盛り上がる話題や話し方のコツを詳しく解説します。
- マッチングアプリの初デートで会話が続かない原因は2つ
- 初デートで会話を盛り上げるコツは「自己開示」と「連想ゲーム」など
- 初デートにはNGな話題もある
- 初デートで沈黙が続いたときの対処法は4つ
※本記事の価格は全て税込みです。
マッチングアプリの初デートで会話が続かない原因
マッチングアプリの初デートで会話が続かない原因は、大きく分けて2つあります。
話題が出てこない
1つ目の原因は話題が出てこないからです。
これについては、以下のように事前に話題を準備しておくことが対策になります。
- 相手のプロフィールに載っている情報を話題にする
- メッセージで話したことを話題にする
- 世間で今流行っていることを話題にする
話題を広げられない
2つ目の原因は一つの話題を広げられないからです。
会話が続かない人ほど一つの話題がすぐに終わってしまうので、すぐに別の質問を投げかけては相手を質問攻めにしています。
例えば「好きなタイプは?」と質問して、相手が「優しい人です」と答えてくれた場合、「なるほど」「ですよね」「それが一番ですよね」とだけ返していると会話がそこで終了してしまいます。
そこで訪れる沈黙タイムが気まずいために違う質問をして場を持たせようとするわけですが、質問もいつかは尽きてきます。
一つの話題をできるだけ広げることが大事
「優しい人です」という回答に対しても、以下のように話を広げることが会話を続かせるコツです。
- 「どういうところで優しさを感じる?」
- 「今まで好きになった人も優しかった?」
- 「自分は優しく見える?」
会話の基本はキャッチボールです。
「質問ばかりして、相手の答えに何も返さない」といった一方通行の会話だけはしないようにしてください。
マッチングアプリの初デートで会話を盛り上げるコツ
マッチングアプリの初デートで会話を盛り上げるコツは4つあります。
初対面の会話が苦手な人はぜひ参考にしてください。
今流行りの話題を準備しておく
初デートではまだ相手と打ち解けていない状態です。
いきなり深い話から入るよりも、まずは当たり障りのない話題から入るのがおすすめです。
そして、当たり障りのない話題としておすすめなのは「今流行りの話題」です。
- 時事「最近ニュースになっている◯◯ってすごいですよね」
- 芸能「SNSでバズってる◯◯って、どう思います?」
- 事件「◯◯の不祥事ひどいですよね」
- 地域「最近◯◯にオープンした店、行きました?」
これらの話題を事前に準備しておいて、話題に対して自分がどう思っているかも整理しておきましょう。
自己開示をする
マッチングアプリの初デート相手は「まだ知らない人」なので、まずはお互いの情報を交換し合うところから始めるべきです。
そこで必要になるのが自己開示(自分のことを話す)です。
相手の情報を聞き出すために質問ばかりするのではなく、先に自分のことを話してから相手に質問するのが基本です。
- 仕事「自分の仕事は◯◯なんですけど、どんな仕事をしてるんですか?」
- 趣味「休みは◯◯してることが多いんですけど、休日は何をしてることが多いですか?」
- 家族「自分は妹がいるんですけど、兄弟っています?」
- 血液型「血液型当ててみます…◯型でしょ?ちなみに自分は◯型です」
- ペット「犬の写真がありましたけど、犬を飼ってるんですか?自分は猫を飼ってます」
また、話題のネタにもなるので、会話も続きやすくなります。
連想ゲームのように会話を繋げていく
初デートで会話が続かない人ほど、振った話題がすぐに終わってしまう傾向があります。
- 自分「どんな仕事をしてるんですか?」
- 相手「営業やってます」
- 自分「営業ですか、忙しいですか?」
- 相手「それなりに忙しいですね」
- 自分「大変ですね、休みは何をしてるんですか?」
このように、次々と質問を変えて相手を質問攻めにしている人がいます。
そのため、一つの話題を連想ゲームのように繋げることが大事です。
- 自分「どんな仕事をしてるんですか?」
- 相手「営業やってます」
- 自分「どおりで人当たりが良いと思った!何の営業をしてるんですか?」
- 相手「企業向けに◯◯や◯◯を売ったりしてますよ」
- 自分「すごいですね!ノルマとかあるんですか?」
- 相手「そんなに厳しくないけど一応あります」
- 自分「うちもノルマあるんですよ、今の仕事は長いんですか?」
このように、相手の答えに対して、自分の感想や意見を入れつつ返すのがコツです。
また、5W1H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ)にしたがって質問を変えていくのもおすすめです。
すぐに話題を変えるのではなく、なるべく一つの話題を続けることが会話を終わらせないコツだと覚えておきましょう。
お互いのイメージについて話す
マッチングアプリで初デートをしている相手のことが気になるのは当然ですが、それ以上に気になるのは、相手から見て自分がどう映っているかです。
自分が周囲からどう見られているかは誰でも気になりますし、しかも恋愛目的で会っている相手からの意見ならなおさらです。
そのため、まずは相手のイメージを伝えてあげて、それから自分のイメージも相手に聞いてみるのがおすすめです。
- 自分「こうして会ってみるとイメージ変わりました!」
- 相手「どんなイメージだったんですか?」
- 自分「メッセージだとあまり話さない人かなと思ってたんですけど、すごく話しやすくて楽しいので」
- 相手「そうですかね、話しやすいならよかったです」
- 自分「自分も話しやすいでしょ?イメージ変わりました?」
褒められて嫌な人はいないので、その流れで自分のイメージも聞くと、気分良く答えてくれるのでおすすめです。
マッチングアプリの初デートでおすすめの話題
初デートで会話が続かない人は、まず話題を準備しましょう。
そのため、マッチングアプリの初デートでおすすめの話題を4つご紹介します。
仕事
マッチングアプリは婚活目的という人も多いため、相手の仕事が気にならない人はまずいません。
そのため、仕事の話は初デートで最低限話すべきことでもあります。
ただ、仕事の話をするにしても、悪い伝え方をしてしまっている人がたくさんいます。
- 職業名だけを簡単に伝えている
- 専門用語を使って相手が理解しにくい伝え方をしている
- 細かい仕事内容まで伝えている
- 仕事に対する思いや感情を伝えていない
- ネガティブな伝え方をしている
仕事の話をするときは、簡潔に魅力をアピールできる伝え方にするのがポイントです。
- 「◯◯の営業をやっているので、毎日おもしろいネタがいっぱいありますよ」
- 「天職だと思ってるので一生続けるつもりです」
- 「忙しいけどそれなりに楽しいですよ」
- 「技術とメンタルと度胸だけは身についたかも」
- 「給料も悪くないし安定もしてますよ」
このように、相手が良い印象を持つよう話すのが大事です。
マッチングアプリで会う相手は、こちらの仕事内容に興味を持っていますが、難しくてわかりにくい話や、詳しい内容までは知りたいとは思っていません。
そのため、相手を置いてきぼりにして、仕事の話をどんどん進めることはしないようにしてください。
家族
マッチングアプリの初デートでお互いの家族や兄弟について話す人はあまりいません。
ただ、マッチングアプリで知り合った相手と結婚する人が増え続けている今、お互いの家族について情報交換するのは重要です。
そのため、家族の話をする時の会話例を以下に挙げます。
- 自分「兄弟っています?自分は兄がいます」
- 相手「姉が一人です」
- 自分「お姉さんがいるんですね、何歳差ですか?」
- 相手「3つ違いです、お兄さんとはいくつ離れてるんですか?」
- 自分「うちも3つ違いです、お姉さんはもう結婚されてるんですか?」
- 相手「まだ独身ですね、兄弟そろって行き遅れてます」
- 自分「いやいや、まだまだ大丈夫でしょ、うちは兄がすでに結婚してて姪っ子がいるので可愛くて仕方ないです」
こんな感じで、家族や兄弟の話は温かな雰囲気で話せるケースが多いのでおすすめです。
マッチングアプリは1対1で会って話すので、つい二人だけの世界になりがちですが、相手をよく知るには相手の背景が見えたほうが、よりイメージを形成しやすくなるものです。
情報を補足するためにも、家族や兄弟の話をするのも大事です。
血液型
日本人は相手の血液型をよく気にすると言われています。
マッチングアプリの初デートでは「相手に対するイメージ」や「相手との相性」が気になるため、イメージ話に繋がりやすい血液型の話をしてみるのも良いでしょう。
- 自分「血液型って何型ですか?いや待って、当ててみます・・O型?」
- 相手「ハズレです、A型です」
- 自分「違いましたか…会って話してみるとすごく大らかな感じなので、O型だと思いました、ちなみに自分は何型に見えます?」
- 相手「うーん、B型ですか?」
- 自分「うわ、一発で当てられた!そんなに個性的なところ出てますかね?」
このように、イメージを伝えながら、お互いの血液型を当て合うゲーム形式にすると、会話が盛り上がりやすくなります。
「血液型なんてプロフィールに書いてあるでしょ」というツッコミがありそうですが、知らない(見てない)フリをして、話を持ちかければ良いのです。
そして、イメージ会話の流れでそのまま以下の恋愛話に繋げていくのがおすすめです。
恋愛
マッチングアプリの初デート相手は、すでに恋愛対象だと思ってください。
数ある人の中からマッチングして、メッセージが続いて、そして会うことができた相手なわけですから、今さらカッコつけたり遠慮したりする必要はないからです。
初デートでも堂々とお互いの恋愛観について話をしていくべきなのです。
「恋愛の話なんてしたら、嫌がられそう」とか「恋愛についてどうやって話せばいいかわからない」という人が多いからです。
そのため、簡単な会話例を以下に挙げるので、恋愛話をする時の参考にしてください。
- 自分「好きなタイプってどんな感じなんですか?」
- 相手「うーん、フィーリングが合う人…ですかね」
- 自分「じゃあ例えば…見た目が好みで中身がイマイチな人と、見た目がギリギリセーフで中身が合う人なら、どっちが良いですか?」
- 相手「それなら中身が合う人の方が良いです」
- 自分「おお、中身重視ってわけですね!自分も同じです!今まで好きになった人もそうでした?」
- 相手「そうですね、見た目より中身が好きだったかもです」
- 自分「ちなみに恋人はいつからいないんですか?」
このように、恋愛話も連想ゲームのように繋げていくのがポイントです。
マッチングアプリでわざわざ会っている以上は、恋愛話をしながら「お互いが合うかどうか」を確認し合うのは自然ですよね。
何より、恋愛目的で会っているわけですから、恋愛話をしたほうが会話は盛り上がります。
マッチングアプリの初デートでNGな話題
マッチングアプリの初デートは言うまでもなく重要です。
初デートでコケると2回目のデートはもう成立しないからです。
そのため、初デートでNGな話題を知っておき、NG話題を避けることが大事です。
マッチングアプリを始めた理由
「どうしてアプリを始めたんですか?」など、マッチングアプリを始めたきっかけを相手に聞く人は多いです。
ただ、これは聞く意味のない質問です。
「恋人が欲しいから」「結婚相手を探したいから」に決まっているからです。
にもかかわらず、こういう話題を振っていたら「あなたと恋愛する気はありません」という意思表示にもなりかねないわけです。
相手はわざわざ時間を作ってデートをして、すでに恋愛の土俵に立っているのですから、今さらこのような話題を振らないように気をつけましょう。
他に会っている人について
マッチングアプリでは、他の人とも同時進行でやり取りするのが一般的です。
そのため、初デートの相手に「他にもメッセージをやり取りしている人」や「他にも会っている人」がいる可能性は十分にあります。
ただ、それを聞いて詮索するのはNGです。
他に会っている人と良い感じだったとしても、それを言ってしまったら「じゃあ何で自分に会いに来たんだ?」と相手に思われてしまう恐れがあるからです。
マッチングアプリで初デートができている時点で可能性は残されているわけですから、他の人との状況を気にしても仕方ないのです。
気になる気持ちはわかりますが、聞いたところで相手は本当のことは言ってくれません。
マッチングアプリにおいて同時進行は当たり前なので、他の人のことはあえて聞かないのが大人の振る舞いです。
下ネタ
初デートで下ネタの話をしてしまう人がたまにいますが、言うまでもなくこれはNGです。
マッチングアプリには真面目な出会いを求めている人が多いため、下ネタは初デートでは避けるべきです。
男性なら「チャラい」「非常識」「ヤリモク」、女性なら「下品」「軽い」などと思われてしまう可能性があるからです。
ただ、下ネタの話自体が悪いとは限りません。するにしても2回目デート以降にしたほうが無難です。
マッチングアプリの初デートで沈黙が続いたときの対処法
マッチングアプリの初デートにおける悩みとして多いのが「沈黙が辛い」というものです。
2回目デートをする相手とは気が合っている可能性が高いため、会話の中で沈黙が続くことは少ないですが、初デートは相手と話が合うかどうかがわからないために、話が途切れて沈黙が続くことも多いです。
そこで、初デートで沈黙が続いたときの対処法を4つご紹介します。
「もし◯◯だったら」という話を持ちかける
盛り上がりやすい話題の一つに「もし○○だったら」という仮定の話があります。
- 「もし宝くじで3億円が当たったとしたら、何に使いたい?」
- 「もし明日が地球最後の日になるとしたら、何を食べたい?」
- 「もし一日だけ誰かになれるとしたら、誰になってみたい?」
- 「もし恋人ができたら、最初のデートにはどこに行きたい?」
こういった仮定の話を持ちかけられると相手も答えやすいので、話題に困ったときほどおすすめです。
人間は誰しも夢や憧れを持っているので、自然と楽しい気分にもなりやすいのです。
気まずい空気を変えたいときはぜひお試しください。
ゲームを提案する
マッチングアプリは真面目な出会いを目的としたものですが、かといって真面目な話ばかりしていると、次第に会話が行き詰まり、相手は退屈してしまいます。
そこで有効なのがゲームの提案です。
- お互いの兄弟を当て合う
- お互いの血液型を当て合う
- お互いの悩みを当て合う
- お互いの恋人いない歴を当て合う
真面目な人は、質問も答えも真面目なことが多いので、お互いの話をするときも、ただの情報交換になりがちです。
会話の中で気まずい空気を作りたくない人は、こうやって会話を楽しませる工夫をすることも大事です。
恋愛話をする
恋愛に興味がない人は少ないので、恋愛話は自然に盛り上がりやすい話題として有効です。
マッチングアプリで会っている関係なわけですから、初デートであったとしても、遠慮せずに恋愛の話はどんどんしていくべきなのです。
ただ「恋愛話といっても、どうやって切り込んでいけばいいのかわからない」という人も多いので、以下に切り出し方の一例をご紹介します。
- 「芸能人だと誰が好き?」
- 「実際の異性だとどんな人がタイプ?」
- 「前に付き合っていた人とはどこで知り合った?」
- 「付き合う上でどうしても譲れないポイントってある?」
- 「結婚するならどういう人が理想?」
こういった感じで相手に聞くことも大事ですが、自分の好みや恋愛観もちゃんと伝えることを忘れないようにしてください。
ただ相手に質問ばかりするのではなく、お互いの好みや恋愛観を話し合って「自分たちは合うのか」を確認し合うのが重要だからです。
マッチングアプリの初デートは「恋愛対象として、この相手はアリかナシか」を判断する場なので、お互いの好みや恋愛観を話し込んでいくのは、むしろ当然のことなのです。
初デートだからと遠慮するのではなく、恋愛目的で会っていることを意識しながら、恋愛話を深く話し込んでいくのがおすすめです。
相手が話し始めるまで黙っている
初デートの相手と会話が途切れてしまうと、誰しも気まずいと感じるものです。
そのため「何か話さないといけない」と適当な話題を振って、沈黙を避けようとする人が多いです。
しかし、沈黙を避けるためだけに話題を振っていると「余裕がない」「焦っている」と思われ、舐められてしまう恐れがあります。
上記の話題を振ってみて、それでも沈黙が続くなら、あえて黙るのも一つの手です。
初デートの目的は、恋愛対象として、相手と自分の相性を確かめることです。
無理に会話を続けようとしても、お互い苦しいだけなので、相手が話し始めるまで黙っていることも、時には必要です。
それでも相手が話を振ってこない場合は脈なしと判断し早々に解散するのもアリです。
マッチングアプリでマッチングした相手が、必ずしも自分と合うとは限りません。
自分がどれだけ頑張っても、相手がそれに応えてくれない限り、その関係はうまくいきません。
沈黙を避ける努力は当然大事ですが、その上で訪れる沈黙はもう仕方がないと思って、自分と相手の両方を解放してあげるという気遣いも必要だと覚えておいてください。
初デートは会話が大切!盛り上がる話題とコツをおさえよう
- マッチングアプリの初デートで会話が続かないのは「準備不足」と「話題を広げていない」が原因
- 会話を盛り上げるコツは「今流行りの話題を準備する」「自己開示をする」など
- 初デートでおすすめの話題は「仕事のこと」「家族のこと」など
- 初デートでNGの話題は「マッチングアプリを始めた理由」「他に会っている人」「下ネタ」
- 沈黙が続いたら、あえて相手が話し始めるまで黙るのもアリ
マッチングアプリにおいて初デートは生命線になります。
私の経験でも、初デートが成功した場合はその後もトントン拍子でうまくいっているからです。
そして、恋愛では何よりも会話が重要です。会話が楽しいと感じる相手に対して、人は自然と好意を持ちます。
異性との会話に苦手意識がある人も多いですが、準備とコツ次第でいくらでも上手くなります。
この記事を参考にして、盛り上がる話題やコツをしっかりと抑えておけば、初デートの会話での失敗はほぼなくなります。
楽しい会話さえできれば次に繋がるので、会話を楽しむ気持ちを忘れないようにしてください。