この記事では、ソフトバンクで4Gから5Gへ契約変更する手順と、手続き時にSIMカードがどうなるのかを詳しく解説します。
ソフトバンクでの4Gから5Gスマホへの契約変更は、オンラインで簡単です。
5Gスマホをソフトバンクオンラインショップで購入するなら、スマホ購入と同時に契約変更もできます。
これから初めての5Gスマホ購入を検討している人は、本記事を参考にスムーズに手続きを進めてください。
なお、5Gスマホを持ち込みで契約変更する場合もオンライン手続きOKです。
- オンラインで4Gから5Gへ機種変更
→5Gスマホの購入とプラン変更が必要 - 4Gから5Gにする際はSIM交換が必要
- 5Gスマホで4GのSIMは使えない
- iPhone⇄AndroidのSIM差し替えはできない
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ソフトバンクで4Gから5Gへ契約変更する際にかかる費用
ソフトバンクで4Gから5Gへ契約変更する際は、手続きする場所によってかかる費用が変わります。
- ソフトバンクショップ:3,850円
- ソフトバンクオンラインショップ:0円
ソフトバンクの店頭で契約変更すると、3,850円の事務手数料がかかります。
一方ソフトバンクオンラインショップは事務手数料無料で契約変更できるため、店頭で手続きするよりお得です。
ソフトバンクで4Gから5Gへ契約変更する流れ
ソフトバンクで4Gから5Gに契約変更する流れは、次の2パターンあります。
パターン1:5Gスマホを購入して契約変更する
2024年現在、ソフトバンクで販売されているスマホはすべて5Gスマホです。
そのため、4Gスマホ利用中の人は新しい機種を購入する際、5G対応プランへの契約変更も同時に行うことになります。
購入したスマホは確実にソフトバンクの5G契約で使えるので、買い替えと同時の契約変更が1番簡単です。
ただし、ソフトバンクオンラインショップではLINEMOの契約はできません。
LINEMOを使いたい人は、機種購入・契約変更が終わったら別途LINEMO公式サイトから申し込むようにしましょう。
パターン2:5G用のSIMカード・eSIMに変更する
現在ソフトバンクを4G契約で利用中で、他キャリアやSIMフリーの5Gスマホを持ち込んむ場合、5G対応の料金プラン・SIMカードに変更が必要です。
ソフトバンクの5G対応プランは以下の通りです。
- ペイトク無制限
→データ無制限&PayPay+10還元 - ペイトク50
→50GB&PayPay+6%還元 - ペイトク30
→30GB&PayPay+2%還元 - メリハリ無制限+
→データ無制限(200GB超過で最大4.5Mbps) - ミニフィットプラン+
→最大3GBの小容量段階プラン
ソフトバンクでは、4G契約のまま5Gスマホは利用できません。
加えて、利用する端末によって対応するSIMカードが決まっているため、4Gから5Gに契約変更する際は原則SIMカードの交換も必要になります。
ソフトバンクオンラインショップで4Gから5Gへ契約変更する手順
続いて、ソフトバンクオンラインショップで4Gから5Gへ契約変更する流れをみていきましょう。
なお、LINEMOはソフトバンクオンラインショップでの契約ができません。
ソフトバンクのメインプランではなくLINEMOを使いたい人は、解説する手順で機種購入した後にLINEMO公式サイトから申し込みましょう。
①購入前に必要な情報を確認
ソフトバンクオンラインショップで5Gスマホを購入する前に、手続きに必要な情報を確認しておきましょう。
- SoftBank ID・パスワード
または電話番号と4桁の暗証番号 - 連絡用のメールアドレス
- クレジットカード(一括払いの場合)
- 持ち込む5Gスマホ
SoftBank ID・パスワードは、My SoftBankにログインする際の情報と共通です。
ID・パスワードがわからない場合、Wi-FiをOFFにした状態で電話番号と4桁の暗証番号でもログインできます。
また、機種代金を一括払いで購入する場合は、契約者名義のクレジットカードを用意しておきましょう。
②5Gスマホを選ぶ
ソフトバンクオンラインショップで手続きを開始する前に、欲しいスマホを決めておくとスムーズです。
2024年現在、取り扱い中のスマホはすべて5Gに対応しています。
エントリーモデルでも普段遣いに十分な性能があるので、以前のように「安い=遅い」ということもありません。
しかし、実際に持った時の重さ・持ちやすさを重視するなら、店頭で触っておいた方がいいでしょう。
③契約変更の手続きをする
欲しいスマホを決めたら、実際にソフトバンクオンラインショップで契約変更手続きを進めましょう。
-
STEP.オンラインショップにアクセスし、メニューボタンを選択
-
STEP.「購入したい機種を探す」を選択
-
STEP.購入したい機種を探して「予約・購入する」をタップ
5G対応のSIMフリースマホを使う場合は、機種選択画面で「SIM」から手続きしましょう。
-
STEP.「受け取り」で受け取り方法を選択
-
STEP.「お手続き」で「機種変更」を選択
-
STEP.利用者の年齢を選択して「次へ」を選択
-
STEP.ソフトバンクIDとパスワードを入力して「ログインする」を選択
-
STEP.カラー、容量、支払い回数、割引、下取りの有無などを選択
-
STEP.料金プラン、通話オプション、SIMの種類を選択して「次へ」を選択
-
STEP.画面の案内に従って料金プランなど必要情報を入力し、手続きを完了する
-
完了
画像引用元:スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
以上でソフトバンクオンラインショップでの手続きは完了です。
購入したスマホが届くのを待って、新しいSIMカードを開通させましょう。
④データのバックアップをしておく
ソフトバンクオンラインショップで購入したスマホは、最短翌日〜数日で届きます。
※最短翌日の到着は正午までの申し込み完了の場合(地域により異なる)。
到着を待つ間に、現在使っているスマホのデータをバックアップしておきましょう。
電話帳や写真・動画・各種アプリのデータ引き継ぎは最低限必要です。
特にLINEやSNSのアカウント引き継ぎはミスすると日常の連絡に困るため、慎重に行いましょう。
⑤スマホが到着したらSIMカードを入れる
購入したスマホと新しいSIMカードが届いたら、台紙から取り外してスマホに入れましょう。
なお、ソフトバンクのSIMカードはマルチサイズで届きます。
最近のスマホは1番小さいnano SIMカードが対応しています。
⑥利用開始手続きをする
5Gスマホに新しいSIMカードを入れたら、利用開始手続きをしましょう。
ソフトバンクでは、Webサイトと電話いずれかで利用開始手続きができます。
- ソフトバンクの開通専用ページで「お申し込み済みのお客さま」をタップ
- SIMカードの場合は「機種変更」、eSIMの場合は端末の種類をタップ
- My SoftBankにログイン
- 画面に従って開通手続きを完了
-
STEP.ソフトバンクの開通専用ページで「お申し込み済みのお客さま」をタップ
-
STEP.SIMカードの場合は「機種変更」、eSIMの場合は端末の種類をタップ
-
STEP.My SoftBankにログイン
-
STEP.画面に従って開通手続き
-
終了
また、以下の電話番号でも利用開始手続きできます。
- 0800-100-2555
※手続きする電話番号から発信 - 受付時間:9:00〜22:30
利用開始手続きを完了したら、10分〜30分程度で新しいSIMカードが有効になります。
⑦バックアップしたデータを復元する
利用開始手続きが完了したら、開通するまでの時間を使ってバックアップしたデータの復元をしておきましょう。
iCloudやGoogleアカウントを利用していれば、多くのデータは簡単に復元できるでしょう。
全体の流れをまとめると下記です。
ソフトバンクショップで4Gから5Gへ契約変更する手順
ソフトバンクショップへ来店して手続きする場合は、手続きの多くはスタッフが行ってくれます。
機種やプラン選択のアドバイスが欲しい場合には、ソフトバンクショップを利用するといいでしょう。
ただし、店頭での契約変更は3,850円の事務手数料が発生します。
①来店前の準備をする
ソフトバンクショップで手続きする際は、事前に必要書類の用意と来店予約をとっておきましょう。
- 本人確認書類を用意
- 現金・クレジットカードを用意(一括払いの場合)
- 来店予約を取る
- データのバックアップを取る
ソフトバンクショップの来店予約は、ソフトバンク公式サイトからできます。
また、事前に現在使っているスマホのデータバックアップやアプリデータの移行などもやっておくと、購入後の初期設定がスムーズです。
②来店して5Gスマホを選ぶ
ソフトバンクショップに行ったら、購入する5Gスマホを決めましょう。
ただ、店頭で1から比較検討を始めるのは時間がかかってしまうので、来店前に購入するスマホをある程度絞り込んでおきましょう。
ネットやSNSでは、実際に使っているユーザーの口コミが簡単に見つかります。
来店前にある程度候補を決めておいて、来店後は実際に触って最終決定するだけにするといいでしょう。
③スタッフに手続きをしてもらう
購入するスマホを決めたら、スタッフに契約変更手続きしてもらいましょう。
手続きは30分以上かかることがあります。
また、契約変更の手続き中に重要事項説明の書類を渡された場合は必ず目を通しましょう。
冊子で重要事項を確認しないと、すべて口頭説明になるので手続きの時間が長くなってしまいます。
④手続きが終わると開通完了
店頭で手続きが完了するとその場で5G契約に切り替わり、すぐ利用開始できます。
手続きが終わったら最後にバックアップしておいたデータを復元しましょう。
なお、店頭スタッフにデータ移行やアカウント設定を依頼するのは有償サービスになっています。
まずご自身で各種設定に挑戦し、わからなければ店頭スマホサポートを依頼するといいでしょう。
ソフトバンクで4Gから5Gに契約変更する際の注意点
続いて、4Gから5Gに契約変更する際に注意したいポイントをみていきましょう。
使うスマホによってSIMカードが異なる
ソフトバンクは他キャリアよりSIMカードの種類を細かく分けており、利用するスマホによって使えるSIMカードが異なります。
例えば、iPhone15なら「nano USIMカードA(S)」、Google Pixel 8なら「5GーUSIMnano」が対応するSIMカードです。
ここで注意したいのが、Google Pixel 8にiPhone15用のSIMカードを入れても認識しないことです。
スマホを持ち込み契約で安く運用する場合でも、その都度SIMカードの対応をチェックしましょう。
対応確認が面倒なら、ソフトバンク回線はeSIMで利用した方がいいかもしれません。
5Gエリアは4G転用エリアが中心
5Gスマホに買い替えたい人の中には、高速通信に期待している人も多いのではないでしょうか。
しかし、ソフトバンクの5Gエリアを見ると、まだまだ4Gを転用した5Gエリアが中心となっています。
つまり、アンテナピクトは5Gとなっていても、実際の通信速度は4Gと同等の場所が多いということです。
都市部など純粋な5Gである「5G SAエリア」なら、4Gより圧倒的に速い速度が体感できます。
現在5Gスマホが主流ですが、全国どこでも爆速になるのはまだ先のことになるでしょう。
持ち込みAndroidスマホは周波数の確認が必要
他キャリアやSIMフリーのAndroidスマホをソフトバンクで利用する場合、周波数の対応状況を必ず確認してください。
※iPhoneやGoogle Pixelは問題なく使えます。
ソフトバンクの主要な周波数は次のとおりです。
- 5G:n77、n257
- 4G:Band1、3、8、11、28、41、42
なお、総務省の「令和5年 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要について」によると、ソフトバンクはBand 42の通信量がかなり多いことがわかります。
「Band1、3、8対応なら大丈夫」と考える人が多いようですが、混雑しやすい時間帯も快適に使うならBand 42に対応しているスマホを使った方が良いでしょう。
ソフトバンクで4Gから5Gにする時SIMカードはどうなる?
ここからは、ソフトバンクで4Gから5Gに契約変更する際に、SIMカードはどうなるのかを見ていきましょう。
結論からお伝えすると、現在4Gでソフトバンクを利用している人の多くは、SIMカード変更が必要です。
SIMカード変更は必要?
4G契約を利用中で現在ソフトバンクが販売中の端末に買い替える場合、数機種を除きSIMカードの変更が必要です。
ソフトバンクで現在も4G契約の人は、「nano USIMカード」または「iPhone専用 nano USIMカードA(C2)」を使っています。
しかし、最新スマホのほとんどは対応するSIMカードが変更されているため、契約変更に伴いSIMカードを変更することになります。
ソフトバンクオンラインショップの機種一覧で「5G SA」と書かれた機種はSIMカード交換必須と考えてください。
先述した通り、ソフトバンクでは利用する端末毎に対応するSIMカードが異なります。
非対応のSIMカードを入れても通信できないので、特に端末持ち込みで利用する人は注意してください。
4Gスマホで5G契約のSIMカードは使える?
5G契約で使っていたスマホが「5G SA」に非対応の機種なら、4Gスマホでも同じSIMカードが使える可能性があります。
どちらの端末も「nano USIMカード」が対応SIMカードであることが条件です。
ただし、ソフトバンク公式には対応確認されていない組み合わせになるので、差し替えての利用は自己責任となるので注意してください。
5Gスマホで4G契約のSIMカードは使える?
ソフトバンクオンラインショップの機種一覧で「5G SA」と書かれた機種には使えません。
「5G SA」に対応したスマホは対応するSIMカードが異なるためです。
一方で、5G SAに非対応のAndroidスマホなら、「nano USIMカード」が多いので使える可能性があります。
iPhoneの場合も、iPhone6〜iPhone13・iPhoneSE(第3世代)は同じSIMカードなので使えるかもしれません。
- 端末が5G SAに非対応
- Androidはnano USIMカードの機種
- iPhoneはiPhone6〜iPhone13
- メリハリプラン以降を契約中
なお、5Gスマホで利用するにはメリハリプラン以降の料金プランを契約している必要があります。
以上の条件を満たせれば、自己責任ですが4G契約のまま5Gスマホで使えるかもしれません。
SIMカードとデータ移行はどっちが先?
データ移行の方法にもよりますが、データ移行の前にSIMカードの挿し替えと開通手続きを行いましょう。
理由は単純に、クラウドサービスやSNSを利用する際にSMSでの認証が必要になることが多いためです。
スムーズにデータ移行できるように、5Gスマホに契約変更したら、まず通信できるようにしてからデータ移行を行なってください。
ソフトバンクのSIM交換はいくら?
ソフトバンクオンラインショップでの機種購入に伴うSIM交換は無料です。
※ソフトバンクショップでの受け取りの場合は3,850円かかります。
また、My SoftBankでのeSIM再発行も手数料はかかりません。
ソフトバンクショップでの契約変更やSIMカード交換は3,850円の手数料がかかります。
ソフトバンクで4Gから5Gに契約変更する際のよくある質問
最後に、ソフトバンクで4Gから5Gに契約変更する際のよくある質問に回答します。
4Gから5Gにする際に使える割引・キャンペーンはある?
ソフトバンクで4Gから5Gに契約変更する際には、以下の割引・キャンペーンが利用できます。
- 新トクするサポート:機種代金が実質半額
- Xperia 10 Vが31,824円:ソフトバンクユーザーなら激安で購入可能
- Google Pixel 8購入者特典:最大20,000円相当還元
- 下取りプログラム:最大100,200円相当還元
2024年4月現在、ソフトバンクユーザーなら契約変更でもXperia 10 Vが総額31,824円と激安になっています。
また、新トクするサポートの利用で実質価格が半額以下で買えるので、2年返却OKならお得に好移入できます。
なお、ソフトバンクのキャンペーンは都度更新されます。
最新のキャンペーン情報はこちらの記事をチェックしてください。
ソフトバンクの5Gで利用できる料金プランは?
ソフトバンクの5Gで利用できる料金プランは次の通りです。
- ペイトクプラン:30GB・50GB・無制限+PayPay還元率アップ
- メリハリ無制限+:データ量無制限
- ミニフィットプラン+:最大3GBの小容量段階プラン
- LINEMO:3GB・20GB+LINE使い放題の格安プラン
- スマホデビュープラン+:4GB・20GBの22歳以下専用プラン
ソフトバンクの料金プランは、データ量無制限から小容量プランまで豊富な選択肢があります。
最新プランはこちらの記事でも解説しているので参考にしてください。使い方に合わせて上手に料金プランを選びましょう。
ソフトバンクのおすすめ5Gスマホは?
ソフトバンクでは幅広いラインナップの5Gスマホを販売中です。
2024年4月時点では、次の7機種がおすすめです。
- iPhone15
- iPhone15 Pro
- Google Pixel 8
- Xiaomi 13T Pro
- OPPO Reno10 Pro 5G
- Xperia 1 V
- Xoperia 10 V
特に、Xiaomi 13T ProやOPPO Reno10 Pro 5Gは、SIMフリースマホでも人気に高い高コスパモデルです。
価格だけでなくスペックも妥協したくない人は、この2機種は要チェックです。
どうしてもスマホ選びに迷ってしまう人は、ソフトバンクスマホのおすすめランキング記事もぜひチェックしてください。
ソフトバンクの契約変更はオンラインショップがおすすめ
今回は、ソフトバンクで4Gから5Gに契約変更する方法と、手続き後にSIMカードがどうなるかを解説しました。
- オンラインで4Gから5Gへ機種変更
→5Gスマホの購入とプラン変更が必要 - 4Gから5Gにする際はSIM交換が必要
- 5Gスマホで4GのSIMは使えない
- iPhone⇄AndroidのSIM差し替えはできない
ソフトバンクは端末とSIMカードが紐づいているため、4Gから5Gへの変更は面倒な印象を受けがちです。
しかし、ソフトバンクオンラインショップで5Gスマホを購入すれば、難しい手続きの必要もなく簡単に5Gスマホに買い替えられます。
これから初5Gスマホを考えている人は、今回の解説を参考にスムーズに契約変更ましょう。