iPhone15 Pro Maxレビュー
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※本記事は2024年8月7日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

iPhone15 Pro Max実機レビュー|5倍の光学ズームを搭載した最強モデル

Apple iPhone15 Pro Maxのブルーチタニウムの実機を使ってレビューです。

iPhone15 Pro Maxが2023年9月22日(金)、Apple Store及び各キャリアから発売されました。

まもなくiPhone16 Pro Maxが発売されるので、価格が下がる可能性が高いiPhone15 Pro  Maxの性能もチェックしておきましょう。

iPhone15 Pro Maxの発売日や価格、デザイン、サイズ感、スペック、使ってわかったメリット・デメリットも紹介するので購入の参考にしてください。

iPhone15 Pro Max以外のおすすめiPhoneランキングはこちらからご確認ください。

iPhone15 Pro Max実機レビューまとめ
ショーケース プラス モバイルのスマートフォンの評価およびランキングは、対象のスマートフォンを販売しているメーカー公式サイトや携帯キャリアの公式情報、およびインターネットリサーチに基づき作成しています。スマートフォンのレーティング基準と評価方法はこちら
目次

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iPhone15 Pro Maxの発売日・価格

iPhone15 Pro Max

画像引用元:iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxを購入 – Apple(日本)

まずはiPhone15 Pro Maxの発売日・価格をチェックしましょう。

iPhone15 Pro Maxの発売日と価格は以下のとおりです。

iPhone 15の発売スケジュール
  • 発表日:2023年9月13日(水)
  • 予約開始日:2023年9月15日(金)21時〜
  • 発売日:2023年9月22日(金)
iPhone15の発表日・予約日・発売日スケジュール

予約開始日は2023年9月15日(金)21時〜、発売日は2023年9月22日(金)に発売されました。

iPhone15 Pro MaxのApple Store及び各キャリアの端末価格は以下になります。

iPhone15 Pro Maxの価格

iPhone 15 Pro Maxの価格256GB512GB1TB
ドコモ通常236,940円273,680円305,910円
いつでもカエドキプログラム119,460円145,640円169,950円
詳細ドコモ公式ショップを見る
au通常230,360円267,100円303,850円
スマホトクするプログラム(※1)100,360円119,105円137,850円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常229,680円266,400円293,040円
新トクするサポート(※2)65,340円
+別途 早トクオプション利用料 12,100円
76,320円
+別途 早トクオプション利用料 12,100円
85,320円
+別途 早トクオプション利用料 12,100円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル通常210,800円244,800円276,800円
楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)
93,384円110,400円126,384円
詳細楽天モバイル公式サイトを見る
※1 au Online Shop お得割を利用した場合
※2「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※3 最大12,000円相当のポイント還元を利用した場合

iPhone15 Pro Maxの価格はiPhone15 Pro Maxより値上げされましたが、キャリアのキャンペーンや割引を利用することで、実質93,392円〜購入できます。

iPhone15 Proと比べると2万円ほど高額です。

iPhone15 Pro Maxの外観をレビュー

iPhone15 Pro Max

今回入手したのはiPhone15 Pro Maxのブルーチタニウムです。

光の具合によってはブラックにも見える、濃い青です。

ステンレススチールからチタニウムにボディが変更になりましたが、大きな変化は感じません。

iPhone15 Pro Max パッケージ

付属品は4つ

iPhone15 Pro Maxの付属品は、以下の4つです。

iPhone15 Pro Maxの付属品
  • マニュアル
  • USB-Cケーブル
  • SIMピン
  • ステッカー

付属品は環境に配慮しており電源アダプタやイヤホンは付いていません。

ついにLightningケーブルがUSB-Cケーブルになりました!感慨深いですね。

iPhone15 Pro Maxのディスプレイ面

iPhone15 Pro Max 前面

iPhone15 Pro Maxのディスプレイ面はホームボタンは一切なく、Dynamic Islandが採用されています。

ベゼル幅はiPhone14 Pro Maxよりもさらに狭くなり、よりすっきりしています。

Touch IDは非搭載で、生体認証はFace ID(顔認証)のみです。

iPhone15 Pro Maxの背面

iPhone15 Pro Max グリップ

背面の左上部には広角、超広角、望遠カメラを搭載したトリプルレンズです。

iPhone15 Pro Max レンズ

いつもどおり、レンズ部分は突起しているのでケースをつけた方が扱いやすくなるでしょう。

iPhone15 Pro Maxはボディにチタニウムを採用しており、航空宇宙産業レベルの強度を誇ります。

ステンレススチール同様に背面はサラサラとした質感で、指紋が目立たないのはメリットです。

iPhone15 Pro Maxの側面

iPhone15 Pro Max 右

iPhone15 Pro Maxの右側面には中央よりやや上に電源キーがあります。

iPhone15 Pro Max 左
左側面は上から初搭載のアクションボタン、音量キー、SIMスロットが並んでいます。

アクションボタンは長押しすることで消音にすることができ、とても便利です。

デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)、デュアルeSIMに対応です。

iPhone15 Pro Maxの上部と下部

iPhone15 Pro Max 上部

iPhone15 Pro Maxの上部には何もありません。

iPhone15 Pro Max 下部

下部は待望のUSB-Cケーブルの差し込み口、左に4つ右に6つのスピーカーの穴があります。

細かい違いにはなりますが、iPhone15 Proよりもスピーカーの穴が左右1つづつ多くなっています。

空間オーディオ再生、ドルビーアトモスにも対応しています。

iPhone15 Pro Maxのサイズ感をレビュー

iPhone15 Pro Max

iPhone15 Pro MaxのサイズはiPhone15 Plusと同じ大型スマホになります。

iPhone15 Pro Maxのサイズ

項目iPhone 15 Pro Max
本体サイズ高さ:159.9 mm
幅 :76.7 mm
厚さ:8.25 mm
重さ221 g

iPhone15 Proは6.7インチSuper Retina XDRディスプレイを搭載しており、端末サイズは高さ159.9mm×幅76.7mm×厚さ8.25mmとiPhone14 Pro Maxよりやや端末自体は小さくなり、厚みは増しました。

重さは221gでiPhone14 Pro Maxよりも19g軽くなりました。

iPhone15 ProもiPhone14 Proから19g軽くなっていました。

iPhone15 Pro Maxの持ちやすさをチェック

iPhone15 Pro Max グリップ

iPhone15 Pro Maxはかなり大きい端末ですが、重さはそれほど感じません。

側面がマットな質感なので持ちやすさも向上しているのではないでしょうか。

iPhone15 Pro Max グリップ

左手で持つと人差し指が電源キーあたりにくるので、片手での操作も可能です。

アクションボタンも押しだけなので、今までよりも操作しやすくなっています。

iPhone15 Pro Maxと従来モデルのサイズ比較

項目高さ厚さ画面サイズ
iPhone 13 Pro Max78.1mm160.8mm7.65mm6.7インチ
iPhone 14 Pro Max77.6mm160.7mm7.85mm6.7インチ
iPhone 15 Pro Max76.7mm159.9mm8.25 mm6.7インチ

iPhone15 Pro Maxと従来モデルの重さ比較

項目重さ
iPhone 13 Pro Max238g
iPhone 14 Pro Max240g
iPhone 15 Pro Max221g

iPhone13 Pro Maxから新しくなるにつれてサイズは小さくなり、厚みはやや増しています。

重さは大幅に軽くなっているので、より使いやすい大型スマホになっているのではないでしょうか。

iPhone15 Pro Maxのスペックをレビュー

A17 Pro

画像引用元:iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Max – Apple(日本)

iPhone15 Pro Maxのスペック
  • A17 Proチップ搭載
  • RAMは8GBのまま
  • ROMは256GB・512GB・1TBの3種類

iPhone15 Pro Maxのスペック

iPhone 15 Pro Maxのスペック
画面サイズ6.7インチ
本体サイズ高さ:159.9mm
幅:76.7mm
厚さ:8.25mm
重さ221 g
アウトカメラメイン:4,800画素
超広角:1,200画素
望遠:1,200画素(5倍望遠)
インカメラ1,200万画素
ストレージ256GB
512GB
1TB
CPUA17 Proチップ
認証Face ID (顔認証)
防水IP68等級
5G対応
端子USB-Cコネクタ
バッテリービデオ再生:最大29時間
ストリーミング:最大25時間
オーディオ再生:最大95時間
高速充電約30分で最大50%充電
カラーナチュラルチタニウム
ブルーチタニウム
ホワイトチタニウム
ブラックチタニウム
iPhone 15 Pro Maxの評価
総合評価S
カメラ性能5.0
処理性能5.0
画面性能5.0
バッテリー性能5.0
コストパフォーマンス3.5

A17 Proチップで大幅進化

iPhone15 ProはA17 Proチップを搭載しています。このA17 Proチップは最新チップで、Apple GPU史上最大のアップグレードになります。

消費電力を大幅に抑えながら高解像度のグラフィックスを生み出す、スマホ最高峰の性能です。

iPhone15 Pro Maxのベンチマークを測定

AnTuTuでベンチマーク(Ver10.0.2)を測定しました。

ベンチマークはスマホがどのくらいの性能であるかを数値化したものです。

iPhone15 Pro Maxのベンチマーク

ベンチマークテストの結果、iPhone15 Pro Maxは150万近くを出しています。

以下はこれまでのiPhoneシリーズのベンチマークテストの結果です。

iPhoneシリーズのベンチマーク
  • iPhone15 Pro Max:1,489,265
  • iPhone15 Pro:1,508,284
  • iPhone15:1,274,377
  • iPhone14:813,546
  • iPhone SE(第3世代):734,035
  • iPhone12 Pro:700,896

AnTuTuのテストでは、約50万点以上あれば通常の動作に不満がないレベルと言われています。iPhone15 Pro Maxは、間違いなく2023年トップクラスの大型スマホです。

RAMは8GBのまま

iPhone15 Pro MaxのRAMは8GBです。

RAMとは「メモリ」のことで、数値が大きいほどストレスなく複数の作業をこなせます。

アップルはRAMを公表していませんが、ベンチマークアプリを利用することでおおよそのRAMが判明します。

iPhone15 Pro Maxのメモリ

「7649M」がRAMとなり、8GBであることが分かります。

iPhone15 Pro Maxの内蔵ストレージ

iPhone15 Pro Maxの内蔵ストレージは、256GB・512GB・1TBの3種類で、128GBはなくなりました。

今回入手したのは256GBモデルになります。

アプリを数個、写真や動画少しだけ保存していますが、残りは231GBほどあります。

256GBモデルが最小ストレージなので、動画をかなり編集するとかでない限り十分でしょう。

iPhone15 Pro Maxのディスプレイをレビュー

iPhone15 Pro Max ディスプレイ

iPhone15 Pro Maxのディスプレイ
  • 6.7インチ OLEDディスプレイ
  • 2,796 x 1,290ピクセル解像度 460ppi
  • 最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート
  • Dynamic Island搭載
  • 常時表示ディスプレイ
  • 最大輝度1,000ニト(標準)

iPhone15 Pro Maxのディスプレイは6.7インチ、Super Retina XDRを搭載しています。

iPhone15 Pro Maxのディスプレイ

項目iPhone 15 Pro Max
解像度6.7インチ
サイズ2,796 x 1,290ピクセル
460ppi
リフレッシュレート1〜120Hz
フロントセンサー類Dynamic Island
種類Super Retina XDRディスプレイ
(有機EL)
その他常時表示ディスプレイ

1〜120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーを採用しており、スクロールなどが滑らかです。

Dynamic Islandや常時表示ディスプレイ、最大輝度はiPhone14 Pro Maxと同様です。

生体認証はFace IDのみ対応で、指紋認証はありません。

ディスプレイ自体は大きく進化してないように感じます。

屋外でもはっきり見える

iPhone15 Pro Max ディスプレイ
最大輝度1,000ニト(標準)、ピーク輝度1,600ニト(HDR)、ピーク輝度2,000ニト(屋外)と、iPhone14 Pro Maxと同様です。

輝度MAXな状態で晴れた日にディスプレイをチェックしましたが、見づらいということはありません。

iPhone15 Pro Maxのバッテリー性能をレビュー

カタログスペックで測れないのがバッテリー性能です。

iPhone15 Pro Maxのバッテリー

項目iPhone15 Pro Max
連続ビデオ再生最大29時間
ビデオ再生(ストリーミング)最大25時間
オーディオ再生最大95時間
高速充電30分で最大50%充電

アップルはバッテリーサイズを数字で公表していません。

iPhone15 Pro Maxのビデオ再生は最大29時間、オーディオ再生は最大95時間としています。

YouTubeアプリでバッテリー性能を検証

iPhone15 Pro Maxのバッテリー
  • バッテリー持ちは良好
  • YouTube2時間視聴の消費量は9%
  • MagSafe&急速充電に対応

今回は以下の条件において、実際にバッテリー性能を計測してみました。

実験環境
  • YouTubeアプリで2時間視聴(1,080p)
  • 明るさMAX
  • 音量半分

YouTubeで動画(1,080p)を2時間視聴する実験をして、バッテリー残量をチェックしました。

YouTubeアプリ使用、ディスプレイ輝度MAX、音量は半分、True Toneオフ、自動で明るさが変わる設定もオフにしています。

iPhone15 Pro Maxのバッテリー

YouTube2時間視聴した場合の電池残量は91%だったため、消費量は9%です。

歴代iPhoneバッテリー比較
  • iPhone15 Pro Max:9%消費
  • iPhone15 Pro:9%消費
  • iPhone15:11%消費
  • iPhone14 Pro:19%消費
  • iPhone 13 Pro:13%消費

歴代のiPhoneでも同様のテスト(iPhone14 Proと13 Pro以外は720p)で行いましたが、iPhone15 Pro Maxのバッテリー持ちはとてもいいことがわかります。

iPhone15 Proと同程度なのが気になりますが、それでも電池持ちは歴代iPhoneの中でも優秀です。

MagSafe & 急速充電にもしっかり対応

iPhone15 Pro MaxはQiワイヤレス充電、MagSafeに対応しています。

別売りの20Wアダプタまたはそれ以上のアダプタを使用することで、30分で最大50%の急速充電にも対応しています。

アップル公式の「20W USB-C電源アダプタ」を選べば、問題なく急速充電が可能になります。

iPhone15 Pro Maxのカメラをレビュー

iPhone15 Proカメラ

画像引用元:iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Max – Apple(日本)

iPhone15 Pro Maxのカメラ
  • 4,800万画素の広角カメラ(ƒ/1.78絞り値)
  • 1,200万画素の超広角カメラ(ƒ/2.2絞り値)
  • 1,200万画素の望遠カメラ(ƒ/2.8絞り値)
  • 1,200万画素のフロントカメラ(ƒ/1.9絞り値)
  • 最大5倍の光学ズームオプション
  • フォトグラフスタイル・アクションモード・ナイトモード(ポートレートも可)搭載
  • Apple ProRAW
  • シネマティックモード・Logビデオ撮影搭載

iPhone15 Pro Maxは広角カメラと超広角カメラ、望遠カメラのトリプルレンズです。

iPhone15 Pro Maxのカメラ進化しており、5倍の光学ズームオプションが搭載されました。

また、ポートレートでは被写体が人物、犬、猫なら、切り替えることなく自動的に背景をぼかしてくれます。

iPhone15 Pro Maxのカメラ撮影

iPhone15 Pro Maxは0.5倍、1倍、2倍、5倍の光学ズームオプションを搭載しています。

同じ位置からそれぞれのモードで撮影しました。

0.5倍

iPhone15 Pro Maxで撮影

1倍

iPhone15 Pro Maxで撮影

2倍

5倍

iPhone15 Pro Maxで撮影

5倍の光学ズームオプションはiPhone15 Pro Maxで初めて搭載されたもので、遠くの被写体も綺麗に撮影できます。

窓一つひとつがくっきりと撮影できているのがわかります。

iPhone15 Pro Maxのポートレートで撮影

iPhone15 Pro Maxで撮影
iPhone15 Pro Maxで撮影

iPhone15 Pro Maxは被写体に合わせると自動で背景ボケのある写真が撮影できます。

被写体との距離を取るだけで撮影でき、特に難しい操作は不要です。

ボケの強さは後から変更できるので、好みの写真に仕上げるのも簡単です。

ポートレートモードは通常の撮影だけでなく、ナイトモードで使用可能です。

iPhone15 Pro Maxの広角で撮影

iPhone15 Pro Maxで撮影

空の色も自然で、シーンを選ばず明るく綺麗な写真が簡単に撮影できます。

iPhone14 Pro Maxからは何が進化した?

ここからはiPhon15 Pro Maxが前モデルであるiPhone14 Pro Maxからどう進化したのかをみていきます。

iPhone15 Pro Max進化のポイント
  • A17 Proチップに性能アップ
  • ボディがチタニウムに変更
  • 着信/消音スイッチがアクションボタンに変更
  • 5倍の光学ズームオプションが追加
  • 厚みは増したが重さは19g軽量に
  • USB-C対応
  • 128GBはなくなり価格は値上げ

iPhone15 Pro MaxとiPhone14 Pro Maxのスペックの比較は以下になります。

iPhone15 Pro MaxとiPhone14 Pro Maxのスペック比較

項目iPhone 15 Pro MaxiPhone 14 Pro Max
SoCA17 ProA16 Bionic
ディスプレイ6.7インチ
本体サイズ高さ:159.9mm
幅:76.7mm
厚さ:8.25mm
高さ:160.7mm
幅:77.6mm
厚さ:7.85mm
重さ221 g240 g
ストレージ容量256GB
512GB
1TB
128GB
256GB
512GB
1TB
アウトカメラ48MP(メイン)
12MP(超広角)
12MP(望遠)
インカメラ12MP
Dynamic Island
生体認証Face ID
防水・防塵IP68
充電USB-CLightning

スペック表を見ると、細かい点でかなり進化しています。

注目のポイントを詳しくみていきましょう。

A17 Proチップに性能アップ

iPhone15 ProはA17 Proチップが搭載され、処理能力がさらにアップしています。

A17 ProとA16 Bionicはベンチマークスコアでもかなり差があり、負荷のかかるゲームアプリなどをより快適にプレイできます。

RAMは正式に公表されていないものの、どちらも8GBと推測されます。

ボディがチタニウムに変更

ボディの素材がステンレスチールカらチタニウムに変更になりました。

側面はツルツルとした感触からサラサラになったことで、指紋が目立ちにくくなっています。

iPhone15 Pro MaxとiPhone14 Pro Maxのカラー・デザイン比較

項目iPhone15 Pro MaxiPhone14 Pro Max
前面センサー類Dynamic Island
Dynamic Island
カラーナチュラルチタニウム
ブルーチタニウム
ホワイトチタニウム
ブラックチタニウム
ディープパープル
ゴールド
シルバー
スペースブラック
デザイン背面と側面がマット
アクションボタン搭載
背面のみマット
着信/消音スイッチ搭載
素材カラーインフューズドガラスの背面と
アルミニウム
テクスチャードマットガラスの背面とステンレススチール

ベゼルはより狭くなっていますが、デザイン自体が大きく変わったという印象はありません。

ゴールドやディープパープルのような個性的な色はなく、控えめで上品なカラーラインナップです。

着信/消音スイッチがアクションボタンに変更

iPhone15 Pro Max アクション
かなり使いやすいのが新しく搭載された「アクションボタン」です。

iPhone14 Pro Maxではスライドさせる着信/消音スイッチが搭載されていましたが、アクションボタンになったことで操作性がグッと上がっています。

スライドするタイプのスイッチは片手での操作が難しいのですが、アクションボタンは長押しするだけなので操作がスムーズです。

アクションボタンは消音モードに変更するだけでなく、以下のような操作にカスタマイズすることも可能です。

アクションボタンでできること
  • 消音モード
  • カメラ
  • フラッシュライト
  • ボイスメモ
  • 翻訳
  • 拡大鏡
  • ショートカット
  • アクセシビリティ

本体サイズが大きいiPhone15 Pro Maxとアクションボタンの相性は抜群です。

5倍の光学ズームオプションが追加

最大3倍だった光学ズームオプションが最大5倍にアップしました。

実際に5倍で撮影した写真は、まるで近くで撮影したかのようにシャープです。

これはかなり嬉しい進化でしょう。

厚みは増したが重さは19g軽くなった

iPhone15 Pro Maxのサイズは大きく変わりませんが、重量は軽くなっています。

iPhone15 Pro MaxとiPhone14 Pro Maxのサイズ・重量比較

項目iPhone 15 Pro MaxiPhone 14 Pro Max
本体サイズ高さ:159.9mm
幅:76.7mm
厚さ:8.25mm
高さ:160.7mm
幅:77.6mm
厚さ:7.85mm
重さ221 g240 g

19g軽くなっただけでなく、ベゼルもiPhone15 Pro Maxのほうが狭くなっています。

めちゃくちゃ軽い!という感じではありませんが、端末サイズが小さくなっているので持ちやすく感じます。

USB-C対応

iPhone15 Pro MaxはUSB-Cに対応しています。

他の進化がなくてもUSB-Cなら即購入!そんな人も多そうなグレートな進化です。

128GBはなくなり価格は値上げ

iPhone15 Pro Maxは128GBがなくなり、最安値はiPhone14 Pro Maxから値上げしています。

iPhone15 Pro Maxの価格

iPhone 15 Pro Maxの価格256GB512GB1TB
ドコモ通常236,940円273,680円305,910円
いつでもカエドキプログラム119,460円145,640円169,950円
詳細ドコモ公式ショップを見る
au通常230,360円267,100円303,850円
スマホトクするプログラム(※1)100,360円119,105円137,850円
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ソフトバンク通常229,680円266,400円293,040円
新トクするサポート(※2)65,340円
+別途 早トクオプション利用料 12,100円
76,320円
+別途 早トクオプション利用料 12,100円
85,320円
+別途 早トクオプション利用料 12,100円
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楽天モバイル通常210,800円244,800円276,800円
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超トクプログラム(※3)
93,384円110,400円126,384円
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※2「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※3 最大12,000円相当のポイント還元を利用した場合

iPhone14 Pro Maxの価格

iPhone 14 Pro Max128GB256GB512GB1TB
ドコモ通常201,850円220,330円257,070円289,300円
いつでもカエドキプログラム101,890円111,250円129,990円144,940円
詳細ドコモ公式ショップを見る
au通常201,925円220,355円257,100円293,845円
スマホトクするプログラム91,925円101,355円120,100円138,845円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常201,600円220,320円257,040円281,520円
新トクするサポート(※)100,800円110,160円128,520円140,760円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル通常165,900円180,900円210,900円240,900円
アップグレードプログラム83,944円90,432円105,432円120,432円
詳細楽天モバイル公式サイトを見る
Apple通常164,800円179,800円209,800円239,800円
詳細Apple公式サイトを見る
※「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)

ドコモで比較すると、iPhone15 Pro MaxとiPhone14 Pro Maxの価格差は256GBで8,000円(いつでもカエドキプログラム利用時)程度です。

iPhone14 Pro Maxは今後さらに値下げされる可能性はありますが、8,000円の価格差以上の価値は十分にあります。

ただし、128GBがなくなってしまったので、最安値は2万円ほど上がっているのが残念なポイントです。

iPhone15 Pro Maxを使ってわかったメリット5つ

メリット
iPhone15 Pro Maxを2週間使って感じたメリットは以下です。

iPhone15 Pro Maxのメリット5つ
  • 大迫力の6.7インチディスプレイ
  • チタニウムの側面は指紋が付きにくい
  • 5倍の光学ズームオプションが最高
  • アクションボタンが使いやすい
  • 待ち望んだUSB-C

大迫力の6.7インチディスプレイ

iPhone15 Pro Maxの最大の特徴は6.7インチの大型ディスプレイを搭載しているところです。

やはりこのサイズに慣れてしまうと、6.1インチクラスのスマホでの動画視聴が小さく感じてしまいます。

NetflixやYouTubeを多く視聴する人は、ストレスなく大迫力で楽しめるのがメリットです。

チタニウムの側面は指紋が付きにくい

背面に関して、チタニウムとステンレススチールの差があまり感じませんが。

ですが、側面はチタニウムに軍配が上がります。

iPhone14 Pro Maxでは側面に指紋が付きやすかったのに対して、iPhone15 Pro Maxではほとんど気になりません。

あくまで好みになりますが、個人的にはツルツルよりサラサラ側面がカッコよく感じます。

5倍の光学ズームオプションが最高

カメラに倍の光学ズームオプションが搭載され、遠くの被写体も大きく撮影できるようになりました。

望遠よりも断然ズームが必要なシーンが多いため、5倍の光学ズームは最高です。

アクションボタンが使いやすい

消音モードスイッチをスライドさせる操作は、端末が大きければ大きいほど面倒になります。

アクションボタンは長押しでOKなので、大きな端末でも片手で楽々操作できるのはメリットでしょう。

消音モードが必要ない人はカスタマイズで別の操作にすることもできます。

USB-Cが嬉しい

USB-Cになったことで、充電器を複数持ち運ぶ必要がなくなりました。

この勢いでMac関連のマウスやキーボードもUSB-Cに変更して欲しいところです。

iPhone15 Pro Maxを使ってわかったデメリット2つ

デメリット
iPhone15 Proを1週間使用して感じたデメリットは以下です。

iPhone15 Pro Maxのデメリット2つ
  • 128GBがなくなった
  • カラーバリエーションが暗め

128GBがなくなった

iPhone15 Pro Maxでは128GBモデルがなくなりました。

これにより、最安値が2万円ほど上がっています。

256GBモデル同士の価格差は8,000円程度ですが、128GBで十分というユーザーも多いのではないでしょうか。

カラーバリエーションが暗め

iPhone15 Pro Maxのカラーバリエーションはやや地味です。

ゴールドがなくなったり、ディープパープルのような個性的な色もありません。

ただし、どの色もシックで上品なカラーではあります。

iPhone15 Pro Maxは複数の機能を備えた最強モデル

iPhone15 Pro ブルーチタニウム

画像引用元:iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxを購入 – Apple(日本)

iPhone15 Pro Maxを実際に使ってわかったメリット・デメリットを解説しました。

最後に、iPhone15 Pro Maxをおすすめできる人、できない人を紹介します。

iPhone15 Pro Maxをおすすめできる人
  • 最高スペックの大型iPhoneが欲しい人
  • チタニウムiPhoneに惚れた人
  • 5倍の光学ズームオプションが欲しい人
  • アクションボタンが使いたい人

iPhone15 Pro Maxは大型で最高性能のiPhoneが欲しい人におすすめです。

ボディに採用されているチタニウムは高級感があり、上品なデザインで指紋も目立ちません。

5倍の光学ズームオプションが欲しい人や、アクションボタンを試したい人にもおすすめです。

重量も19g軽くなったので、大型の割に持ちやすく設計されています。

iPhone15 Pro Maxをおすすめできない人
  • 価格の安いスマホが欲しい人
  • iPhone14 Pro Maxを使っている人

iPhone15 Pro Maxの価格は乗り換え&割引・キャンペーンを利用した場合には9万円台から購入できます。ただし、機種変更で購入する場合には11万円台からになるのでお高いiPhoneです。

iPhone SE(第3世代)はキャンペーンなどの利用で3万円台購入できるので、とにかく安いスマホが欲しい方にiPhone15 Pro Maxは向いていません。

また、iPhone14 Pro Maxからの機種変更の場合には、5倍の光学ズームオプション、アクションボタンとUSB-Cが不要なら買い換える必要はないでしょう。

望遠レンズやA17 Proチップ、チタニウムボディ、5倍の光学ズームオプションは不要!だけれど大画面スマホが欲しいという人は、価格が安いiPhone15 Plusをおすすめします。

結論として、iPhone15 Pro Maxは性能向上、カメラ向上、機能向上の2023年最強大型iPhoneです。

大きいは正義!という人は、購入して損をすることはまずないでしょう。

この記事を書いた人
出版社に入社、編集者として15年勤務。現在はショーケース プラス モバイルの編集・記事作成を担当しています。初代GALAXY Sを購入しスマホが大好きに!ユーザー視点に立った記事作成を心がけています。時に脚本・演出家。