スマホの変え時というのは、非常にわかりにくいものです。
スマホを買い替える時期に特別な決まりはなく、すぐに新しい機種に変えてしまう人もいれば同じ機種を長く使い続けるという人もいるでしょう。
もちろん、どちらの選択も間違いではありません。
その中でも多くの人が、購入から2年ごとの買い替えを1つの目安にしています。
そこで今回は、ずっと言われている2年ごとの買い替えという選択は今なお正解なのか、また変え時について調査をしていきます。
- 2019年10月から契約条件が大きく変化
- スマホ本体の寿命などを考慮すると2年ごとの買い替えがベスト
- 2年ごとの機種変更なら今でもお得に買い替えができる
日本は貧しいんだよなあ、と思う一方、数万円から10万超えるような端末を、一般人が2年ごとに買い替えーとかやってる状況って何だろうという不思議な感じもある。
子どもには何個も習い事させる人も多いようだけど、私は習い事自体お金持ちがやることのイメージくらいになってるし。追い付けないな。— 透明ランナー (@yoshinashi3) September 8, 2022
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スマホは2年ごとの買い替えが正解なのか?
人気のスマートフォンであれば1年に1回のペースで新機種が発売されます。
iPhoneやGalaxyなど固定のユーザーも多い人気機種は、毎年決まった時期に発売され話題を集めています。
この新機種発売のタイミングというのは、CMや広告も増えますし、買い替えを考える時期になっているという人も多いのではないでしょうか。
特に家族や友人など周りの人が最新機種に変えたのを見ると、自分も新しい機種に変えたくなってしまいますよね。
でも、10万円を超えるような機種も少なくはなく、毎年変えるというのはさすがに難しいでしょう。
そこでスマホの変え時を探るわけですが、なんとなく2年ごとに買い替えるものというイメージがあるのではないでしょうか?
この一般的に言われている2年ごとの周期にはどのような意味があるのでしょうか。
まずは、スマホの変え時として2年ごとのイメージが定着した理由について見ていきましょう。
スマホの買い替えサイクルが2年ごとと言われる理由
スマホの変え時として2年ごとのイメージが定着しているのには、いくつかの理由があります。
当然、故障や寿命もあるので、いつかは古いスマホから新しいスマホに変える必要があります。
ですが、これまでは単に故障や寿命というだけでなく、2年がお得に買い替えるのにちょうどいい時期だったという理由もあります。
その理由について、それぞれ詳しく見ていきことにしましょう。
- 2年契約による縛りが厳しかった
- MNP契約時に高額キャッシュバックや割引があった
- 端末購入による月額料金割引があった
2年契約による縛りが厳しかった
1つめは、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう2年契約の問題です。
スマホの契約をしてから2年の契約期間内に解約や他社への乗り換えをすると、高額な違約金がかかることが主流でした。
また、厄介なのは自動更新契約になっているという点です。
契約更新月を過ぎてしまうと、また新たに2年間の契約期間がスタートします。
同じキャリアでの機種変更であれば違約金はかかりませんが、他社に乗り換えをするにはこの2年ごとの更新月でスマホを変える必要があります。
違約金がかからないようにするには、決められた短い期間で乗り換えをしなくてはいけません。
MNP契約時に高額キャッシュバックや割引があった
では、どうして2年契約の更新月で、わざわざ他社に乗り換えをする理由があるのでしょうか。
元々、MNPで他社に乗り換えをすると、高額のキャッシュバックや端末代金からの割引があったからです。
同じキャリアで機種変更するのに比べて、他社に乗り換えをした方が同じ機種を買うにしてもお得に購入することができました。
ただ、MNP契約のキャッシュバックや割引に関しては、長期利用ユーザーに恩恵がないなどの批判もあり、見直しが図られることとなりました。
端末購入による月額料金割引があった
また、ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアでは端末購入(新規・機種変更とも)を条件にした月額料金の割引を受けることができました。
キャリアによって名称は異なりますが、端末購入から24ヶ月間に渡って割引が受けられます。
- ドコモ:月々サポート
- au:毎月割
- ソフトバンク:月月割
これにより、スマホを分割で購入しても、実質的な端末代金の支払いが安くなるという仕組みでした。
購入したスマホを割引期間中は使わないと割引は受けられず、途中で機種変更をしてしまうと割引期間内でも割引は終了します。
ですから、割引を最大限に受けてお得に機種変更をするには2年ごとに変えるのが都合が良かったというわけです。
2019年10月からの変更点
ここまでの内容を見ると、2年ごとの買い替えが1番お得なように感じられます。
しかしながら、2019年10月から電気通信事業法の改正が実施され、これまであったような契約期間の縛りや端末購入に伴うキャッシュバックや割引が見直されました。
改正内容は「完全分離プランの実現」と「過度の囲い込みの禁止」の2点が中心になっています。
スマホの変え時に大きく影響してきそうなポイントであるので、ここで簡単に見ていきましょう。
完全分離プランの提供開始
「完全分離プラン」とは、通信料金と端末代金を切り離して契約をするというもので、端末購入を条件とした割引などを規制する内容となっています。
これまでは、端末購入やMNPでの契約を条件にした高額の割引が実施されており、2年ごとにスマホを買い替えた方が毎月の料金がお得になる仕組みになっていました。
この点について、長期利用ユーザーには還元がなかったり、長期利用ユーザーの負担している金額がキャンペーンの財源に充てられているなど批判も少なくなかったようです。
今回の電気通信事業法の改正により、契約時の特典総額を2万円以下に規制されています。
また、端末購入や2年契約を条件とした月額料金割引も撤廃されることになりました。
かつてのような、MNPの高額キャッシュバックや割引というものは期待できない状況になったと言っていいでしょう。
過度の囲い込みの禁止
そして、「過度の囲い込みの禁止」については、前から問題視されていた2年契約について見直しがされています。
これまでの2年契約の違約金は9,500円で、端末購入時の割引の適用によっては追加で1年以内の短期解約による違約金も発生するなど、違約金があまりにも高いとの批判がありました。
今回の改正で、他社への乗り換えをさせないようにする囲い込みとしても機能していた2年契約の制度にもついにメスが入り違約金は1,000円が上限となりました。
契約期間の変更についての大手キャリアの対応は以下の通りです。
2年契約の変更点 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
契約期間 | 2年自動更新/契約期間なし | 契約期間なし | |
定期契約時の割引額 | 170円/月 | - | |
違約金 | 1,000円 | - |
2019年9月以前に契約をしている場合には、それぞれプラン変更が必要な場合があります。
次の章では「2年ごとに買い替えることが正解か?」について説明していきます。
それでも2年ごとの買い替えが正解?
これまでのようなキャッシュバックや割引を目的としたスマホの買い替えというのは、非常に難しくなりました。
とはいえ、スマホの変え時として2年ごとのスパンで変えるのは正解と言えるでしょう。
スマホを2年ごとに買い替えるのが正解と言える理由は次の3つです。
- バッテリーの消耗が早くなる
- OSのアップデートに対応しなくなる
- 2年ごとに買い替えた方が端末代金が安くなる場合がある
それでは、スマホの替え時が2年ごとであると言える理由について詳しく見ていきましょう。
バッテリーの消耗が早くなる
1番の理由はバッテリーの劣化でしょう。
スマートフォンのバッテリーにはリチウムイオン電池が使われています。
リチウムイオン電池は、充放電回数を重ねるごとに劣化が進みます。
もちろん機種や使用状況に応じて劣化速度は異なりますが、充電回数が500〜600回程度になると元々の8割程度しか使えなくなってしまいます。
2年間毎日スマホの充電をすると、充電回数は700回を超える計算になります。
2年ほど同じ機種を使っていると、バッテリー持ちが悪くなったように感じられるのはこれが原因です。
機種によっては、充電によるバッテリーへの負担を和らげてくれるものありますが、やはりバッテリーの劣化は完全には防ぎきれません。
スマホの高性能化が進んだ今でもそれは変わりません。
スマホの利用頻度が多く、1日1回以上充電をしている人にとっては、2年くらい使っていると、まずバッテリー持ちが悪くなり使い勝手が悪くなります。
なので、2年は契約期間や割引の有無にかかわらず変え時としてはちょうどいいと言えるでしょう。
OSのアップデートに対応しなくなる
キャリアから販売されているAndroidスマホのOSアップデートの期間は、基本的に発売から2年間です。
発売から2年を経過したスマホは、最新のAndroid OSの提供が開始してもアップデートができない可能性があります。
使っているスマホOSが最新版ではないことで、直ちに問題があるというわけではありません。
ですが、アプリによっては古いOSでは対応していないもののあります。
ずっと使っていたアプリがアップデートにより、古いバージョンのOSに対応しなくなってしまうというケースもあります。
流石に最新のOSにしか対応していないアプリというのはありませんが、最新版のOSを入れられないことでいずれアプリが使えなくなってしまうリスクを抱えることになります。
それなら、なるべく最新のOSが使えるスマホに買い替えたほうが安心ですし、操作も快適になります。
OSのアップデートに関してはAndroidスマホ限定の話で、iPhoneはAppleがOSのアップデートをサポートしているので比較的古い機種でも最新OSに対応しています。
ただ、使えたとしても古い機種に最新のOSを入れると、バージョンによっては極端に動作が重くなったりバッテリーの持ちが悪くなってしまったりします。
iPhoneの場合も最新のOSを入れて使うなら、なるべく新しい機種の方が良いでしょう。
2年ごとに買い替えた方が端末代金が安くなる場合がある
ここまで見てきたように、バッテリーやOSといったスマホ本体の問題としても2年ごとの買い替えが正解でしょう。
それ以外にも、2年ごとにスマホを買い替えることがメリットになる場合もあります。
先ほど解説をしたように、キャリアでは大幅なキャッシュバックや割引ということはできなくなりましたが、それでも2年ごとの買い替えでスマホを安く買う方法があるのです。
キャリアとしても2年ごとの機種変更を促進したい意図があって、新しい端末の購入方法が導入されています。
スマホを2年ごとに買い替えてお得に手に入れる方法
スマホは2年ごとに買い替えるのが今なお正解であるということがわかりましたが、年々本体代金は高額になっており気軽に買えるものでもありません。
古いスマホを変えたくても、本体代金が高くて新しい機種に手を出せずにいるという人も少なくないのではないでしょうか。
そこでここからは、2年ごとにスマホをお得に買い替えらる方法について解説をしていきます。
キャリアの分割購入方法を利用する
先ほど見てきたように、キャリアでの端末購入による割引はほとんどなくなってしまい、本体代金はほぼ全額支払わなくてはならないようになりました。
これでは高額の機種を利用するiPhoneユーザーなどは、あまり頻繁に買い替えることができなくなってしまいます。
そこで始まったのが、スマホを分割購入することで買い替え時に、古いスマホの残りの分割支払い金額の免除をする方法です。
内容はキャリアによって異なりますが、ドコモ・au・ソフトバンクで採用されている方法になります。
内容を整理すると以下の通りです。
項目 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
サービス | スマホおかえしプログラム | アップグレードプログラムNX | トクするサポート |
分割回数 | 36回 | 48回 | |
オプション料金 | 0円 | 390円 | |
最大免除回数 | 12ヶ月 | 24ヶ月 |
25ヶ月目以降にこれまで利用していたスマホを返却することで、残っている分割支払い金の支払いが免除されます。
ポイントとしては、免除される金額が2分の1や3分の1と決まった金額ではないところです。
25ヶ月目ちょうどで機種変更するのと、翌月の26ヶ月目で機種変更をするのとで免除金額が分割支払い金額の1回分変わってきます。
2年ちょうどで買い替えをしていくのが、1番お得に機種変更をする方法となります。
また、分離プラン開始の影響で、この方法は同じキャリアを継続することは条件ではありません。
あくまでも残債免除の条件は、スマホの返却のみです。(故障時には別途故障時利用料金がかかります)
例えば、auで対象のスマホを36回分割で購入した後、格安SIMに乗り換えたとしても、購入から25ヶ月目にスマホを返却すれば残り12回分の支払いは不要になります。
もちろん、今は他社に乗り換えても高額な違約金は発生しませんので、キャリアでスマホを分割購入して格安SIMに移るというのも低価格で運用する1つの方法です。
下取りプログラムを利用する
下取りに出すのも2年ごとにスマホをお得に買い替える方法の1つです。
使っているスマホを下取りに出すことで、次に購入するスマホの本体代金の割引が受けられます。
先ほどのキャリアの分割購入との違いは、前の機種の分割支払い金額の支払いが免除されるか、次に購入する機種の端末代金から割引されるかの違いです。
前者の方が免除金額が購入時点でわかり安定しているというメリットがあるのに対して、通常の下取りではタイミングによって金額が変動します。
ただ、通常の下取りであれば、分割購入する必要もありませんし、いつでもどこのキャリアに下取りに出しても問題はありません。
iPhoneならApple Storeで買っても、Apple公式の下取りプログラムが利用できます。
格安SIMでiPhoneを使っているという人でも、買い替えの際に古いiPhoneを下取りに出すことは可能です。
当然ですがどこでも、下取り金額は機種が新しいほど高く、古いほど安く設定されています。
買い替えの時に古いスマホを下取りに出そうと考えているなら、長く持つよりも下取り金額が高いうちの方がお得に買い替えることができます。
やはり最新機種をお得に購入するためには、2年ごとに買い替えていくのが正解となるでしょう。
やっぱりスマホは今なお2年ごとの買い替えが正解!
スマートフォンの変え時は、いつと決まったものはありません。
しかしながら、お得に変えられるタイミングや、本体の寿命を考えたベストなタイミングがあります。
そのこそ、これまで言われてきた2年ごとの買い替えは今なお正解であると言えるでしょう。
- 2019年10月から契約条件が大きく変化
- スマホ本体の寿命などを考慮すると2年ごとの買い替えがベスト
- 2年ごとの機種変更なら今でもお得に買い替えができる
携帯会社の契約が柔軟にできるようになった今こそ、他の携帯会社や格安SIMへの乗り換えも検討してお得に最新機種への買い替えをしていきましょう。
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