2022年9月16日(金)、アップルのiPhone14がアップルストア及び各キャリアから発売されました。
iPhone14の実機(ブルー)を購入しましたので、徹底レビューします。
また、iPhone14の価格やスペック、使ってわかったメリットやデメリットも解説するので参考にしてください。
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- 発売日は2022年9月16日(金)
- 価格は119,800円〜
- キャリアでは実質60,760円〜購入可能
- 堅実に進化した良スマホ
- A15 Bionicチップで動きがいい
- RAMが6GBにアップ
- デザインに大きな変化なし
- 暗所でも明るく撮影できるカメラ
- アクションモードで手ぶれ軽減
- バッテリー持ち◎
- 本体カラーは全体的に淡い
- 目新しさがやや不足
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iPhone14の発売日・価格
画像引用元:Apple公式サイト
iPhone14の発売日と価格を簡単にチェクしましょう。
iPhone14の発売日と価格は以下のとおりです。
- 発売日
2022年9月16日(金) - 価格
119,800円〜
iPhone14はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアから発売中です。
iPhone14の在庫は比較的どこのキャリアもあるため、今から購入しても早めに手元に届きます。
またiPhone14の端末価格は以下のとおりです。
iPhone14の価格
iPhone14 | 128GB | 256GB | 512GB | |
---|---|---|---|---|
au | 通常 | 127,900円 | 販売終了 | 販売終了 |
スマホトクするプログラム(※2) | 47円 | |||
詳細 | au公式ショップを見る | |||
ドコモ | 通常 | 124,465円 | 161,480円 | 販売終了 |
いつでもカエドキプログラム(※1) | 12,133円 | 71,780円 | ||
詳細 | ドコモ公式ショップを見る | |||
ソフトバンク | 通常 | 127,440円 | 販売終了 | 販売終了 |
新トクするサポート(※3) | 22,008円 | |||
詳細 | ソフトバンク公式ショップを見る | |||
楽天モバイル | 通常 | 120,800円 | 135,900円 | 165,900円 |
アップグレードプログラム(※4) | 48,384円 | 55,944円 | 70,944円 | |
詳細 | 楽天モバイル公式サイトを見る | |||
Apple | 通常 | 112,800円 | 127,800円 | 157,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
※2 au Online Shopお得割を利用した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※ 最大12,000円相当のポイント還元を利用した場合
Apple Storeでの価格は119,800円〜で最も安くなっています。
キャリアでは端末を返却するキャンペーンを展開しており、auが最も安く実質60,760円〜購入可能です。
iPhone14を開封!外観をレビュー
iPhone14をまずは開封していきましょう。
パッケージは近年当たり前になったシンプル設計で、iPhone14のディスプレイ面が大きくプリントされています。
今回入手したカラーは淡い色合いが特徴的な「ブルー」です。
付属品は少ない
iPhone14の中に入っていたものは以下です。
- 本体
- マニュアル
- Lightningケーブル
- SIMピン
- ステッカー
同梱物はいつものiPhoneシリーズと変わらず、電源アダプターとイヤホンは付属していません。
ケーブルはUSB-C-Lightningケーブルです。
急速充電に対応しているので、別売りの20W以上のアダプタを使用すれば約30分で最大50%充電ができます。
20W以上のアダプタは、Apple Storeにて2,780円で売っているので購入するのをおすすめします。
淡い「ブルー」が素敵
今回入手したブルーは淡く美しいブルーです。
側面もマットなブルーで統一されていて高級感があります。
いわゆるブルーではなく、グレーがかったブルーといった感じですね。
背面はガラスコーティングでツルツルしているので、指紋はやや目立ちます。(側面はマット仕上げのため、指紋は目立ちません)
iPhone14のディスプレイ面
iPhone14のディスプレイ面にはホームボタンはなく、ほとんどiPhone13と全く同じです。
指紋認証は搭載されておらず、Face ID(顔認証)のみです。
iPhone14の背面
背面の左上部には広角と超広角カメラ設置されています。
中央にはリンゴマークがあり、こちらもiPhone13とほぼ同じです。
手持ちのiPhone12 Pro比較になりますが、カメラ部分はさらに出っ張っています。
ケースを付けずに机などに置くと、かなり傾きます。
iPhone14の側面
iPhone14の右側面には上部に電源キーがあり、音量キーと同時に長押しすると電源オフ操作が行えます。
左側面には、上からサイレントモードを切り替えるスイッチ、音量キーが並んでいます。
下部にはSIMスロットがあり、付属のピンを使うことでSIMの取り出しができます。
デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)、デュアルeSIMにもしっかり対応しています。
iPhone14の上部と下部
iPhone14の上部にはイヤホンジャックはありません。
下部には、Lightningケーブルの差し込み口とスピーカー穴が左に5つ右に3つあります。
空間オーディオ再生やドルビーアトモスに対応しています。
iPhone14のサイズ感をレビュー
iPhone14のサイズはiPhone13とほぼ同じで中型スマホです。
- 6.1インチ
- 高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.80mm
- 重さ172g
iPhone14は6.1インチSuper Retina XDRディスプレイを搭載しており、まさに中型スマホの代表格のサイズ感です。
端末サイズは高さ146.7mm×幅71.5mm×厚さ7.80mmとほぼiPhone13と変わりません。
iPhone13は厚さが7.65mmであったため、0.15mm厚くなっています。
ところが重さはこっそり1g軽くなりました。
iPhone14をグリップしてみた
左右どちらの手で操作しても、電源キーや音量キーは無理なく操作できます。
ただし通知バーは持ち方を変えないと届きません。
左手で操作した場合には、親指が電源キーの少し下にきます。
持った印象はかなりかなり軽く感じます。(普段iPhone12 Proのため)
iPhone14と従来モデルのサイズ比較
項目 | 幅 | 高さ | 厚さ | 画面サイズ |
---|---|---|---|---|
iPhone SE3 | 67.3mm | 138.4mm | 7.3mm | 4.7インチ |
iPhone SE(第2世代) | 67.3mm | 138.4mm | 7.3mm | 4.7インチ |
iPhone 8 | 67.3mm | 138.4mm | 7.3mm | 4.7インチ |
iPhone 13 mini | 64.2mm | 131.5mm | 7.65mm | 5.4インチ |
iPhone 13 | 71.5mm | 146.7mm | 7.65mm | 6.1インチ |
iPhone 14 | 71.5mm | 146.7mm | 7.80mm | 6.1インチ |
iPhone 15 | 71.6 mm | 147.6 mm | 7.80 mm | 6.1インチ |
iPhone 16 | 71.6 mm | 147.6 mm | 7.80 mm | 6.1インチ |
iPhone14と従来モデルの重さ比較
項目 | 重さ |
---|---|
iPhone SE3 | 144g |
iPhone SE(第2世代) | 148g |
iPhone 8 | 148g |
iPhone 13 mini | 140g |
iPhone 13 | 173g |
iPhone 14 | 172g |
iPhone 15 | 171g |
iPhone 16 | 170g |
iPhone12やiPhone13から機種変更する場合には、特に違和感のないサイズでしょう。
iPhone14のスペックをレビュー
画像引用元:Apple
- A15 Bionicチップ搭載
- RAM6GBに向上
- バッテリー持ちが良い
iPhone14のスペック
iPhone14のスペック | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.80mm |
重さ | 172g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (メイン、超広角) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB |
CPU | A15 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○ |
カラー | ブルー パープル ミッドナイト スターライト レッド イエロー |
詳細 | iPhone14実機レビュー |
ちょっと残念、A15 Bionicチップ搭載
iPhone14はA15 Bionicチップ搭載しています。
このA15 BionicチップはiPhone13シリーズでも搭載されたものです。
性能アップを期待していた人にはガッカリなポイントでしょう。
ただし、4コアGPUから5コアGPUへアップはしています。
iPhone14のベンチマークを測定
性能がiPhone13と変わらないなんて許せない!という人のためにAnTuTuでベンチマークを測ってみます。
ベンチマークとはどのくらいの性能があるかを数値化したものです。
AnTuTuはベンチマークを測るアプリで、iOSでもAndroidでも同様に使えます。
iPhone14のベンチマーク
ベンチマークテストの結果、iPhone14は81万を超えています!!
以下は実際に計測したiPhoneシリーズのベンチマークテスト結果です。
- iPhone 14:813,546
- iPhone SE(第3世代):734,035
- iPhone 12 Pro:700,896
- iPhone 13 Pro:737,699
iPhone14のベンチマークスコアは同じA15 Bionicチップを搭載したiPhone13 Proを超えています。
あくまで数字上ですが、しっかりと性能はアップしていますね。
RAMは6GBに向上
RAMとは「メモリ」のことで、この数値が大きければ大きいほどたくさんの作業を同時にこなせます。
アップルはRAMを一般的に公表していませんが、ベンチマークアプリを使用することでおおよそのRAMが判明します。
上の写真の矢印のところの数字「5695M」がRAMで、6GBであることが分かります。
- iPhone 14:6GB
- iPhone 12 Pro:6GB
- iPhone 13 Pro:6GB
- iPhone 13:4GB
iPhone13のRAMが4GBであったため、ここは大きな性能アップと言えるでしょう。
ちなみに上位機種であるiPhone14 ProもRAMは6GBと同様です。
iPhone14の内蔵ストレージ
iPhone14の内蔵ストレージは、128GB・256GB・512GBの3種類があります。
今回入手したのは128GBモデルです。
ほとんどアプリを入れていない状態で約110GBが使用できます。
動画を大量に保存したい方でなく、一般的な使用であれば128GBモデルで十分でしょう。
iPhone14のディスプレイをレビュー
次にiPhone14のディスプレイを見ていきましょう。
- 6.1インチ OLEDディスプレイ
- Super Retina XDRディスプレイ
- 2,532×1,170ピクセル解像度、460ppi
- リフレッシュレートは60Hz
- Face IDのみ
iPhone14のディスプレイは6.1インチ、Super Retina XDRでリフレッシュレートは60Hzです。
ノッチも今までと同じ型を継承しており、大きな変化はありません。
実際に目で見ても「綺麗で精細」という感想しか出てこない印象です。
指紋認証は搭載しておらず、Face IDのみ対応です。
日光下でも見やすい
iPhone14のディスプレイは日光下でも見やすく、ここは手持ちのiPhone12 Proより向上しているように感じます。
あくまで誤差レベルですが。
水滴には反応する
防沫性能、耐水性能、防塵性能は、EC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)です。
水には強い造りですが、ディスプレイに水滴が付くと誤操作が起こります。
Androidの中には水滴が付いても問題なく操作できる端末もありますが、iPhone14はやはり水滴にディスプレイが反応します。
iPhone14のバッテリー性能をレビュー
バッテリーがどのくらい持つのか、気になる人が特に多い部分です。
iPhone14のビデオ再生は最大20時間、オーディオ再生は最大80時間が公式発表です。
どのくらいバッテリーが持つのかピンとこない!そんな人のために実験を行います。
YouTubeアプリでバッテリー性能を検証
以下の条件で実際にバッテリー性能を計測してみました。
- YouTubeアプリで2時間視聴
- 明るさMAX
- 音量半分
YouTubeで動画(720p)を2時間視聴する実験をして、バッテリー残量をチェックします。
YouTubeのアプリを使用し、ディスプレイ輝度はMAXで音量は半分に設定しました。
YouTube2時間視聴した場合の電池残量は91%だったため、消費量は9%です。
これは、バッテリー持ち、かなり良いのでは!!!??
同条件で計測したiPhoneシリーズの結果は以下です。
- iPhone 14:9%消費
- iPhone SE(第3世代):26%消費
- iPhone 13 Pro:13%消費
- iPhone 12 Pro:24%消費
今までのiPhoneのどれよりもバッテリー持ちが良いことがわかります。
あくまで目安ではありますが、かなりバッテリーに関しては進化しているのではないでしょうか。
MagSafeもバッチリ対応
iPhone14はQiワイヤレス充電にも、MagSafeにも対応しています。
巷の評判はあまり良くありませんが、iPhoneとの相性抜群のMagSafeバッテリーパックもバッチリくっ付きます。
別売りの20W以上のアダプタを使用することで、30分で最大50%の急速充電が可能です。
iPhone14のカメラをレビュー
iPhone14において目玉になるのはカメラ性能の向上でしょう。
まずは簡単にiPhone14のカメラ性能をチェックしましょう。
- 1,200万画素の広角カメラ(ƒ/1.5絞り値)
- 1,200万画素の超広角カメラ(ƒ/2.4絞り値)
- 1,200万画素のフロントカメラ(ƒ/1.9絞り値)
- Photonic Engine
- アクションモードが新搭載
iPhone14は広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズ構成です。
画素数はiPhone13と変わりませんが、広角カメラのF値は1.6から1.5になり、より明るいレンズになっています。
Photonic Engineやビデオ撮影ではアクションモードが追加されました。
iPhone14の広角カメラ撮影
まずは広角カメラで撮影しました。
色が非常に鮮やか、それでいて仕上がりはナチュラルというiPhoneらしい綺麗な写真が撮れます。
拡大してみるとわかるのですが、ビルのタイルもしっかり描写されています。
iPhone14の超広角カメラ撮影
超広角カメラで撮影しました。
サイドの歪みはやや感じますが、こちらも繊細で綺麗な写真が撮影できます。
ただし、広角カメラに比べて、やや暗く感じます。
iPhone14のポートレートで撮影
iPhone14のポートレートで撮影しました。
被写体との距離が適切であれば、人でもモノでも背景をぼかすことができます。
ピントが合うスピードも早く使いやすい印象で、被写体と背景の境目も自然で簡単におしゃれな写真が撮影できます。
iPhone14のナイトモードで撮影
iPhone14のナイトモードで撮影しました。
ナイトモードは、特に暗い場所で自動でオンになり、より明るくよりシャープな写真が撮れるモードです。
メインカメラではナイトモードの露出が最大で2倍速くなりました。
無理やり明るくしたような写真ではなく、夜のナチュラルな空気感をそのまま撮影できます。
iPhone14とiPhone 12 Proで比較
iPhone14のカメラがどのくらいのレベルなのか、iPhone 12 Proと比較してみます。
全く同じ環境下で、どちらも広角レンズで特別な設定をすることなく撮影しました。
左がiPhone14、右がiPhone12 Proで撮影したものです。
ややiPhone14のほうが締まった写真に仕上がっていますが、大きな違いはありません。
どちらも綺麗ですね。
拡大してみたところ、解像度がどちらも1,200万画素であるためか違いがほとんどありません。
カメラ性能に関しては2世代前のiPhone12 Proもかなり作り込まれていることが分かります。
iPhone14で色々撮影してみた
iPhone14のカメラは広角、超広角ともに優秀で、何気ない風景を撮影しても素敵に仕上がります。
カメラ性能だけでなくアップルの調整はとても「映え」に特化していますね。
アクションモードを試してみた!
iPhone14の目玉機能であるアクションモードは、「手ぶれ補正がさらに強化された」モードです。
- カメラアプリを起動する
- アクションモードをオン
- 動画撮影
設定は簡単で、上の写真の右上の走っている人のアイコンをクリックしてオンにするだけです。
アクションモードは今回の目玉機能であるため、実際に動画を撮影してみました。
わざと上下に揺れながら小走りで撮影したのですが、手ぶれがかなり軽減されています。
ちょっとしたVlogを撮影したい場合にはジンバルは不要かもしれません。
iPhone13からは何が進化した?
iPhone14のスペックやサイズ感、ディスプレイ、カメラ性能をチェックしてきました。
では、前モデルであるiPhone13から具体的に何が進化したのでしょうか?
- グラフィック性能とRAMが向上
- メインカメラがより明るく
- アクションモードが追加
- 衝突事故検出が追加
- 1g軽くなった
- カラーが全体的に淡めに
- バッテリー持ちが向上
- 価格差は約1万円
まずはスペックを比較してみましょう。
iPhone14とiPhone13のスペック比較
項目 | iPhone14 | iPhone 13 |
---|---|---|
画面サイズ | 6.1インチ | |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.80mm | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.65mm |
重さ | 172 g | 173 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角) |
|
インカメラ | 1,200万画素 オートフォーカス対応 | 1,200万画素 |
ROM | 128GB 256GB 512GB |
|
CPU | A15 Bionic (GPUは5コア) | A15 Bionic (GPUは4コア) |
認証 | Face ID (顔認証) | |
防水 | IP68等級 | |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) | |
カラー | (PURODUCT RED) スターライト ミッドナイト ブルー パープル | (PURODUCT RED) スターライト ミッドナイト ブルー ピンク グリーン |
スペック表を眺めて気付くのが、「そこまで大きな変化がない」ということです。
ただし、スペック表では見えない細かな部分でグレードアップしています。
グラフィック性能とRAMが向上
iPhone14とiPhone13は同じA15 Bionicチップを搭載していますが、GPUが4コアから5コアになりグラフィック処理性能がアップしています。
また、RAMは4GBから6GBにアップしたのも大きな進化です。
RAMは快適な操作に直結してくる部分なので、メモリアップは嬉しいポイントです。
メインカメラがより明るく
カメラの構成や画総数はiPhone13と変わりません。
ただし、iPhone14のメインカメラはiPhone13より大きなイメージセンサーを搭載し、約49%多く光を取り込めるようになりました。
項目 | iPhone 14 | iPhone 13 |
---|---|---|
画素数 | 広角:1,200万画素 超広角:1,200万画素 |
|
静止画撮影 | Photonic Engine | - |
スマートHDR 4 2倍光学ズームアウト 最大5倍デジタルズーム センサーシフト式光学式手ブレ補正(広角) ナイトモード ポートレートモード |
||
動画撮影 | シネマティックモード (4K,30fps) アクションモード | シネマティックモード (1080p,30fps) |
ドルビービジョンHDRビデオ撮影 (最大4K、60fps) 4Kビデオ撮影(最大60fps) 1080p HDビデオ撮影(最大60fps) 720p HDビデオ撮影(30fps) 2倍の光学ズームアウト 最大3倍のデジタルズーム 1080pスローモーションビデオ 映画レベルのビデオ手ぶれ補正 |
画像処理エンジンが「Photonic Engine」になり、暗い場所でもより明るく綺麗な写真が撮れます。
メインカメラは暗い場所で最大2.5倍、超広角カメラは約2倍、インカメラも約2倍の撮影性能とのこと。
シネマティックモードが1080p・30fpsから4K・30fps対応にこっそり進化しています。
アクションモードが追加
アクションモードをオンにすることにより、今までよりも強力な手ぶれ補正が利用できます。
アクションモードで撮ると楽しい めちゃくちゃ走れる pic.twitter.com/YEi7ttdo88
— りっくん (@rkun_nc2) September 21, 2022
iPhone14Pro Maxアクションモードでのテスト撮影。
手ぶれ補正が凄すぎる。。。!! pic.twitter.com/aYPiWSRC9R
— けんち©︎ 5勝12敗 .294 (@8_Kenchi_00) September 18, 2022
アクションモードは使用頻度が高い機能なので、iPhone13と比べて大きなアドバンテージになります。
実際に試してみましたが、オンとオフでは明らかに手ぶれ性能が違います。
ジンバルの購入を検討していた方は、不要になるかもしれません。
衝突事故検出が追加
iPhone14は、車が激しく衝突したことを検知すると、緊急通報サービスに連絡してくれます。
無事なら自分で緊急通報サービスに電話するか、警告を消すかを選べ、反応ができない状態では20秒待ってからデバイスが自動的に緊急通報サービスにつないでくれます。
メディカル IDを設定しておけば、iPhone14に「メディカル ID」スライダが表示されるので、救急隊員が医療情報を確認できます。
使用したくない機能ですが、万が一の備えになる機能追加はメリットです。
1g軽くなった
iPhone14はiPhone13とサイズはほとんど同じです。
項目 | iPhone 14 | iPhone 13 |
---|---|---|
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.80mm | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.65mm |
重さ | 172g | 173g |
厚みはやや増しましたが、重量は1g軽くなっています。
普段Proシリーズを愛用していますが、iPhone14はそれに比べてかなり軽く感じます。
172gは正義です。
注意:iPhone14にiPhone13のケースは使えない!?
iPhone14用のケースはiPhone13で使えるとの声が多数ですが、逆にiPhone13のケースはiPhone14で使えないようです。
iPhone14はiPhone13に比べて、カメラ部分が大きく厚くなっているため、iPhone13のケースに入れることができません。
iPhone14用のケースを必ず選ぶようにしましょう。
カラーが全体的に淡めに
画像引用元:Apple公式サイト
iPhone14のカラーバリエーションは5色展開です。
項目 | iPhone 14 | iPhone 13 |
---|---|---|
カラー | ミッドナイト スターライト (PRODUCT)RED ブルー パープル | ミッドナイト スターライト (PRODUCT)RED ブルー グリーン ピンク |
デザイン | 素材:アルミニウム 背面:ガラス 側面:マット仕上げ |
新色はパープルで、それ以外はiPhone13にあるカラーバリエーションと同様です。
ただし、全体的に色味が淡くなっています。
また、今後も新色が追加される可能性は十分にあります。
バッテリー持ちが向上
バッテリーサイズは公表されていませんが、iPhone14のバッテリー持ちはiPhone13に比べて確実に向上しています。
項目 | iPhone 14 | iPhone 13 |
---|---|---|
ビデオ再生 | 最大20時間 | 最大19時間 |
オーディオ再生 | 最大80時間 | 最大75時間 |
実際に私がテストした結果でもiPhone14は2時間のYoutube視聴で、9%しかバッテリーを消費しませんでした。
価格差は約1万円
iPhone14の価格は以下です。
iPhone14の価格
iPhone14 | 128GB | 256GB | 512GB | |
---|---|---|---|---|
au | 通常 | 127,900円 | 販売終了 | 販売終了 |
スマホトクするプログラム(※2) | 47円 | |||
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ドコモ | 通常 | 124,465円 | 161,480円 | 販売終了 |
いつでもカエドキプログラム(※1) | 12,133円 | 71,780円 | ||
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ソフトバンク | 通常 | 127,440円 | 販売終了 | 販売終了 |
新トクするサポート(※3) | 22,008円 | |||
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楽天モバイル | 通常 | 120,800円 | 135,900円 | 165,900円 |
アップグレードプログラム(※4) | 48,384円 | 55,944円 | 70,944円 | |
詳細 | 楽天モバイル公式サイトを見る | |||
Apple | 通常 | 112,800円 | 127,800円 | 157,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
※2 au Online Shopお得割を利用した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※ 最大12,000円相当のポイント還元を利用した場合
iPhone13の価格
iPhone 13 | 128GB | 256GB | 512GB | |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 通常 | 108,700円 | 123,900円 | 153,910円 |
買い換え超トクプログラム | 54,336円 | 61,944円 | 76,944円 | |
詳細 | 楽天モバイル公式サイトを見る | |||
Apple | 通常 | 95,800円 | 110,800円 | 140,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
iPhone14の発表後に、Apple StoreのiPhone13が10,000円値下げされ、107,800円〜になりました。
価格差は約1万円で、ドコモやソフトバンクではほとんど価格差がありません。
アクションモードやカメラ性能の向上、バッテリー持ちを考慮すると、iPhone13をわざわざ選択する理由はないでしょう。
iPhone14を使ってわかったメリット4つ
iPhone14の実機を入手し、感じたメリットは以下です。
- 正しく進化した標準iPhone
- アクションモードがすごい
- バッテリー持ちが向上
- iPhone13と価格差があまりない
iPhone14は数字上はそこまで進化していないように見えますが、実際にはGPU性能やメモリはアップしています。
また、カメラも刷新されているので暗い場所での撮影では強くなっています。
さらにアクションモードでは動画での手ぶれがかなり軽減され、バッテリー持ちも向上。
円安の影響でiPhone自体の価格は高くなっていますが、iPhone13と価格はほとんど同じ点もメリットです。
iPhone13はやや価格が下がっていますが、キャリアによっては数千円差なので、iPhone14を購入したほうが良いでしょう。
iPhone14を使ってわかったデメリット4つ
iPhone14の実機を入手し、感じたデメリットは以下です。
- 目新しさがない
- iPhone14 Proという存在
iPhone14のデメリットは「目新しさ」がないところでしょう。
デザインに大きな変更がないため、新しいiPhoneを購入したという満足感が薄いことでしょう。
また、iPhone14 Proはチップが最新、カメラの画素数がアップしたり、Dynamic Islandが追加されていて注目度が高くなっています。
iPhone14 Proに比べて進化が微妙…と感じてしまうのがデメリットです。
まとめ:iPhone14は買うべき?おすすめ?
iPhone14を実際に使ってわかったメリット・デメリットを解説しました。
最後に、iPhone14をおすすめできる人、できない人をピックアップします。
- 最新iPhoneをなるべく安く購入したい人
- 動画をよく撮影する人
- 軽いiPhoneが欲しい人
iPhone14とiPhone14 Proの価格差は3万円もあるため、なるべく安く最新のiPhoneを購入したい場合にはiPhone14がおすすめです。
また、動画撮影ではアクションモードが活躍しますし、軽いiPhoneが欲しい場合にもiPhone14をチョイスするのがベストです。
- とにかく安いiPhoneが欲しい人
- 最高性能のiPhoneが欲しい人
iPhoneの価格は円安の影響もあり全体的に高騰しています。
とにかく安いiPhoneが欲しい場合には、中途半端にiPhone12やiPhone13を狙うのではなく、iPhone SE(第3世代)がおすすめです。
iPhone SE(第3世代)なら62,800円〜購入できるため、約半額です。
また、最高性能や目新しさを求めるなら、価格は上がりますがiPhone14 Proが良いでしょう。
結論として、iPhone14は地味ですが堅実な進化を遂げた良スマホなので、基本的には使用していて不満ができることはないでしょう。
性能に最高を求めない、少しでも安く最新のiPhoneを使いたい、そんな方にiPhone14はおすすめです。
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