今回、AQUOS sense8の実機(ドコモ版)を入手したので、使用感やスペック、メリット・デメリットを徹底レビューしました。
結論から言うと、使った感想から、AQUOS sense8は次のような人におすすめです。
- 価格と性能のバランスの取れたAQUOSが欲しい人
- 大画面でありながらコンパクトで持ちやすいスマホが欲しい人
- クセのないデザインのスマホが欲しい人
AQUOS sense8はミッドレンジモデルの中では処理能力もあり、コスパに優れた端末です。
ハイエンドには劣りますが、重いゲームもしっかり動くのでコスパが高い機種といえるでしょう。
また、大画面でありながら軽く持ちやすいのもメリットです。
一方で、次のような人にはAQUOS sense8はあまりおすすめできません。
- 最高峰のスペックのスマホ欲しい人
- カメラ性能にこだわりのある人
AQUOS sense8のスペックは日常使いには問題ありませんが、最高峰スペックを求める人には不向きです。
また、カメラ性能にこだわりのある人にも物足りない性能でしょう。
AQUOS sense8は、バランスのよい性能と低価格が魅力のスマホです。
スペック重視ならAQUOS R8 proを検討するのが良いでしょう。
AQUOS sense8の購入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
この記事では、シャープ株式会社から貸与された端末を使用しています。
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AQUOS sense8を使ってわかったメリット3つ
まず、実際に AQUOS sense8を使って感じたメリットを見ていきましょう。
通常操作は快適
AQUOS sense8はSnapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platformを搭載しており、WEBブラウジングや通常操作はストレスなく快適に使用できます。
Snapdragon 6 Gen 1は標準的なミッドレンジモデルに搭載される最新CPUで、コストパフォーマンスに優れています。
基本性能だけでなくゲーム性能もアップしているので、重いゲームも操作で困るということはほとんどありません。
軽いゲームなら、AQUOS sense8でもサクサクプレイできます。
持ちやすく軽い
AQUOS sense8は、とにかく軽く使いやすいサイズ感です。
AQUOS sense8のサイズは153×71×8.4mm、重量は159gと軽量です。
片手でも無理なく操作できるサイズ感で、デザインもスッキリした印象です。
リフレッシュレートが90Hzと高い
AQUOS sense8のリフレッシュレートは90Hzと、ミッドレンジモデルの中では高リフレッシュレートです。
前モデルのAQUOS Sense7は60Hzまでの対応だったので、90Hzへの進化は嬉しいところ。
リフレッシュレートが向上したことで、タッチ操作がより滑らかに感じます。
アプリ側の仕様によってはブラックフレームを挿入し、擬似的な最大180Hzまで向上します。
ディスプレイに関しては、ハイスペックモデルと遜色ないレベルに感じました。
AQUOS sense8を使ってわかったデメリット3つ
続いて、AQUOS sense8を実際に使って感じたデメリットは以下になります。
ポートレートの仕上がりがやや雑
AQUOS sense8のカメラ自体の性能はそこまで悪くありません。
適当に撮影した写真も基本的には綺麗に感じました。
ただし、ポートレートだけはどうも不自然なボケが発生します。
こちらについては実例を交えて後述します。
カメラの起動とモード切り替えが遅い
AQUOS sense8はカメラの起動や撮影モードの切り替えが少しもっさりしています。
ミッドレンジモデルとはいえ、やや気になるレベルです。
この辺りはアップデートで改善される可能性があります。
スピーカーがモノラル
AQUOS sense8のスピーカーはモノラルです。
近年はミッドレンジモデルでもステレオスピーカーを搭載しているモデル多く、やや残念ポイントです。
また、AQUOS sense8はデフォルトでサウンドに合わせてバイブレーションする設定になっていますが、振動が大きいのでオフにしました。
AQUOS sense8の発売日・価格
画像引用元:AQUOS sense8 SH-54D
AQUOS sense8の発売日と価格をみていきましょう。
- 発売日:2023年11月9日
- 販売:
ドコモ
au
楽天モバイル
UQモバイル
J:COMモバイル
SIMフリー
AQUOS sense8は、キャリアではドコモやau、楽天モバイルなどが取り扱っています。
さらにシャープからSIMフリーモデルも展開されています。
カラーバリエーションはドコモ版のみオリジナルの「Blue」が発売されています。
AQUOS sense8の価格 | 割引適用時※ | 詳細 | |
---|---|---|---|
ドコモ | 販売終了 | 販売終了 | 公式サイトを見る |
楽天モバイル | 販売終了 | 販売終了 | 公式サイトを見る |
J:COMモバイル | 58,080円 | - | 公式サイトを見る |
通常価格も約6万円と、ミッドレンジモデルらしいコスパの良い価格設定です。
2年で返却する予定がない場合は、シャープからSIMフリーモデルを購入するのも良いでしょう。
AQUOS sense8の外観をレビュー
今回入手したのはAQUOS sense8で、カラーはCobalt Blackです。
真っ黒という感じではなく、グレーに近い炭のようなカラーリングです。
デザインもシンプルで洗練されており、好印象です。
電源アダプタ、ケーブル類はなし
AQUOS sense8の同梱物は、本体とクイックスタートガイド、クイックスイッチアダプターが同梱されています。
- 電源アダプタ
- USB Type-Cの充電ケーブル
- micro SDカード(必要なら)
電源アダプタやUSB Type-Cケーブルは別売りなので、Androidの充電器を持っていない人は注意しましょう。
AQUOS sense8のディスプレイ面
AQUOS sense8のディスプレイは、約6.1インチです。
ディスプレイサイズは絶妙に使いやすいサイズで、軽くて持ちやすい印象です。
上部にはティアドロップ型のノッチ(インカメラ搭載)がありますが、動画視聴などで気になるということはありませんでした。
ミッドレンジモデルらしく、ベゼルはやや太く感じます。
AQUOS sense8の背面
AQUOS sense8の背面はマットな素材でできておりサラサラした手触りです。
指紋はほとんど目立たないので、ケースに入れなくても気にすることなく使用できます。
上部中央にメインカメラが大きくあり、レンズ部分はやや突起しています。
AQUOS sense8の側面
AQUOS sense8の左側面にはボタンや端子類は一切ありません。
右側面には中央に指紋認証一体型の電源キー、上部に音量キーが設置されています。
電源ボタンは右手でも左手でも楽々操作できます。
AQUOS sense8の上部と下部
AQUOS sense8の上部にはSIMカード/microSDメモリカードトレイが搭載されています。
下部にはイヤホンマイク端子、外部接続端子(USB Type-C端子)、スピーカーの穴があります。
イヤホンジャックがあるので、有線接続が可能です。
AQUOS sense8のサイズ感をレビュー
AQUOS sense8は6.1インチと近年のスマホでは小さいサイズです。
また、重さは約159gとかなり軽くなっています。
グリップした感想はとても軽く操作しやすい!!といった感じです。
AQUOS sense8のサイズ
項目 | AQUOS R8 |
---|---|
本体サイズ | 高さ:153 mm 幅:71 mm 厚さ:8.4 mm |
重さ | 159g |
AQUOS sense8の持ちやすさは?
AQUOS sense8を右手で持つと、無理なく親指が電源キーのあたりにきます。
上部の音量キーも届く距離にあるので、操作はとてもしやすいと感じました。
指紋認証でのロック解除もストレスを感じません。
片手でも上部まで指が届くサイズ感がとても使いやすい印象です!
AQUOS sense8のカメラをレビュー
- 標準カメラ:5,030万画素
- 広角カメラ:800万画素
- インカメラ:800万画素
- 画質エンジン:ProPix5
AQUOS sense8のカメラは標準と広角のディアルレンズ構成です。
高速・高精度なオートフォーカスを搭載し、センサーサイズが1/1.55と大きくなっています。
AQUOS sense8のカメラで実際に撮影
AQUOS sense8を使ってそれぞれのレンズで撮影しました。
ズームで撮影
ポートレートで撮影(ボケ中間)
ポートレートで撮影(ボケ最大)
広角レンズは画素数が標準よりも低いため、やや画質は落ちます。
標準レンズはビルの細かいタイル部分まで綺麗に撮影できています。
気になったのはポートレートです。
ボケの強さを10段階で設定できるのですが、うまくボケなかったり雑な印象を受けます。
色々撮影
人物のポートレートのボケはイマイチでしたが、物に関しては自然なボケ味になっています。
ミッドレンジモデルのカメラとしては、十分優秀でしょう。
AQUOS sense8のスペックをレビュー
画像引用元:AQUOS sense8 | Android | 製品 | 楽天モバイル
- CPU:Snapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platform
- メモリ:6GB
- ストレージ:128GB
AQUOS sense8のスペック
AQUOS sense8のスペック | |
---|---|
ディスプレイ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:153 mm 幅:71 mm 厚さ:8.4 mm |
重さ | 159g |
アウトカメラ | 標準:5,030万画素 広角:800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 5,000 mAh |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
CPU | Snapdragon 6 Gen 1 |
OS | Android 13 |
認証 | 指紋 顔 |
カラー | パールグリーン ライトカッパー コバルトブラック ブルー |
AQUOS sense8の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.5 |
バッテリー性能 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
Snapdragon® 6 Gen 1に進化
AQUOS sense8はSnapdragon® 6 Gen 1を搭載しています。
Snapdragon 6 Gen 1は、ミドルレンジの最新チップセットで、前モデルのSnapdragon 695 5Gよりも最大3倍のAI性能、グラフィック処理最大35%、ゲーム最大40%性能が向上しています。
AQUOS sense8のベンチマークを測定
- シングル:942
- マルチ:2765
ベンチマークアプリでAQUOS sense8を測定しました。
Snapdragon 695 5Gよりも大きく向上しています。
多くの人は、AQUOS sense8のスペックで困ることはないでしょう。
実際に使えるストレージは約100GB
AQUOS sense8の内蔵ストレージは128GBです。
Android OSなどシステムが最初から使っている容量は30GBで、ユーザーが使えるのは約100GBとなります。
十分大容量ですが、動画撮影や重たいゲームをたくさんプレイする方にはやや物足りない容量です。
micro SDは最大1TBまで対応しているので、必要な人は一緒にmicro SDも購入しましょう。
AQUOS sense8のディスプレイをレビュー
- 6.1インチのフルHD+ディスプレイ
- IGZO OLED
- ブルーライト低減
- 最大90Hzのリフレッシュレート
AQUOS sense8のディスプレイは、6.1インチのフルHD+IGZO OLEDを搭載しています。
AQUOS sense8のディスプレイ
項目 | AQUOS R8 |
---|---|
サイズ | 6.1インチ |
リフレッシュレート | 90Hz |
解像度 | フルHD+ 1,080×2,432 |
種類 | IGZO OLED |
リフレッシュレートは90Hzですが、独自の黒い画面(ブラックフレーム)を挟む高駆動技術で、実質180Hzのリフレッシュレートを実現しています。
動きの激しい動画やゲームがキレイに表示されるのはもちろん、SNSで素早くスクロールしても残像が少なく文字を追えます。
また、ブルーライトが約50%低減されており、目に優しいディスプレイに進化しています。
日光下でも見やすいディスプレイ
AQUOS sense8のディスプレイは、炎天下の屋外でも明るく見やすいディスプレイです。
ディスプレイだけを見るとハイエンドモデルと遜色ない仕上がりですね。
AQUOS sense8のバッテリー性能をレビュー
画像引用元:AQUOS sense8の特長|AQUOS:シャープ
- バッテリー持ちは抜群!
- YouTbe 2時間視聴の消費量は8%
AQUOS sense8のバッテリー
項目 | AQUOS sense8 |
---|---|
バッテリー容量 | 5,000mAh |
バッテリー機能 | アイドリングストップ機能 |
バッテリー容量はミッドレンジモデルとして最高クラスの容量です。
連続待受時間は約640時間、賢く省エネできるアイドリングストップ機能で2日間がっつり使える性能です。
YouTubeでバッテリー性能検証
バッテリー持ちに関しては、実際に使用してみないと分からない部分です。
今回は下記の条件でバッテリー消費量をチェックしました。
- YouTubeアプリで2時間再生
- 画質は1,080pに固定して再生
- 明るさMAX
- 音量50%でスピーカー使用
YouTube2時間視聴後のバッテリーは92%だったので、消費量は8%です。
同じ条件でテストした他モデルと比較すると以下の通りです。
- AQUOS sense8:8%消費
- AQUOS R8:17%消費
- Xperia 1 V:18%消費
- Xperia 10 V:7%消費
- iPhone 15 pro:9%消費
- iPhone 14 Pro:19%消費
他のスマホと比較すると、YouTube視聴でのバッテリー消費はかなり少なめです。
AQUOS sense8のバッテリー持ちはかなり優秀と言えます。
バッテリー持ちは使用条件で変わるので、今回の検証を参考に設定を調整してください。
AQUOS sense7からは何が進化した?
画像引用元:スマートフォン一覧 | OCN オンラインショップ | OCN
最後に、AQUOS sense8と前モデルのAQUOS sense7を比較して、何が進化しているかをチェックしましょう。
それぞれ具体的に見ていきます。
CPUがSnapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platformに強化
AQUOS sense8は最新のSnapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platformに強化されています。
前モデルであるAQUOS sense7に比べてCPUが36%、GPUが33%、読込速度は最大2倍アップしました。
リフレッシュレートは90Hzとになり、疑似180Hz駆動にも対応して滑らかなスクロールを実現しています。
サイズはほぼ変わらず
AQUOS sense8はAQUOS sense7より少しだけ大きくなっています。とはいえ、高さと幅が1mm、厚み0.4mm程度ですから誤差の範囲です。
指紋センサーの位置は右側面中央に配置され、操作しやすくなっています。
バッテリー容量が向上
AQUOS sense8のバッテリー容量は前モデルより430mAhアップし、5,000mAhになりました。
本体重量はほぼ変わらず、バッテリー容量がアップしているのは嬉しいし進化です。
AQUOS sense8はコスパ最高の定番ミドルレンジモデル
今回は、AQUOS sense8の実機を用いて、使用感やメリット・デメリットをレビューしました。
AQUOS sense8はドコモ、au、楽天モバイルなどから2023年11月9日に発売された、人気の最新ミッドレンジモデルです。
何より低価格でコスパがいいスマホです。
AQUOS sense8のメリット・デメリット
AQUOS sense8の発売日・価格・総評
- 2023年11月9日発売の人気モデル
- 割引やキャンペーン利用で33,600円〜
- 価格と性能のバランスの取れた良端末
最新スマホなら
auオンラインショップがおトク!
- 期間限定(終了日未定)でau Online Shop お得割の乗りかえ割引額を最大44,000円に増額中!
- スマホトクするプログラム適用で最新スマホも大幅お得に!
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