Xiaomi 13T 実機レビュー
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※本記事は2024年5月30日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

Xiaomi 13T 実機レビュー|カメラ性能抜群の高コスパスマホ

Xiaomi 13Tの実機を今回入手しましたので、使い勝手や性能、価格、メリット・デメリットをレビューします。

結論から言うと、Xiaomi 13Tは次のような人におすすめです。

Xiaomi 13Tはこんな人におすすめ
  • ミッドレンジモデルでも性能が高いスマホが欲しい人
  • カメラ性能の高いスマホが欲しい人
  • 価格の安いスマホが欲しい人

Xiaomi 13Tはミッドレンジスマホの中でも性能が高い端末です。

約6.7インチの大型ディスプレイを搭載し、約5,000万画素メインカメラと望遠カメラ、約1,200万画素超広角カメラを搭載しています。

搭載しているCPUはMediaTek Dimensity 8200-Ultraで、基本的に動作で不満を感じないレベルの性能を持ちます。

一方で、次のような人にはXiaomi 13Tはあまりおすすめできません。

Xiaomi 13Tはこんな人におすすめできない
  • 高い性能のスマホが欲しい人
  • 日本製のスマホが欲しい人

Xiaomi 13Tはミッドレンジモデルの中では高ペックですが、ハイスペックモデルには劣ります。

XiaomiのモデルにはSnapdragon® 8 Gen 2並みの性能のDimensity 9200を搭載したXiaomi 13T Proがあります。

また、Xiaomi 13Tは海外製のスマホになりますので、日本製のスマホが欲しい場合にはシャープのAQUOSシリーズなどを検討しましょう。

それ以外の部分において、Xiaomi 13Tはとても性能が高くコスパの良いモデルです。

ミッドレンジモデルでありながら望遠カメラの画素数が5,000万画素なのは貴重です。

端末価格は実質24,400円からと安価なので、低コストで高性能なスマホが欲しい方に「Xiaomi 13T」はおすすめです。

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Xiaomi 13Tの購入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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Xiaomi 13Tを使ってわかったメリット4つ

メリット

まず、実際にXiaomi 13Tを使って感じたメリットをみていきましょう。

約6.7インチの大迫力ディスプレイ

Xiaomi 13Tのディスプレイサイズは約6.7インチと、大型スマホのサイズに該当します。

CrystalRes有機ELディスプレイは美しいだけでなく、リフレッシュレート最大144Hzに対応しています。

解像度も2,712×1,220と1.5Kなのも特徴です。

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高リフレッシュレートなので、通常の操作やゲームなどもぬるぬるプレイできます。

ミッドレンジモデルの中ではカメラの性能が高い

Xiaomi 13Tのカメラは超広角、広角、望遠のトリプル構成です。

ミッドレンジでありながら、5,000万画素の望遠レンズを搭載しているのは嬉しいポイントです。

インカメラも広角2,000万画素なので、自撮りでも綺麗に仕上がるでしょう。

実機を使って実際に撮影しましたので、後述します。

ヴィーガンレザー背面がおしゃれ

Xiaomi 13Tのデザインで特徴的なのはアルパインブルーの背面です。

手触りのいいヴィーガンレザーを使用しており、環境に配慮しているだけでなく高級感があります。

カラーバリエーションはアルパインブルー・ブラック・メドウグリーンの3色展開です。

人と違う雰囲気のスマホが欲しい方はアルパインブルー、おすすめです!

性能と価格のバランスが良い

Xiaomi 13Tはミッドレンジの中では高性能でありながら、auの割引を活用すれば実質24,400円から購入できます。

安くて性能のいいスマホが欲しい方にぴったりな1台です。

Xiaomi 13Tを使ってわかったデメリット2つ

デメリット

次に、Xiaomi 13Tを実際に使って感じたデメリットは以下になります。

イヤホンジャック非搭載・microSDカード非対応

Xiaomi 13Tはイヤホンジャックが搭載されていません。

有線でイヤホンを接続したい場合には注意しましょう。

また、microSDカード非対応ですので256GBで足りるかどうかを考慮する必要があります。

Xiaomi 13T Proの存在

Xiaomi 13Tの上位モデルとしてXiaomi 13T Proがあります。

本体価格は上がりますが、CPUがより高性能になりRAMも増えています。

カメラ性能はスペック上同じですが、実際に撮影するとXiaomi 13T Proのほうが綺麗に感じました。

Xiaomi 13Tの発売日・価格

au Xiaomi 13T

画像引用元:Xiaomi 13T XIG04 | スマートフォン(Android スマホ) | au

Xiaomi 13Tの発売日と価格をみていきましょう。

Xiaomi 13Tの発売日
  • 発売日:2023年2023年12月8日
  • 販売:au・UQモバイル

Xiaomi 13TはキャリアではauとUQモバイルでの取り扱いがあります。

Xiaomi 13Tの価格
Xiaomi 13T価格割引適用時※詳細
au65,000円7,900円公式サイトを見る
UQモバイル65,000円7,900円公式サイトを見る
※ 乗り換えでau Online Shop お得割とスマホトクするプログラムを適用時 Xiaomi 13Tは割引やキャンペーン利用で24,400円から購入できます。

ハイミッドレンジモデルでありながら3万円以下で購入できるのは、コストパフォーマンスに優れています。

Xiaomi 13Tの外観をレビュー

Xiaomi 13T
今回入手した実機のカラーはアルパインブルーです。

背面はオーガニックシリコンや溶媒不使用のポリウレタンレザーを採用しています。

かなり個性的な背面に仕上がっており、指紋がつく心配がありません。

電源アダプタ、USB Type-Cケーブルはなし

Xiaomi 13TGの同梱物は、本体・画面保護シート(試供品)貼付済み・クイックスタートガイド・ソフトケース(試供品)・SIM取り出し用ピン(試供品)・保護ケースです。

別売りアイテム
  • ACアダプタ
  • USB Type-Cケーブル

電源アダプタやUSB Type-Cケーブルは別売りなので、充電器を持っていない人は注意しましょう。

Xiaomi 13Tのディスプレイ面

Xiaomi 13T
Xiaomi 13Tのディスプレイは、約6.7インチと大型です。

iPhone15などは6.1インチですから、比べるとかなり大きく感じます。

上部にはパンチホールデザインのインカメラがあります。

ベゼルは近年のハイスペックモデルに比べるとやや太めです。

Xiaomi 13Tの背面

Xiaomi 13T
Xiaomi 13Tの背面はレザー素材になっており、ややボコボコしています。

レザー素材なので指紋は当然つきません。

ブラックとメドウグリーンはガラス素材の光沢仕上げなため、おそらく指紋がつくでしょう。

Xiaomi 13T
背面左上部にカメラの台座があり、上下に広角レンズと望遠レンズが配置されています。

台座ごと出っ張っているので、存在感はかなりあります。

Xiaomi 13Tの側面

Xiaomi 13T
Xiaomi 13Tの左側面にはボタンや端子類は一切ありません。

Xiaomi 13T
Xiaomi 13Tの右側面には中央やや上あたりに電源キー、上部に音量キーが配置されています。

指紋認証は画面内で行います。

Xiaomi 13Tの上部と下部

Xiaomi 13T
Xiaomi 13Tの上部には送話口/マイクが搭載されています。

外部ストレージには非対応です。

Xiaomi 13T
下部には送話口/マイク、USB Type-C接続端子、SIMトレイなどがあります。

イヤホンジャックは非搭載です。

Xiaomi 13Tのサイズ感をレビュー

Xiaomi 13T

Xiaomi 13Tは約6.7インチとスマホではやや大きなサイズです。

重さは約197gと、約6.7インチのスマホにしてはかなり軽量になっています。

このサイズで200gをきっているのは好印象です。

Xiaomi 13Tのサイズ

項目Xiaomi 13T
本体サイズ高さ:162 mm
幅:76 mm
厚さ:8.7 mm
重さ197 g
※ データはXiaomiの社内ラボでのテストによるものです。実際の結果は異なる場合があります。

Xiaomi 13Tの持ちやすさは?

Xiaomi 13T
Xiaomi 13Tを右手で持つと、親指が電源キーのあたりにきます。

側面は角ばっていますが、レザー素材の背面で滑りにくい印象です。

音量キーも押しにくいということはありません。

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大型スマホですが片手でも十分に操作可能!ディスプレイサイズの割にかなり軽くなっています。

Xiaomi 13Tのカメラをレビュー

Xiaomi 13T

Xiaomi 13Tのカメラ
  • 広角カメラ:5,000万画素
  • 超広角カメラ:1,200万画素
  • 望遠カメラ:5,000万画素
  • インカメラ:2,000万画素

Xiaomi 13Tのカメラは広角と超広角、望遠のトリプルレンズ構成です。

ズームは最大光学2倍、デジタルズームは最大20倍まで対応しています。

ミッドレンジモデルで望遠が5,000万画素なのは嬉しいポイントです。

Xiaomi 13Tのカメラで実際に撮影

Xiaomi 13Tを使ってそれぞれのレンズで撮影しました。

超広角で撮影

Xiaomi 13Tで撮影

広角

Xiaomi 13Tで撮影

ズームで撮影(2倍)

Xiaomi 13Tで撮影

ズームで撮影(5倍)

Xiaomi 13Tで撮影

ズームで撮影(10倍)

Xiaomi 13Tで撮影

ポートレートで撮影

Xiaomi 13Tで撮影

広角レンズと望遠レンズは5,000万画素ですが、超広角は1,200万画素数と低いので注意が必要です。

ポートレートのボケも自然に見えますが、ややぼやけた印象です。(撮り方の問題かも知れません…)

参考までに、上位モデルであるXiaomi 13T Proのポートレートは以下です。

Xiaomi 13T Proで撮影

やはりXiaomi 13T Proのほうが綺麗に感じます。

色々撮影

Xiaomi 13Tで撮影

Xiaomi 13Tで撮影

Xiaomi 13Tで撮影

Xiaomi 13Tで撮影

Xiaomi 13Tで撮影

ミッドレンジモデルのカメラ性能としては優秀なのではないでしょうか。

Xiaomi 13Tのスペックをレビュー

Xiaomi 13T

画像引用元:xiaomi-13t – Xiaomi Japan

Xiaomi 13Tのスペック
  • CPU:MediaTek Dimensity 8200-Ultra
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:256GB

Xiaomi 13Tのスペック

Xiaomi 13Tのスペック
ディスプレイ6.7インチ
本体サイズ高さ:162 mm
幅:76 mm
厚さ:8.7 mm
重さ197g
アウトカメラ広角:5,000万画素
超広角:1,200万画素
望遠:5,000万画素
インカメラ2,000万画素
バッテリー5,000 mAh
RAM8GB
ROM256GB
CPUDimensity 8200-Ultra
OSAndroid 13
認証指紋
カラーブラック
メドウグリーン
アルパインブルー
Xiaomi 13Tの評価
総合評価A
カメラ性能4.0
処理性能4.0
画面性能4.5
バッテリー性能4.0
コストパフォーマンス4.5

MediaTek Dimensity 8200-Ultraを搭載

Xiaomi 13TはMediaTek Dimensity 8200-Ultraを搭載しています。

MediaTek Dimensity 8200-Ultraは、2023年に発表されたハイミッドレンジモデル用のチップです。

基本性能はミッドレンジモデルの中では高く、動作に不満を感じるシーンはほとんどないでしょう。

Xiaomi 13Tのベンチマークを測定

Xiaomi 13T ベンチマーク

Xiaomi 13Tのベンチマーク
  • シングル:1124
  • マルチ:3824

ベンチマークアプリでXiaomi 13Tを測定しました。

ハイスペックモデルであるGalaxy S23のスコアがシングル1778、マルチ4918でしたので、数字上はやや劣ります。

Galaxy S23にはSnapdragon® 8 Gen 2が搭載されています。

実際に使えるストレージは約218GB

Xiaomi 13T ストレージ
Xiaomi 13Tの内蔵ストレージは256GBです。

Android OSなどで最初から使っている容量は約38GBで、ユーザーが使えるのは約218GBです。

200GB以上も使用できるため、動画を大量に保存するなどでなければ不足することはないでしょう。

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外部ストレージは使用できないので注意しましょう。

Xiaomi 13Tのディスプレイをレビュー

Xiaomi 13T

Xiaomi 13Tのディスプレイ
  • 約6.7インチ有機EL
  • 1.5K フラットディスプレイ
  • 最大144Hzのリフレッシュレート

Xiaomi 13Tのディスプレイは、約6.7インチの1.5K 有機Eディスプレイを搭載しています。

Xiaomi 13Tのディスプレイ

項目Xiaomi 13T
サイズ約6.7インチ
リフレッシュレート144Hz
解像度1.5K
2,712×1,220
種類OLED

リフレッシュレートは144Hzとミッドレンジではかなり高く、通常のスクロールやゲームなどのプレイが滑らかです。

指紋認証はディスプレイ内指紋認証で、画面に表示された指紋マークに触れてロック解除します。

日光下でも見やすいディスプレイ

Xiaomi 13Tのディスプレイは、晴れた日の屋外でもしっかりと見やすいです。

ベゼルはやや太いですが、気にならないレベルでしょう。

Xiaomi 13Tのバッテリー性能をレビュー

Xiaomi 13Tのバッテリー
  • バッテリー持ちは普通
  • YouTbe 2時間視聴の消費量は16%

Xiaomi 13Tのバッテリー

項目Xiaomi 13T
バッテリー容量5,000mAh
バッテリー機能67W ターボチャージ 急速充電に対応

Xiaomi 13Tのバッテリー容量は5,000mAhと十分な容量です。

動画再生は最大16時間、最大5時間の1,080p動画撮影が可能です。

67Wターボチャージの急速充電にも対応しており、42分間で100%になります。

YouTubeでバッテリー性能検証

バッテリー性能を調査するために、以下の条件で消費量をチェックしました。

Xiaomi 13Tのバッテリー持ち検証
  • YouTubeアプリで2時間再生
  • 画質は1,080pに固定して再生
  • 明るさMAX
  • 音量50%でスピーカー使用

Xiaomi 13T バッテリー

YouTube2時間視聴後のバッテリーは84%だったので、消費量は16%です。

同じ条件でテストした他モデルと比較すると以下の通りです。

他スマホと比較
  • Xiaomi 13T:16%消費
  • Galaxy S23 FE:16%消費
  • Galaxy S23:17%消費
  • AQUOS sense8:8%消費
  • Xperia 1 V:18%消費
  • Xperia 10 V:7%消費
  • iPhone 15 Pro:9%消費
  • iPhone 14 Pro:19%消費

さまざまなスマホとの比較において、YouTube視聴でのバッテリー消費は普通です。

Galaxy S23 FEと比べた場合、ほぼ同程度のバッテリー持ちとなります。

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バッテリー持ちは使用条件で変わるので、今回の検証を参考に設定を調整してください。

Xiaomi 13T Proと何が違う?

Xiaomi 13T Pro

画像引用元:端末一覧|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

最後に、上位機種であるXiaomi 13T Proとの比較をみていきましょう。

それぞれ具体的にみていきます。

CPU性能とメモリ容量が違う

上位機種であるXiaomi 13T ProはCPUがMediaTek Dimensity 9200+を搭載し、より高性能になっています。

また、RAMも12GBと多くソフトバンクで実質22,008円と格安です。

ただし、ディスプレイ性能、カメラ構成や画素数には違いがありません。

写真の仕上がり

Xiaomi 13TとXiaomi 13T Proのカメラ構成や性能に違いがありません。

実際に2機種で撮影しましたが、Xiaomi 13T Proのほうが色彩がはっきりして鮮やかに感じました。

この辺りは好みの差かもしれません。

Xiaomi 13Tはカメラ性能が高い格安モデル

Xiaomi 13T

今回は、Xiaomi 13Tの実機を用いて、使用感やメリット・デメリットをレビューしました。

Xiaomi 13TはauとUQモバイルから2023年12月に発売された、低価格なハイミッドレンジモデルです。

低価格でありながら望遠レンズ5,000万画素、リフレッシュレート144Hz対応、ディスプレイ内指紋認証など、スペックや機能も充実しています。

3万円以下のスペックの高いスマホをお探しの方におすすめの1台です。

Xiaomi 13Tの実機レビューまとめ

Xiaomi 13Tのメリット・デメリット

Xiaomi 13Tの発売日・価格・総評
  • 2023年12月8日発売のハイミッドレンジモデル
  • 割引やキャンペーン利用で24,400円〜
  • ミッドレンジモデルでありながらカメラ機能が優秀
この記事を書いた人
出版社に入社、編集者として15年勤務。現在はショーケース プラス モバイルの編集・記事作成を担当しています。初代GALAXY Sを購入しスマホが大好きに!ユーザー視点に立った記事作成を心がけています。時に脚本・演出家。