iPhone16は2024年9月20日(金)、Apple Store及び各キャリアから発売されました。
この記事では、iPhone16(ティール)の実機を用いて使い心地や性能、価格、メリット・デメリットなどを徹底レビューします。
結論から言うと、iPhone16は以下のような人におすすめです。
- 高機能で安価な最新iPhoneが欲しい人
- Apple Intelligenceを使いたい人
- iPhone14以前の通常モデルを使っている人
iPhone16は通常モデルでありながらアクションボタンやカメラコントロールを搭載した高機能モデルです。
A18チップを搭載、メモリ8GBと通常モデルとしてはスペックもかなり高くなっています。
キャリアはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルが取り扱っており、実質19,836円から購入できます。
巷では「今年のiPhoneは通常モデルが買い!」と話題になっていますね。
一方で、次のような人にはiPhone16はあまりおすすめできません。
- スクロールが滑らかなスマホが欲しい人
- ズームなどのカメラ性能が高いスマホが欲しい人
iPhone16は十分な性能を誇りますが、iPhone16 Proモデルには当然劣ります。
最高スペックのiPhone16が欲しい場合には、iPhone16 ProやiPhone16 Pro Maxがおすすめです。
大きな違いはリフレッシュレートと超広角カメラの画素数、光学ズームの性能になります。
それぞれの項目については詳しく後述します。
iPhone16は高性能でありながら、価格が比較的リーズナブルです。
例えばソフトバンクの新トクするサポートを利用して1年で端末を返却する場合には、実質19,836円から購入できます。
最新のiPhoneが欲しいけど価格は抑えたい人に、iPhone16はおすすめです。
iPhone16の購入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
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iPhone16の発売日・価格
画像引用元:Apple (日本)
まずはiPhone16の発売日と価格をみていきましょう。
- 発売日:2024年9月20日(金)
- 販売:Apple Store、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
iPhone16はApple Store並びに大手4キャリアから購入できます。
端末価格はApple Storeが最も安く、キャリアではそれぞれ価格が異なります。
iPhone16の価格 | 128GB | 256GB | 512GB | |
---|---|---|---|---|
au | 通常 | 146,000円 | 169,500円 | 209,700円 |
スマホトクするプログラム(※2) | 52,250円 | 59,820円 | 80,290円 | |
詳細 | au公式ショップを見る | |||
ドコモ | 通常 | 145,200円 | 172,810円 | 211,640円 |
いつでもカエドキプログラム(※1) | 乗り換え:49,940円 新規:55,440円 機種変更:44,440円 | 乗り換え:60,390円 新規:65,890円 機種変更:65,890円 | 乗り換え:80,740円 新規:86,240円 機種変更:86,240円 |
|
詳細 | ドコモ公式ショップを見る | |||
ソフトバンク | 通常 | 145,440円 | 171,360円 | 211,680円 |
新トクするサポート(※3) | 19,836円 | 51,624円 | 72,720円 | |
上記に オンラインショップ割 U22割適用時 | 19,836円 | 29,640円 | 50,736円 | |
詳細 | ソフトバンク公式ショップを見る | |||
楽天モバイル | 通常 | 141,700円 | 161,800円 | 201,800円 |
楽天モバイル買い替え 超トクプログラム(※4) | 乗り換え:53,848円 新規:57,848円 機種変更:65,848円 | 乗り換え:63,880円 新規:67,880円 機種変更:75,880円 | 乗り換え:83,896円 新規:87,896円 機種変更:95,896円 |
|
詳細 | 楽天モバイル公式サイトを見る | |||
Apple | 通常 | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
※2 au Online Shop お得割・5G機種変更おトク割を利用した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は10月3日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※4 楽天モバイル買い替え超トクプログラムを利用、最大17,000ポイント還元した場合
キャリアでは各種プログラムを用意しており、利用することで実質19,836円から購入できます。
各プログラムには細かい条件が設定されているので、しっかりと確認してから購入しましょう。
iPhone16の外観をレビュー
iPhone16のカラーバリエーションはブラック、ピンク、ホワイト、ウルトラマリン、ティールの5色です。
今回入手したのは新色のティールで、やや青みがかかったグリーンのカラーリングです。
背面はサラサラしており、落ち着いた風合いで高級感があります。
同梱物は少なめ
iPhone16の同梱物は、本体とSIM取り出し用ピン、USB Type-Cケーブルです。
ACアダプタは入っていないので、別途用意しましょう。
急速充電を利用したい場合には、別売りの20Wアダプタを購入する必要があります。
iPhone16のディスプレイ面
iPhone16のディスプレイは、約6.1インチ Super Retina XDRディスプレイで、近年のスマホでは小さいめのサイズです。
Dynamic Islandが上部中央にあり、ベゼルはProモデルよりは厚くなっています。
iPhone16の背面
iPhone16の背面はカラーインフューズドガラスの背面とアルミニウム採用しており、マットなボディです。
今回入手したのはティールで、薄いミントのような落ち着いたカラーリングです。
ティールとは緑と青の中間の色のことで、ターコイズやアクアに近い色とされます。
以下の左はiPhone16 Plusのウルトラマリンです。
ティールはウルトラマリンとやや似た系統の色になっています。
サラサラとした背面なので、指紋はほとんど気になりません。
左上部の上下にレンズが設置されています。
iPhone15では斜めに配置されていたため、配置が変更になりました。
配置変更の理由は空間写真の撮影が可能になったためと予想されます。
上下に配置されていることで、よりスッキリした印象です。
iPhone16の側面
iPhone16の左側面の上部にはアクションボタン、その下に音量ボタン、SIMスロットが配置されています。
アクションボタンがついに通常モデルに搭載です!
今までのスイッチよりも消音への切り替えがとてもスムーズです。
アクションボタンは消音モードへの切り替えだけでなく、フラッシュライト、翻訳、アクションなしなど、他の動作に充てることもできます。
iPhone16の右側面には中央やや上に電源キー、やや下にカメラコントロールが配置されています。
カメラコントロールはiPhone16シリーズで初搭載になるボタンで、カメラのクイックアクセス以外にもズームやフォトグラスタイルの変更、F値変更、露出変更などに利用できます。
使い心地については後述します。
iPhone16の上部と下部
iPhone16の上部には何も配置されていません。
有線イヤホンはiPhone単体では使用できないので、注意しましょう。
下部には中央に中央にUSB Type-C接続端子があります。
スピーカーは左側に5つ、右側に3つ穴が開いています。
iPhone16のサイズ感をレビュー
iPhone16は約6.1インチのやや小さめのスマホです。
重さは約170gなので、かなり軽く感じます。
iPhone15から1g軽くなりました。
iPhone16のサイズ
項目 | iPhone16 |
---|---|
本体サイズ | 高さ:147.6 mm 幅:71.6 mm 厚さ:7.80 mm |
重さ | 約170 g |
以下は歴代iPhoneのサイズになります。
項目 | 幅 | 高さ | 厚さ | 画面サイズ |
---|---|---|---|---|
iPhone SE3 | 67.3mm | 138.4mm | 7.3mm | 4.7インチ |
iPhone SE(第2世代) | 67.3mm | 138.4mm | 7.3mm | 4.7インチ |
iPhone 8 | 67.3mm | 138.4mm | 7.3mm | 4.7インチ |
iPhone 13 mini | 64.2mm | 131.5mm | 7.65mm | 5.4インチ |
iPhone 13 | 71.5mm | 146.7mm | 7.65mm | 6.1インチ |
iPhone 14 | 71.5mm | 146.7mm | 7.80mm | 6.1インチ |
iPhone 15 | 71.6 mm | 147.6 mm | 7.80 mm | 6.1インチ |
iPhone 16 | 71.6 mm | 147.6 mm | 7.80 mm | 6.1インチ |
項目 | 重さ |
---|---|
iPhone SE3 | 144g |
iPhone SE(第2世代) | 148g |
iPhone 8 | 148g |
iPhone 13 mini | 140g |
iPhone 13 | 173g |
iPhone 14 | 172g |
iPhone 15 | 171g |
iPhone 16 | 170g |
iPhone15とまったく同じサイズでありながら、1g軽量化しています。
iPhone16の持ちやすさは?
iPhone16は角ばったデザインですが、横幅が71.6mmなのでグリップがとてもしやすいです。
厚さも7.80mmと薄くなっています。
左手で持つと人差し指が電源あたりに自然にくるので、操作しやすいと感じました。
iPhone16シリーズの中では最も小さく軽くなっているので、小型の新型iPhoneが欲しい!という人は、迷わずiPhone16を購入しましょう。
iPhone16の軽さは大きなメリットです。iPhone16 Proよりも約30gも軽くなっています。
iPhone16のスペックをレビュー
画像引用元:Apple (日本)
- CPU:A18チップ
- メモリ:8GB
- ストレージ:128GB/256GB/512GB
iPhone16のスペック
iPhone16 | スペック |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
アウトカメラ メイン 超広角 望遠 | メイン:4,800画素 超広角:1,200画素 |
インカメラ | 1,200画素 |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB |
CPU | A18チップ |
RAM | 8GB |
リフレッシュレート | 60Hz |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○ |
カラー | ブラック ピンク ウルトラマリン(新色) ティール(新色) ホワイト(新色) |
バッテリー | 未発表 |
端子 | USB-Cコネクタ |
その他 | Wi-Fi 6 USB-C 2.0 アクションボタン カメラコントロール |
iPhone16の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.0 |
処理性能 | 4.5 |
画面性能 | 4.5 |
バッテリー性能 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
A18チップを搭載
iPhone16はA18チップを搭載しています。
A18チップは最新のiPhoneに搭載されるプロセッサーです。
iPhone15はA16 Bionicチップでしたから、大きく進化しています。
ちなみに上位モデルのiPhone16 ProはA18 Proチップを搭載していますが、A18なのは同じです。
AnTuTuでベンチマーク(Ver10.0.6)を測定しました。
- スコア:1,564,389
- メモリ:8GB
ベンチマークテストの結果、iPhone16は150万を超える結果に。
ベンチマークはスマホがどのくらいの性能であるかを数値化したものです。
以下はこれまでのiPhoneシリーズのベンチマークテストの結果です。
- iPhone16:1,564,389
- iPhone15:1,274,377
- iPhone14:813,546
- iPhone SE(第3世代):734,035
- Phone12 Pro:700,896
AnTuTuのテストでは、約50万点以上あれば動作に不満がないレベルとされます。
iPhone16は標準モデルでありながら、順当に性能が上がっています。
ちなみに、iPhone16 Proのスコアは159万でしたので、大きく性能が変わりません。
メモリは8GB
アップルはメモリを公表していません。
ですが、ベンチマークアプリを利用することで数値が判明します。
結果、8GBでした!
iPhone15は6GBでしたからアップしており、iPhone16 Proと同じメモリ容量になります。
実際に使えるストレージは約107GB
今回入手したiPhone16のストレージは128GBです。
OSやプリインストールアプリで使用している容量は約21GBで、使用できるのは約107GBです。
100GB以上残っていれば、重たい動画をいくつも保存するような使い方でなければ問題ないでしょう。
余裕を持って使用したい場合には、256GBを選択すると安心です。
microSDカードは利用できないので注意しましょう。
iPhone16のカメラをレビュー
- メインカメラ:4,800万画素
- 超広角カメラ:1,200万画素
- フロントカメラ:1,200万画素
iPhone16はメインと超広角のデュアルカメラです。
マクロレンズは搭載されていませんが、マクロ写真撮影は可能です。
iPhone16のカメラは空間写真と空間ビデオも撮影できるので、かなり進化はしています。
実機を使って撮影した写真を以下でご紹介します。
iPhone16のカメラで実際に撮影
iPhone16使ってそれぞれのレンズで撮影しました。
超広角で撮影
広角
ズームで撮影(2倍)
ズームで撮影(5倍)
iPhone16の弱点は超広角カメラの画素数1,200万画素と光学2倍ズームまでしか対応していない点です。
Proモデルは超広角モデルが4,800万画素、光学5倍ズームまで可能です。
実際に超広角カメラで撮影したところ、画素数の低さが気にならない程度の写真に仕上がっています。
ただし、5倍ズームはやはり荒く感じます。
ポートレートで撮影
ポートレートモードに切り替えることで、背景をぼかした写真が撮影できます。
iPhone16のポートレートはとても優秀で、被写体にピントがあいやすく簡単におしゃれな写真が撮影できます。
Androidのハイスペックモデルの中には操作が難しい機種もあるので、この辺りはさすがiPhoneといったところです。
iPhone16で撮影
iPhoneらしいナチュラルな仕上がりです。
iPhone15とカメラ性能自体は大きく変わっていないので、仕上がりにもそこまで差はないかもしれません。
光学2倍ズームが最大の弱点
マクロよりも光学ズームの方が個人的には大事な部分です。
例えば運動会などの撮影が多く、ズームを多用するという人は光学2倍では物足りないでしょう。
以下は光学2倍のiPhone16と光学5倍のiPhone16 Proの写真の違いです。
どちらも5倍ズームで撮影しています。
やはりiPhone16 Proは劣化のない写真が撮れています。
カメラコントロールの使い心地
iPhone16の目玉でもある機能が、新たなボタンとして登場したカメラコントロールです。
カメラコントロールはカメラのクイックアクセスだけでなく、ズームやF値の変更などに使用できます。
強く押すとカメラが起動し、さらに押すとシャッターがきれます。
指を当てたまま軽くダブルクリックすることでモード切り替えに入り、スライドさせることでダイヤルのように操作します。
操作性はとても良いのですが、やや慣れるのに時間がかかりそうです。
個人的にはカメラに素早くアクセスする機能以外は使用しなさそうです。
iPhone16のディスプレイをレビュー
- 6.1インチ Super Retina XDRディスプレイ OLED
- 解像度: 2,556 x 1,179、460ppi
- 最大60Hzのリフレッシュレート
- ピーク輝度2,000ニト(屋外)
- 最小輝度1ニト
iPhone16のディスプレイは、6.1インチSuper Retina XDRディスプレイを搭載しています。
iPhone16のディスプレイ
項目 | iPhone16 |
---|---|
サイズ | 6.1インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
解像度 | 2,556 x 1,179 460ppi |
その他 | Super Retina XDRディスプレ オールスクリーンOLEDディスプレイ Dynamic Island ピーク輝度2,000ニト(屋外) 最小輝度1ニト |
解像度は2,556 x 1,179、460ppiなので、肉眼で文字のギザ付きなどは一切見えません。
リフレッシュレートは最大60Hzであるため、どうしてもスクロール時に残像が気になります。
リフレッシュレート120HzのiPhone14 Proなどから乗り換えると、ややもっさり感じるので注意しましょう。
炎天下でも見やすいディスプレイ
iPhone16のディスプレイは、屋外でも十分に見やすいと感じました。
屋外のピーク輝度2,000ニトなどで、明るく感じます。
ベゼルはProモデルには劣りますが、十分薄くスッキリしています。
スクロールなどの動作はどうしても荒く感じるので、気になる人は実機を触って確認しましょう。
iPhone16のバッテリー性能をレビュー
- バッテリー持ちは普通
- YouTbe 2時間視聴の消費量は15%
iPhone16のバッテリー
項目 | iPhone16 |
---|---|
バッテリー容量 | ビデオ再生:最大22時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大18時間 オーディオ再生:最大80時間 |
バッテリー機能 | 30分で最大50%充電 |
iPhone16のバッテリーは公表されていません。
スペック上は、ビデオ再生最大22時間、ビデオ再生(ストリーミング)最大18時間、オーディオ再生最大80時間となっています。
30分で最大50%充電できる急速充電に対応しています。
ただし、20Wの別売りのアダプタが必要です。
YouTubeでバッテリー性能検証
バッテリー性能を調査するために、以下の条件で消費量をチェックしました。
- YouTubeアプリで2時間再生
- 画質は1,080pに固定して再生
- 明るさMAX
- 音量50%でスピーカー使用
YouTubeアプリ使用、ディスプレイ輝度MAX、音量は半分、True Toneオフ、自動で明るさが変わる設定はオフにしています。
YouTube2時間視聴後のバッテリー残量は85%、消費量は15%という結果に。
同じ条件でテストした他モデルと比較すると以下の通りです。
- iPhone16:15%消費
- iPhone15:11%消費
- Redmi Note 13 Pro 5G:9%消費
- Redmi Note 13 Pro+ 5G:13%消費
- Xperia 10 VI:11%消費
- POCO F6 Pro:12%消費
- Xiaomi 13T Pro:15%消費
- Xiaomi 13T:16%消費
- Galaxy S23 FE:16%消費
- Galaxy S23:17%消費
- AQUOS sense8:8%消費
- Xperia 1 V:18%消費
- Xperia 10 V:7%消費
- iPhone 15 Pro:9%消費
- iPhone 14 Pro:19%消費
一般的な電池持ちにはなりますが、iPhone15よりも消費量が多くなりました。
スペック上はiPhone16が電池持ちが良いはずですが…。
あくまで一例ですが、iPhone16の電池持ちが飛躍的に向上しているということはなさそうです。
バッテリー持ちは使用条件で変わるので、今回の検証を参考に設定を調整してください。
iPhone15からは何が進化した?
前モデルであるiPhone15との違いをみていきましょう。
大きな違いは以下です。
項目 | iPhone16 | iPhone15 |
---|---|---|
SoC | A18チップ | A16 Bionic |
RAM | 8G(実測値) | 6GB(実測値) |
Apple Intelligence | 対応 | 非対応 |
アクションボタン | 搭載 | - |
カメラコントロール | 搭載 | - |
バッテリー | ビデオ再生 最大22時間 未検証 ※2024年9月13日時点 | ビデオ再生 最大20時間 3,349mAh |
マクロ撮影 空間写真 空間ビデオ | 対応 | - |
それぞれ具体的にみていきます。
CPU性能
iPhone16は最新のA18チップを搭載しています。
iPhone15は2世代前のA16 Bionicチップですから、違いがかなりあります。
ベンチマークスコアでも大きな差がありました。
操作性などに関しては、iPhone16がかなり快適でしょう。
RAM容量
RAMに関してはアップルは公表していません。
ですが、ベンチマークアプリの結果から、iPhone16が8GB、iPhone15が6GBという結果に。
メモリの数値が高くなると、作業を同時に行ってもスムーズに処理できます。
Apple intelligence対応
iPhone16の目玉機能がApple intelligenceです。
Apple intelligenceは簡単に説明するとアップル版AI機能です。
Apple intelligenceに対応しているのは、iPhone15 ProとiPhone16シリーズのみですから、今後使用したい場合にはiPhone16を購入しておくのが良いでしょう。
アクションボタン
iPhone15 Proから搭載されたアクションボタンがiPhone16にも搭載されました。
着信/消音スイッチに比べてボタン式なので操作がとてもスムーズです。
カメラコントロール
iPhone16で追加された新たなボタンがカメラコントロールです。
カメラコントロールはクリックするとカメラアプリが開きます。
撮影できるだけでなく、ズーム機能、露出操作、スタイル、トーンなどをクリックとスクロールで操作できます。
マクロ撮影、空間写真・ビデオ撮影
iPhone15にはなかったマクロ撮影、空間写真・ビデオ撮影が可能になりました。
マクロ撮影はProモデルだけの特権でしたが、通常モデルでも使用が可能に。
通常モデルとProモデルの差が一段と縮まったように感じます。
iPhone16を使ってわかったメリット4つ
ここからは、ショーケースプラス編集部がiPhone16を実際に使って感じたメリットをご紹介します。
価格と性能のバランスが最高
iPhone16の価格はiPhone15と同じになりました。
それにも関わらずCPUやRAMは進化し、多くの新機能が追加されています。
キャリアのプログラムを利用すれば実質19,836円〜購入できるのは大きな魅力です。
A18チップ、メモリ8GBはiPhoneの中でも超ハイスペック性能です。
高級感あるデザインと軽さ
iPhone16のカラーバリエーションは5色で、どれもカラフルに見えながらも落ち着きのある高級感ある色味です。
それでいて端末重量は170gと軽量なので、使い心地のいいサイズ感になっています。
デザインが大きく変わったわけではありませんが、カラーリングで高級感がアップしているように感じます。
定番色のホワイト復活も嬉しいポイントです。
新ボタン全部入り
アクションボタン、カメラコントロールと注目のボタンがiPhone16に全部入っています。
今まではProモデルとの差別化のために、カメラコントロールのような新ボタンは搭載されない傾向にありました。
ところがiPhone16ではカメラコントロール、しっかり搭載しています。
Proモデルとの差が少ないのもメリットです。
万人向けの安心モデル
iPhone16は通常モデルでありながら、高スペック高機能の万人向けモデルです。
価格も比較的安いので、中途半端なミッドレンジモデルを購入するくらいならiPhone16を買っておいた方が後悔が少ないでしょう。
カメラ機能やリフレッシュレートに拘りがないユーザーなら、基本的には満足できる端末に仕上がっています。
iPhone16を使ってわかったデメリット2つ
iPhone16を実際に使って感じたデメリットは以下になります。
リフレッシュレート60Hzは動きがぎこちない
iPhone16のリフレッシュレートは60Hzです。
普段120Hz以上のモデルを使用している人なら動きの違いが一瞬でわかるレベルでしょう。
やはりどうしても残像が気になり、スクロールの動きがぎこちなく感じます。
あくまで個人的な体感の部分になりますが、iPhone14 Proなどから乗り換えると気になる人は多いと思います。
光学2倍ズームは物足りない
iPhone16のズームは2倍までは劣化なく撮影できますが、それ以上になると画質が劣化します。
遠くの被写体をよく撮影するという人は光学5倍まで対応のProモデルを購入するのがおすすめです。
超広角カメラの画素数もProモデルが4,800万画素と高くなっています。
iPhone16はProモデルに限りなく迫った優秀スマホ
iPhone16の実機を用いて、使用感やメリット・デメリットをレビューしました。
iPhone16は2024年9月にアップルから発売された、性能が高く価格が安い通常モデルです。
通常とはいえハイスペックモデルに該当するので、スペック面で後悔することはほぼないでしょう。
価格も比較的安くなっているので、スマホ初心者の方からハードに使うユーザーまで幅広くおすすめできます。
iPhone16のメリット・デメリット
- 2024年9月20日(金)発売の最新iPhone通常モデル
- ソフトバンクオンラインストアで実質19,836円〜購入可能
- Apple Intelligenceやカメラコントロール搭載
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