この記事では、ドコモで機種変更から2年以上経ったら機種の替え時なのか、また2年契約が終わったらどうすればいいかを解説します。
最近はハイエンドのスマホも多く、同じ機種を平均3〜4年利用できると言われています。
ただ、機種変更&下取りプログラムを使って端末返却することで機種代金が安くなることもあり、機種変更するか迷う方も多いのではないでしょうか。
機種変更から2年目の方は、本記事を参考にお得に機種変更するか使い続けるか決めてください!
- スマホおかえしプログラム加入なら2年で変更がベスト
- スマホおかえしプログラム未加入なら分割金完済以降がベスト
- いつでもカエドキプログラム利用なら2年で変更を検討
- 前回の機種変更以降にプラン見直しをしていない人は旧プラン可能性あり
- 最新の料金プランにした方がお得になる可能性大
- 4Gプラン利用中の場合は機種変更に伴い5Gプラン変更必須
- 分割払いの残債があるのか
- ドコモの購入プログラムに加入しているか
→スマホおかえしプログラム
→いつでもカエドキプログラム
ドコモでは同時に2台分まで分割払いを利用できます。
機種変更しようと思えばできますが、機種代金が重なり毎月の支払いが高くなることに注意が必要です。
画像引用元:いつでもカエドキプログラム
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ドコモで機種変更から2年以上経つとどうなる?
画像引用元:コーポレートアイデンティティ | 企業情報 | NTTドコモ
ドコモで機種変更をして2年経過すると、次の機種変更を意識する人も多いのではないでしょうか。
もちろん好きなタイミングで機種変更して問題ありません。
しかし、今利用しているスマホの契約内容・機種変更時期によっては、月額料金が高くなる可能性があることに注意しましょう。
ポイントとなるのが、機種代金の分割払いです。
前回の機種変更から2年後に機種変更を検討する際は、分割払いに関して以下2つのことを確認しましょう。
- 分割払いの残債があるのか
- ドコモの購入プログラムに加入しているか
→スマホおかえしプログラム
→いつでもカエドキプログラム
それぞれ詳しく解説します。
分割金の残金が残っているか確認
ドコモでは、スマホ購入時に次の機種代金支払いパターンが用意されています。
ドコモの分割払いのパターン
- 一括
- 12回
- 24回
- 36回
前回機種変更する際に、24回以下の分割払いで契約している方は、2年経過した時点で機種代金は支払い終わっています。
一方で、スマホおかえしプログラムに加入した方を含め、36回払いを選んだ場合は機種代金が残っていることに注意してください。
なお、ドコモでは同時に2台分まで分割払いを利用できます。
そのため、今利用している機種を36回払いで購入している場合、24ヶ月目に機種変更すると12ヶ月間は新旧2台分の機種代金がかかってしまいます。
機種変更しようと思えばできますが、機種代金が重なり毎月の支払いが高くなることに注意が必要です。
ドコモの購入プログラムに加入しているか
ドコモでは、2019年6月から「スマホおかえしプログラム」、2021年9月から「いつでもカエドキプログラム」を開始しました。
どちらも機種変更から2年経過した時点でドコモに端末を返却することで、それ以降の分割払いが免除される購入プログラムです。
利用中スマホを購入時にドコモの購入プログラムに加入している方は、現在のスマホをドコモに返却OKならお得に新しいスマホに機種変更できます。
スマホおかえしプログラムは実質価格が約2/3
- 分割を36回で設定する
- 24ヶ月目に端末をドコモに返却
- 最大12回分の支払いが不要になる
- 実質価格が約2/3
- dポイントクラブ会員のみ
- 機種購入時に申し込みが必要
スマホおかえしプログラムは、36回払いで機種を購入し、その後端末をドコモに返却することで、最大12回分の分割払いを免除するサービスです。
24ヶ月目に端末をドコモに返却すれば、最大の12回分の分割払いが免除され、実質価格が約2/3になります。
いつでもカエドキプログラムは実質価格が約半額
- 残価設定型の24回払いで機種を購入
(24回目が端末価格の約半額に設定された分割払い) - 23回目の支払い後に端末をドコモに返却
- 24回目の支払いが不要になる
- 実質価格が約半額
- dポイントクラブ会員のみ
- 機種購入時に申し込みが必要
いつでもカエドキプログラムは、24回目の分割払いを高額に設定することで、23回目までの機種代金が安くなります。
そして、23回目の支払い後に端末をドコモに返却することで、24回目の支払いが免除となる割引サービスです。
多くの機種が24回目の支払い金額を端末価格の約半額に設定しているため、24回目の支払い前に返却すれば、機種代金が実質半額となります。
なお、ドコモに端末を返却しなかった場合でも、自動的に24回目の機種代金が24分割されます。
つまり、高額な機種代金が請求される心配はないということです。
いずれの購入プログラムもドコモに端末の返却が必要ですが、今後の機種代金が免除されることで、気兼ねなく新しいスマホを購入できます。
機種変更後に古いスマホを手元に残す必要がない方は、2年経過したタイミングで積極的に新しいスマホに買い替えていいでしょう。
2年間プランを見直していない場合は旧プラン利用中
画像引用元:料金・割引 | NTTドコモ
ドコモは、2021年4月から新たに「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」など新プランの提供を開始しました。
そのため、機種変更のタイミングでしか料金プランを見直しておらず、2023年3月以前に2年目を迎えた方は、現時点で旧プランを利用中です。
- 機種変更しないなら旧プランのまま使い続けることも可能
- 5Gスマホに機種変更する場合は5Gプランへの変更が必要
2年経過後も現在のスマホを継続利用するなら、料金プランもそのまま継続OKです。
ただ、新プランは旧プランよりお得になる人が多いプランなので、確認しないと損をするかもしれません。
一方で、2年を契機に機種変更する場合は、基本的にプラン変更が必要です。
現在ドコモのラインナップは5Gスマホ中心で、4G契約のまま5Gスマホが購入できないためです。
以下の最新料金プランをチェックして、使い方に合わせて最適なプランを選びましょう。
ドコモの最新5Gプラン
画像引用元:5Gギガホ プレミア | 料金・割引 | NTTドコモ
- 4Gスマホ利用中で機種変更する人
- 5Gギガホ利用中の人
ドコモの最新5Gプランは次の2つです。
なお、5Gプランは4Gも利用できるため、4Gエリアでも今まで通り利用できます。
プラン名 | データ量 | 月額料金 |
---|---|---|
5Gギガホプレミア | 無制限 | 7,315円 |
~3GB | 5,665円 | |
5Gギガライト | ~7GB | 6,765円 |
~5GB | 5,665円 | |
~3GB | 4,565円 | |
~1GB | 3,465円 |
最新プランは2年縛りがなく、代わりに「dカードお支払い割」が適用されます。
また、従来プランと同様に「ドコモ光セット割」や「みんなドコモ割」が利用できます。
5Gギガホ プレミアで割引をフル活用すると、月額料金は次のようになります。
項目 | 3GB以上 | 3GB未満 |
---|---|---|
月額料金 | 7,315円 | 5,665円 |
dカードお支払割 | -187円 | |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | |
みんなドコモ割 | -1,100円 | |
割引後の料金 | 4,928円 | 3,278円 |
毎月4,928円でデータ量無制限なので、総合的なコスパはかなり高いプランと言えるでしょう。
また、3GB未満の月は自動的に1,650円割引され、5Gギガライトの3GB未満と変わらない月額料金になります。
3GB超えの頻度によりますが、「あまりデータ通信は使わない」という方でも、5Gギガホ プレミアの方が年間ではお得になるかもしれません。
ドコモの4Gプラン
画像引用元:ギガホ プレミア | 料金・割引 | NTTドコモ
- 現在の4Gスマホをそのまま使い続けたい人
ドコモの4Gプランは、2021年4月開始の「ギガホプレミア」と、2019年10月開始の「ギガライト」があります。
項目 | 容量 | 金額 |
---|---|---|
ギガホプレミア (データ量60GB) | ~60GB | 7,205円 |
~3GB | 5,555円 | |
ギガライト | ~7GB | 6,765円 |
~5GB | 5,665円 | |
~3GB | 4,565円 | |
~1GB | 3,465円 |
ギガホプレミアは、5Gギガホプレミア同様、データ量が3GB以下の月は安くなります。
現在、旧プランのギガホを利用している方で、かつ3GB以下の月があるならギガホ プレミアの方がお得に使えます。
一方で、ギガライトは2019年10月からある段階性プランです。
すでにギガライトを利用中の方は、現在の契約のままで問題ないかもしれません。
ただ、上限の7GBで不足する月が多い方は、最大60GB使えるギガホ プレミアに変更しても、月額500円ほど上がるだけです。
速度制限に悩んでいるなら思い切ってプラン変更してもいいかもしれません。
ドコモで2年以内に機種変更するとどうなる?
続いて、ドコモでスマホを購入してから、2年以内に機種変更するのとどうなるのか見ていきましょう。
2年以内に機種変更する場合、ドコモの購入プログラムの加入有無で機種変更後のランニングコストが変わります。
- スマホおかえしプログラムを利用するパターン
- いつでもカエドキプログラムを利用するパターン
- 購入プログラムに未加入のパターン
スマホおかえしプログラムを利用する場合
2年目に端末返却で最大12ヶ月分の機種代金が免除される「スマホおかえしプログラム」に加入中でも、2年以内に機種変更することは可能です。
しかし、2年以内に端末返却しても、免除されるのは「最後の12回分」です。
仮に1年6ヶ月で端末返却をした場合、あと6ヶ月間は利用中のスマホの機種代金を支払う必要があります。
この6ヶ月間は、利用中スマホと機種変更した新しいスマホの2台分を支払うことになるので注意してください。
早めに返却したからといって割引されることもないので、スマホおかえしプログラムを利用中なら、可能な限り2年目ちょうどを狙った方がいいかもしれません。
いつでもカエドキプログラムを利用する場合
2021年9月以降に発売されたスマホを購入している方は、「いつでもカエドキプログラム」を利用しているでしょう。
いつでもカエドキプログラムで購入したスマホを2年以内に端末返却すると、「早期利用特典」で23回目までの機種代金が割引されます。
割引額は機種によって変わりますが、iPhone 13 Pro 256GBを例にすると次の通りです。
- 通常(1〜23回目):4,404円
- 早期返却後:3,604円(-800円)
仮に1年6ヶ月で返却すれば、ピッタリのタイミングまで使い続けるより4,000円お得になります。
端末返却しても23回目まで機種代金の支払いは続きますが、割引があることで、2台分の機種代金を支払う期間の負担が若干軽減されていますね。
ドコモの購入プログラム未加入の場合
スマホおかえしプログラム・いつでもカエドキプログラムに未加入で、かつ分割払いを利用している場合は、端末返却による機種代金の免除がありません。
購入時に指定した分割払いを支払い終わるまでは、機種変更後も分割払いが継続することに注意しましょう。
例えば、iPhone 13 Pro 256GBを36回払いで購入し、1年目で機種変更した場合の機種代金は次の通りです。
- 「5,417円×残り24回」の分割払いが継続
- 24ヶ月間は新しい機種の分割払いと2重の支払いになる
iPhone 13 Proなど、ハイエンドモデルを利用している場合、機種変更後に支払い続ける機種代金は高額です。
新しいスマホの機種代金もかかるので、毎月の支払いが辛くなるかもしれません。
購入プログラム未加入の方は、短期間の機種変更は慎重に行いましょう。
2年以上経って機種変更するとどうなる?
次に、前回の機種変更から2年以上経過てから機種変更した場合を見ていきましょう。
この場合も、ドコモの購入プログラムを利用しているかがポイントとなります。
- スマホおかえしプログラムを利用するパターン
- いつでもカエドキプログラムを利用するパターン
- 購入プログラムに未加入のパターン
スマホおかえしプログラム加入の場合
前回の機種変更から2年以上経過した場合でも、スマホおかえしプログラムを利用して端末返却OKです。
ただ、スマホおかえしプログラムは、「2年ピッタリに端末返却して12回分の機種代金を免除してもらう」のが最もお得です。
仮に2年6ヶ月で機種変更をした場合、免除される機種代金は6回分だけになってしまいます。
そのため、スマホおかえしプログラムに加入している方は、2年経過後は早めに機種変更した方がいいでしょう。
いつでもカエドキプログラム加入の場合
いつでもカエドキプログラムでも、2年以上経過した場合も端末返却OKです。
23回目の支払い直後に端末返却するのが1番お得ですが、24回目の支払いまでに端末返却がない場合、24回目の機種代金が再び24分割されます。
- 通常価格:138,930円
- 23回目までの機種代金:3,030円×23回
(合計69,690円) - 24回目の機種代金:69,240円
- 24回目の再分割:2,885円×24回
再分割後も、端末返却をすれば翌月以降の機種代金は免除されます。
つまり、2年目以降は好きなタイミングで端末返却すれば、使った期間分の機種代金だけでOKということです。
新しい機種に魅力を感じない・今の機種で満足しているという方は、任意のタイミングで端末返却&機種変更しましょう。
購入プログラム未加入の場合
ドコモの購入プログラム未加入で2年経過した方は、機種代金を支払い終わっていればいつ機種変更しても損はありません。
24回払いで購入しているなら、2年経過時点で機種代金の支払いも終わっています。
36回払いで購入している方は、あと12ヶ月待つか、一括精算のうえで下取りを活用して機種変更するといいでしょう。
ドコモの機種変更タイミングまとめ
- スマホおかえしプログラムは24ヶ月に機種変更がお得
- いつでもカエドキプログラムは23回目の支払い後に機種変更がお得
- 購入プログラム未加入なら機種代金支払い終了後がおすすめ
- 購入プログラム未加入の方は下取り活用も視野に入れよう
ドコモで機種変更から2年経ったら買い替えるべき理由
昨今は、スマホは3〜4年スパンで利用する人が多いと言われています。
そんな中、機種変更から2年経ったら買い替えるべきなのでしょうか?
ここで、機種変更から2年経過で買い替える人の主な理由をまとめました。
- 購入プログラムを利用すればお得
- スマホのスペック向上のため
それぞれ詳しく見ていきましょう。
購入プログラムを利用すればお得
ドコモのスマホおかえしプログラム・いつでもカエドキプログラムに加入している方は、2年目に買い替えることで、実質価格が1番お得になります。
スマホおかえしプログラムなら機種代金は実質2/3に、いつでもカエドキプログラムなら約半額です。
そのため、購入プログラム加入者の場合、2年毎に機種変更をするのが一番サービスの恩恵を受けることができるということです。
なお、スマホおかえしプログラムに加入しているかは、My docomoから簡単に確認できます。
-
STEP.
-
STEP.ご契約内容の中のすべてのご契約状況を確認をタップ
-
STEP.スマホおかえしプログラムの項目が契約中になっているか確認
-
終了
スマホおかえしプログラム・いつでもカエドキプログラムに加入したか不明な方は、My docomoでチェックしておきましょう。
スマホのスペック向上のため
「スマホは成熟し切った」という人もいますが、2023年現在もスマホは1世代ごとに着実にスペックアップしています。
最近は4K動画や高画質・3Dのゲームアプリなど、スペックが必要なアプリも以前よりグッと多くなっています。
そのため、スマホを使い倒したい人は、さらなるスペックを求めて2年で機種変更するのはアリです。
ドコモで機種変更から2年経っても買い替えなくていい理由
画像引用元:AQUOS 2020 秋冬 最新モデル|AQUOS:シャープ
次に、前回の機種変更から2年以上経過しても、買い替えない人に理由を見ていきましょう。
状況によっては2年を超えても変えない方が良いので、当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。
- 端末返却をしたくない人
- 分割金支払い後が安くなる
それぞれ詳しく解説します。
端末返却をしたくない人
スマホおかえしプログラム・いつでもカエドキプログラムは、2年でスマホをドコモに返却することで、残りの機種代金が免除されます。
しかし、「1度使った端末は手放したくない」「セキュリティが心配だから買い替え後も手元に残したい」という方もいますよね。
購入時にプログラムに加入していても、端末返却しなければ機種代金の免除はありません。
そのため、通常通り機種代金の支払いを終えてから次のスマホに機種変更した方がお得になるため、2年経過しても機種変更しない方がいいでしょう。
分割金支払い終了後が安くなる
機種代金の分割払いを終えたあとは、純粋に機種代金がなくなるため、毎月の料金が安くなります。
機種によって分割金は異なりますが、3,000円前後安くなる人も多いでしょう。
毎月の支出を減らすなら、分割金支払い後もしばらくは機種変更をしない方が安く済みます。
高画質動画やゲームなど、スペックを求める使い方でなければ、最近のスマホは3〜4年使う人が多いと言われています。
スペックに不満を感じたり欲しいスマホが見つかるまでは、通信費削減のため1台のスマホを可能な限り長く使うのもいいかもしれません。
負担が少ないタイミングでドコモの機種変更をしよう
今回は、ドコモで機種変更から2年以上経ったら機種の替え時なのかについて解説しました。
- 購入プログラム加入中なら2年で変更がベスト
→スマホおかえしプログラム
→いつでもカエドキプログラム - 購入プログラム未加入なら分割払い終了後がベスト
- 2年間プラン変更していないなら新プランに変更した方がお得な可能性あり
- 4G契約で機種変更する場合は5Gプランへの変更が必要
前回の機種変更から2年以上経ったときに、キーポイントになるのがスマホおかえしプログラムといつでもカエドキプログラムです。
どちらかの購入プログラムに加入しているなら、2年目のタイミングで機種変更することで、現在利用しているスマホの実質価格が最安値になります。
また、5Gギガホなど旧プラン利用中の方は、最新プランに変更することで今よりお得になるかもしれません。
「2年経ったから機種変更」とは考えず、あなたの契約状況と照らし合わせて、ぜひ一番お得なタイミングを狙って機種変更してください!