Xiaomi 13T Proの実機を入手しましたので、使い勝手や性能、価格、メリット・デメリットをレビューします。
結論から言うと、Xiaomi 13T Proは次のような人におすすめのスマホです。
- 基本性能が高いスマホが欲しい人
- 綺麗な写真が撮れるスマホが欲しい人
- ハイスペックなのに価格の安いスマホが欲しい人
Xiaomi 13T Proはハイスペックモデルでありながら低価格を実現した端末です。
約6.7インチの大型有機ELを搭載し、約5,000万画素メインカメラと望遠カメラ、約1,200万画素超広角カメラを搭載しています。
CPUはハイエンド向けのMediaTek Dimensity 9200+で、Snapdragon® 8 Gen 2に匹敵する性能です。
一方で、次のような人にはXiaomi 13T Proはあまりおすすめできません。
- 小型のスマホが欲しい人
- 国産スマホが欲しい人
Xiaomi 13T Proはハイスペックモデルではありますが、ディスプレイサイズは約6.7インチと大きくなっています。
アップルのiPhone15などは6.1インチと小さいため、小型スマホが欲しい人にXiaomi 13T Proは向いていません。
また、Xiaomi 13T Proは海外製のスマホになりますので、日本製のスマホが欲しい場合にはシャープのAQUOSシリーズなどを検討しましょう。
それ以外の部分において、Xiaomi 13T Proは性能がとても高く価格も抑えられた良端末になります。
CPU、RAM、ROM、カメラ性能、ディスプレイ性能、急速充電など抜かりのないスペックです。
端末価格はソフトバンクで実質22,008円から購入できるので、低コストで高性能なスマホが欲しい方に「Xiaomi 13T Pro」はおすすめです。
Xiaomi 13T Proの購入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
最新スマホなら
auオンラインショップがおトク!
- 期間限定(終了日未定)でau Online Shop お得割の乗りかえ割引額を最大44,000円に増額中!
- スマホトクするプログラム適用で最新スマホも大幅お得に!
最新のスマホの予約&購入はこちら
最新スマホなら
auオンラインショップがおトク!
- 期間限定(終了日未定)でau Online Shop お得割の乗りかえ割引額を最大44,000円に増額中!
- スマホトクするプログラム適用で最新スマホも大幅お得に!
Xiaomi 13T Proを使ってわかったメリット4つ
まず、実際にXiaomi 13T Proを使って感じたメリットをみていきましょう。
MediaTek Dimensity 9200+ 搭載
Xiaomi 13T ProはMediaTek Dimensity 9200+を搭載したハイスペックモデルです。
MediaTek Dimensity 9200+の性能は高く、優れた冷却構造でパフォーマンスを持続してくれます。
リッチなゲームアプリなどもサクサクプレイできます。
最大144Hzの高リフレッシュレートなので、通常の操作やゲームなどもぬるぬるプレイできます。
広角+光学望遠+超広角のトリプルカメラ
Xiaomi 13T Proのカメラは超広角、広角、望遠のトリプル構成です。
5,000万画素の広角と望遠レンズを搭載しています。
広角レンズは光学手ブレ補正を搭載したソニー製の大型センサーです。
実際に撮影した写真は、後半でご紹介します。
19分で100%まで充電
Xiaomi 13T Proのバッテリーサイズは5,000mAhと一般的です。
同梱された専用の120W急速充電器を使用することで、19分で100%まで充電することが可能です。
専用の120W急速充電器はノートパソコンやタブレットにも使えるので便利です。
高性能で低価格
Xiaomi 13T Proの最大の驚きは端末価格です。
これだけのスペックを詰め込みながらXiaomi公式の価格は109,800円という安さです。
ソフトバンクの新トクするサポートを利用することで、実質22,008円から購入できます。
性能のいいスマホを安価で購入したい方に最適な1台です。
Xiaomi 13T Proを使ってわかったデメリット2つ
次に、Xiaomi 13T Proを実際に使って感じたデメリットは以下になります。
イヤホンジャック非搭載・microSDカード非対応
Xiaomi 13T Proはイヤホンジャックが搭載されていません。
有線でイヤホンを接続したい場合には注意しましょう。
また、microSDカード非対応となりますので、256GBで足りるかどうかを確認する必要があります。
ワイヤレス充電非対応
Xiaomi 13T Proはワイヤレス充電非対応です。
多くのスマホが急速充電に対応していますが、なぜかワイヤレス充電非対応のハイスペックモデルが多くあります。
コードレスで充電可能なワイヤレス充電非対応なのは、やや残念ポイントです。
Xiaomi 13T Proの発売日・価格
画像引用元:Xiaomi 13T Pro – Xiaomi Japan
Xiaomi 13T Proの発売日と価格をみていきましょう。
- 発売日:2023年2023年12月8日
- 販売:ソフトバンク
Xiaomi 13T Proはキャリアではソフトバンクでの取り扱いがあります。
項目 | 価格 |
---|---|
一括払い | 94,320円 |
分割払い | 1円×24回(1〜24回) 3,929円×24回(25~48回) |
新トクするサポート適用時 | 24円(1円×24回) |
詳細 | ソフトバンクオンラインショップ |
ハイスペックモデルでありながら約2万円以下で購入できるのは、めちゃくちゃ安いです。
ちなみにauでは下位モデルのXiaomi 13Tが実質24,400円からなので、スペックと価格の逆転現象が起こっています。
Xiaomi 13T Proの外観をレビュー
今回入手した実機のカラーはブラックです。
背面は直線的なスクリーンデザインにイミテーションのアルマイト加工を施したメタリックの質感です。
サイド部分はワンブレードドリル処理とカット処理を採用し、高光沢仕上げのメタルが高級感を演出しています。
電源アダプタとUSB Type-Cケーブルも同梱
Xiaomi 13T Proの同梱物は、本体・ACアダプタ(試供品)・USB Type-Cケーブル(試供品)・SIM取り出し用ピン(試供品)・ソフトケース(試供品)・クイックスタートガイド・保証に関するお知らせです。
近年では珍しく電源アダプタとUSB Type-Cケーブルが入っているのは嬉しいポイントです。
Xiaomi 13T Proのディスプレイ面
Xiaomi 13T Proのディスプレイは、約6.7インチと大型スマホのサイズになります。
手に取るとそれなりに存在感のあるサイズです。
上部にはパンチホールデザインのインカメラがありますが、特に気になりません。
Xiaomi 13T Proの背面
Xiaomi 13T Proの背面はカラーによって異なり、ブラックとメドウグリーンはガラス素材の光沢仕上げです。
やや指紋がつきやすい作りですが、キラキラとしており高級感があります。
アルパインブルーはレザー素材のため、指紋は当然つきません。
背面左上部にカメラの台座があり、上下に広角レンズと望遠レンズが配置されています。
台座ごと出っ張っているので、存在感はかなりあります。
Xiaomi 13T Proの側面
Xiaomi 13T Proの左側面にはボタンや端子類は一切ありません。
側面はマッドな仕上げでサラサラしており、指紋が目立たない素材です。
Xiaomi 13T Proの右側面には中央やや上あたりに電源キー、上部に音量キーが配置されています。
指紋認証は画面内で行います。
Xiaomi 13T Proの上部と下部
Xiaomi 13T Proの上部には送話口/マイクが搭載されています。
外部ストレージには非対応です。
下部には送話口/マイク、USB Type-C接続端子、SIMトレイなどがあります。
イヤホンジャックは非搭載です。
Xiaomi 13T Proのサイズ感をレビュー
Xiaomi 13T Proは約6.7インチとスマホでは大きな部類です。
重さはカラーによって異なり、アルパインブルーは200g、ブラックとメドウグリーンは206gと、約6.7インチのスマホにしては軽量です。
Xiaomi 13T Proのサイズ
項目 | Xiaomi 13T Pro |
---|---|
本体サイズ | 高さ:162 mm 幅:76 mm 厚さ:8.6 mm(アルパインブルー) 厚さ:8.5 mm(メドウグリーン/ブラック) |
重さ | 200 g(アルパインブルー) 206 g(メドウグリーン/ブラック) |
Xiaomi 13T Proの持ちやすさは?
Xiaomi 13T Proを右手で持つと、電源キーのあたりに親指がきます。
音量キーも無理なく届く範囲にあるので、押しにくいということはありません。
大型スマホですが片手でも操作は快適!ディスプレイサイズの割に軽量です。
Xiaomi 13T Proのカメラをレビュー
- 広角カメラ:5,000万画素
- 超広角カメラ:1,200万画素
- 望遠カメラ:5,000万画素
- インカメラ:2,000万画素
Xiaomi 13T Proは広角と超広角、望遠のトリプルレンズ構成です。
望遠が5,000万画素なのは嬉しいポイントで、色純度をより高めるための入念なチューニングを施しています。
ズームは最大光学2倍、デジタルズームは最大20倍まで対応しています。
Xiaomi 13T Proのカメラで実際に撮影
Xiaomi 13T Proを使ってそれぞれのレンズで撮影しました。
超広角で撮影
ズームで撮影(2倍)
ズームで撮影(5倍)
ポートレートで撮影
広角レンズと望遠レンズは5,000万画素ですが、超広角は1,200万画素数と低いので注意が必要です。
実は下位モデルであるXiaomi 13Tとカメラのスペックは同じになります。
以下はXiaomi 13Tで撮影したものです。
スペックは同じでも色味に違いがあり、Xiaomi 13T Proのほうが綺麗に感じます。
色々撮影
何も考えずにシャッターを切るだけで、フォトジェニックな写真が簡単に撮影できます。
10万円程度のスマホのカメラ性能としてはとても優秀なのではないでしょうか。
Xiaomi 13T Proのスペックをレビュー
画像引用元:xiaomi-13t – Xiaomi Japan
- CPU:MediaTek Dimensity 9200+
- メモリ:12GB
- ストレージ:256GB
Xiaomi 13T Proのスペック
Xiaomi 13T Proのスペック | |
---|---|
ディスプレイサイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:162 mm 幅:76 mm 厚さ:8.5 mm |
重さ | 約206g |
SoC(≒CPU) | Dimensity 9200+ |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 望遠:5,000万画素 |
インカメラ | 2,000万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
認証 | 指紋・顔 |
5G対応 | ○ |
防水・防塵 | IP68 |
カラー | ブラック メドウグリーン アルパインブルー |
Xiaomi 13T Proの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.5 |
処理性能 | 4.5 |
画面性能 | 5.0 |
バッテリー性能 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
MediaTek Dimensity 9200+を搭載
Xiaomi 13T ProはMediaTek Dimensity 9200+を搭載しています。
MediaTek Dimensity 9200+は、アプリやゲームをより効率よく楽しめる優れた電力効率を実現しています。
メモリも12GBと基本性能はかなり高く、動作に不満を感じるシーンはほとんどないでしょう。
Xiaomi 13T Proのベンチマークを測定
- シングル:1313
- マルチ:4045
ベンチマークアプリでXiaomi 13T Proを測定しました。
ハイスペックモデルであるGalaxy S23のスコアがシングル1778、マルチ4918でしたのでやや劣りますが、普段使いで大きな差を感じることは少ないでしょう。
Galaxy S23にはSnapdragon® 8 Gen 2が搭載されています。
実際に使えるストレージは約220GB
Xiaomi 13Tの内蔵ストレージは256GBです。
Android OSなどで最初から使っている容量は約36GBで、ユーザーが使えるのは約220GBです。
200GB以上も使用できるため、重たい動画を大量に保存したいとかでなければ問題ないでしょう。
外部ストレージは使用できないので注意しましょう。
Xiaomi 13T Proのディスプレイをレビュー
- 約6.7インチ有機EL
- 1.5K フラットディスプレイ
- 最大144Hzのリフレッシュレート
Xiaomi 13T Proのディスプレイは、約6.7インチの1.5K 有機Eディスプレイを搭載しています。
Xiaomi 13T Proのディスプレイ
項目 | Xiaomi 13T Pro |
---|---|
サイズ | 約6.7インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
解像度 | 1.5K 2,712×1,220 |
種類 | OLED |
リフレッシュレートは144Hzなので、通常のスクロールや動画、ゲームプレイが滑らかに行えます。
指紋認証は画面内指紋センサー、顔認証はAI顔認証ロック解除です。
明るい屋外でも見やすいディスプレイ
Xiaomi 13T Proのディスプレイは、明るい屋外でも見やすいと感じました。
ピーク輝度は2,600nitと高くなっています。
ちなみにiPhone15のピーク輝度は2,000nitです。
Xiaomi 13T Proのバッテリー性能をレビュー
画像引用元:Xiaomi 13T Pro – Xiaomi Japan
- バッテリー持ちは普通
- YouTbe 2時間視聴の消費量は15%
Xiaomi 13T Proのバッテリー
項目 | Xiaomi 13T Pro |
---|---|
バッテリー容量 | 5,000mAh |
バッテリー機能 | 120W Xiaomi ハイパーチャージ 急速充電に対応 |
Xiaomi 13T Proのバッテリーは5,000mAhと、近年では標準的な容量です。
動画再生は最大17時間、最大5時間の1,080p動画撮影、最長73時間の音楽再生が可能です。
120W Xiaomi ハイパーチャージ(急速充電)にも対応しており、19分間で100%(ブーストモード)になります。
YouTubeでバッテリー性能検証
バッテリー性能を調査するために、以下の条件で消費量をチェックしました。
- YouTubeアプリで2時間再生
- 画質は1,080pに固定して再生
- 明るさMAX
- 音量50%でスピーカー使用
YouTube2時間視聴後のバッテリーは85%だったので、消費量は15%です。
同じ条件でテストした他モデルと比較すると以下の通りです。
- Xiaomi 13T Pro:15%消費
- Xiaomi 13T:16%消費
- Galaxy S23 FE:16%消費
- Galaxy S23:17%消費
- AQUOS sense8:8%消費
- Xperia 1 V:18%消費
- Xperia 10 V:7%消費
- iPhone 15 Pro:9%消費
- iPhone 14 Pro:19%消費
さまざまなスマホとの比較において、YouTube視聴でのバッテリー消費は普通です。
下位モデルのXiaomi 13Tと比べた場合、ほぼ同程度のバッテリー持ちとなります。
バッテリー持ちは使用条件で変わるので、今回の検証を参考に設定を調整してください。
Xiaomi 13Tと何が違う?
画像引用元:xiaomi-13t – Xiaomi Japan
最後に、下位機種であるXiaomi 13Tとの比較をみていきましょう。
それぞれ具体的にみていきます。
CPU性能とメモリ容量が違う
上位機種であるXiaomi 13T ProはCPUがMediaTek Dimensity 9200+を搭載し、Xiaomi 13Tよりも高性能になっています。
また、RAMも12GBと多くソフトバンクで実質22,008円と格安です。
ただし、ディスプレイ性能、カメラ構成や画素数には違いがありません。
写真の仕上がり
Xiaomi 13T ProとXiaomi 13Tのカメラ構成や性能に違いがありません。
2機種でポートレート撮影をしましたが、Xiaomi 13T Proのほうが色彩がはっきりして鮮やかに感じました。
色味も違うことから、CPUが影響しているのかもしれません。
Xiaomi 13T Proは高スペックと低価格を両立した良端末
Xiaomi 13T Proの実機を用いて、使用感やメリット・デメリットをレビューしました。
Xiaomi 13T Proはソフトバンクから2023年12月に発売された、低価格なハイスペックモデルです。
低価格でありながらMediaTek Dimensity 9200+搭載、トリプルレンズで望遠レンズは5,000万画素、リフレッシュレート144Hz対応、ディスプレイ内指紋認証などスペックや機能が充実しています。
3万円以下のハイスペックスマホをお探しの方にぴったりな1台です。
Xiaomi 13T Proのメリット・デメリット
- 2023年12月8日発売のハイミッドレンジモデル
- 割引やキャンペーン利用で22,008円〜
- 低価格なのに基本性能が高くカメラ機能が優秀
最新スマホなら
auオンラインショップがおトク!
- 期間限定(終了日未定)でau Online Shop お得割の乗りかえ割引額を最大44,000円に増額中!
- スマホトクするプログラム適用で最新スマホも大幅お得に!
最新のスマホの予約&購入はこちら