この記事では、アップルストアで買ったiPhoneを、ソフトバンクで使う場合の手続きやメリット・デメリットを解説します。
アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで使うメリットは、大きく分けて5つあります。
また、ソフトバンクでは、アップルストアなどで販売されているSIMフリーモデルを持ち込んで使うことが可能です。
ただし、SIMカードの種類が合わない場合や、AndroidからiPhoneに変更する場合はSIMカードの再発行が必要です。
ソフトバンクならオンラインショップでもSIMのみ契約ができるので、誰でも簡単に手続きできます。
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アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで使うメリット5つ
まず、アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで使うメリットをみていきましょう。
iPhoneの通常価格が最大53,200円安い
アップルストアでiPhoneを購入する最大のメリットは、通常価格がソフトバンクより圧倒的に安いことでしょう。
ソフトバンクの販売価格は、新トクするサポート(スタンダード)/(バリュー)を利用して1年または2年後に返却するのがお得になるように調整されています。
その反面、2年を超えて使い続ける場合や一括払いの場合には、最大53,200円高くなってしまいます。
iPhone 16シリーズを例に、通常価格を比較すると次の通りです。
機種 | 容量 | アップルストア | ソフトバンク | 差額 |
---|---|---|---|---|
iPhone 16 Pro Max | 256GB | 189,800円 | 236,160円 | 46,360円 |
512GB | 219,800円 | 272,880円 | 53,080円 | |
1TB | 249,800円 | 295,920円 | 46,120円 | |
iPhone 16 Pro | 128GB | 159,800円 | 188,640円 | 28,840円 |
256GB | 174,800円 | 218,160円 | 43,360円 | |
512GB | 204,800円 | 254,160円 | 49,360円 | |
1TB | 234,800円 | 288,000円 | 53,200円 | |
iPhone 16 Plus | 128GB | 139,800円 | 167,760円 | 27,960円 |
256GB | 154,800円 | 189,360円 | 34,560円 | |
512GB | 184,800円 | 229,680円 | 44,880円 | |
iPhone 16 | 128GB | 124,800円 | 145,440円 | 20,640円 |
256GB | 139,800円 | 171,360円 | 31,560円 | |
512GB | 169,800円 | 211,680円 | 41,880円 |
- 「iPhoneを一括払いで購入したい。」
- 「2年以上使い続ける可能性が高い。」
こうした方は、iPhoneはアップルストアで購入して利用してください。
ソフトバンクで在庫切れのモデル・容量が手に入りやすい
アップルストアでは、ソフトバンクでは在庫切れのiPhoneも、大抵の場合は在庫があります。
ソフトバンクのiPhoneは在庫なしになっても予約できますが、入荷まで2週間以上待たされる可能性があります。
特に、新型iPhoneが発売された直後は品薄になっているため、1ヶ月以上待たされることも少なくありません。
アップルストアならソフトバンクで在庫切れでもすぐ買えるケースが多いので、早く新しいiPhoneが欲しいならアップルストアで購入した方がいいでしょう。
商品受け取り14日以内なら返品可能
アップルストアで購入したiPhoneは、商品受け取り日から14日以内なら返品OKです。
傷・汚れ・故障がなければ開封済みでも返品に対応してくれます。
ソフトバンクで購入すると開封後の返品は原則NG。
未開封であっても、返品期限が8日以内とアップルストアよりも短いです。
初iPhoneならアップルストアで購入した方が安心できるでしょう。
無金利の分割払いが利用できる
アップルストアでiPhoneを購入する際は、「ペイディあと払いプラン Apple専用」を利用した無金利の分割払いが利用できます。
iPhone 16シリーズなら36回払いが利息なしで利用可能です。
また、ペイディはアプリで簡単・短時間で審査が終わるので、面倒な書類手続きもありません。
さらに、iPhone 15シリーズからは、ソフトバンクのような端末返却割引システムを利用できるようになりました。
iPhoneを一括払いする予算がなくても、気軽に分割払いが利用できることは大きなメリットと言えるでしょう。
お得な下取りが利用できる
アップルストアでは、iPhone購入時に古いiPhoneを下取りに出せます。
下取り価格はモデルや容量、iPhoneの状態によっても異なりますが、総じてソフトバンクの下取り価格より高額です。
参考に、2024年3月時点でのiPhone下取り価格を比較すると次の通りです(※最大価格)。
機種 | アップルストア | ソフトバンク |
---|---|---|
iPhone 15 Pro Max | 最大107,000円 | 118,080 円 |
iPhone 15 Pro | 最大94,000円 | 93,600 円 |
iPhone 15 Plus | 最大69,000円 | 79,200 円 |
iPhone 15 | 最大67,000円 | 70,560 円 |
iPhone 14 Pro Max | 最大97,000円 | 99,360 円 |
iPhone 14 Pro | 最大81,000円 | 70,560 円 |
iPhone 14 Plus | 最大64,000円 | 64,800 円 |
iPhone 14 | 最大62,000円 | 54,000 円 |
iPhone SE(第3世代) | 最大22,000円 | 18,000 円 |
iPhone 13 Pro Max | 最大71,000円 | 79,200 円 |
iPhone 13 Pro | 最大59,000円 | 64,800 円 |
iPhone 13 | 最大44,000円 | 50,400 円 |
iPhone 13 mini | 最大40,000円 | 39,600 円 |
iPhone 12 Pro Max | 最大50,000円 | 46,800 円 |
iPhone 12 Pro | 最大41,000円 | 39,600 円 |
iPhone 12 | 最大32,000円 | 28,800 円 |
iPhone 12 mini | 最大24,000円 | 18,000 円 |
iPhone SE(第2世代) | 最大10,000円 | 7,200 円 |
iPhone買い替えで下取りも利用するなら、アップルストアでの購入を積極的に検討しましょう!
アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで使うデメリット3つ
続いて、アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで利用する際のデメリットをチェックしましょう。
端末返却の割引はiPhone 16シリーズのみ
実は、アップルストアでもソフトバンクのような端末返却の割引「iPhone 36か月分割払いオファー」が利用できます。
条件は、36回分割払いでiPhoneを購入し、購入から24ヶ月目に買い替えオプションで新しいiPhoneを購入かつ対象のiPhoneを下取りに出すこと。
条件を満たせば、残り12回の支払いが免除されます。
ただし、現在対象となっているのはiPhone 16シリーズのみ。
iPhone 16シリーズ以前に発売されたiPhoneの場合は、同プログラムを利用できません。
通常価格は、アップルストアの方がお得です。
しかし、1~2年ぴったりに端末返却をする場合であれば、実質負担額が少ないソフトバンクの方がお得になります。
※iPhone 16シリーズをペイディあと払いプランで36回払いにする場合に限り、24回目に買い替え&下取りができます。
1~2年後に買い替える可能性が高いなら、ソフトバンクで購入した方がいいでしょう。
端末保証は2種類
アップルストアでiPhoneのみ購入する場合、利用できる端末保証は「AppleCare+(月額580円~1,580円)」「AppleCare+ 盗難・紛失プラン(月額740円~1,740円)」の2種類となります。
各プランは、機種によって料金が異なります。
一方、ソフトバンクの「あんしん保証パック with AppleCare Services」(月額740円~1,740円)は、ソフトバンクからiPhoneを購入しないと利用できません。
こちらも、機種によって料金が異なります。
また、今使っている端末にソフトバンクの保証を付けている場合、ご自身で解約しないと月額料金を支払続けることになります。
端末保証の内容は大きく変わりませんが、利用できる保証サービスが変わることに注意しましょう。
ソフトバンクのポイントは利用不可
アップルストアでのiPhone購入時には、ソフトバンクで貯めたポイントは利用できません。
今まで貯めたポイントを使いたい場合は、ソフトバンクからiPhoneを購入する必要があります。
機種変更のためにポイントを貯めている方は、ポイント利用後の価格を比較して購入先を決めた方がいいでしょう。
アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで使う手順
画像引用元:iPhone 15とiPhone 15 Plus – Apple(日本)
すでにソフトバンク回線を契約している場合、現在利用している端末と同じSIMが使えれば、機種変更の手続きは必要ありません。
SIMを差し替えて初期設定すれば、すぐに利用できるようになります。
ただし、SIMカードの再発行が必要な場合は手続きが必要です。
オンラインショップでの手続き方法は以下の通りです。
ソフトバンクオンラインショップでSIM契約する方法
-
STEP.ソフトバンクオンラインショップにアクセスし、メニューボタンを選択
-
STEP.「購入機種をさがす」を選択
-
STEP.機種一覧から「SIM」を選択
-
STEP.iPhone、Google Pixel、スマートフォン向けSIMの「購入する」をタップ
-
STEP.「お手続き」から「機種変更」を選択
-
STEP.該当する年齢とPayPay利用の有無を選択し、「次へ」をタップ
-
STEP.ログイン後、画面の指示に従って手続きを行う
-
終了
あとは画面の説明に従ってプランなどを選択すれば手続き完了です。
手続きが完了すると、数日中に自宅に新しいSIMカードが届くので、新しいiPhoneにセットして開通手続き・初期設定を行ってください。
手続きを行うときには、IMEIという携帯電話機の製造番号が必要です。
iPhoneのIMEIは、購入した電話機の箱に記載されています。もし箱を捨ててしまった場合は、本体の「設定」→「一般」→「情報」と進み、IMEIを確認してください。
eSIM対応のiPhoneならeSIM契約がおすすめ
画像引用元:iPhone 15 Pro Max vs iPhone 15 Pro vs iPhone 15 – Apple(日本)
ソフトバンクでiPhoneを利用するなら、eSIM契約もおすすめです。
- iPhone 16シリーズ
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 12シリーズ
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11シリーズ
- iPhone XSシリーズ
- iPhone XR
eSIMとは、スマホ内部に内蔵された一体型SIMのこと。
物理SIMのようにカードを差し替える手間がなく、オンラインでデータの書き換えができます。
手続完了後、すぐに新しいiPhoneが使えるようになるので、非常に便利ですよ。
eSIM対応のiPhoneを購入した場合は、ぜひeSIMでの手続きを検討してみてください。
ソフトバンクオンラインショップでeSIM契約する方法
ソフトバンクオンラインショップでeSIM契約する手順を解説していきます。
なお、iPhoneから申し込みをする際は「Safari」からアクセスしてください。
Chromeからアクセスすると手続きができません。Androidスマホからの申し込みの場合は、Chrome・FireFox・Operaなどのブラウザが利用できます。また、パソコンからの申し込みはできないので注意してください。
-
STEP.ソフトバンクオンラインショップにアクセスし、メニューボタンを選択
-
STEP.「購入機種をさがす」を選択
-
STEP.機種一覧から「SIM」を選択
-
STEP.iPhone、Google Pixel、スマートフォン向けSIMの「eSIMのお申し込みはこちら」をタップ
-
STEP.手続き方法を選択
-
STEP.年齢とPayPay利用の有無を選択し「次へ」をタップ
-
終了
あとは、画面の案内に従ってプランなどを選択してください。
SIMの種類に「eSIM」が選択していることを確認し、手続きを進めていきましょう。
手続き後にeSIMのプロファイルをダウンロード
申込み後、プロファイルのダウンロードに必要なQRコードが発行されます。
iPhoneで読み込みし、eSIMのプロファイルをダウンロードしてください。
あとは回線切替・初期設定を行ったら手続き完了です。
アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで使う際の注意点
画像引用元:iPhone 15とiPhone 15 Plus – Apple(日本)
最後に、アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで使う際の注意点をチェックしましょう。
4G契約のままでは利用できない可能性あり
2024年3月現在、アップルストアで購入できるiPhoneはすべて5G対応モデルです。
ソフトバンクでは、4G契約のまま5Gスマホを利用する際の動作を保証していません。
そのため、現在4G契約でソフトバンクを利用している方は、iPhoneを買っても使えない可能性があります。
プラン変更はMy SoftBankでいつでもできますが、買い替え前に最新プランの料金もしっかりチェックしておきましょう。
SIMカード再発行が必要な場合あり
ソフトバンクでは、SIMカード側に利用するスマホのIMEI制限がかかっている場合があります。
そのため、アップルストアで購入したiPhoneを利用する際に、SIMカードの再発行が必要かもしれません。
- 現在Androidスマホを利用中の場合
- 現在Google Pixelを利用中の場合
- 4G契約のiPhoneを利用中の一部
SIMカードの再発行はソフトバンクショップでの手続きとなり、手数料は3,850円です。
再発行が必要なケースに該当する方は、iPhoneが届いた後にソフトバンクショップに行きましょう。
前機種の保証は別途解約が必要
利用中のスマホでソフトバンクの「あんしん保証パック」等の保証サービスを利用している場合、アップルストアでiPhoneを購入後に忘れずに解約手続きを行いましょう。
iPhone購入にともない旧機種を手放した場合でも、解約手続きをしないとあんしん保証パックの月額料金が請求され続けてしまいます。
解約はMy SoftBankで簡単にできるので、忘れずに手続きしてください。
アップルストアの実店舗に行く際は予約が必要
アップルストアの実店舗でiPhoneを購入したい方は、来店前に忘れずに予約しておきましょう。
店舗に行けばすぐiPhoneが買える場合もありますが、アップルストアの店舗は都市部にあります。
日時によっては非常に混雑し、案内が必要な時にスタッフが捕まらないこともザラです。
ソフトバンクショップと同じように、アップルストアも来店予約してスムーズにiPhoneを購入してください。
iPhoneを持ち込んで使うならオンラインショップで手続きしよう!
アップルストアで買ったiPhoneをソフトバンクで使う方法とメリット・デメリットについて解説しました。
ソフトバンクは回線のみで契約できるため、アップルストアで買ったiPhoneが使えます。
アップルストアはソフトバンクより通常価格が安いので、一括払いや1~2年以上利用する方におすすめです。
また、無金利の分割払いや14日間の返品もあるため、iPhoneを初めて利用する方も安心です。
ただし、AndroidからiPhoneにする場合など、ソフトバンクショップでSIMカードの再発行が必要なケースもあることに注意してください。
ソフトバンクで安くiPhone 16シリーズを使いたい方は、今回の解説を参考にアップルストアでの購入も検討してください!