アップルのiPhone15 Pro(ナチュラルチタニウム)の実機レビューです。
まもなくiPhone16 Proが発売されるので、価格が下がる可能性が高いiPhone15 Proの性能もチェックしておきましょう。
iPhone15 Proの発売日や価格、デザイン、サイズ感、スペック、使ってわかったメリット・デメリットも紹介するので購入の参考にしてください。
iPhone15 Pro以外のおすすめiPhoneランキングはこちらからご確認ください。
- 発売日は2023年9月22日(金)
- 価格は159,800円〜とやや値上げ
- キャリアでは実質70,880円〜購入可能
- より使いやすく進化した最強iPhone
- A17 Proチップ搭載に
- RAMは8GBと変わらず
- チタニウムボディで背面も側面も指紋が目立たない
- カメラの進化は少ない
- バッテリー持ちが向上
- 本体カラーは全体的に控えめな色味
- アクションボタンが便利
- USB-Cに対応
- iPhone15との差が縮まった
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iPhone15 Proの発売日・価格
画像引用元:Apple(日本)
まずはiPhone15 Proの発売日・価格をおさらいしましょう。
iPhone15 Proの発売日と価格は以下のとおりです。
- 発表日:2023年9月13日(水)
- 予約開始日:2023年9月15日(金)21時〜
- 発売日:2023年9月22日(金)
予約開始日は2023年9月15日(金)21時〜、発売日は2023年9月22日(金)に発売されました。
iPhone15 ProのApple Store及び各キャリアの端末価格は以下になります。
iPhone15 Proの価格
iPhone 15 Proの価格 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 192,060円 | 218,790円 | 255,090円 | 291,830円 |
いつでもカエドキプログラム(※1) | 97,020円 | 110,550円 | 131,010円 | 158,510円 | |
詳細 | ドコモ公式ショップを見る | ||||
au | 通常 | 185,860円 | 211,930円 | 248,560円 | 285,420円 |
スマホトクするプログラム(※2) | 77,705円 | 90,930円 | 109,560円 | 128,420円 | |
詳細 | au公式ショップを見る | ||||
ソフトバンク | 通常 | 185,760円 | 211,680円 | 248,400円 | 285,120円 |
新トクするサポート(※3) | 36円 +別途 早トクオプション利用料12,100円 | 9,900円 +別途 早トクオプション利用料12,100円 | 19,800円 +別途 早トクオプション利用料12,100円 | 28,800円 +別途 早トクオプション利用料12,100円 |
|
詳細 | ソフトバンク公式ショップを見る | ||||
楽天モバイル | 通常 | 174,700円 | 192,800円 | 225,800円 | 259,800円 |
楽天モバイル買い替え 超トクプログラム(※4) | 75,336円 | 84,384円 | 100,896円 | 117,888円 | |
詳細 | 楽天モバイル公式サイトを見る |
※2 au Online Shop お得割を利用した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。
※4 最大12,000円相当のポイント還元を利用した実質
iPhone15 Proの価格はiPhone14 Proよりやや値上げされましたが、キャリアのキャンペーンや割引を利用することで、実質70,880円〜購入できます。
実質価格とはいえ7万円台から購入できるので、コスパはそこまで悪くないといえます。
iPhone15 Proの外観をレビュー
購入したのはiPhone15 Proのナチュラルチタニウムになります。
ナチュラルなチタニウム…チタニウム本来の色に近い感じなのでしょうか。
付属品は4つ
iPhone15 Proの付属品は、以下の4つだけです。
- マニュアル
- USB-Cケーブル
- SIMピン
- ステッカー
付属品はiPhone15シリーズ共通で、電源アダプタやイヤホンは付いていません。
やっと念願のUSB-Cケーブルになりました。
iPhone15 Proのディスプレイ面
iPhone15 Proのディスプレイ面にはホームボタンなどはありません。
ベゼル幅はiPhone14 Proと比べて明らかに狭くなり、Dynamic Islandも継続です。
指紋認証は非対応、Face ID(顔認証)と大きく変化はありません。
iPhone15 Proの背面
背面の左上部には広角、超広角、望遠カメラがあります。
リンゴマークの位置は中央で、iPhone14 Proと同じ配置です。
ナチュラルチタニウムは薄い灰色といった控えめで上品なカラーです。
レンズ部分は出っ張っているため、ケースをつけないと傷がつきそうでやや心配です。
iPhone15 Proはボディに航空宇宙産業レベルのチタニウムを採用しており、サラサラとした質感です。
高級感や強度がさらに増しただけでなく、指紋もほとんど気になりません(画像では指紋が気になりますが、実際には目立ちません)。
このチタニウムは火星探査機の合金と同じものを使用しているので、火星に持っていけます。
iPhone15 Proの側面
iPhone15 Proの右側面には中央よりやや上に電源キーがあります。
左側面は、上からアクションボタン、音量キー、SIMスロットが配置されています。
iPhoneで初めて搭載されたのがアクションボタンです。
アクションボタンの使い心地は後述します。
iPhone15 ProはデュアルSIM(nano-SIMとeSIM)、デュアルeSIMに対応です。
iPhone15 Proの上部と下部
iPhone15 Proの上部にはイヤホンジャックなどはありません。
下部は待望のUSB-Cケーブルの差し込み口、左に3つ右に5つのスピーカーの穴があります。
空間オーディオ再生、ドルビーアトモスに対応しています。
iPhone15 Proのサイズ感をレビュー
iPhone15 ProのサイズはiPhone15と同じで中型スマホです。
iPhone15 Proのサイズ
項目 | iPhone 15 Pro |
---|---|
本体サイズ | 高さ:146.6 mm 幅 :70.6 mm 厚さ:8.25 mm |
重さ | 187g |
iPhone15 Proは6.1インチSuper Retina XDRディスプレイを搭載しており、端末サイズは高さ146.6mm×幅70.6mm×厚さ8.25mmとiPhone14 Proよりやや小さく、厚くなっています。
ただし、重さは187gでiPhone14 Proよりも19gも軽くなりました。
iPhone15 Proの持ちやすさをチェック
iPhone15 Proを持ったファーストインプレッションは「軽い」ということ。
普段はiPhone14 Proを使用しているせいか、iPhone15 Proとの重量差がはっきり分かります。
側面はチタニウムでマットであるため、より滑りにくなっています。
左手で持つと人差し指が電源キーあたりにくるので、操作で困ることはありません。
iPhone14 Proは側面がステンレススチールで指紋が目立つのですが、iPhone15 Proはチタニウムになったことで指紋が目立たなくなったのもメリットです。
数字上は厚みが増えていますが、持った感じほぼ変わりません。
iPhone15 Proと従来モデルのサイズ比較
項目 | 幅 | 高さ | 厚さ | 画面サイズ |
---|---|---|---|---|
iPhone 13 Pro | 71.5mm | 146.7mm | 7.65mm | 6.1インチ |
iPhone 14 Pro | 71.5mm | 147.5mm | 7.85mm | 6.1インチ |
iPhone 15 Pro | 70.6 mm | 146.6 mm | 8.25 mm | 6.1インチ |
iPhone 16 Pro | 71.5 mm | 149.6 mm | 8.25 mm | 6.3インチ |
iPhone15 Proと従来モデルの重さ比較
項目 | 重さ |
---|---|
iPhone 13 Pro | 203g |
iPhone 14 Pro | 206g |
iPhone 15 Pro | 187g |
iPhone 16 Pro | 199g |
iPhone14 Proまでは重さがアップしていましたが、iPhone15 Proで一気に軽くなりました。
素材の変更が関与していると推測できます。
iPhone15 Proのスペックをレビュー
画像引用元:iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Max – Apple(日本)
- A17 Proチップ搭載
- RAMは8GBのまま
- ROMは128GB・256GB・512GB・1TBの4種類
iPhone15 Proのスペック
iPhone 15 Proのスペック | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.6mm 幅:70.6mm 厚さ:8.25mm |
重さ | 187 g |
アウトカメラ | メイン:4,800画素 超広角:1,200画素 望遠:1,200画素(3倍望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB 1TB |
CPU | A17 Proチップ |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○ |
端子 | USB-Cコネクタ |
バッテリー | ビデオ再生:最大23時間 ストリーミング:最大20時間 オーディオ再生:最大75時間 |
高速充電 | 約30分で最大50%充電 |
カラー | ナチュラルチタニウム ブルーチタニウム ホワイトチタニウム ブラックチタニウム |
iPhone 15 Proの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.5 |
処理性能 | 5.0 |
画面性能 | 5.0 |
バッテリー性能 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
A17 Proチップで大幅進化
iPhone15 ProはA17 Proチップを搭載しています。このA17 Proチップは最新チップで、Apple GPU史上最大のアップグレードになります。
消費電力を大幅に抑えながら高解像度のグラフィックスを生み出す、スマホ最高峰の性能です。
iPhone15 Proのベンチマークを測定
AnTuTuでベンチマーク(Ver10.0.2)を測定しました。
ベンチマークはスマホがどのくらいの性能であるかを数値化したものです。
ベンチマークテストの結果、iPhone15 Proは150万を超える結果に。
以下はこれまでのiPhoneシリーズのベンチマークテストの結果です。
- iPhone15 Pro:1,508,284
- iPhone15:1,274,377
- iPhone14:813,546
- iPhone SE(第3世代):734,035
- iPhone12 Pro:700,896
AnTuTuのテストでは、約50万点以上あれば通常の動作に不満がないレベルと言われています。iPhone15 Proは、2023年トップクラスの高性能スマホということが分かります。
RAMは8GBのまま
iPhone15 ProのRAMは8GBです。
RAMとは「メモリ」のことで、数値が大きいほどストレスなく複数の作業をこなせます。
アップルはRAMを公表していませんが、ベンチマークアプリを利用することでおおよそのRAMが判明します。
「7675M」がRAMとなり、8GBであることが分かります。
iPhone15 Proの内蔵ストレージ
iPhone15 Proの内蔵ストレージは、128GB・256GB・512G・1TBの4種類で、iPhone14 Proと同じ構成です。
今回入手したのは128GBモデルになります。
YouTubeのアプリや写真、動画を保存していますが、残りは106GBほど利用できます。
動画を多く編集することがないなら、128GBモデルで十分でしょう。
iPhone15 Proのディスプレイをレビュー
- 6.1インチ OLEDディスプレイ
- 2,556×1,179ピクセル解像度 460ppi
- 最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート
- Dynamic Island搭載
- 常時表示ディスプレイ
- 最大輝度1,000ニト(標準)
iPhone15 Proのディスプレイは6.1インチ、Super Retina XDRを搭載しています。
iPhone15 Proのディスプレイ
項目 | iPhone 15 Pro |
---|---|
解像度 | 6.1インチ |
サイズ | 2,556 x 1,179ピクセル 460ppi |
リフレッシュレート | 1〜120Hz |
フロントセンサー類 | Dynamic Island |
種類 | Super Retina XDRディスプレイ (有機EL) |
その他 | 常時表示ディスプレイ |
1〜120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーを採用しており、スクロールなどが滑らかです。
Dynamic Islandや常時表示ディスプレイ、最大輝度はiPhone14 Proと同様です。
生体認証はFace IDのみ対応で、指紋認証はありません。
ディスプレイ自体は大きく進化してないように感じます。
屋外でもはっきり見える
最大輝度1,000ニト(標準)、ピーク輝度1,600ニト(HDR)、ピーク輝度2,000ニト(屋外)と、iPhone14 Proと同様です。
輝度MAXな状態で晴れた日にディスプレイをチェックしましたが、見づらいということはありません。
iPhone15 Proのバッテリー性能をレビュー
カタログスペックで測れないのがバッテリー性能です。
iPhone15 Proのバッテリー
項目 | iPhone15 |
---|---|
連続ビデオ再生 | 最大23時間 |
ビデオ再生(ストリーミング) | 最大20時間 |
オーディオ再生 | 最大75時間 |
高速充電 | 30分で最大50%充電 |
アップルはバッテリーサイズを数字で公表していません。
iPhone15 Proのビデオ再生は最大23時間、オーディオ再生は最大75時間としています。
YouTubeアプリでバッテリー性能を検証
- かなりバッテリー持ちがいい
- YouTube2時間視聴の消費量は9%
- MagSafe&急速充電に対応
今回は以下の条件において、実際にバッテリー性能を計測してみました。
- YouTubeアプリで2時間視聴(1,080p)
- 明るさMAX
- 音量半分
YouTubeで動画(1,080p)を2時間視聴する実験をして、バッテリー残量をチェックしました。
YouTubeアプリ使用、ディスプレイ輝度MAX、音量は半分、True Toneオフ、自動で明るさが変わる設定もオフにしています。
YouTube2時間視聴した場合の電池残量は91%だったため、消費量は9%です。
- iPhone15 Pro:9%消費
- iPhone15:11%消費
- iPhone14 Pro:19%消費
- iPhone 13 Pro:13%消費
歴代のiPhoneでも同様のテスト(iPhone15と15 Pro以外は720p)で行いましたが、iPhone15 Proのバッテリー持ちはとてもいいことがわかります。
iPhone14 Proに比べてもかなり持ちが良くなっているのは、高性能チップのおかげかもしれません。
MagSafe & 急速充電にもしっかり対応
iPhone15 ProはQiワイヤレス充電、MagSafeに対応しています。
別売りの20Wアダプタまたはそれ以上のアダプタを使用することで、30分で最大50%の急速充電にも対応しています。
アップル公式の「20W USB-C電源アダプタ」を選べば、問題なく急速充電が可能になります。
iPhone15 Proのカメラをレビュー
画像引用元:iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Max – Apple(日本)
- 4,800万画素の広角カメラ(ƒ/1.78絞り値)
- 1,200万画素の超広角カメラ(ƒ/2.2絞り値)
- 1,200万画素の望遠カメラ(ƒ/2.8絞り値)
- 1,200万画素のフロントカメラ(ƒ/1.9絞り値)
- 3倍の光学ズームオプション
- フォトグラフスタイル・アクションモード・ナイトモード(ポートレートも可)搭載
- Apple ProRAW
- シネマティックモード・Logビデオ撮影搭載
iPhone15 Proは広角カメラと超広角カメラ、望遠カメラの3眼構成です。
iPhone15 ProのカメラはiPhone14 Proから大きな変化はありません。
ただし、ポートレートはレベルアップしており、被写体が人物、犬、猫なら、切り替えることなく自動的に背景をぼかしてくれます。
iPhone15 Proのカメラ撮影
iPhone15 Proは0.5倍、1倍、2倍、3倍の光学ズームオプションを搭載しています。
同じ位置からそれぞれのモードで撮影しました。
0.5倍、1倍、2倍、3倍の光学ズームオプションはiPhone14 Proでも対応しているため、カメラの性能に関してはそこまで進化を感じません。
ですが、どのモードで撮影してもiPhoneらしいナチュラルで嫌味のない写真が撮影できます。
カメラの立ち上がりやモードの切り替えもスムーズなので、どんな人が使っても撮影に手間取ることはないでしょう。
3倍のズームでも劣化なく綺麗に撮影できるので、重宝しそうです。
iPhone15 Proのポートレートで撮影
iPhone15 Proはカメラを被写体に合わせることで、背景にボケのある写真が撮影できます。
被写体との距離をしっかり取れば通常モードでも背景が自動にボケるので、難しい設定は不要です。
ポートレートモードは通常の撮影だけでなく、ナイトモードで使用可能です。
iPhone15 Proの望遠で撮影
望遠モードは被写体に近づくことで、自動でマクロ写真撮影モードに切り替わります。
マクロ写真を撮影する機会は個人的にあまりありませんが、認識も素早く使いやすい印象です。
iPhone14 Proからは何が進化した?
ここからはiPhon15 ProがiPhone14 Proからどう進化したのかをみていきます。
- A17 Proチップに進化
- ボディがチタニウム
- 着信/消音スイッチがアクションボタンに変更
- Logビデオ撮影が可能に
- 厚みは増したが重さは19g軽くなった
- USB-C対応
- 価格はやや値上げ
iPhone15 ProとiPhone14 Proのスペックの比較は以下になります。
iPhone15 ProとiPhone14 Proのスペック比較
項目 | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
SoC | A17 Pro | A16 Bionic |
ディスプレイ | 6.1インチ | |
本体サイズ | 高さ:146.6mm 幅:70.6mm 厚さ:8.25mm | 高さ:147.5mm 幅:71.5mm 厚さ:7.85mm |
重さ | 187 g | 206 g |
ストレージ容量 | 128GB 256GB 512GB 1TB |
|
アウトカメラ | 48MP(メイン) 12MP(超広角) 12MP(望遠) |
|
インカメラ | 12MP Dynamic Island |
|
生体認証 | Face ID | |
防水・防塵 | IP68 | |
充電 | USB-C | Lightning |
スペック表を見ると、そこまで大きな違いがないように感じます。
ですが、細かい点では進化しているので、注目のポイントを詳しくみていきましょう。
A17 Proチップに進化
iPhone15 ProはA17 Proチップが搭載され、処理能力がアップしました。
ベンチマークスコアでもかなり差があるので、重たいゲームなどをより快適にプレイできるようになりました。
RAMに関しては正式に公表されていないものの、どちらも8GBと推測されます。
ボディがチタニウム
デザイン自体は大きく変わっていませんが、ボディの素材は違います。
iPhone14 Proがテクスチャードマットガラスの背面とステンレススチールであるのに対して、iPhone15 Proはテクスチャードマットガラスの背面とチタニウムを採用しています。
iPhone15 ProとiPhone14 Proのカラー・デザイン比較
項目 | iPhone15 Pro | iPhone14 Pro |
---|---|---|
前面センサー類 | Dynamic Island | Dynamic Island |
カラー | ナチュラルチタニウム ブルーチタニウム ホワイトチタニウム ブラックチタニウム | ディープパープル ゴールド シルバー スペースブラック |
デザイン | 背面と側面がマット アクションボタン搭載 | 背面のみマット 着信/消音スイッチ搭載 |
素材 | カラーインフューズドガラスの背面と アルミニウム | テクスチャードマットガラスの背面とステンレススチール |
iPhone15 Proではチタニウムを採用しているため、側面の印象が特に違います。
iPhone14 Proでは指紋が付きやすい側面でしたが、iPhone15 Proはマットな質感で指紋が気になりません。
背面は非常に似ているため、素材による大きなデザインの変化は感じ取れませんでした。
着信/消音スイッチがアクションボタンに変更
大きな変更のひとつがアクションボタンの登場です。
iPhone14 Proではスライドさせる着信/消音スイッチが搭載されていました。
iPhone15 Proではアクションボタンが採用され、着信/消音スイッチ以外の用途にも設定できます。
スライドするよりもアクションボタンを長押しするだけなので、操作性もグッと上がった印象です。
- 消音モード
- カメラ
- フラッシュライト
- ボイスメモ
- 翻訳
- 拡大鏡
- ショートカット
- アクセシビリティ
着信/消音スイッチ以外にも上記のようなアクションを選択できるのは便利ですね。
Logビデオ・空間ビデオ撮影が可能に
カメラ性能やカメラ機能に関しては大きな変化がありません。
ビデオ撮影では、iPhone15 ProはLogビデオ撮影が可能になりました。Log撮影した動画は、1つの映像から多様的な映像表現が可能になります。
また、空間ビデオ撮影も可能で、2024年初旬に発売される「Vision Pro」で再生できる3Dビデオが撮影できます。
これらは専門的な部分であるため、普段使いではメリットを感じにくい進化でしょう。
厚みは増したが重さは19g軽くなった
※左:iPhone15 Pro 右:iPhone14 Pro
iPhone15 Proのサイズ・重量は、iPhone14 Proと少しだけ変わります。
iPhone15 ProとiPhone14 Proのサイズ・重量比較
項目 | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
本体サイズ | 高さ:146.6 mm 幅:70.6mm 厚さ:8.25mm | 高さ:147.5mm 幅:71.5mm 厚さ:7.85mm |
重さ | 187 g | 206 g |
手持ちのiPhone14 Proと比べてみましたが、ベゼルはiPhone15 Proのほうが狭くなっています。
厚みこそ増えましたが、サイズ自体は小さくなり重さが19gも軽くなっています。
手に持った感じ、大袈裟に言えば一回り小さくなった印象を受けます。
USB-C対応
iPhone15 ProはUSB-Cに対応しています。
これだけで買い替えたいと感じる方も多そうです。
価格はやや値上げ
iPhone15 Proの価格は、iPhone14 Proから値上げしています。
iPhone15 Proの価格
iPhone 15 Proの価格 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 192,060円 | 218,790円 | 255,090円 | 291,830円 |
いつでもカエドキプログラム(※1) | 97,020円 | 110,550円 | 131,010円 | 158,510円 | |
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au | 通常 | 185,860円 | 211,930円 | 248,560円 | 285,420円 |
スマホトクするプログラム(※2) | 77,705円 | 90,930円 | 109,560円 | 128,420円 | |
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ソフトバンク | 通常 | 185,760円 | 211,680円 | 248,400円 | 285,120円 |
新トクするサポート(※3) | 36円 +別途 早トクオプション利用料12,100円 | 9,900円 +別途 早トクオプション利用料12,100円 | 19,800円 +別途 早トクオプション利用料12,100円 | 28,800円 +別途 早トクオプション利用料12,100円 |
|
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楽天モバイル | 通常 | 174,700円 | 192,800円 | 225,800円 | 259,800円 |
楽天モバイル買い替え 超トクプログラム(※4) | 75,336円 | 84,384円 | 100,896円 | 117,888円 | |
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※2 au Online Shop お得割を利用した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。
※4 最大12,000円相当のポイント還元を利用した実質
iPhone14 Proの価格
iPhone 14 Pro | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 174,130円 | 198,880円 | 238,480円 | 275,220円 |
いつでもカエドキプログラム | 87,370円 | 99,880円 | 120,400円 | 139,260円 | |
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au | 通常 | 175,860円 | 201,925円 | 238,555円 | 275,415円 |
スマホトクするプログラム | 78,700円 | 91,925円 | 110,555円 | 129,415円 | |
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ソフトバンク | 通常 | 175,680円 | 201,600円 | 238,320円 | 275,040円 |
新トクするサポート(※) | 87,840円 | 100,800円 | 119,160円 | 137,520円 | |
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楽天モバイル | 通常 | 150,900円 | 165,900円 | 195,900円 | 225,900円 |
アップグレードプログラム | 75,432円 | 82,944円 | 97,944円 | 112,944円 | |
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Apple | 通常 | 販売終了 | |||
詳細 | Apple公式サイトを見る |
例えばドコモで比較すると、iPhone15 ProとiPhone14 Proの価格差は128GBで10,000円(いつでもカエドキプログラム利用時)程度です。
iPhone14 Proは今後さらに値下げされる可能性はありますが、10,000円の価格差以上の差はあると感じます。
iPhone15 Proを使ってわかったメリット5つ
iPhone15 Proを1週間使用して感じたメリットは以下です。
- チタニウムの良さは側面にあり
- コンパクトで軽い
- アクションボタンが秀逸
- USB-Cが嬉しい
- バッテリー持ちがいい
チタニウムの良さは側面にあり
チタニウムになったことで、めちゃくちゃ欲しい!となるほどのカッコ良さは感じませんでした。
iPhone14 Proのステンレススチールもカッコいいので、この辺りは好みでしょう。
ですが、iPhone14 Proでは側面に指紋が付きやすかったのに対して、iPhone15 Proではほとんど気になりません。
背面も側面もマットなProモデルを求めていたので、この変化には大満足です。
コンパクトで軽い
iPhone14 Proとの比較になりますが、iPhone15 Proはよりコンパクトで軽量に感じます。
Proモデルは通常モデルよりも重いのがデメリットでしたが、これなら重量を気にせず使えそうです。
ベゼルもより狭くなり、スタイリッシュさが増しました。
アクションボタンが秀逸
消音モードをスライドさせる操作は意外と面倒です。
アクションボタンなら長押しでOKなので、片手で楽々操作できます。
消音モードの切り替えが必要ない人は、他のアクションに変更できるのもメリットです。
USB-Cが嬉しい
多くのデバイスがUSB-Cを採用しているので、充電器を1本化できます。
Lightningを持ち運ばなくて良くなった人は多いのではないでしょうか。
バッテリー持ちがいい
iPhone14 Proと比較して、バッテリー持ちは向上していると感じます。
あくまでYouTube2時間視聴での比較ではありますが、iPhone15 Proの方が電池の減りが少ないです。
iPhone14 Proはややバッテリー持ちが悪いと感じていましたので、iPhone15 Proではチップなどによってバッテリー持ちが良くなっていると感じます。
iPhone15 Proを使ってわかったデメリット2つ
iPhone15 Proを1週間使用して感じたデメリットは以下です。
- カラーバリエーションが寂しい
- iPhone15との差が縮まった
カラーバリエーションが寂しい
iPhone15 Proのカラーバリエーションはなんだか地味に感じます。
ゴールドが無くなったこともありますが、どの色も似たような控えめなカラーリングです。
iPhone15 Proではディープパープルなど珍しい色がありましたが、iPhone15 Proはそういった個性が薄く感じます。
iPhone15との差が縮まった
iPhone15 ProとiPhone15にはスペック面で大きな差があります。
ですが、Proモデルだけの特権であったDynamic Islandや広角カメラ4,800万画素というアドバンテージがなくなりました。
特にカメラ性能の差が縮まったことで、iPhone15 Proをあえて選ぶ層が減りそうな気もします。
コスパを考えた場合には、通常モデルに軍配が上がると感じます。
iPhone15 Proは高スペックと高級感を両立した秀逸スマホ
画像引用元:iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxを購入 – Apple(日本)
iPhone15 Proを実際に使ってわかったメリット・デメリットを解説しました。
最後に、iPhone15 Proをおすすめできる人、できない人を紹介します。
- 最高スペックのiPhoneが欲しい人
- シックなチタニウムiPhoneが欲しい人
- 望遠カメラが欲しい人
- アクションボタンが使いたい人
- コンパクトなスマホが欲しい人
iPhone15 Proは間違いなく2023年現在、最強クラスのスマホです。とにかくスペックが高く高リフレッシュレートのぬるぬる操作を体感したい人にはおすすめです。
チタニウムは大人っぽく高級感があり、飽きのこないデザインで指紋も目立ちません。
望遠レンズが欲しい人や、アクションボタンを試したい人にもおすすめです。
重量も軽くなったので、コンパクトで使いやすい高性能スマホが欲しい人にも向いています。
- 価格の安いスマホが欲しい人
- iPhone14 Proを使っている人
iPhone15 Proの価格は乗り換え&割引・キャンペーンを利用した場合には7万円台から購入できます。ただし、機種変更で購入する場合には9万円台からになるので高額です。
iPhone SE(第3世代)はキャンペーンなどの利用で3万円台で買えてしまうので、とにかく安いスマホが欲しい方にiPhone15 Proは向いていません。
また、iPhone14 Proからの機種変更の場合には、アクションボタンとUSB-Cが不要なら大きく違いを感じられないでしょう。
望遠レンズやA17 Proチップ、チタニウムボディは不要!という人は、価格が安いiPhone15の通常モデルをおすすめします。
結論として、iPhone15 Proは性能最高、デザイン最高の2023年最強iPhoneといえます。
チタニウムは高級感もあり、大人っぽいカラーリングなので見た目が気に入ったら購入するのもありです。
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