この記事では、中学生におすすめのスマホ5機種と中学生にスマホを持たせるメリット・デメリットを紹介します。
中学生も大人と同様に、連絡手段としてスマホを使用するのが一般的です。
そのため、ニーズに応じて適切な機種を選定することをおすすめします。
中学生の子どもにスマホを購入しようと思っているものの、機種選びで迷っている人はぜひチェックしてみてください。
また、中学生がスマホを持つメリット・デメリットもあわせて紹介しています。
最新iPhoneの予約&購入はこちら
iPhoneなら
auオンラインショップがおトク!
- 期間限定(終了日未定)でau Online Shop お得割の乗りかえ割引額を44,000円に増額中!
- 他社から乗りかえなら、スマホトクするプログラム適用で実質負担金47円に!
- iPhone下取り増額キャンペーンで「下取りプログラム」の還元に加えてPontaポイント10,000円(不課税)相当を還元!
中学生におすすめのスマホ人気機種ランキング
中学生向けにおすすめのスマホとして、以下を紹介します。
いずれも2024年6月時点で販売されているスマホであるため、簡単に入手できます。
スペック重視のものや価格重視のものなど、目的に応じて選べるようにさまざまな特徴を持つものをピックアップしました。
iPhoneSE(第3世代)
iPhoneSE3(第3世代) | |
---|---|
ディスプレイ | 4.7インチ 液晶ディスプレイ |
解像度 | 1,334 x 750 |
本体サイズ | 高さ:138.4mm 幅:67.3mm 厚さ:7.3mm |
重さ | 144g |
アウトカメラ | 広角:1,200万画素 |
インカメラ | 700万画素 |
バッテリー | 非公表 |
RAM | 4GB(非公表) |
ROM | 64GB・128GB・256GB |
CPU | A15 Bionicチップ |
認証 | 指紋認証 |
カラー | ミッドナイト スターライト (PRODUCT)RED |
ネットワーク | 5G対応 |
充電 | 18W急速充電対応 |
詳細 | iPhone SE(第3世代)実機レビュー |
iPhoneSE(第3世代)の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.0 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 5.0 |
- 廉価版なので価格が安い
- 指紋認証が使える
- コンパクトで軽い
- 画面が小さくシングルカメラである
- バッテリー容量が少ない
- MagSafeに対応していない
iPhoneSE(第3世代)は廉価版iPhoneの最新モデルです。
必要十分スペックと安い価格で、iPhoneが欲しい中学生の子供に持たせるときに検討したい1台となっています。
搭載しているSoCはiPhone13と同じA15 Bionicで、日常利用には十分ですが最新のiPhoneと比較すると性能面でやや劣ります。
重いゲームもある程度動かせるため、ディスプレイが小さく操作しにくいこととシングルカメラであることを受け入れられるならぜひ検討してみましょう。
iPhoneSE3(第3世代) | 64GB | 128GB | 256GB | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 端末価格 | 73,370円 | 在庫なし | 在庫なし |
いつでもカエドキプログラム(※1) | 5,654円 | |||
詳細 | ドコモ公式サイトを見る | |||
au | 端末価格 | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
スマホトクするプログラム(※2) | 47円~ | 4,600円~ | 33,775円~ | |
詳細 | au公式サイトを見る | |||
ソフトバンク | 端末価格 | 73,440円 | 在庫なし | 在庫なし |
新トクするサポート(※3) | 22,008円 | |||
詳細 | ソフトバンク公式ショップを見る | |||
楽天モバイル | 端末価格 | 64,000円 | 70,900円 | 85,900円 |
楽天モバイル買い替え 超トクプログラム(※4) | 19,992円 | 23,358円 | 30,936円 | |
詳細 | 楽天モバイル公式サイトを見る | |||
ワイモバイル | 端末価格 | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
オンラインストア割引(※5) | 54,440円 | 63,360円 | 81,360円 | |
詳細 | ワイモバイル公式サイトを見る | |||
UQモバイル | 端末価格 | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
割引後(※6) | 48,935円~ | 60,190円~ | 81,415円~ | |
詳細 | UQモバイル公式サイトを見る | |||
Apple | 端末価格 | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
※2 au Online Shop割を利用した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※4 12,000ポイント円相当のポイント還元を利用した場合
※5 乗り換えでシンプル2 M/L契約した場合
※6 乗り換えで指定プランとオプションに加入した場合
iPhoneを安価に購入したいと考えているなら、iPhoneSE(第3世代)を検討してみましょう。
Google Pixel 7a
画像引用元:Google Pixel 7a | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
Google Pixel 7aのスペック | |
---|---|
画面サイズ | 約6.1インチ FHD+(1,080 x 2,400) OLED 429ppi 最大90 Hz対応 |
本体サイズ | 高さ:152.0mm 幅:72.9mm 厚さ:9.0mm |
重さ | 193.5g |
アウトカメラ | 広角:約6,400万画素 超広角:約1,300万画素 |
インカメラ | 約1,300万画素 |
バッテリー | 4,385mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Google Tensor G2 |
認証 | 指紋 顔 |
防水・防塵 | IP67 |
カラー | Sea Snow Charcoal Coral |
Google Pixel 7aの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.0 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
- Google Pixel 7/7 Proと同じチップで必要十分な性能
- 廉価モデルで価格が安い
- Google純正スマホだからアップデートも安心
- 重いゲームアプリは処理落ちする
- 前モデルよりも16g程度重くなった
- 2024年時点で1世代前の型落ちスマホである
Google Pixel 7/7 Proと同じ「Google Tensor G2」を搭載しており、型落ちとはいえ日常利用に十分な処理性能を備えているスマホです。
最新ハイエンドモデルと比べてしまうと処理能力は見劣りしますが、2024年6月時点で最新ゲーム含めて重いアプリも快適に動かせます。
Pixel 7/7 Proより機能が削られていますが、基本的な性能はほぼ同等でありながら安価に購入できるのは大きなメリットといえるでしょう。
Androidスマホで使いやすいものを探しているのであれば、ぜひPixel 7aを検討してみてください。
購入場所 | 価格 | 割引適用時※ | 詳細 |
---|---|---|---|
Googleストア | 69,300円 | - | 公式サイトを見る |
ドコモ | 63,217円 | 17,633円 | 公式サイトを見る |
使いやすく安価に購入できるAndroidスマホを探しているならGoogle Pixel 7aがおすすめです。
AQUOS sense8
画像引用元:AQUOS sense8 SH-54D
AQUOS sense8のスペック | |
---|---|
ディスプレイ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:153 mm 幅:71 mm 厚さ:8.4 mm |
重さ | 159g |
アウトカメラ | 標準:5,030万画素 広角:800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 5,000 mAh |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
CPU | Snapdragon 6 Gen 1 |
OS | Android 13 |
認証 | 指紋 顔 |
カラー | パールグリーン ライトカッパー コバルトブラック ブルー |
AQUOS sense8の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.5 |
バッテリー性能 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
- ブルーライトを約50%低減した新素材ディスプレイ搭載
- 大容量バッテリー搭載で電池持ちが良い
- 大型センサーと高速オートフォーカス搭載のできれいな写真が撮影できる
- ミドルレンジモデルのため3Dゲームには不向き
- ステレオスピーカー非搭載のため音質はイマイチ
AQUOS sense8は、2023年11月に発売されたミドルレンジモデルです。
普段使いに丁度良いスペックを持ち、SNSや動画視聴がメインであれば問題なく使用できます。
ディスプレイにはブルーライトを約50%低減した新素材が使われていて、目に優しいのもうれしいポイントです。
ただし、AQUOS sense8はスペックがそこまで高くないため、3Dゲームをプレイする人や長期利用を前提としている場合は注意してください。
AQUOS sense8の価格 | 割引適用時※ | 詳細 | |
---|---|---|---|
ドコモ | 62,150円 | 41,030円 | 公式サイトを見る |
au | 59,800円 | 17,100円 | 公式サイトを見る |
楽天モバイル | 63,800円 | 43,800円 | 公式サイトを見る |
UQモバイル | 59,800円 | 37,800円 | 公式サイトを見る |
J:COMモバイル | 52,800円 | - | 公式サイトを見る |
シャープ | 56,980円 | - | 公式サイトを見る |
ミドルレンジモデルで十分と考えているなら、AQUOS sense8がおすすめです。
Galaxy S24 Ultra
画像引用元:Galaxy S24 Ultra | スマートフォン(Android スマホ) | au
Galaxy S24 Ultra | |
---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy |
5G対応 | ○ |
画面サイズ | 6.8インチ |
本体サイズ | 高さ:162mm 幅:79mm 厚さ:8.6mm |
重さ | 233g |
アウトカメラ | 広角:2億画素 超広角:1,200万画素 望遠:1,000万画素(x3) 望遠:5,000万画素(x5) |
インカメラ | 1,200万画素 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 256GB 512GB 1TB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
SIMカード | nanoSIM/eSIM |
カラー | チタニウムグレー チタニウムブラック チタニウムバイオレット |
Galaxy S24 Ultraの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.5 |
処理性能 | 4.5 |
画面性能 | 5.0 |
バッテリー性能 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
- 高いスペックを備えていて多用途に使える
- Sペンが便利で学習活動にも使える
- 大画面で操作しやすい
- ハイエンドスマホである分価格が高い
価格よりも性能を重視するのであれば、Galaxy S24 Ultraがおすすめです。
Snapdragon 8 Gen 3を搭載したハイエンドスマホで、日常利用からゲームまで幅広く使えます。
また、Sペンを利用すればメモを取ったり外国語を翻訳したりでき、学習活動においても便利に使えるのが魅力です。
長期利用を検討している人にとっても十分なスペックを備えているため、189,700円~と高価な1台ではあるもののおすすめといえます。
項目 | 容量 | 価格 | 割引適用時※1 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 256GB | 218,460円 | 119,460円 | 公式サイトを見る |
512GB※2 | 232,804円 | 131,164円 | 公式サイトを見る | |
1TB※2 | 261,580円 | 155,980円 | 公式サイトを見る | |
au | 256GB | 202,800円 | 103,800円 | 公式サイトを見る |
512GB※2 | 215,800円 | 113,800円 | ||
1TB※2 | 237,800円 | 128,800円 | ||
SAMSUNG | 256GB | 189,700円 | - | 公式サイトを見る |
512GB | 204,100円 | - | ||
1TB | 233,000円 | - |
※2 オンラインショップ限定販売
重いアプリを使う人や長期利用を考えている人など、スペックを重視するなら見逃せない1台です。
iPhone14
画像引用元:iPhone14 | 機種変更・購入・予約|ドコモオンラインショップ|NTTドコモ
iPhone14のスペック | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.80mm |
重さ | 172g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (メイン、超広角) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB |
CPU | A15 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○ |
カラー | ブルー パープル ミッドナイト スターライト レッド イエロー |
詳細 | iPhone14実機レビュー |
iPhone14の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.0 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
- 十分な性能で重いゲームもサクサク動かせる
- アクションモードを搭載している
- 性能と価格のバランスがいい
- デュアルカメラで望遠カメラがない
- 60Hzが上限で高リフレッシュレートに対応していない
- 2024年6月時点で1世代前の型落ちモデルである
iPhone14は2022年に発売されたiPhoneで、型落ちモデルであるものの2024年6月時点で販売が継続されています。
iPhone13シリーズと同じA15 Bionicチップを搭載しており、基本的な性能は十分です。
3Dゲームなどもサクサク動くので、中学生向けのスマホとして十分な性能を備えているといえるでしょう。
カメラ性能も従来モデルより高く、暗い場所でもノイズの少ないキレイな写真が撮れます。
iPhone14 | 128GB | 256GB | 512GB | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 124,465円 | 161,480円 | 販売終了 |
いつでもカエドキプログラム(※1) | 12,133円 | 71,780円 | ||
詳細 | ドコモ公式ショップを見る | |||
au | 通常 | 127,900円 | 販売終了 | 販売終了 |
スマホトクするプログラム(※2) | 47円 | |||
詳細 | au公式ショップを見る | |||
ソフトバンク | 通常 | 127,440円 | 販売終了 | 販売終了 |
新トクするサポート(※3) | 22,008円 | |||
詳細 | ソフトバンク公式ショップを見る | |||
楽天モバイル | 通常 | 120,800円 | 135,900円 | 165,900円 |
アップグレードプログラム(※4) | 48,384円 | 55,944円 | 70,944円 | |
詳細 | 楽天モバイル公式サイトを見る | |||
Apple | 通常 | 112,800円 | 127,800円 | 157,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
※2 au Online Shopお得割を利用した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月12日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※ 最大12,000円相当のポイント還元を利用した場合
より大画面で性能・機能が充実したiPhoneを探しているなら、iPhone14を検討してみましょう。
中学生がスマホを持つメリット
中学生がスマホを持つことには、どのようなメリットがあるのかを紹介します。
代表的なメリットは以下の5つです。
それぞれの要素を以下で詳しく解説します。
スマホを所有するメリットは大きいため、ぜひ積極的に検討してみてください。
緊急連絡手段になる
中学生にスマホを持たせる大きなメリットの1つは、緊急時にすぐ連絡できる手段になることです。
保護者が見ていない時間に何らかの緊急事態が発生した場合、スマホがあればすぐに連絡できます。
また、スマホなら電話やメールだけでなく、LINEやSNSなど多くのアプリでを使用できます。
状況に応じて臨機応変に対応できるのは魅力的といえるでしょう。
ITリテラシーが身に付く
中学生からスマホを利用することで、ITリテラシーが高くなることもメリットの1つです。
スマホの使い方や情報発信のやり方、インターネットとの向き合い方など、日頃からスマホに触れていればでさまざまなことを学べます。
社会全体の流れから後れを取らないためにも、早いうちからITリテラシーを高めることは大切です。
居場所を確認できる
中学生にスマホを持たせて必要な設定を済ませておけば、子どもが1人で行動する時も位置情報を確認できます。
また、各キャリアの位置情報確認サービスには、塾や自宅などの指定エリアへの出入りがあったときに保護者のスマホに通知する機能もあります。
共働き世帯や塾で帰りが遅くなる場合など、「子どもが今どこにいるのか?」と心配になるときに役立つ便利な機能です。
勉強に活用できる
中学生にスマホを持たせると、日々の勉強にも活用できます。
むしろ、最近は電子辞書や資料などを使用しなくとも、調べ物は全てスマホで解決してしまいます。
さらに、copilotやGeminiなどのAIチャットアプリも利用できるので、以前より簡単に必要な情報が調べられます。
AIに英会話の相手をしてもらったり練習問題を考えてもらったりすることもでき、使い方は多種多様です。
家族や友達とコミュニケーションがとれる
多くの中学生はスマホを所持しています。
そのため、友達とのコミュニケーションツールにスマホのメッセージアプリを使うのが一般的です。
LINEで連絡を取り合うだけでなく、グループを作って予定を立てるといった使い方をすることもあります。
同じように、家族とのコミュニケーションにも活用できます。
中学生がスマホを持つデメリット
多くのメリットがある反面、中学生がスマホを持つことにはデメリットもあります。
代表的なデメリットは以下のとおりです。
スマホの恩恵を最大限享受するためにも、想定されるデメリットには前もって対策しておきましょう。
スマホ依存になる可能性がある
中学生にスマホを持たせる際は、スマホ依存にならないように十分注意してください。
スマホ依存を回避するための対策には、次のような例があります。
- 1日の利用時間を決めておく
- ゲームや動画アプリは利用時間制限をかける
- 深夜はSNS・LINEに制限をかける
あくまで上記は一例で、子供の性格にあわせて1番効果的な対策が必要となるでしょう。
また、過度な対策は子どもの自尊心に影響するため、適切な制限がどの程度かきちんと考えることも大切です。
SNSトラブルになることがある
中学生にスマホを持たせると、SNSやLINEなどの交流でトラブルが生じる可能性もあります。
代表的なトラブルの例は以下のとおりです。
- SNSへの投稿に対する批判
- 不適切な投稿による炎上
- 誹謗中傷の被害・加害
保護者の目が届かない部分も多いため、予想外のトラブルが発生するリスクがあります。
場合によっては不法行為に加担する可能性も考えられるでしょう。
子供にスマホを持たせる際は、やって良いこと・悪いことの判断基準をしっかり教え、SNSトラブルの危険性を伝えることが大切です。
視力低下につながる
中学生の子供にスマホを持たせると、視力低下など健康面のデメリットも考えられます。
ゲームや動画・SNSに熱中するあまり、問題がある姿勢で長時間スマホを利用すると、ストレートネックなども心配になります。
利用時間等のルール決めはもちろん、利用中の姿勢など健康を害する使い方をしないよう注意するのも1つの方法です。
ゲーム課金やモバイル通信で費用が膨れる可能性がある
子供にスマホを持たせる際は、ゲームの課金やデータ量の追加で、料金が膨れ上がる可能性があります。
ショップでも「勝手に課金されたから返金して欲しい」といった相談をよく受けます。
しかし、子供が勝手に課金したからといって、原則返金対応されることはありません。
課金関係のトラブルを防ぐために、子供にスマホを与える前に以下の対策例を組み合わせて、不用意に課金できない環境を整えるようにしましょう。
- 課金にはギフトカードを使用する
- Apple IDやGoogleアカウントにクレジットカードを登録しない
- クレジットカードは子供の目の届かないところに保管する
- 最初から通信量が無制限のプランを契約する
事前に課金の上限額を決めておき、ギフトカードを登録しておくと管理がスムーズになるでしょう。
通信面では、月間データ通信量が無制限のプランを契約しておけば、高額の料金を請求される心配はありません。
中学生がスマホを持つ際の事前準備
中学生にスマホを持たせるときには、いくつか注意しておきたいことがあります。
以下では事前にチェックしておきたい3つのポイントをみていきましょう。
それぞれのポイントを詳しく紹介します。
おすすめのスマホルール
使いすぎやトラブルを予防するためにも、スマホを使うときの基本的なルールを定めておきましょう。
ルール化したい内容の例は以下のとおりです。
- ゲーム・動画の利用時間
- 1ヶ月にアプリ課金していい金額・課金方法
- スマホを利用していい時間帯
- ルールを破った際のペナルティ
- 利用時間等の制限をかけるか
上記のルールは保護者が勝手に決めるのではなく、子どもの意見を聞きつつ決めることが大切です。
双方が納得したうえで決めたルールであれば、守りやすくなるでしょう。
おすすめのフィルタリング
必要に応じてフィルタリング機能すれば、危険を避けやすくなります。
2024年6月時点で使用できるフィルタリングサービスは、以下のとおりです。
- iPhoneのスクリーンタイム
- Googleファミリーリンク
- キャリアのフィルタリングサービス
それぞれ使用できるデバイスと機能が異なるため、状況に応じて適したものを使用しましょう。
基本的には、iPhoneであればスクリーンタイムを、AndroidであればGoogleファミリーリンクを使用するのがおすすめです。
おすすめのスマホアプリ
中学生のスマホにどのようなアプリをインストールしておくとよいかを見ていきましょう。
ジャンル別におすすめのアプリを紹介します。
コミュニケーション用アプリ
家族や友達とのコミュニケーションをスムーズにするため、必要なアプリを忘れずにインストールしておきましょう。
コミュニケーション用としておすすめのアプリは以下のとおりです。
学習用アプリ
勉強に使用するアプリを選ぶときは動画教材を使って勉強できるものがおすすめです。
高校受験の助けになるアプリも数多く配信されているので、上手に活用しましょう。
上記のように、各分野でさまざまなアプリがリリースされています。
家庭の状況に応じて適したアプリを選び、より便利にスマホを使いましょう。
中学生のスマホでよくある質問
最後に、中学生におすすめスマホに関してよくある質問に回答します。
中学生にスマホはいらない?
中学生のスマホ所有率が70%以上と高いことから、スマホは必需品です。
クラスの環境によっては、スマホがないと友人同士のコミュニティに参加できなくなる可能性があります。
また、塾や習い事など1人で行動する際の緊急連絡用としても、スマホは有用です。
参考:スマホ所有率小学5年生で半数、中学2年生で8割を超える
中学生におすすめのiPhoneは?
iPhoneを購入する場合、スペックが十分で比較的安価に購入できるiPhone14を検討するといいでしょう。
型落ちスマホであるとはいえ、十分なスペックを備えているため日常利用・学習・ゲームと幅広く使用できます。
中学生におすすめのandroidは?
Androidスマホを購入するなら、Googleが販売しているPixel 7aがおすすめです。
こちらも比較的安価に購入でき、性能も十分なのでさまざまな用途に幅広く使用できます。
中学生のスマホを時間制限する無料アプリはある?
中学生のスマホの時間制限する無料アプリと無料でできる設定について紹介します。
以下の方法からぴったりなものを選び、スマホを購入したら早めに設定しておきましょう。
それぞれの機能を簡単に紹介します。
iPhoneの「スクリーンタイム」
iOS12以降のiPhoneには、アプリの利用時間やフィルタリングサービス等を設定できる「スクリーンタイム」が搭載されています。
スクリーンタイムを利用することで、各アプリの利用時間の確認・利用時間制限からフィルタリングまで、中学生の子ども向けの設定が可能です。
- スマホの利用時間・アプリ別の利用時間確認
- アプリ別・アプリのジャンル別の利用時間制限
- 時間帯別にアプリ起動可否の設定
- Safariの年齢帯別のフィルタリング設定
- App Storeでのインストール・課金可否設定
- 設定変更時のパスワード設定
スクリーンタイムを設定する際は、パスワードを設定して勝手に制限を解除できないようにしましょう。
Googleファミリーリンク
Googleファミリーリンクは、利用時間の制限から位置情報の確認まで子供のスマホをまとめて安全に設定できるGoogle製アプリです。
- 利用時間の制限
- アプリのインストールの随時承認
- YouTubeの保護者向け管理機能
- プライバシー保護設定
- パスワード再設定
- 位置情報の確認
保護者がiPhoneを使用していても、子どものスマホに各種制限を設定できます。
Androidスマホを購入する予定があるなら、必要に応じてGoogleファミリーリンクを活用しましょう。
中学生のスマホ保有は事前ルールやフィルタリングがおすすめ
中学生のスマホ所有率は70%を超えていて、生活必需品の1つといえます。
そのため、子どもにスマホを所持させることはほぼ必須といえるでしょう。
スマホ選びに悩んだときは、今回紹介した以下のスマホから子どもに合った1台を選んでみてください。
価格やスペックなど、何を重視するかによって適したスマホは異なります。
また、安全に使うためにも中学生にスマホを持たせる際は、利用ルールを決めたり必要に応じてフィルタリングしたりしましょう。
適切にスマホを使用すればコミュニケーションや学習に役立つだけでなく、ITリテラシーを高めることにもつながります。
最新iPhoneの予約&購入はこちら