AQUOS sense8 実機レビュー
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※本記事は2024年3月17日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

AQUOS sense8 実機レビュー|コスパ最高の定番ミドルレンジスマホ

今回、AQUOS sense8の実機(ドコモ版)を入手したので、使用感やスペック、メリット・デメリットを徹底レビューしました。

結論から言うと、使った感想から、AQUOS sense8は次のような人におすすめです。

AQUOS sense8はこんな人におすすめ
  • 価格と性能のバランスの取れたAQUOSが欲しい人
  • 大画面でありながらコンパクトで持ちやすいスマホが欲しい人
  • クセのないデザインのスマホが欲しい人

AQUOS sense8はミッドレンジモデルの中では処理能力もあり、コスパに優れた端末です。

ハイエンドには劣りますが、重いゲームもしっかり動くのでコスパが高い機種といえるでしょう。

また、大画面でありながら軽く持ちやすいのもメリットです。

一方で、次のような人にはAQUOS sense8はあまりおすすめできません。

AQUOS sense8はこんな人におすすめできない
  • 最高峰のスペックのスマホ欲しい人
  • カメラ性能にこだわりのある人

AQUOS sense8のスペックは日常使いには問題ありませんが、最高峰スペックを求める人には不向きです。

また、カメラ性能にこだわりのある人にも物足りない性能でしょう。

AQUOS sense8は、バランスのよい性能と低価格が魅力のスマホです。

スペック重視ならAQUOS R8 proを検討するのが良いでしょう。

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AQUOS sense8の購入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

この記事では、シャープ株式会社から貸与された端末を使用しています。

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AQUOS sense8を使ってわかったメリット3つ

メリット

まず、実際に AQUOS sense8を使って感じたメリットを見ていきましょう。

通常操作は快適

AQUOS sense8はSnapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platformを搭載しており、WEBブラウジングや通常操作はストレスなく快適に使用できます。

Snapdragon 6 Gen 1は標準的なミッドレンジモデルに搭載される最新CPUで、コストパフォーマンスに優れています。

基本性能だけでなくゲーム性能もアップしているので、重いゲームも操作で困るということはほとんどありません。

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軽いゲームなら、AQUOS sense8でもサクサクプレイできます。

持ちやすく軽い

AQUOS sense8は、とにかく軽く使いやすいサイズ感です。

AQUOS sense8のサイズは153×71×8.4mm、重量は159gと軽量です。

片手でも無理なく操作できるサイズ感で、デザインもスッキリした印象です。

リフレッシュレートが90Hzと高い

AQUOS sense8のリフレッシュレートは90Hzと、ミッドレンジモデルの中では高リフレッシュレートです。

前モデルのAQUOS Sense7は60Hzまでの対応だったので、90Hzへの進化は嬉しいところ。

リフレッシュレートが向上したことで、タッチ操作がより滑らかに感じます。

アプリ側の仕様によってはブラックフレームを挿入し、擬似的な最大180Hzまで向上します。

ディスプレイに関しては、ハイスペックモデルと遜色ないレベルに感じました。

AQUOS sense8を使ってわかったデメリット3つ

デメリット

続いて、AQUOS sense8を実際に使って感じたデメリットは以下になります。

ポートレートの仕上がりがやや雑

AQUOS sense8のカメラ自体の性能はそこまで悪くありません。

適当に撮影した写真も基本的には綺麗に感じました。

ただし、ポートレートだけはどうも不自然なボケが発生します。

こちらについては実例を交えて後述します。

カメラの起動とモード切り替えが遅い

AQUOS sense8はカメラの起動や撮影モードの切り替えが少しもっさりしています。

ミッドレンジモデルとはいえ、やや気になるレベルです。

この辺りはアップデートで改善される可能性があります。

スピーカーがモノラル

AQUOS sense8のスピーカーはモノラルです。

近年はミッドレンジモデルでもステレオスピーカーを搭載しているモデル多く、やや残念ポイントです。

また、AQUOS sense8はデフォルトでサウンドに合わせてバイブレーションする設定になっていますが、振動が大きいのでオフにしました。

AQUOS sense8の発売日・価格

AQUOS sense8

画像引用元:AQUOS sense8 SH-54D

AQUOS sense8の発売日と価格をみていきましょう。

AQUOS sense8の発売日
  • 発売日:2023年11月9日
  • 販売:
    ドコモ
    au
    楽天モバイル
    UQモバイル
    J:COMモバイル
    SIMフリー

AQUOS sense8は、キャリアではドコモやau、楽天モバイルなどが取り扱っています。

さらにシャープからSIMフリーモデルも展開されています。

カラーバリエーションはドコモ版のみオリジナルの「Blue」が発売されています。

AQUOS sense8の価格
AQUOS sense8の価格割引適用時※詳細
ドコモ販売終了販売終了公式サイトを見る
楽天モバイル販売終了販売終了公式サイトを見る
J:COMモバイル58,080円-mineo公式サイトを見る
※ ドコモはいつでもカエドキプログラム、楽天モバイルはプラン申し込み(東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県限定) AQUOS sense8は割引やキャンペーン利用で33,600円から購入できます。

通常価格も約6万円と、ミッドレンジモデルらしいコスパの良い価格設定です。

2年で返却する予定がない場合は、シャープからSIMフリーモデルを購入するのも良いでしょう。

AQUOS sense8の外観をレビュー

AQUOS sense8

今回入手したのはAQUOS sense8で、カラーはCobalt Blackです。

真っ黒という感じではなく、グレーに近い炭のようなカラーリングです。

デザインもシンプルで洗練されており、好印象です。

電源アダプタ、ケーブル類はなし

AQUOS sense8の同梱物は、本体とクイックスタートガイド、クイックスイッチアダプターが同梱されています。

別売りアイテム
  • 電源アダプタ
  • USB Type-Cの充電ケーブル
  • micro SDカード(必要なら)

電源アダプタやUSB Type-Cケーブルは別売りなので、Androidの充電器を持っていない人は注意しましょう。

AQUOS sense8のディスプレイ面

AQUOS sense8ディスプレイ

AQUOS sense8のディスプレイは、約6.1インチです。

ディスプレイサイズは絶妙に使いやすいサイズで、軽くて持ちやすい印象です。

上部にはティアドロップ型のノッチ(インカメラ搭載)がありますが、動画視聴などで気になるということはありませんでした。

ミッドレンジモデルらしく、ベゼルはやや太く感じます。

AQUOS sense8の背面

AQUOS sense8背面

AQUOS sense8の背面はマットな素材でできておりサラサラした手触りです。

指紋はほとんど目立たないので、ケースに入れなくても気にすることなく使用できます。

AQUOS sense8レンズ

上部中央にメインカメラが大きくあり、レンズ部分はやや突起しています。

AQUOS sense8の側面

AQUOS sense8 左側面

AQUOS sense8の左側面にはボタンや端子類は一切ありません。

AQUOS sense8 右側面

右側面には中央に指紋認証一体型の電源キー、上部に音量キーが設置されています。

電源ボタンは右手でも左手でも楽々操作できます。

AQUOS sense8の上部と下部

AQUOS sense8 上部

AQUOS sense8の上部にはSIMカード/microSDメモリカードトレイが搭載されています。

AQUOS sense8 下部

下部にはイヤホンマイク端子、外部接続端子(USB Type-C端子)、スピーカーの穴があります。

イヤホンジャックがあるので、有線接続が可能です。

AQUOS sense8のサイズ感をレビュー

AQUOS sense8

AQUOS sense8は6.1インチと近年のスマホでは小さいサイズです。

また、重さは約159gとかなり軽くなっています。

グリップした感想はとても軽く操作しやすい!!といった感じです。

AQUOS sense8のサイズ

項目AQUOS R8
本体サイズ高さ:153 mm
幅:71 mm
厚さ:8.4 mm
重さ159g

AQUOS sense8の持ちやすさは?

AQUOS sense8

AQUOS sense8を右手で持つと、無理なく親指が電源キーのあたりにきます。

上部の音量キーも届く距離にあるので、操作はとてもしやすいと感じました。

指紋認証でのロック解除もストレスを感じません。

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片手でも上部まで指が届くサイズ感がとても使いやすい印象です!

AQUOS sense8のカメラをレビュー

AQUOS sense8 カメラ

AQUOS sense8のカメラ
  • 標準カメラ:5,030万画素
  • 広角カメラ:800万画素
  • インカメラ:800万画素
  • 画質エンジン:ProPix5

AQUOS sense8のカメラは標準と広角のディアルレンズ構成です。

高速・高精度なオートフォーカスを搭載し、センサーサイズが1/1.55と大きくなっています。

AQUOS sense8のカメラで実際に撮影

AQUOS sense8を使ってそれぞれのレンズで撮影しました。

広角で撮影

AQUOS sense8で撮影

標準

AQUOS sense8で撮影

ズームで撮影

AQUOS sense8で撮影

ポートレートで撮影(ボケ中間)

AQUOS sense8で撮影

ポートレートで撮影(ボケ最大)

AQUOS sense8で撮影

広角レンズは画素数が標準よりも低いため、やや画質は落ちます。

標準レンズはビルの細かいタイル部分まで綺麗に撮影できています。

気になったのはポートレートです。

ボケの強さを10段階で設定できるのですが、うまくボケなかったり雑な印象を受けます。

色々撮影

AQUOS sense8で撮影

AQUOS sense8で撮影

AQUOS sense8で撮影

AQUOS sense8で撮影

AQUOS sense8で撮影

人物のポートレートのボケはイマイチでしたが、物に関しては自然なボケ味になっています。

ミッドレンジモデルのカメラとしては、十分優秀でしょう。

AQUOS sense8のスペックをレビュー

AQUOS sense8

画像引用元:AQUOS sense8 | Android | 製品 | 楽天モバイル

AQUOS sense8のスペック
  • CPU:Snapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platform
  • メモリ:6GB
  • ストレージ:128GB

AQUOS sense8のスペック

AQUOS sense8のスペック
ディスプレイ6.1インチ
本体サイズ高さ:153 mm
幅:71 mm
厚さ:8.4 mm
重さ159g
アウトカメラ標準:5,030万画素
広角:800万画素
インカメラ800万画素
バッテリー5,000 mAh
RAM6GB
ストレージ128GB
CPUSnapdragon 6 Gen 1
OSAndroid 13
認証指紋
カラーパールグリーン
ライトカッパー
コバルトブラック
ブルー
AQUOS sense8の評価
総合評価A
カメラ性能3.5
処理性能4.0
画面性能4.5
バッテリー性能4.5
コストパフォーマンス4.5

Snapdragon® 6 Gen 1に進化

AQUOS sense8はSnapdragon® 6 Gen 1を搭載しています。

Snapdragon 6 Gen 1は、ミドルレンジの最新チップセットで、前モデルのSnapdragon 695 5Gよりも最大3倍のAI性能、グラフィック処理最大35%、ゲーム最大40%性能が向上しています。

AQUOS sense8のベンチマークを測定

AQUOS sense8 ベンチマーク

AQUOS sense8のベンチマーク
  • シングル:942
  • マルチ:2765

ベンチマークアプリでAQUOS sense8を測定しました。

Snapdragon 695 5Gよりも大きく向上しています。

多くの人は、AQUOS sense8のスペックで困ることはないでしょう。

実際に使えるストレージは約100GB

AQUOS sense8ストレージ

AQUOS sense8の内蔵ストレージは128GBです。

Android OSなどシステムが最初から使っている容量は30GBで、ユーザーが使えるのは約100GBとなります。

十分大容量ですが、動画撮影や重たいゲームをたくさんプレイする方にはやや物足りない容量です。

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micro SDは最大1TBまで対応しているので、必要な人は一緒にmicro SDも購入しましょう。

AQUOS sense8のディスプレイをレビュー

AQUOS sense8 ディスプレイ

AQUOS sense8のディスプレイ
  • 6.1インチのフルHD+ディスプレイ
  • IGZO OLED
  • ブルーライト低減
  • 最大90Hzのリフレッシュレート

AQUOS sense8のディスプレイは、6.1インチのフルHD+IGZO OLEDを搭載しています。

AQUOS sense8のディスプレイ

項目AQUOS R8
サイズ6.1インチ
リフレッシュレート90Hz
解像度フルHD+
1,080×2,432
種類IGZO OLED

リフレッシュレートは90Hzですが、独自の黒い画面(ブラックフレーム)を挟む高駆動技術で、実質180Hzのリフレッシュレートを実現しています。

動きの激しい動画やゲームがキレイに表示されるのはもちろん、SNSで素早くスクロールしても残像が少なく文字を追えます。

また、ブルーライトが約50%低減されており、目に優しいディスプレイに進化しています。

日光下でも見やすいディスプレイ

AQUOS sense8 ディスプレイ

AQUOS sense8のディスプレイは、炎天下の屋外でも明るく見やすいディスプレイです。

ディスプレイだけを見るとハイエンドモデルと遜色ない仕上がりですね。

AQUOS sense8のバッテリー性能をレビュー

AQUOS sense8のデザイン

画像引用元:AQUOS sense8の特長|AQUOS:シャープ

AQUOS sense8のバッテリー
  • バッテリー持ちは抜群!
  • YouTbe 2時間視聴の消費量は8%

AQUOS sense8のバッテリー

項目AQUOS sense8
バッテリー容量5,000mAh
バッテリー機能アイドリングストップ機能

バッテリー容量はミッドレンジモデルとして最高クラスの容量です。

連続待受時間は約640時間、賢く省エネできるアイドリングストップ機能で2日間がっつり使える性能です。

YouTubeでバッテリー性能検証

バッテリー持ちに関しては、実際に使用してみないと分からない部分です。

今回は下記の条件でバッテリー消費量をチェックしました。

AQUOS sense8のバッテリー持ち検証
  • YouTubeアプリで2時間再生
  • 画質は1,080pに固定して再生
  • 明るさMAX
  • 音量50%でスピーカー使用

AQUOS sense8バッテリー

YouTube2時間視聴後のバッテリーは92%だったので、消費量は8%です。

同じ条件でテストした他モデルと比較すると以下の通りです。

他スマホと比較
  • AQUOS sense8:8%消費
  • AQUOS R8:17%消費
  • Xperia 1 V:18%消費
  • Xperia 10 V:7%消費
  • iPhone 15 pro:9%消費
  • iPhone 14 Pro:19%消費

他のスマホと比較すると、YouTube視聴でのバッテリー消費はかなり少なめです。

AQUOS sense8のバッテリー持ちはかなり優秀と言えます。

吹き出しアイコン

バッテリー持ちは使用条件で変わるので、今回の検証を参考に設定を調整してください。

AQUOS sense7からは何が進化した?

AQUOS sense7

画像引用元:スマートフォン一覧 | OCN オンラインショップ | OCN

最後に、AQUOS sense8と前モデルのAQUOS sense7を比較して、何が進化しているかをチェックしましょう。

それぞれ具体的に見ていきます。

CPUがSnapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platformに強化

AQUOS sense8は最新のSnapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platformに強化されています。

前モデルであるAQUOS sense7に比べてCPUが36%、GPUが33%、読込速度は最大2倍アップしました。

リフレッシュレートは90Hzとになり、疑似180Hz駆動にも対応して滑らかなスクロールを実現しています。

サイズはほぼ変わらず

AQUOS sense8はAQUOS sense7より少しだけ大きくなっています。とはいえ、高さと幅が1mm、厚み0.4mm程度ですから誤差の範囲です。

指紋センサーの位置は右側面中央に配置され、操作しやすくなっています。

バッテリー容量が向上

AQUOS sense8のバッテリー容量は前モデルより430mAhアップし、5,000mAhになりました。

本体重量はほぼ変わらず、バッテリー容量がアップしているのは嬉しいし進化です。

AQUOS sense8はコスパ最高の定番ミドルレンジモデル

AQUOS sense8

今回は、AQUOS sense8の実機を用いて、使用感やメリット・デメリットをレビューしました。

AQUOS sense8はドコモ、au、楽天モバイルなどから2023年11月9日に発売された、人気の最新ミッドレンジモデルです。

何より低価格でコスパがいいスマホです。

AQUOS sense8の実機レビューまとめ

AQUOS sense8のメリット・デメリット

AQUOS sense8の発売日・価格・総評

  • 2023年11月9日発売の人気モデル
  • 割引やキャンペーン利用で33,600円〜
  • 価格と性能のバランスの取れた良端末

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  • 期間限定(終了日未定)でau Online Shop お得割の乗りかえ割引額を最大44,000円に増額中!
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この記事を書いた人
出版社に入社、編集者として15年勤務。現在はショーケース プラス モバイルの編集・記事作成を担当しています。初代GALAXY Sを購入しスマホが大好きに!ユーザー視点に立った記事作成を心がけています。時に脚本・演出家。