この記事では、iPhoneがPCに認識してもらえない原因について解説します。
ケーブルを使ってiPhoneとPCを接続すると、通常はPCがiPhoneを認識して、データの移行などができるようになります。
ところが、充電はできているにもかかわらず、なぜかiPhoneがPCに認識してもらえないことがあるのです。
今回はその原因と対処法を見ていきましょう。
トップ画像引用元：iCloud – Apple（日本）
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PCがiPhoneを認識しない！考えられる主な原因
iPhoneがPCに認識されない原因は、本当に単純なものから専門家でも頭を抱えるものまで様々です。
「よくわからないけど直った」なんてことも稀にあります。
- ケーブルがApple非公式
- 原因不明の一時的なもの
- ケーブルが故障している
- PCに何らかの原因がある
- iPhoneが故障している
iPhoneがPCに認識されない原因①ケーブルがApple非公式
接続に使っているケーブルがApple純正のものか、Appleから「MFi認証」を受けたケーブルでなければ、PCがiPhoneを認識しなくても文句は言えません。
「MFi」とは「Made for iPod/iPhone/iPad」の略で、MFi認証はApple公式から認証されていることを示します。
MFi認証を受けたケーブルは商品パッケージなどに「Made for iPod/iPhone/iPad」と記載されているため、認証を受けているかわからないということはないと思います。
自分の使っているケーブルがApple純正のものまたはMFi認証を受けたものなのか、ご確認ください。
iPhoneがPCに認識されない原因②原因不明の一時的なもの
なぜかケーブルを抜き差ししたり、別のUSBポートに接続してみたりすることであっけなく解決することもあります。
ケーブルがApple純正のものか、AppleからMFi認証を受けたケーブルであるなら、まずは試してみましょう。
iPhoneやPCの再起動もおすすめです。
iPhoneがPCに認識されない原因③ケーブルが故障している
Apple公式のケーブルでも、それが故障していることはあり得ます。
ケーブルが故障しているかどうかは中々断定できないものなので、心配な場合は惜しまず新品のものを買いましょう。
そうでないと、本当はPCにもiPhoneにも原因がないのに勘違いしてしまい、解決まで遠回りになってしまうかもしれません。
iPhoneがPCに認識されない原因④PCに何らかの原因がある
画像引用元：MacBook Air – Apple（日本）
PCに何か原因があってiPhoneを認識しないのかもしれません。
ただし、本当にPCが原因なのかどうかは、対処法を試すまではわかりません。
Macを使っている場合とWindowsを使っている場合とに分けて対処法を解説します。
Macを使っている場合
Macに原因がある場合は、以下の手順で解決するかもしれません。
- iPhoneをロック解除し、ホーム画面が表示されている状態でMacに接続
- Macで「option」キーを押しながらAppleメニューをクリック
- 「システム情報」または「システムレポート」を選択
- 左側のリストから「USB」を選択
- 「USB 装置ツリー」の下にiPhoneが表示されている場合は、最新のmacOSにアップデート
これで解決しない、またはこの手順を実行することができないなら、Macが故障しているのかもしれません。
Appleのサポートに問い合わせてみましょう。
Windowsを使っている場合
Windowsの場合、iTunesをMicrosoft StoreからダウンロードしたかAppleからダウンロードしたかで、確認方法および対処法が異なります。
まずはMicrosoft Storeからダウンロードした場合から解説します。
Microsoft Storeからダウンロードした場合
以下の手順で「Apple Mobile Device USB Driver」を再インストールすることで解決するかもしれません。
- iPhoneをロック解除し、ホーム画面が表示されている状態でPCに接続
- 「スタート」ボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を選択
- 「ポータブル デバイス」セクションを探して展開表示
- 「Apple iPhone」を右クリックして「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索します」を選択
- ドライバーが更新されたらiTunesを開く
これで解決しない、またはこの手順を実行することができないなら、PCが故障しているのかもしれません。
PCのサポートに問い合わせてみましょう。
Appleからダウンロードした場合
以下の手順で「Apple Mobile Device USB Driver」を再インストールすることで解決するかもしれません。
- iPhoneをロック解除し、ホーム画面が表示されている状態でPCに接続
- iTunesが自動で開いたら閉じる
- キーボードの「Windows + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウに「%ProgramFiles%\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers」と入力
- 「OK」をクリック
- 「usbaapl64.inf」か「usbaapl.inf」ファイルを右クリックして「インストール」を選択
- iPhoneをPCから取り外してPCを再起動
- iTunesを改めて開く
これで解決しない、またはこの手順を実行することができないなら、PCが故障しているのかもしれません。
PCのサポートに問い合わせてみましょう。
iPhoneがPCに認識されない原因⑤iPhoneが故障している
ケーブルやPCが原因なのではなく、iPhoneが故障しているせいで認識してもらえないのかもしれません。
Appleや正規サービスプロバイダで診断してもらい、必要ならば修理してもらいましょう。
AppleCare+ for iPhoneに加入していれば料金は12,900円です。
そうでなければ、料金は機種によって異なります。
- iPhone 12 Pro Max：71,280円
- iPhone 12 Pro：65,780円
- iPhone 12：52,580円
- iPhone 12 mini：47,080円
- iPhone 11 Pro Max：71,280円
- iPhone 11 Pro：65,780円
- iPhone 11：47,080円
- iPhone XS Max：71,280円
- iPhone XS：65,780円
- iPhone XS Max：65,780円
- iPhone X：47,080円
- iPhone XR：47,080円
- iPhone 8 Plus：47,080円
- iPhone 8：40,040円
- iPhone 7 Plus：40,040円
- iPhone 7：36,0800円
- iPhone 6s Plus：39,380円
- iPhone 6s：35,970円
- iPhone 6 Plus：39,380円
- iPhone 6：35,970円
- iPhone SE(第 2 世代)：33,440円
- iPhone SE：33,440円
- iPhone 5s：33,440円
診断結果によっては無償で対応してもらえるかもしれません。
まずはケーブルに問題がないか確認
以上、iPhoneがPCに認識してもらえない原因についてでした。
- ケーブルがApple非公式
- 原因不明の一時的なもの
- ケーブルが故障している
- PCに何らかの原因がある
- iPhoneが故障している
PCやiPhoneが原因で認識してもらえない可能性も高いですが、まずはケーブルがApple純正またはAppleから「MFi認証」を受けたものなのか確認してみてください。
そして、できたら新品のケーブルを用意した上で対処法を試すことをおすすめします。
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