ドコモオンラインショップは機種変更の流れも簡単で便利ですが、「無効なデータを受信しました(400)」と表示されて繋がらない時があります。
ドコモオンラインショップやMy docomoにアクセスしようとすると、以下のようなエラーが出て繋がらない時の対処法をご紹介します。
無効なデータを受信しました(400)
Invaild data was received from the client.(400)
(E0724)
利用しているデバイスや環境によってはかなり頻繁に出てくることもあるようです。
各種手数料なしのドコモオンラインショップで手続きできないとなると、不便で困ってしまいますよね。
それ以前に、自分のスマホやパソコンが壊れていたり、インターネット回線に不具合が発生したりしたのではないかと不安なことでしょう。
しかし多くの場合、その場ですぐ解決可能です!
エラーでドコモオンラインショップに繋がらず困っているドコモユーザー、そしてこれからドコモで機種変更を検討している人も、是非とも参考にしてみてください。
ドコモオンラインショップの「無効なデータを受信しました(400)」というエラーは、WebブラウザのCookieとキャッシュの破損が原因であることがほとんどです。
つまり、WebブラウザのCookieとキャッシュさえ削除すれば、高確率ですぐに解決します!
- エラーの原因はWebブラウザ
- Cookie・キャッシュ削除で解決
- ドコモ公式も推奨している方法
- シークレットモードでも可
トップ画像引用元:エッ?スマホがネットデ買エル!? | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
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繋がらない原因はCookieとキャッシュ
ドコモオンラインショップの「無効なデータを受信しました(400)」というエラーは、WebブラウザのCookieとキャッシュの破損が原因であることがほとんどです。
つまり、WebブラウザのCookieとキャッシュさえ削除すれば、高確率ですぐに解決します!
ちなみにドコモオンラインショップの「よくある質問」の中でも、以下のように案内されています。
メンテナンス時間以外にエラーメッセージが表示される場合は、お手数をおかけいたしますが、以下の操作をお試しください。
・複数Webブラウザを開いている場合は、一旦すべてのWebブラウザを閉じてから、再度アクセスしていただく
・アクセスしている端末の電源を再起動する(iPhone/スマートフォン/タブレット等の場合は、SIMカードを再挿入する)
・Webブラウザのキャッシュ/Cookieを削除する(safariの場合は、「履歴とWebサイトデータ」を消去する)
つまりCookieとキャッシュの削除というのは、決して独自の「裏ワザ」ではなく、一般的な方法ですのでご安心ください。
Cookieとは
Cookieとは、Webブラウザに保存されるデータで、主に利用者の行動やログイン情報が保持されています。
- ショッピングサイトで閲覧履歴に基づくおすすめ商品が表示される
- Webブラウザを閉じても各種Webサイトのログイン状態が保持される
- ポップアップ表示を「今後表示しない」と選ぶとそれ以降表示されなくなる
上記のようなことがあるのは、Cookieの効果です。
Cookieの保存期間は一般的に1ヶ月単位で設定されています。
Webサイトにログインする時、ログイン状態の保存が1ヶ月とされることが多いのはこのためです。
キャッシュとは
キャッシュは「一時データ」と呼ばれるものであり、Cookie同様にWebブラウザに保存されるデータです。
ただ、Cookieののように行動情報やログイン情報ではなく、Webサイトを構成する画像などを保存します。
これにより、一度ダウンロードした画像データなどをキャッシュから表示できるようになり、改めてデータをダウンロードする必要がなくなります。
例えばドコモオンラインショップなら、どのページでも画面の左上にロゴが表示されていますよね。
ドコモオンラインショップ内でページを移動しても、このロゴはキャッシュから表示されているので、表示の度に通信が行われずに済んでいます。
なぜCookieとキャッシュでエラーになるのか
ドコモオンラインショップの「無効なデータを受信しました(400)」と出てしまうのは、Cookieやキャッシュの破損が原因であると説明しました。
しかし、どうしてCookieやキャッシュが破損しているとエラーになってしまうのでしょうか。
それは、ドコモオンラインショップのサーバーが、Cookieやキャッシュを頼りにしてページを表示しているからです。
例えばドコモオンラインショップの買い物かごをクリックすると、オンラインショップ側のサーバーは、ユーザーのデバイスにあるCookieを参照します。
これは、このCookieに買い物かごに入れている商品のデータがあるからです。
この時にCookieのファイルが壊れていると、ドコモオンラインショップのサーバーは何を表示していいのかわからなくなってしまいます。
結果、受信エラーとなるわけです。
解決策はCookieとキャッシュの削除
そして残念ながら、破損したCookieやキャッシュを直すことは困難です。
ですが、Cookieとキャッシュを削除して、状態をリセットすることは簡単です!
シークレットモードでもOK
Google ChromeなどのWebブラウザには「シークレットモード」という機能もあります。
このモードは、そもそもCookieやキャッシュを保存しません。
つまり、Cookieやキャッシュが破損しているという状態になりようがないため、受信エラーも発生しません。
ただシークレットモードだと、ドコモオンラインショップにアクセスする度にdアカウントのログインを改めて要求され続けます。
それは面倒だと思いますので、シークレットモードはアクセス履歴を残したくない特殊な場合に利用するのがいいでしょう。
次の章では、WebブラウザごとのCookie・キャッシュの削除方法と、シークレットモードのやり方を解説していきます。
Webブラウザ毎のCookie・キャッシュ削除方法【PC編】
この章では、よく利用されているパソコン用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法と、シークレットモードのやり方を解説します。
※Webブラウザ名をクリックで解説にジャンプします。
スマホ用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法は以下から確認できます。
» iPhone用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法
» Android用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法
ただし詳細な手順は、Webブラウザのアップデートなどによって常に変化する可能性のあるものです。
実行の際は、必ず実際の画面に従ってください。
Microsoft Edge
画像引用元:Windows 10 に最適な Web Webブラウザー | Microsoft Edge
Windows 10に標準インストールされているWebブラウザ「Microsoft Edge」では、設定画面からすぐ削除できます。
- Webブラウザ右上の「…」をクリック
- メニュー内の「設定」をクリック
- 左側のメニューの「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリック
- 「Cookie とサイト データの管理と削除」をクリック
- 「すべての Cookie とサイト データを表示する」をクリック
- 「すべて削除」をクリック
- 「クリア」をクリックして完了
これでドコモオンラインショップにアクセスできるようになったと思います。
Microsoft Edgeのシークレットモード
Microsoft Edgeには「InPrivate ウィンドウ」というシークレットモードがあります。
- 画面右上の「…」をクリック
- 「新しい InPrivate ウィンドウ」をクリック
- InPrivate ウィンドウが開いて完了
シークレットモードでなら、ドコモオンラインショップもエラーなく表示できるはずです。
Google Chrome
画像引用元:パソコン版 Chrome
世界中で最も利用されているWebブラウザ「Google Chrome」は、特にバージョンアップが頻繁に行われ、バージョンが異なると見た目も大きく変わることがあります。
今回は記事作成時点で最新である「89.0.4389.90(Official Build) (64 ビット)」を例に解説します。
実行の際は、必ず実際の画面の案内に従ってください。
- 画面右上の「︙」をクリック
- 「設定」をクリック
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「閲覧履歴データの削除」をクリック
- 期間と削除項目を選択して「データを削除」をクリックして完了
上の画像ではキャッシュのみの削除となっていますが、Cookieの削除もする場合は「Cookie と他のサイトのデータ」にもチェックを入れてください。
Google Chromeのシークレットモード
Google Chromeでは「シークレット ウィンドウ」というのがシークレットモードです。
- 画面右上の「︙」をクリック
- 「シークレット ウィンドウを開く」をクリック
- 「シークレット ウィンドウ」が開いて完了
Firefox
画像引用元:Mac、PC、Linux 向け新高速Webブラウザー | Firefox
Firefoxも人気の高いWebブラウザですね。
かつてInternet ExplorerやGoogle Chromeの評判が悪かった時期は、パソコン上級者の間では定番Webブラウザでした。
- 画面右上の「≡」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「データを消去」をクリック
- 削除項目にチェックを入れて「消去」をクリック
- 「今すぐ消去」をクリックして完了
削除が無事に完了すれば、ドコモオンラインショップでのエラーも解消されているはずです。
Firefoxのシークレットモード
Firefoxでは「プライベートウインドウ」というのがシークレットモードです。
- 画面右上の「≡」をクリック
- 「新しいプライベートウィンドウ」をクリック
- プライベートウィンドウが開く
プライベートウィンドウであれば「無効なデータを受信しました(400)」というエラーは出てきません。
Safari
画像引用元:macOS – Safari – Apple(日本)
SafariはMacで利用できるWebブラウザです。
現在Appleは、Window版のSafariを提供していません。
- 画面上部の「Safari」をクリック
- 「環境設定」をクリック
- 「プライバシー」内の「サイトデータを管理」をクリック
- データ管理画面右上の検索ボックスに「docomo」と入力
- 「すべてを削除」をクリック
Safariのシークレットモード
Safariでは「プライベートウインドウ」という名前です。
- 画面上部の「ファイル」をクリック
- 「新しいシークレットウインドウ」をクリック
» iPhone用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法
» Android用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法
Webブラウザ毎のCookie・キャッシュ削除方法【iPhone編】
この章ではiPhone用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除の方法を解説します。
iPhoneではsafariを利用している方が多いのですが、Google ChromeやFirefoxといったパソコンで有名なWebブラウザも解説します。
※Webブラウザ名をクリックで解説にジャンプします。
他のデバイス用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法は以下から確認できます。
» Android用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法
Safari
画像引用元:macOS – Safari – Apple(日本)
SafariはiPhoneに初めからインストールされているWebブラウザです。
他のアプリとは違い、iPhoneの設定から操作する必要があります。
- iPhoneの「設定」を開く
- Safariを開く
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 「履歴とデータを消去」をタップ
Safariのシークレットモード
iPhone用Safariのシークレットモードは開き方がわかりにくく、知らずに設定している方が結構多い機能でもあります。
- Safariを開いて一番右下のタブ切り替えをタップ
- 左下の「プライベート」をタップ
これでシークレットモードになります。
なお、シークレットモード中はSafariのメニューが黒くなります。
この状態で「+」をタップするとシークレットモードのタブが開始されます。
いつも通り検索できますが、検索内容やCookieは通常モードには引き継がれないのでしっかり使い分けましょうね!
Google Chrome
画像引用元:「Chrome – Google のウェブWebブラウザ」をApp Storeで
Google Chromeはパソコン版と同じ感覚で設定できます。
パソコンでもChromeを利用している方は、ブックマークやパスワードなどほとんどのデータが同期できるので便利ですね。
- 画面右下の「…」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「プライバシー」をタップ
- 「閲覧履歴データの削除」をタップ
- 削除したい項目にチェックを入れて「閲覧履歴データの削除」をタップ
- 「閲覧履歴データの削除」をタップして完了
これでGoogle ChromeのCookieが削除ができました。
上の画像では「キャッシュされた画像とファイル」にはチェックが入っていませんが、キャッシュも削除する場合はこれにもチェックを入れてください。
なお、Googleアカウントでログインしていると、同じアカウントでログイン中の全てのGoogle Chromeで削除が反映されます。
デバイス別に管理できないので、他のデバイスでCookieが削除されると困る場合はシークレットモードを利用しましょう。
Google Chromeのシークレットモード
Google Chromeではシークレットモードでも自動入力をサポートしてくれます。
ドコモオンラインショップでもdアカウントのログイン時に自動的に入力してくれるので操作は楽ですよ。
- 画面右下の「…」をタップ
- 「新しいシークレット タブ」をタップ
- 「シークレット モード」が開かれる
黒い画面になったらシークレットモードが起動しています。
タブ切り替え画面で左にスワイプすると通常モードのタブも選べるので、必要なページのみシークレットモードで閲覧できて便利です。
Firefox
画像引用元:「Firefox ウェブWebブラウザー」をApp Storeで
Firefoxをパソコンで利用している方なら、iPhoneでも利用していることが多いのではないでしょうか。
Firefoxアカウントで同期できて便利な反面、Cookieなども共有するので削除する場合は注意してください。
- 画面右下の「≡」をタップ
- 「環境設定」をタップ
- 「データ管理」をタップ
- 削除したい項目をオンにして「プライベートデータを消去」をタップ
- 「OK」をタップして完了
これでFirefoxのCookieとキャッシュの削除完了です。
ドコモオンラインショップの「無効なデータを受信しました(400)」が解消していると思います。
Firefoxのシークレットモード
Firefoxではシークレットモードは記号で表現されているので気づかない人の多い機能です。
パソコン同様にしっかり実装されているので、データの消去がまずい方は活用しましょう。
- 画面右下のタブ切り替えボタンをタップ
- 画面左下のメガネボタンをタップ
- プライベートブラウジングが開く
プライベートブラウジングと表示されればシークレットモードに入っています。
» Android用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法
Webブラウザ毎のCookie・キャッシュ削除方法【Android編】
画像引用元:Android 11 | Android
iPhone用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除の方法を解説します。
最近のAndroidはGoogle ChromeがデフォルトのWebブラウザですが、パソコンで人気のあるFirefoxも紹介します。
※Webブラウザ名をクリックで解説にジャンプします。
他のデバイス用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法は以下から確認できます。
» iPhone用WebブラウザのCookie・キャッシュ削除方法
Chrome
画像引用元:Google Chrome: 高速で安全 – Google Play のアプリ
ChromeはAndroidのデフォルトのWebブラウザですが、Googleアカウントでログインしていると閲覧履歴やCookie・キャッシュは他のデバイスのChromeとも同期されます。
AndroidでCookieを削除すると、パソコンなどでも各種Webサイトからログアウトされるので気をつけてください。
- 画面右上の「︙」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
- 「閲覧履歴データの削除」をタップ
- 削除したい項目にチェックを入れて「データを削除」をタップ
- 「削除」をタップして完了
上の画像では「Cookie とサイトデータ」にチェックが入っていませんが、Cookieも削除する場合はそれにもチェックを入れましょう。
Chromeのシークレットモード
Cookieやキャッシュの消去が面倒な方はシークレットモードを活用しましょう。
- 画面右上の「︙」をタップ
- 「新しいシークレット タブ」をタップ
- 「シークレット タブ」が開く
閲覧履歴やCookie・キャッシュが一切保存されないので、ドコモオンラインショップのエラーも解消しているはずです。
Firefox
画像引用元:Firefox Webブラウザー 高速 & プライベート – Google Play のアプリ
Androidではほとんどの方はChromeを利用しますが、Firefoxも人気のWebブラウザです。
Syncにログインしていると他デバイスのデータも削除されるのでスマホ以外のデータを残したい方はシークレットモードで対処しましょう。
- 画面右下の「︙」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「閲覧データを削除」をタップ
- 削除したい項目にチェックを入れて「閲覧データを削除」をタップ
- 「削除」をタップして完了
これでFirefoxのCookieとキャッシュの削除完了です。
Firefoxのシークレットモード
多くのデバイスでSyncを利用している方は、データ消去ではなくシークレットモードがおすすめです。
- 画面右下のタブボタンをタップ
- メガネボタンをタップ
- 画面右下の「+プライベート」をタップして開く
データが一切保存されていないため、ドコモオンラインショップのエラーが回避できたはずです。
シークレットモードのままアクセスできるか試してみましょう。
Cookie&キャッシュ削除でエラー解決!
以上、ドコモオンラインショップで「無効なデータを受信しました(400)」と表示されて繋がらない時の対処法についてでした。
- エラーの原因はWebブラウザ
- Cookie・キャッシュ削除で解決
- ドコモ公式も推奨している方法
- シークレットモードでも可
エラーの原因はデバイスの故障などではなく、WebブラウザのCookie・キャッシュが原因であることがほとんどです。
Cookie・キャッシュを削除するだけで解決することが多いので、まずは試してみましょう。
また、Cookie・キャッシュを保存しないシークレットモードなら、「無効なデータを受信しました(400)」のエラーが出ることはありません。
Cookie・キャッシュの削除というのは、ドコモオンラインショップのエラーに限らない一般的な方法でもあるので、覚えておくと今後も何かと便利ですよ。