iPhone16e実機レビュー
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※本記事は2025年3月4日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

最新のiPhone 16eを実機レビュー|バッテリー・スペック・カメラを検証

iPhone 16eは2025年2月28日(金)、Apple Store及び大手キャリアから発売されました。

この記事では、iPhone 16e(ホワイト)の実機を使用して使い勝手や性能、価格、メリット・デメリットを詳しくレビューします。

結論から言うと、iPhone 16eは以下のような人におすすめです。

iPhone 16eはこんな人におすすめ
  • 安価な最新iPhoneが欲しい人
  • シンプルで軽量なiPhoneが欲しい人
  • Apple Intelligenceを使いたい人

iPhone 16eは廉価版モデルでありながらアクションボタンやApple Intelligenceに対応した高機能モデルです。

A18チップを搭載、メモリ8GBとiPhone16の通常モデルと変わりません。

キャリアはau、ソフトバンク、ドコモ、楽天モバイルで取り扱っており、実質24円〜購入できます。

シンプルで軽量、かつ価格もかなり抑えられているので、幅広い層におすすめできます。

iPhone 16eを使ってわかったメリット

一方で、次のような人にはiPhone 16eはあまりおすすめできません。

iPhone16はこんな人におすすめできない
  • スクロールが滑らかなスマホが欲しい人
  • 超広角、望遠などのカメラ性能が高いスマホが欲しい人

iPhone 16eは十分な基本性能がありますが、iPhone16には操作面、カメラ面で劣ります。

リフレッシュレートは60Hzですから、ややぎこちない動きです。

カメラに関してはシングルレンズなので、超広角が使用したい場合はiPhone16を、望遠を使いたいならiPhone16 ProやiPhone16 Pro Maxがおすすめです。

iPhone 16eを使ってわかったデメリット

iPhone 16eの最大の強みは必要な機能をしっかり搭載しつつ、低価格なことです。

ソフトバンクの新トクするサポートを利用して1年で端末を返却する場合には、実質24円から購入できます。

最新のiPhoneが欲しいけど価格は抑えたい人に、iPhone 16eはおすすめです。

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iPhone 16eの購入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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iPhone 16eの発売日・価格

iPhone 16e

画像引用元:iPhone 16eを購入 – Apple(日本)

iPhone 16eの発売日と価格をおさらいしましょう。

iPhone 16eの発売日
  • 発売日:2025年2月28日(金)
  • 販売:Apple Store、au、ソフトバンク、ドコモ、楽天モバイル

iPhone 16eはApple Storeと大手4キャリアから購入できます。

端末価格はApple Storeが最も安いですが、分割とキャリアのプログラムを利用した場合はauとソフトバンクが安くなります。

iPhone 16eの価格
iPhone 16eの価格128GB256GB512GB
au通常112,800円129,800円162,800円
スマホトクするプログラム(※2)乗り換え:47円
新規:27,547円
UQから移行:16,547円
機種変更:33,047円
乗り換え:6,600円
新規:34,100円
UQから移行:23,100円
機種変更:39,600円
乗り換え:19,400円
新規:46,900円
UQから移行:35,900円
機種変更:52,400円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常116,640円141,120円180,720円
新トクするサポート(※3)乗り換え:24円
機種変更:54,984円
乗り換え:6,600円
機種変更:61,560円
乗り換え:19,440円
機種変更:74,280円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
ドコモ通常109,780円139,920円179,960円
いつでもカエドキプログラム(※1)乗り換え:1,210円
新規:43,280円
機種変更:43,780円
乗り換え:53,680円
新規:64,680円
機種変更:64,680円
乗り換え:73,920円
新規:84,920円
機種変更:84,920円
詳細ドコモ公式ショップを見る
楽天モバイル通常110,800円130,100円166,800円
買い替え超トクプログラム(※4)乗り換え:36,392円
新規:39,392円
機種変更:52,392円
乗り換え:44,240円
新規:47,240円
機種変更:60,240円
乗り換え:60,896円
新規:63,896円
機種変更:76,896円
ポイント還元キャンペーン適用の場合(実質価格)乗り換え:31,392円
新規:34,392円
機種変更:47,392円
乗り換え:39,240円
新規:42,240円
機種変更:55,240円
乗り換え:55,896円
新規:58,896円
機種変更:71,896円
詳細楽天モバイル公式ショップを見る
Apple通常99,800円114,800円144,800円
詳細Apple公式サイトを見る
※1 機種割引適用、23ヶ月目に本機種を返却した場合
※2 au Online Shop お得割を利用して25ヶ月目に本機種を返却した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は3月3日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※4 楽天モバイル買い替え超トクプログラム、実質負担額ポイント還元を利用した場合

キャリアでは各種プログラムを用意しており、利用することでソフトバンクは実質24円、auは実質47円〜購入できます。

発売すぐから実質価格が大幅に安くなっています。

ただし、各プログラムには細かい条件が設定されているので、しっかりと確認してから購入しましょう。

ソフトバンクならiPhone16eが24円〜

iPhone 16eの外観をレビュー

iPhone 16e 背面写真

iPhone 16eのカラーバリエーションはブラック、ホワイトの2色です。

iPhoneSE3にあった(PRODUCT)REDはなくなりました。

背面はサラサラしていて手持ちのiPhone16 Proと違いがわからないくらい高級感があります。

同梱物は最小限

iPhone 16eの同梱物は、本体とSIM取り出し用ピン、USB Type-Cケーブルのみです。

ACアダプタは入っていないので、別途用意する必要があります。

個人的にはACアダプタは他のデバイスでも利用できるので、入れて欲しいところ。

また、急速充電は別売りの20Wアダプタを購入しないと機能しません。

iPhone 16eのディスプレイ面

iPhone 16e ディスプレイ

iPhone 16eのディスプレイは、約6.1インチ Super Retina XDRディスプレイで、iPhone16とほぼ同じです。

iPhone 16e 全面上部写真

Dynamic Islandは搭載されず、ノッチが上部にあります。

iPhone16 Proに比べるとベゼルは太めです。

iPhone 16eの背面

iPhone 16e 背面 縦位置

iPhone 16eの背面はガラス仕様になっており、サラサラとしたマットな仕上がりです。

今回入手したのはホワイトで、ミルクをこぼしたような艶やかな白です。

マットな質感の背面なので、指紋はほとんど気になりません。

iPhone 16e 背面

左上部のレンズが設置されています。

iPhone 16eはシングルレンズのため、超広角や望遠などのレンズは搭載されていません。

ただし、ポートレートモード、ナイトモード、フォトグラフスタイルなどは利用できます。

iPhone 16eの側面

iPhone 16e

iPhone 16eの左側面の上部にはアクションボタン、次に音量ボタン、SIMスロットが並んでいます。

アクションボタンが付いたのは嬉しいサプライズ!

iPhone 16e アクションボタン

今までのサイレントスイッチに比べて消音への切り替えがスムーズです。

アクションボタンはフラッシュライト、翻訳、アクションなしなど、さまざまな操作へカスタマイズ可能です。

iPhone16e

iPhone 16eの右側面には中央やや上に電源キーが配置されています。

iPhone16で初めて搭載されたカメラコントロールはiPhone 16eでは非搭載です。

個人的にはカメラコントロールをあまり使いこなせていないため、なくても問題ないと感じます。

iPhone 16eの上部と下部

iPhone 16e 上部

iPhone 16eの上部には何も配置されていません。

イヤホンジャックがないので、有線での接続は単体では不可です。

iPhone 16e 下部

下部には中央に中央にUSB Type-C接続端子があります。

iPhone 16eもしっかりType-Cに対応してきました。

スピーカーは左側に5つ、右側に3つ穴が開いています。

ここはiPhone16と同じです。

iPhone 16eのサイズ感をレビュー

iPhone 16e 手で持ったイメージ 背面

iPhone 16eは約6.1インチと、近年では小さく普段使いしやすいサイズ感です。

重さは約167gなので、かなり軽い部類になります。

ほぼ同じ端末サイズのiPhone16より3g軽いのはメリットです。

iPhone 16eのサイズ

項目iPhone 16e
デザインアルミニウムのデザイン
Ceramic Shieldの前面
ガラスの背面
サイズ高さ:146.7 mm
幅:71.5 mm
厚さ:7.80 mm
重量167g

以下は歴代iPhoneのサイズです。

iPhone 16eと従来モデルのサイズ比較
項目高さ厚さ画面サイズ
iPhone SE367.3mm138.4mm7.3mm4.7インチ
iPhone SE(第2世代)67.3mm138.4mm7.3mm4.7インチ
iPhone 867.3mm138.4mm7.3mm4.7インチ
iPhone 13 mini64.2mm131.5mm7.65mm5.4インチ
iPhone 1371.5mm146.7mm7.65mm6.1インチ
iPhone 1471.5mm146.7mm7.80mm6.1インチ
iPhone 1571.6 mm147.6 mm7.80 mm6.1インチ
iPhone 1671.6 mm147.6 mm7.80 mm6.1インチ
iPhone 16e71.5 mm146.7 mm7.80 mm6.1インチ
iPhone 16eと従来モデルの重さ比較
項目重さ
iPhone SE3144g
iPhone SE(第2世代)148g
iPhone 8148g
iPhone 13 mini140g
iPhone 13173g
iPhone 14172g
iPhone 15171g
iPhone 16170g
iPhone 16e167g

iPhone16とほぼ同じサイズでありながら、3g軽量化しています。

サイズはiPhone14とまったく同じ(7g軽量化)ことから、こちらをベースに作っていると推測されます。

iPhone 16eの持ちやすさは?

iPhone 16e  手で持ったイメージ 前面

iPhone 16eはやや角ばったデザインですが、横幅が71.5mmなので片手でのグリップがとても安定します。

厚さも7.80mmと薄くスッキリしてますね。

iPhone 16e  手で持ったイメージ 側面

左手で持つと人差し指が電源あたりにくるので、あらゆる操作が無理なく行えます。

iPhone16シリーズの中では最も小さく軽いので、小型の新型iPhoneが欲しいという人は、iPhone 16eがとくにおすすめです。

吹き出しアイコン

iPhone 16eの小ささと軽さは大きなメリットです。iPhone16よりも3g軽いのでより片手操作がしやすいです。

iPhone 16eのスペックをレビュー

iPhone 16e

画像引用元:iPhone 16eを購入 – Apple(日本)

iPhone 16eのスペック
  • CPU:A18チップ
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:128GB/256GB/512GB

iPhone 16eのスペック

iPhone 16e
ディスプレイ6.1インチ
Super Retina XDRディスプレイ
2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi
リフレッシュレート60Hz
本体サイズ高さ:146.7mm
幅:71.5mm
暑さ:7.80mm
重さ167g
アウトカメラ広角:4,800万画素
インカメラ1,200万画素
バッテリー3279mAh(非公表)
RAM8GB(非公表)
ROM128GB・256GB・512GB
CPUA18チップ
認証顔認証
カラーブラック
ホワイト
ネットワーク5G対応
充電急速充電対応
30分で最大50%充電
端子USB-C
Apple Intelligence対応
アクションボタン搭載
iPhone 16eの評価
総合評価A
カメラ性能3.5
処理性能4.5
画面性能4.5
バッテリー性能4.5
コストパフォーマンス4.5

iPhone 16eはA18チップを搭載

iPhone 16eはA18チップを搭載しています。

A18チップは最新のiPhoneに搭載されるプロセッサーで、標準モデルであるiPhone16と同じです。

メモリは非公表ですが、ベンチマークアプリなどで8GBと判明しており、こちらもiPhone16と同じです。

GPUなどにやや違いがありますが、処理性能的にはほぼiPhone16と同等といえます。

iPhone 16eのベンチマーク

iPhone16e benchmark

Geekbenchでベンチマークを測定しました。

iPhone 16eのベンチマーク
  • シングル:2378
  • マルチ:6298

ベンチマークテストの結果、iPhone 16eはシングル2378、マルチ6298という結果に。

ベンチマークはスマホがどのくらいの性能であるかを数値化したものです。

以下はこれまでのiPhoneシリーズのベンチマークテストの結果です。

iPhoneシリーズのベンチマーク
  • iPhone 16e:シングル2378・マルチ6298
  • iPhone16:シングル3318・マルチ8168
  • iPhone15:シングル2542・マルチ6321
  • iPhone14:シングル2254・マルチ5530
  • iPhone SE(第3世代):シングル2259・マルチ5441

Geekbenchのテストでは、iPhone 16eはiPhone15と同じくらいのスコアです。

ただし、Geekbenchはアプリのバージョンによってもスコアが変わるので、目安程度でよいでしょう。

実際にアプリやブラウザなどを操作しましたが、サクサク快適に作動しました。

実際に使えるストレージは約101GB

iPhone16e storage

今回入手したiPhone 16eのストレージは128GBです。

OSやプリインストールアプリが初期状態で使用しているため、実際に使用できるのは約101GBです。

100GB以上残っていれば、長時間の動画を何本も保存するといったヘビーな使い方でない限り、十分足りる容量でしょう。

容量不足が怖い!という人は256GBを選択すると安心です。

吹き出しアイコン

iPhone 16eはmicroSDカードなどの外部ストレージは利用できないので注意しましょう。

iPhone 16eのカメラをレビュー

iPhone 16e カメラ

iPhone 16eのカメラ
  • メインカメラ:4,800万画素

iPhone 16eはメインカメラのみのシングレンズです。

超広角や望遠は搭載していませんが、画素数は4,800万画素とiPhone16やiPhone16 Proと同じです。

実機を使って撮影した写真を紹介します。

iPhone 16eのカメラで実際に撮影

iPhone 16e使って撮影しました。

広角

iPhone 16e 広角で撮影した写真

ズームで撮影(2倍)

iPhone 16e ズームで撮影(2倍)

ズームで撮影(5倍)

iPhone 16e ズームで撮影(5倍)

雨の日の撮影でしたが、全体的にキレイな写真に仕上がりました。

iPhone 16eは光学2倍ズームまで可能ですので、5倍ではやや画質が荒れます。

ポートレートは人のみ

iPhone 16eはポートレートモードに対応していますが、人のみが対象です。

物などにレンズを向けると「対象がない」といった注意が表示されます。

また、人に対しても後ろ姿では反応せず、正面のみ対応のようです。

物に対してポートレートモードを利用したい人は、iPhone16 Proがおすすめです。

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhone 16eで撮影

iPhoneらしい自然な仕上がりで、どれもいい感じに撮影できました。

超広角や望遠レンズがないのはデメリットですが、通常使いのカメラとしては優秀です。

カメラコントロールは非搭載

iPhone16ので初登場したカメラコントロールは搭載していません。

カメラコントロールはカメラのクイックアクセスだけでなく、ズームやF値の変更などに使用できます。

所持しているiPhone16 Proではほとんど使っていないので、個人的にはなくてもOKです。

iPhone 16eのディスプレイをレビュー

iPhone16e

iPhone 16eのディスプレイ
  • 6.1インチ Super Retina XDRディスプレイ OLED
  • 解像度: 2,556 x 1,179、460ppi
  • 最大60Hzのリフレッシュレート
  • ピーク輝度2,000ニト(屋外)
  • 最小輝度1ニト

iPhone 16eのディスプレイは、6.1インチSuper Retina XDRディスプレイです。

iPhone16のディスプレイ

項目iPhone 16e
ディスプレイサイズ6.1インチ
Super Retina XDRディスプレイ
解像度2,556 x 1,179ピクセル460ppi
リフレッシュレート60Hz
ピーク輝度1,200ニト

解像度は2,532 x 1,170ピクセル、460ppiとかなり高いので、文字のギザ付きなどは一切感じません。

ただし、リフレッシュレートは最大60Hzなので、どうしてもスクロール時などに残像がでます。

リフレッシュレート120Hzの端末を普段使っている人は、かなり動きが気になるかもしれません。

屋外でも見やすいディスプレイ

iPhone16e

iPhone 16eのディスプレイは、屋外でも十分に見やすいと感じました。

最大輝度800ニト(標準)、ピーク輝度1,200ニト(HDR)と屋外でも十分明るいディスプレイです。

ベゼルに関してはやはり安価なモデルですから、厚めですね。

吹き出しアイコン

スクロールなどの動作はどうしても荒く感じるので、気になる人は実機を触って確認しましょう。

iPhone 16eのバッテリー性能をレビュー

iPhone16e

iPhone 16eのバッテリー
  • バッテリー持ちは普通
  • YouTbe 2時間視聴の消費量は15%

iPhone 16eのバッテリー

項目Phone 16e
バッテリー3279mAh(非公表)
連続動画再生最大26時間
ビデオ再生(ストリーミング)最大21時間
オーディオ再生最大90時間
ワイヤレス充電最大7.5WのQiワイヤレス充電
外部接続端子USB-C
急速充電18W急速充電対応
30分で最大50%充電

iPhone 16eのバッテリー容量は公式では発表されていませんが、スペック上は大きく向上しています。

ビデオ再生最大26時間、ビデオ再生(ストリーミング)最大21時間、オーディオ再生最大90時間です。

スペック表では、iPhone16を上回るバッテリー持ちです。

また、30分で最大50%充電できる急速充電に対応していますが、20Wの別売りのアダプタが必要です。

YouTubeでバッテリー性能検証

バッテリー性能を調査するために、以下の条件で消費量をチェックしました。

iPhone 16eのバッテリー持ち検証
  • YouTubeアプリで2時間再生
  • 画質は1,080pに固定して再生
  • 明るさMAX
  • 音量50%でスピーカー使用

YouTubeアプリ使用、ディスプレイ輝度MAX、音量は半分、True Toneオフ、自動で明るさが変わる設定はオフにしています。

iPhone16e battery

YouTube2時間視聴後のバッテリー残量は84%、消費量は16%という結果に。

同じ条件でテストした他モデルと比較すると以下の通りです。

他スマホと比較
  • iPhone 16e:16%消費
  • iPhone16:15%消費
  • iPhone15:11%消費
  • Redmi Note 13 Pro 5G:9%消費
  • Redmi Note 13 Pro+ 5G:13%消費
  • Xperia 10 VI:11%消費
  • POCO F6 Pro:12%消費
  • Xiaomi 13T Pro:15%消費
  • Xiaomi 13T:16%消費
  • Galaxy S23 FE:16%消費
  • Galaxy S23:17%消費
  • AQUOS sense8:8%消費
  • Xperia 1 V:18%消費
  • Xperia 10 V:7%消費
  • iPhone 15 Pro:9%消費
  • iPhone 14 Pro:19%消費

公式の発表ではiPhone16よりもバッテリー持ちが良さそうな印象でしたが、実際にはほとんど同じでした。

あくまで一例ですが、iPhone 16eの電池持ちが特別すごい!ということはなさそうです。

吹き出しアイコン

バッテリー持ちは使用条件で変わるので、今回の検証を参考に設定を調整してください。

iPhone16との違いは?

iPhone 16e(iPhone SE4)とiPhone16のスペック・価格比較

比較対象に上がりやすいiPhone16との違いをみていきましょう。

iPhone 16eはiPhone16のややスペックを落としたバージョンで、大きな違いは以下です。

iPhone 16eとiPhone16の違い
項目iPhone16e(iPhone SE4)iPhone16
ディスプレイ6.1インチ
Super Retina XDRディスプレイ
6.1インチ
Super Retina XDRディスプレイ
ボディ素材ガラスの背面とアルミニウムカラーインフューズドガラスの背面と
アルミニウム(ウルトラマリン、ティール、ピンク、ブラック)
リフレッシュレート60Hz60Hz
本体サイズ高さ:146.7mm
幅:71.5mm
暑さ:7.8mm
高さ:147.6 mm
幅:71.6 mm
厚さ:7.80 mm
重さ167 g170 g
アウトカメラ広角:4,800万画素広角:1,200万画素
超広角:1,200万画素
シネマティックモード
アクションモード
インカメラ1,200万画素1,200万画素
バッテリー3279mAh(非公表)3561mAh(非公表)
RAM8GB(非公表)8GB(非公表)
ROM128GB・256GB・512GB128GB・256GB・512GB
CPUA18チップA18チップ
認証顔認証顔認証
カラーブラック
ホワイト
ブラック
ホワイト
ウルトラマリン
ティール
ピンク
ネットワーク5G対応5G対応
充電18W急速充電対応18W急速充電対応
MagSafe対応
外部接続端子USB-CUSB-C
Apple Intelligence対応対応
アクションボタン搭載搭載
カメラコントロール非搭載搭載

それぞれ具体的にみていきます。

カメラ性能を比較

カメラのスペックに関しては、大きく異なります。

項目iPhone 16eiPhone16
広角カメラ4,800万画素4,800万画素
フロントカメラ1,200万画素1,200万画素
超広角カメラ-1,200万画素
カメラコントロール-搭載
マクロ写真撮影-可能
空間写真と空間ビデオ-可能
フォトグラフスタイルフォトグラフスタイル最新世代のフォトグラフスタイル

iPhone 16eは広角カメラが4,800万画素、インカメラが1,200万画素です。

一方のiPhone16は超広角カメラ対応の4,800万画素、マクロ写真撮影、空間写真と空間ビデオなどが撮影できます。

カメラ性能にこだわるなら、iPhone16かiPhone16 Proがおすすめです。

ノッチのサイズを比較

ディスプレイ性能に違いはほとんどありませんが、上部のノッチは違いがあります。

項目iPhone 16eiPhone16
ディスプレイサイズ6.1インチ
Super Retina XDRディスプレイ
6.1インチ
Super Retina XDRディスプレイ
解像度2,532 x 1,170ピクセル
460ppi
2,556 x 1,179ピクセル
460ppi
リフレッシュレート60Hz60Hz
ピーク輝度1,200ニト1,600ニト(HDR)
2,000ニト(屋外)
最小輝度1ニト
ディスプレイ上部ノッチDynamic Island

iPhone 16eは、ディスプレイ上部にノッチがあり、iPhone16にはDynamic Islandがあります。

Dynamic Islandはさまざま情報が表示される便利な機能ですので、必要な場合はiPhone16がおすすめです。

デザイン・サイズの違い

iPhone 16eとiPhone16のサイズや重量は以下の通りです。

項目iPhone 16eiPhone16
本体サイズ高さ:146.7 mm
幅:71.5 mm
暑さ:7.80 mm
高さ:147.6 mm
幅:71.6 mm
暑さ:7.80 mm
重さ167g170g

iPhone 16eがiPhone16よりもほんの少しだけ小さいです。

重量は3gだけiPhone 16eが軽くなります。

より軽くコンパクトなスマホが欲しい場合は、iPhone 16eがおすすめです。

バッテリー容量を比較

iPhone 16eとiPhone16のバッテリー性能は以下の通りです。

項目iPhone 16eiPhone16
バッテリー3279mAh(非公表)3561mAh(非公表)
連続動画再生最大26時間最大22時間
ビデオ再生(ストリーミング)最大21時間最大18時間
オーディオ再生最大90時間最大80時間
ワイヤレス充電Qiワイヤレス充電MagSafe
Qi2・Qiワイヤレス充電
外部接続端子USB-CUSB-C
急速充電18W急速充電対応
30分で最大50%充電
18W急速充電対応
30分で最大50%充電

iPhone 16eのバッテリー持ちは、連続動画再生、オーディオ再生ともにiPhone16を上回っています。

ですが、実際にYouTubeを2時間視聴した実験では、バッテリー消費量はほとんど変わりませんでした。

バッテリー持ちに関しては、やや期待はずれな結果です。

カメラコントロールの搭載有無

iPhone16で追加された新たなボタンがカメラコントロールです。

カメラコントロールはクリックするとカメラアプリが開きます。

このカメラコントロールはiPhone 16eには搭載されていません。

MagSafeの対応有無

iPhone 16eはMagSafeに対応していません。

ただし、Qiワイヤレス充電には対応しています。

価格の違い

iPhone 16eとiPhone16の価格は以下になります。

iPhone 16eの価格
iPhone 16eの価格128GB256GB512GB
au通常112,800円129,800円162,800円
スマホトクするプログラム(※2)乗り換え:47円
新規:27,547円
UQから移行:16,547円
機種変更:33,047円
乗り換え:6,600円
新規:34,100円
UQから移行:23,100円
機種変更:39,600円
乗り換え:19,400円
新規:46,900円
UQから移行:35,900円
機種変更:52,400円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常116,640円141,120円180,720円
新トクするサポート(※3)乗り換え:24円
機種変更:54,984円
乗り換え:6,600円
機種変更:61,560円
乗り換え:19,440円
機種変更:74,280円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
ドコモ通常109,780円139,920円179,960円
いつでもカエドキプログラム(※1)乗り換え:1,210円
新規:43,280円
機種変更:43,780円
乗り換え:53,680円
新規:64,680円
機種変更:64,680円
乗り換え:73,920円
新規:84,920円
機種変更:84,920円
詳細ドコモ公式ショップを見る
楽天モバイル通常110,800円130,100円166,800円
買い替え超トクプログラム(※4)乗り換え:36,392円
新規:39,392円
機種変更:52,392円
乗り換え:44,240円
新規:47,240円
機種変更:60,240円
乗り換え:60,896円
新規:63,896円
機種変更:76,896円
ポイント還元キャンペーン適用の場合(実質価格)乗り換え:31,392円
新規:34,392円
機種変更:47,392円
乗り換え:39,240円
新規:42,240円
機種変更:55,240円
乗り換え:55,896円
新規:58,896円
機種変更:71,896円
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Apple通常99,800円114,800円144,800円
詳細Apple公式サイトを見る
※1 機種割引適用、23ヶ月目に本機種を返却した場合
※2 au Online Shop お得割を利用して25ヶ月目に本機種を返却した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は3月3日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※4 楽天モバイル買い替え超トクプログラム、実質負担額ポイント還元を利用した場合
iPhone16の価格
iPhone16の価格128GB256GB512GB
au通常146,000円169,500円209,700円
スマホトクするプログラム(※2)16,700円26,500円43,200円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常145,440円171,360円211,680円
新トクするサポート(※3)15,648円34,800円59,760円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
ドコモ通常145,200円172,810円211,640円
いつでもカエドキプログラム(※1)乗り換え:49,940円
新規:55,440円
機種変更:55,440円
乗り換え:60,390円
新規:65,890円
機種変更:65,890円
乗り換え:80,740円
新規:86,240円
機種変更:86,240円
詳細ドコモ公式ショップを見る
楽天モバイル通常141,700円161,800円201,800円
楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※4)
乗り換え:49,848円
新規:59,848円
機種変更:61,848円
乗り換え:59,880円
新規:57,880円
機種変更:80,880円
乗り換え:79,896円
新規:89,896円
機種変更:100,896円
詳細楽天モバイル公式サイトを見る
Apple通常124,800円139,800円169,800円
詳細Apple公式サイトを見る
※1 機種割引適用、23ヶ月目に本機種を返却した場合
※2 au Online Shop お得割を利用して25ヶ月目に本機種を返却した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は3月10日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※4 楽天モバイル買い替え超トクプログラムと下取りを利用し最大21,000ポイント還元した場合

定価ベースでは、iPhone 16eが2万円以上低価格です。

iPhone 16eは2025年3月現在、auのスマホトクするプログラムを利用することで、実質47円〜購入できます。

ソフトバンクは実質24円とかなり安くなっています。

iPhone 16eの最大の特徴は、この価格の安さでしょう。

iPhone 16eを使ってわかったメリット4つ

iPhone 16eを使ってわかったメリット

ここからは、ショーケースプラス編集部がiPhone 16eを実際に使って感じたメリットをご紹介します。

iPhoneシリーズでは価格が安い

iPhone SE3が販売終了したため、iPhone 16eの価格は2025年現在で販売されているiPhoneの中で最も安いです。

端末価格は99,800円〜、キャリアの返却プログラムを利用すれば実質47円〜購入できます。

スペックがやや高いiPhone16が124,800円、返却プログラム利用で実質15,648円〜ですから、iPhone 16eの安さが際立ちます。

吹き出しアイコン

A18チップ、メモリ8GBはiPhoneの中でも超ハイスペック性能です。カメラがシングルなところが気にならないならコスパ最強iPhoneですね。

コンパクトで軽量

iPhone 16eの重量は167gと軽くなっています。

ディスプレイサイズは6.1インチとiPhone16と同じですが、サイズも少しだけ小さいです。

大型スマホが苦手という人にiPhone 16eのコンパクトさと軽さは魅力的でしょう。

アクションボタン搭載

アクションボタンがiPhone 16eには搭載されています。

アクションボタンはミュートなどをボタンを押すことで操作できる便利なボタンです。

リーク情報などでは搭載されないとの噂もありましたが、無事搭載されました。

Apple Intelligence対応

iPhone 16eはApple Intelligence対応しています。

Apple Intelligenceは2025年4月以降から日本でも利用できるようになります。

今後、長く使うことを考えれば、Apple Intelligenceは必須です。

2025年3月時点でApple Intelligenceが使えるのはiPhone15 Proシリーズ、iPhone16シリーズだけです。

iPhone 16eを使ってわかったデメリット4つ

iPhone 16eを使ってわかったデメリット

iPhone 16eを実際に使って感じたデメリットは以下になります。

フレッシュレート60Hzは動きがぎこちない

iPhone 16eのリフレッシュレートは60Hzです。

ProモデルやAndroidで120Hz以上の端末を使用している人は、どうしても動きの荒さが気になるかもしれません。

動きの荒さを最も感じるのがスクロールですから、普段使いでかなり重要な部分です。

あくまで個人がどう感じるかの話ですが、iPhone14 Proなどから乗り換える際は動きをチェックしてからにしましょう。

カメラがシングルレンズ

iPhone 16eの最大の弱点はカメラ性能の弱さです。

標準の広角カメラは4,800万画素で、かなりキレイな写真が撮影できました。

ただし、超広角レンズや望遠レンズは搭載しておらず、光学ズームは2倍までです。

また、ポートレートも人にしか使えないため、どうしても機能面では低いと言わざるをえません。

MagSafeが使えない

地味に残念ポイントなのがMagSafeが使えないことです。

MagSafe対応のモバイルバッテリーはiPhoneにくっついて充電できるため、かなり便利な機能です。

ただし、ワイヤレス充電(Qi充電器に対応13)には対応しています。

バッテリー持ちがやや期待はずれ

アップルが公式で発表したスペック表では、ビデオ再生時間などiPhone16よりも長く再生できると表記されていました。

実際にYouTube2時間視聴で試したところ、iPhone16とほぼ同じか、やや劣る結果に。

環境によって結果はかなり変わるため一概には言えませんが、iPhone16からバッテリー持ちが劇的に良くなったということはなさそうです。

iPhone 16eは低価格かつ高性能なコスパ最強スマホ

iPhone 16e

画像引用元:iPhone 16eを購入 – Apple(日本)

iPhone 16eの実機を用いて、使用感やメリット・デメリットをレビューしました。

iPhone 16eは2025年2月にアップルから発売された、「性能が高く価格が安い廉価モデル」です。

廉価版とはいえハイスペックモデルに負けない性能ですから、買って後悔することはないでしょう。

実質価格は24円〜(ソフトバンク)と、とても安いので、スマホ初心者の方から通常ユーザーまで幅広くおすすめできます。

iPhone 16eのメリット・デメリット

iPhone 16eの発売日・価格・総評
  • 2025年2月28日(金)発売の最新iPhone廉価モデル
  • ソフトバンクオンラインショップで実質24円〜購入可能
  • auオンラインストアで実質47円〜購入可能
  • 処理性能は高くApple Intelligenceやアクションボタン搭載
  • カメラはシングルカメラでやや物足りない
  • コンパクトで軽い!初心者から一般ユーザーまで幅広い層におすすめ

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この記事を書いた人
出版社に入社、編集者として15年勤務。現在はショーケース プラス モバイルの編集・記事作成を担当しています。初代GALAXY Sを購入しスマホが大好きに!ユーザー視点に立った記事作成を心がけています。時に脚本・演出家。