ソフトバンクには、ソフトバンクに機種変更した際、機種代金を安くできる「新トクするサポート」があります。
ソフトバンクの人気スマホは、10万円を超えるものもありますが、新トクするサポートを利用すれば定価より安価で購入することができます。
しかし、分割支払中に新しい機種に買い替えたくなった場合に、新トクするサポートは途中解約することができるか疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
本記事ではソフトバンクの新トクするサポートは途中解約はできるのか、デメリットや注意点について解説していきます。
まずは、新トクするサポート端末購入サポートプログラムです。
48回の分割で購入し、25ヶ月目に端末を返却すると残りの分割金の支払いが免除になる非常にお得なプログラムです。
- 対象機種を48回の分割払いで購入する場合加入できる
- ソフトバンク回線がなくても利用可能
- 特典を利用すると最大24回分の支払いが不要になる
- プログラムを利用するには利用条件を満たす必要がある
- 機種が破損品と査定された場合は別途料金がかかることがある
新トクするサポートは途中解約が可能です。
途中で解約した場合は、解約手続きが完了した日をもってプログラムは終了となります。
解約手順は以下の通りです。
- My SoftBankへログイン
- 「オプション」をタップ
- 加入中のサービスから「新トクするサポート」の「変更」をタップ
- 「次へ」をタップ
- 申し込み内容を確認し「同意」にチェックを入れる
- 「解除する」をタップ
新トクするサポートを途中解約するのは注意が必要です。下記のようなデメリットが考えられます。
- 解約後は特典が利用できなくなる
- 解約後に再申し込みはできない
- 特典利用を申し込んだ後に解約することはできない
- ソフトバンクを解約しても新トクするサポートは自動解約にならない
トップ画像引用元:新トクするサポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
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ソフトバンク「新トクするサポート」とは?
画像引用元:新トクするサポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
新トクするサポートは、2021年11月17日から提供している端末購入サポートプログラムです。
- 対象機種を48回の分割払いで購入する場合加入できる
- ソフトバンク回線がなくても利用可能
- 特典を利用すると最大24回分の支払いが不要になる
- プログラムを利用するには利用条件を満たす必要がある
- 機種が破損品と査定された場合は別途料金がかかることがある
- ※注意点を表示する
- ※一部対象外機種あり。※回線契約がなくても OK!※48 回割賦で対象機種を購入し、25 か月目※以降に特典利用を申込み、翌月末までにソフトバンクで機種の回収・査定完了が必要。※ウェアラブルデバイスは、購入時のバンドも回収・査定が必要です。※査定条件を満たさない場合、回収に加えて22,000 円(不課税)の支払いが必要。※お客さまが特典利用を申し込むタイミングによって、お支払い不要になる金額が変わります。※お申し込み状況等によって、時期が前後にずれることがあります。※お客さまの特典受付開始日は、MySoftBank 等でご確認いただくことができます。
プログラムの利用料金は無料で、対象機種を48回払いで購入する場合に加入することができます。
機種購入の25ヶ月目以降に特典利用を申し込みし、機種をソフトバンク返却すると、最大24回分の支払いが不要になります。
実質半額の負担で機種を購入できるため、高額な機種もお得に手に入れることが可能です。
なお、新トクするサポートはソフトバンク回線がなくても利用できます。
新トクするサポートを利用してiPhoneを購入した場合の料金
新トクするサポートを利用するとどのくらい安くなるか、iPhone 14 128GBを購入した場合を例に見てみましょう。
iPhone 14 128GB | |
---|---|
本体価格 | 127,440円 |
新トクするサポート(スタンダード)利用時※ | 22,008円 |
iPhone 14 128GBの機種代金は127,440円です。
48回の分割払いで購入すると、1~24回 917円/月、25~48回 4,393円/月の負担になります。
新トクするサポートの特典に申し込み25ヶ月目に機種をソフトバンクに返却すると、残り24回分の分割金の支払いが免除になります。
4,393円×24回分の支払いが不要となるため、実質22,008円で購入することが可能です。
12万円以上もする高額な機種も、新トクするサポートを利用すれば2万円台で手に入れることができます。
新トクするサポートは分割金の支払額が高いほど免除される金額が大きくなるので、高額な機種ほどお得に購入することができます。
新トクするサポートの対象機種
新トクするサポートは、ソフトバンクで販売されているほとんどの機種で申し込みが可能です。
- iPhone
- スマートフォン
- SoftBank携帯電話
- iPad
- タブレット
- Apple Watch
- ウェアラブルデバイス
- SoftBank回線対応の通信モジュールを内蔵するソフトバンクが指定する機種
ただし、SoftBank Certifiedやみまもりケータイ・キッズフォン・あんしんファミリーケータイ・プリペイド携帯・衛生電話・SoftBank 3Gにのみ対応した機種は対象外です。
詳しい対象機種については公式サイトをご確認ください。
新トクするサポートの特典受付開始日
新トクするサポートの利用特典は、機種を購入してから25ヶ月目以降に申し込むことができます。
ただし、申し込み状況によって時期がずれる場合があるので注意が必要です。
購入した機種の特典受付開始日については、My SoftBankでご確認ください。
新トクするサポートの特典利用条件
新トクするサポートの特典は、以下の条件をすべて満たしていると申し込みできます。
- 特典の利用を申し込むこと
- 特典利用を申し込んだ翌月末までに機種をソフトバンクに返却し、査定を完了させること
※ウェアラブル端末の場合は本体の他にバンドの返却も必要 - 返却した機種が査定基準を満たしていること
- IMEIを確認できること
- 特典利用の申し込み時点でプログラムを解約・解除または終了していないこと
- 分割金や月額料金の支払いを延滞していないこと
- ネットワーク利用制限がかかっていないこと
新トクするサポートの特典は自動的に適用になりません。
利用するには申し込みが必要となるので注意してください。
査定基準
新トクするサポートの特典を利用するには、購入した機種をソフトバンクに返却する必要があります。
また返却した機種は、ソフトバンクが定める査定基準を満たしていなければなりません。
- 電源が入らない/スリープボタンが正常に働かない
- 初期化されていない/各種ロックが解除されていない
- 改造などによりメーカー保証が対象外
- 筐体が変形している
- 液晶表示が異常/タッチパネルが動作不良
- ガラス・筐体が破損している
- 本体に不具合がある(ウェアラブルデバイスのみ)
返却した機種が破損品と査定されてしまうと、別途料金の支払いが必要になる場合や機種を回収できない場合があるので注意してください。
別途料金がかかるケース
ソフトバンクで破損品と査定され、別途料金がかかるケースをまとめました。
以下のいずれかに該当する場合、追加料金が発生します。
- 査定基準を満たしていない
追加料金22,000円(不課税) - ウェアラブルデバイス購入時のバンドのみ査定基準を満たしてない
追加料金2,000円(不課税)
ただし、「あんしん保証パック」に加入している人は追加料金が減額される場合があります。
あんしん保証パック加入時の追加料金の一例は以下の通りです。
機種の種類 | 費用(不課税) |
---|---|
iPhone/iPad | ガラス・筐体の破損:3,740円 その他故障など:12,980円 |
Apple Watch | 本体が査定基準を満たしていない:9,200円 バンドのみ査定基準を満たしていない:2,000円 |
Google Pixel Watch | 本体のみ査定基準を満たしていない:0円 本体とバンドが査定基準を満たしていない:2,000円 バンドのみ査定基準を満たしていない:2,000円 |
Androidスマホ ケータイ タブレット パソコン | 本体が査定基準を満たしていない:5,000円 |
機種が回収できないケース
査定の結果、機種を回収できないと判断されるケースもあります。
- 回収した機種のIMEIを確認できない
- 回収した機種の残りの支払いが完済済み
- 回収した機種の状態と支払額が以下に該当する※
・査定基準を満たしていない+残りの支払額が22,000円以下
・ウェアラブルデバイスのバンドのみ査定基準を満たしていない+残りの支払額が2,000円以下
※安心保証パックサービスに加入している人は残りの支払額が変わります。
機種を回収できないと判断された場合、新トクするサポートの特典を利用することはできません。
分割金が残っている場合は引き続き支払いが必要となるので注意してください。
新トクするサポートを利用するかは選べる
新トクするサポートの特典を利用するかは、ユーザー自身が決めることができます。
- スマホを返却して特典を受ける
- スマホを返却せず支払いを続ける
新トクするサポートに加入したからといって、必ず利用する必要はありません。
25ヶ月目以降も分割金の支払いを続ければ、スマホを使い続けることができます。
プログラムは無料なので加入していても別途費用がかかる心配はないですし、特典を利用するかは2年後に判断することができます。
機種を購入する際は、48回払いで購入し新トクするサポートに加入しておきましょう。
1年くりあげオプションを利用できる
「機種を2年も使わない」という場合には、「1年くりあげオプション」の利用がおすすめです。
1年くりあげオプションに申し込むと、13ヶ月目から新トクするサポートの特典に申し込むことができます。
機種購入の1年後から機種変更でき、24回分の支払いは免除できます。
1年くりあげオプションも追加料金なしで申し込みが可能なので、1年で機種変更したい場合に活用しましょう。
ただし、1年くりあげオプションを利用しても、支払いが免除されるのは25回目~48回目までの分割支払金です。
13~24回目までの分割金は引き続き支払わなければならないため、1年間は2台分の分割金の支払いが必要となるので注意してください。
新トクするサポートは途中解約できる?
新トクするサポートは途中解約が可能です。
途中で解約した場合は、解約手続きが完了した日をもってプログラムは終了となります。
新トクするサポートの解約はMy SoftBankで簡単に手続きできます。
解約手順は以下の通りです。
- My SoftBankへログイン
- 「オプション」をタップ
- 加入中のサービスから「新トクするサポート」の「変更」をタップ
- 「次へ」をタップ
- 申し込み内容を確認し「同意」にチェックを入れる
- 「解除する」をタップ
新トクするサポートを解約した場合の支払額
新トクするサポートを途中解約した場合支払額はどうなるのか、24ヶ月目に解約した場合を例に見てみましょう。
iPhone 14 128GB | |
---|---|
本体価格 | 127,440円 |
24ヶ月目までの分割支払金 | 917円×24回 (合計22,008円) |
25ヶ月目以降の支払金 | 4,393円×24回 (合計105,432円) |
24ヶ月目に新トクするサポートを途中解約した場合、25ヶ月目以降は特典を利用できません。
残債金を完済するまで支払いが続きます。
ただし、新トクするサポートを解約しても割賦契約が解除されるわけではないので、残債金を一括で支払う必要はありません。
これまで通り、分割で支払うことができます。
またソフトバンクで申し込みすれば、残債金を一括で精算することも可能です。
このように新トクするサポートを途中解約しても残りの分割金を支払っていくだけなので、負担が増えることはありません。
新トクするサポートを途中解約するデメリット・注意点
新トクするサポートを途中解約しても支払いが増えることはないので、一見するとデメリットはないように思います。
しかし、気をつけなければならないデメリットがあり、新トクするサポートを途中解約するのは注意が必要です。
新トクするサポートを途中解約するデメリットについて解説していきます。
- 解約後は特典が利用できなくなる
- 解約後に再申し込みはできない
- 特典利用を申し込んだ後に解約することはできない
- ソフトバンクを解約しても新トクするサポートは自動解約にならない
解約後は特典が利用できなくなる
新トクするサポートを途中解約すると特典を利用できなくなります。
ソフトバンクに機種を返却することはできず、当然分割金の支払いは免除されません。
中には新トクするサポートを途中解約した後、中古販売店などの買取サービスを利用しようと考えている人もいるでしょう。
人気機種や性能が高い機種であれば、新トクするサポートで免除される金額より高額で買い取ってもらえる可能性はあります。
しかし、発売から時間が経ってしまうと買取価格は下がってしまいますし、機種によっては買取額があまり高くないものもあります。
一方で新トクするサポートなら、購入時の価格から免除される金額が下がることはありません。
新トクするサポートで特典を利用した方がトータルで安くなる可能性があるので、機種を下取りに出す予定の人はよく検討してから解約するようにしましょう。
解約後に再申し込みはできない
新トクするサポートを途中解約後、その機種は新トクするサポートに再加入することはできません。
「解約後にやっぱり特典を使いたい」となっても申し込みできないので注意してください。
特典利用を申し込んだ後に解約することはできない
新トクするサポートの特典利用を申し込んだ後に解約することはできません。
新トクするサポートを解約できるのは特典を利用する前までです。
ソフトバンクを解約しても新トクするサポートは自動解約にならない
ソフトバンク回線から他社に乗り換えや解約をしても、分割支払金が残っている場合は新トクするサポートは解約になりません。
新トクするサポートも解約したい場合は、乗り換え前に新トクするサポートの解約手続きを行ってください。
とはいえ、プログラムに加入したままソフトバンクを解約すれば、その後も特典を利用することが可能です。
他社に乗り換え時に機種も買い替えるなら、新トクするサポートの特典を使って分割金の支払いをゼロにすることができます。
したがってソフトバンクから乗り換えの際は、新トクするサポートはそのままにしておいた方がメリットが大きいです。
新トクするサポートは途中解約できるがデメリットが多い
ソフトバンクの新トクするサポートは途中解約できるのかについて解説してきました。
- 解約後は特典が利用できなくなる
- 解約後に再申し込みはできない
- 特典利用を申し込んだ後に解約することはできない
- ソフトバンクを解約しても新トクするサポートは自動解約にならない
新トクするサポートは途中解約することが可能です。
ただし、新トクするサポートを途中解約すると分割金の支払いを免除することができなくなってしまいます。
新トクするサポートを解約すると、再び加入することができないので注意が必要です。
新トクするサポートの特典を利用するかどうかは、ユーザーが決めることができます。
2年後も使い続ける場合は、特典利用を申し込みしなければよいだけです。
新トクするサポートの途中解約を検討している人は、記事で解説したデメリットをよく確認してから手続きしてくださいね。