本記事では教育訓練給付金制度でデータサイエンスを学べるおすすめのスクールを教育訓練給付金利用の際の注意点も解説します。
データサイエンスを学べるスクールに通いたい時にネックなのが「高額な受講料」です。
教育訓練給付金制度(助成金)でデータサイエンスが学べるおすすめスクール
スクール | |||
名前 | キカガク | TechAcademy | Aidemy |
授業 | オンライン(自習) オンライン(講義) | オンライン(自習) | オンライン(自習) |
料金 | 792,000円 (料金詳細) | 149,000円~ (料金詳細) | 330,000円~ (料金詳細) |
概要 | 50,000名以上の受講者。満足度は90%以上 | ライフスタイルに合わせて隙間時間に学べるオンラインスクール | 専属コーチと学んで最短3カ月でAI人材を目指す |
詳細 | 公式サイトを見る解説を見る↓ | 公式サイトを見る解説を見る↓ | 公式サイトを見る解説を見る↓ |
(ファイナンシャル・
プランニング技能士)
教育訓練給付金制度とは
- 教育訓練給付金制度は「能力開発やキャリア形成の支援」が目的
- 支給要件のハードルが低く利用しやすい
- 給付の対象になる教育訓練(講座など)はレベル等に応じて3種類
- データサイエンスは「専門実践教育訓練対象講座」に該当
- 専門実践教育訓練対象講座は「受講料の最大70%を給付」
>教育訓練給付金制度でお得に受講できるデータサイエンススクール・講座を見る
教育訓練給付金制度は、スキルアップを目的とした講座の受講に利用でき、ハードルが低く給付割合も高い、とても便利な制度です。
教育訓練給付金制度とは?
スキルアップのできる講座があらかじめ認定されており、その講座を受講し修了すると給付金が受け取れます。
- 厚生労働大臣からあらかじめ認定を受けている講座が対象
- 受講・修了で受講料の20~80%が受講者に給付される
- 「雇用保険の加入期間」などの支給要件を満たす人が利用できる
- 「入学金と受講料の合計」が対象
- 事前に「訓練前キャリアコンサルティング」を受け、ジョブカードの作成が必要
教育訓練給付金制度は、一見複雑そうに見えますが、利用のハードルが低く給付割合も大きいので、可能な限り利用したい制度です。
教育訓練給付金制度の支給要件
教育訓練給付金制度の利用には、「支給要件を満たしている」必要があります。
画像引用元:厚生労働省-教育訓練給付金受給支給要件
図の通り支給要件は、基本的に「雇用保険の加入期間」で決まるため、利用しやすいと言えます。
教育訓練給付金を受けとるまでの流れ
教育訓練給付金を受けとるまでの流れは、次の通りです。
- 受講1ヶ月以上前にハローワークでジョブカードを発行する
- ハローワークで訓練前キャリアコンサルティングを受ける
- 教育訓練給付金制度対象のスクールで受講を始める
- 必要書類を揃えて提出する
- 着金完了
受講前に受講資格確認を行い、受講料を一度自己負担で支払って受講・修了した後、ハローワークに支給申請をして給付を受けます。
教育訓練の種類と支給割合
一般教育訓練
一般教育訓練の給付割合・上限は、3種類の中で最も低く、受講費用の20%(上限10万円)となっています。
なお、支給タイミングは「講座修了後」です。
特定一般教育訓練
特定一般教育訓練の給付割合・上限は、受講費用の50%(上限25万円)となっています。
こちらも、支給タイミングは「講座修了後」です。
専門実践教育訓練
専門実践教育訓練の給付割合・上限は、3種類の中で最も高く、最大で受講費用の80%(年間上限64万円・最長4年)となっています。
専門実践教育訓練のみ支給が2パターンあり、詳細は次の通りです。
教育訓練名 | 支給タイミング | 支給割合 | 支給上限 |
---|---|---|---|
専門実践教育訓練 | 訓練受講中6ヶ月ごと | 受講費用の50% | 年間40万円 |
資格取得、かつ訓練修了後1年以内に再就職 | 受講費用の20% | 年間16万円 |
なお、データサイエンスの講座はその多くは専門実践教育訓練の「第四次産業革命スキル習得講座」に分類されます。
「第四次産業革命スキル習得講座」とは、「専門性の高いスキルを習得できる」と経済産業大臣が認定した講座のことです。
データサイエンスとは
- データサイエンスとは「データから有用な分析情報を引き出せる手法を学ぶ学問」
- データサイエンスは、意思決定や課題・問題解決などの重要な場面で活用できる
- スキルの持った人材は高い評価を得ることができる
データサイエンスとは
データサイエンスとは、統計や数学、AI、情報科学などの様々な分野の手法を活用し、大量のデータから有用な情報を引き出すアプローチや分析手法開発などを指します。
データサイエンスを学ぶメリット
データサイエンスを学ぶ学ぶメリットは、主に次の通りです。
- 正確な根拠をもとに意思決定ができるようになる
- 速やかな課題・問題解決ができるようになる
- データ分析結果を根拠に適切な管理ができるようになる
- AI活用などで自動化ができるようになる
- 大量のデータをもとにした予測ができるようになる
- 正確な効果検証ができるようになる
このようにデータサイエンスのスキルは、ビジネスにおける重要な場面で活用することができます。
そして、スキルの持った人材は高い評価を得ることができるため、データサイエンスを学ぶことはとても重要です。
給付金でデータサイエンスが学べるおすすめスクール
データサイエンスを学べる講座には、教育訓練給付金制度を使えるものと使えないものがあるため、事前にしっかりと確認することが重要です。
教育訓練給付金制度(助成金)でデータサイエンスが学べるおすすめスクール
スクール | |||
名前 | キカガク | TechAcademy | Aidemy |
授業 | オンライン(自習) オンライン(講義) | オンライン(自習) | オンライン(自習) |
料金 | 792,000円 (料金詳細) | 149,000円~ (料金詳細) | 330,000円~ (料金詳細) |
概要 | 50,000名以上の受講者。満足度は90%以上 | ライフスタイルに合わせて隙間時間に学べるオンラインスクール | 専属コーチと学んで最短3カ月でAI人材を目指す |
詳細 | 公式サイトを見る解説を見る↓ | 公式サイトを見る解説を見る↓ | 公式サイトを見る解説を見る↓ |
どのスクールもそれぞれ特徴があるので、確認してみましょう。
キカガク
項目 | キカガク |
目的 | 学習/スキルアップ・就職/転職 ・フリーランス・資格取得 |
授業 | オンライン(講義)・オンライン(自習) |
料金 | |
給付金 | 対象コースあり |
公式HP | https://www.kikagaku.ai/ |
キカガクの特徴
キカガクの特徴は、次の通りです。
- オンラインでの受講
- 講義が分かりやすいと評判
- 動画は視聴期間無制限
- 転職サポートあり
キカガクは、オンラインで動画を視聴することで学習し、視聴期間は無制限です。
講義は分かりやすいと評判で、例えば次のような口コミがあります。
キカガクの機械学習コース、わかりやすい。
数式とpythonの実装と両面から解説。https://t.co/COrq7hHqaZ— 吉永和貴 | メルプ•イシヤク (@kazu_098) January 2, 2022
受講後には転職サポートもあり、模擬面接や履歴書添削などを受けることができます。
データサイエンスを学べる講座は3つ
キカガクでデータサイエンスを学べる講座と教育訓練給付金適用に関する詳細は、次の通りです。
- AI人材長期育成コース(給付金対象)
- データサイエンティスト入門コース(給付金対象外)
- データサイエンティスト実践コース(給付金対象外)
AI人材長期育成コースで学べる内容
AI人材長期育成コースのカリキュラムは、次の通りです。
シラバス | 学習内容 |
---|---|
AI人材長期育成コース | Pythonの基礎 機械学習の基礎 ディープラーニングの基礎 画像処理 時系列解析 自然言語処理 Webページ制作の基礎 Webスクレイピングの基礎 Djangoの基礎 日記帳アプリの作成 機械学習アプリの作成 自走期間アプリ |
詳細 | AI人材長期育成コースの詳細見る |
つまり、次に紹介する入門・実践コースも範囲に入るということです。
また、その他プログラミングやAI、画像処理などといったかなり広範囲な内容となっています。
データサイエンス入門コースで学べる内容
データサイエンス入門コースのカリキュラムは、次の通りです。
項目 | 学習内容 |
---|---|
ユニット1 | データサイエンスが注目される背景 AI とデータサイエンス AI と機械学習 生活の中でのデータサイエンス ビジネスにおけるデータサイエンス |
ユニット2 | データの種類 データの保管 統計基礎 データの罠 |
ユニット3 | データ活用のプロセス STEP1 : 課題への気付き STEP2 : データの収集・構造化 STEP3 : 探索的データ分析 データの集計と可視化 STEP3 : 探索的データ分析 データの相関 STEP4 : 統計分析 検定 STEP4 : 統計分析 多変量解析1 STEP4 : 統計分析 多変量解析2 STEP5 : 分析結果の解釈 |
ユニット4 | データ活用の注意事項 データにまつわる法律 |
詳細 | データサイエンス入門コースの詳細を見る |
なお、教育訓練給付金制度の対象ではありません。
データサイエンス実践コースで学べる内容
データサイエンス実践コースのカリキュラムは、次の通りです。
項目 | 学習内容 |
---|---|
イントロダクション - データサイエンス | イントロダクション |
データ分析1 | 課題への気付きとデータの取得・構造化 探索的データ分析 |
データ分析2 | 確証的データ分析 データ分析の実践 |
多変量解析1 | 多変量解析の基礎 Ⅰ 多変量解析の実践 Ⅰ |
多変量解析2 | 多変量解析の基礎 Ⅱ 多変量解析の実践 Ⅱ |
多変量解析3 | 多変量解析の基礎 Ⅲ 多変量解析の実践 Ⅲ |
多変量解析4 | 多変量解析の実践 Ⅳ |
章末テスト | 章末テスト |
詳細 | データサイエンス実践コースの詳細を見る |
なお、こちらも教育訓練給付金制度の対象ではありません。
教育訓練給付金利用なら「AI人材長期育成コース」
受講料が最大で約64万円も安くなり、データサイエンスはもちろんWebページ制作やアプリ制作なども学べるのが、おすすめのポイントです。
プログラミングスクールの「キカガク」は、AIを含む最先端技術を習得できるプログラミングスクールであり、動画学習が主体です。 スマー...
TechAcademy(テックアカデミー)
項目 | |
名前 | TechAcademy |
目的 | 学習/スキルアップ 就職/転職 フリーランス 副業 |
授業 | オンライン(自習) |
料金 | 149,600円~(料金詳細はこちら) |
給付金 | 対象コースあり |
詳細 | https://techacademy.jp/ |
TechAcademyの特徴
- 週2回マンツーマンでのメンタリングあり
- プログラミングスクール受講者数№1(2021年8月調査結果)
- 課題レビューは回数無制限
- 受講前にPython3の理解が必要
TechAcademyには、週2回のメンタリングがあり、都度質問や悩みなどの相談に乗ってくれます。
また、課題のレビューは回数無制限なので、受講者の納得いくまで見てもらうことができます。
データサイエンスを学べる講座は1つ
TechAcademyでデータサイエンスを学べる講座は、「データサイエンスコース」のみですが受講期間が選べ、詳細は次の通りです。
講座名 | 受講料 (給付前) | 受講料 (給付後) |
---|---|---|
4週間 プラン | 【社会人】 174,900円 【学生】 163,900円 | 対象外 |
8週間 プラン | 【社会人】 229,900円 【学生】 196,900円 | 【社会人】 50%:114,950円 70%:68,970円 【学生】 50%:98,450円 70%:59,070円 |
12週間 プラン | 【社会人】 284,900円 【学生】 229,900円 | 【社会人】 50%:142,450円 70%:85,470円 【学生】 50%:114,950円 70%:68,970円 |
16週間 プラン | 【社会人】 339,900円 【学生】 262,900円 | 【社会人】 50%:169,950円 70%:101,970円 【学生】 50%:131,450円 70%:78,870円 |
詳細 | 公式サイトで詳細を見る |
データサイエンスコースで学べる内容
データサイエンスコースのカリキュラムは、次の通りです。
シラバス | 学習内容 |
---|---|
データサイエンスコース | Pythonプログラミング 機械学習(教師あり学習/scikit-learn) 数学・統計学(確率・推定・検定) モデルの構築(統計モデルの構築/モデルの最適化) |
詳細 | コース詳細を見る |
教育訓練給付金利用なら「データサイエンスコース」
じっくりと学びたいか、短期間で学んで次のステージに行きたいかなどで、あなたに最も合った期間を選べますよ。
ただし、4週間プランだけは教育訓練給付金制度の対象外なので注意してください。
Aidemy(アイデミー)
項目 | Aidemy |
目的 | 学習/スキルアップ 就職/転職 資格取得 |
授業 | オンライン(自習) |
料金 | 実質65,560円~(料金詳細を見る) |
給付金 | 給付金利用可能講座あり |
保証 | 8日間の全額返金保証あり |
特典 | 30,000円分のAmazonギフト券全員にプレゼント!※諸条件あり |
公式HP | https://aidemy.net/grit/premium/ |
Aidemyの特徴
Aidemyの特徴は、次の通りです。
- オンラインAI人材育成サービス受講者数No.1
- 学習進捗サポートがある
- チャットで質問し放題
- バーチャル学習室がある
Aidemyは、ESP総研の2021年6~7月における受講者数調査で、「オンラインAI人材育成サービス受講者数No.1」の実績がある、受講者数の多いスクールです。
また、受講者の受講目的や目標に合わせて計画~修了までを一貫してサポートしてくれます。
バーチャル学習室では、自主学習をこなせるとともに他の受講生との交流も図れるため、スキルを身に付けるだけでなく、同じ環境の仲間を見つけることもできます。
データサイエンスを学べる講座は2つ
データミックスでデータサイエンスを学べる講座と教育訓練給付金適用に関する詳細は、次の通りです。
講座名 | 受講料(給付前) | 受講料(給付後) |
---|---|---|
データ分析講座 | 【3ヶ月】 528,000円 【6ヶ月】 858,000円 【9ヶ月】 1,078,000円 | 【3ヶ月】 50%: 264,000円 70%: 158,400円 【6ヶ月】 50%: 429,000円 70%: 257,400円 ※ 9ヶ月は対象外 |
実践データサイエンス講座 | 【3ヶ月】 528,000円 【6ヶ月】 858,000円 【9ヶ月】 1,078,000円 | - |
詳細 |
ただし、9ヶ月プランは教育訓練給付金制度の対象外なので注意してください。
データ分析講座で学べる内容
データ分析講座のカリキュラムは、次の通りです。
シラバス | 学習内容 |
---|---|
データ分析講座 | Aidemy Premium受講の手引き:0.05時間 はじめてのPython:3.0時間 Python基礎:4.0時間 ライブラリ「NumPy」基礎(数値計算):4.5時間 ライブラリ「Pandas」基礎(表計算):5.5時間 ライブラリ「Matplotlib」基礎(可視化):7.0時間 データクレンジング:5.5時間 データハンドリング:5.5時間 機械学習概論:4.5時間 教師あり学習(回帰):6.0時間 教師あり学習(分類):5.5時間 教師なし学習:7.0時間 時系列解析Ⅰ(統計学的モデル):7.5時間 機械学習におけるデータ前処理:5.0時間 ディープラーニング基礎:6.0時間 自然言語処理基礎:7.5時間 感情分析/株価予測:6.0時間 【新】タイタニック(kaggleのコンペ):5.0時間 計:90.05時間 |
詳細 | 公式サイトで講座の詳細を見る |
Aidemyのデータ分析講座では、Pythonの使い方からAI関連、統計などまでを学ぶことができます。
また、最後にKaggle(カグル)のコンペでタイタニック号沈没事故のデータを用い、生存率予測をするという実践形式の内容もあります。
実践データサイエンス講座で学べる内容
実践データサイエンス講座のカリキュラムは、次の通りです。
シラバス | 学習内容 |
---|---|
実践データサイエンス講座 | Aidemy Premium受講の手引き:0.05時間 はじめてのPython:4.0時間 Python基礎:4.0時間 ライブラリ「NumPy」基礎(数値計算):5.5時間 ライブラリ「Pandas」基礎(表計算):7.0時間 ライブラリ「Matplotlib」基礎(可視化):5.5時間 機械学習概論:4.5時間 データクレンジング:5.5時間 機械学習におけるデータ前処理:7.0時間 教師あり学習(回帰):5.5時間 教師あり学習(分類):7.0時間 教師なし学習:6.5時間 データサイエンス100本ノック(構造化データ加工編)(初級):4.0時間 データサイエンス100本ノック(構造化データ加工編)(中級):6.0時間 データサイエンス100本ノック(構造化データ加工編)(上級):6.0時間 【新】タイタニック(kaggleのコンペ):5.0時間 住宅価格予測(kaggleのコンペ):6.5時間 手書き数字認識(kaggleのコンペ):6.5時間 学習成果の実践:30.0時間 計:126.05時間 |
詳細 | 公式サイトで詳細を見る |
「構造化データ加工」や「Kaggle」にかかわることを実戦形式で学べるようになっています。
データサイエンスにかかわる力を伸ばしたいと考える方におすすめですが、残念ながら教育訓練給付金制度は利用できない講座となっています。
教育訓練給付金利用なら「データ分析講座」
受講料が最大で約60万円も安くなり、Kaggleにもふれながらデータサイエンスをより深く学べるのが、おすすめのポイントです。
なお、料金や制度の詳細、給付条件などは、無料のオンライン相談会で必ず確認してください。
データミックス
画像引用元:データミックス-公式
データミックスの特徴
データミックスの特徴は、次の通りです。
- オンラインと通学から選べる
- 平日夜と土曜日開校で通いやすい
- 少人数制のクラス
- コンテンツはビジネスパーソン向け
- 入学試験あり
- 転職支援もあり
データミックスは、ビジネスパーソン向けのコンテンツが特徴で、「課題をいかに解決できるか?」を学ぶことができます。
また、就職支援があるため修了後のキャリア形成まで視野に含めることができます。
なお、入学には試験があり、「グラフや表を適切に読み解けるか」を測る内容となっています。
データサイエンスを学べる講座は2つ
データミックスでデータサイエンスを学べる講座と教育訓練給付金適用に関する詳細は、次の通りです。
講座名 | 受講料(給付前) | 受講料(給付後) |
---|---|---|
データサイエンティスト育成講座 | 742,500円 | 50%: 371,250円 70%: 222,750円 |
データサイエンティスト基礎講座 | 198,000円 | - |
データサイエンティスト育成講座で学べる内容
データサイエンティスト育成講座のカリキュラムは、次の通りです。
ステップ名 | 期間 | 学習内容 |
---|---|---|
ブートキャンプステップ | 6週 | 探索的データ分析/確率分布/仮説検定/バイアス、外れ値、ヒストグラムなど |
ベーシックステップ | 6週 | 線形回帰分析、ロジスティック回帰/相関と因果/教師あり学習/教師なし学習/精度指標、特徴エンジニアリング |
アドバンスステップ | 6週 | AWSの使い方、MLOps/自然言語処理/Deep Learningの実行方法/(S)ARIMA、(S)ARIMAXといった時系列モデル |
インテグレーションステップ | 5週 | 分析プロジェクトの流れと実務におけるポイントの理解/メンタリングセッション |
データサイエンティスト育成講座は、分析・統計からモデル作成までかなり深い内容を学習できます。
データサイエンティスト基礎講座で学べる内容
データサイエンティスト基礎講座のカリキュラムは、次の通りです。
項目 | 学習内容 | |
---|---|---|
1週目 | ビジネスアナリティクス | 競合分析、KPIツリー、財務シミュレーション、仮説と問い |
2週目 | データ分析のためのプログラミング | Python, R, SQLの基本的な使い方 |
3週目 | プログラミング基礎 (Python入門、R入門、SQL入門) | Python, R, SQLのデータ分析にフォーカスした使い方 |
4週目 | ExcelとBIツール(Tableau)によるデータ可視化 | 正しいデータ可視化について、ExcelとTableauを使ったデータ可視化方法 |
5週目 | Rを使った統計学 | 統計解析用プログラミング言語であるRを使った、仮説検定、回帰分析 |
6週目 | 実践演習:お菓子メーカーにおける営業データの分析 | お菓子メーカーのケースを用いて、回帰分析で営業データを分析 |
7週目 | Pythonを使った機械学習・AI | Pythonを使用して、機械学習の教師あり学習を学習 |
8週目 | 実践演習:タクシー配車サービスの価格予測モデルの実装 | 実際のタクシー配車サービスの価格データを使い、価格の予測モデルを構築 |
基礎講座でもプログラミングから統計、実践演習と、内容はかなりしっかりとしています。
しかし残念ながら、教育訓練給付金制度は利用できない講座となっています。
教育訓練給付金利用なら「データサイエンティスト育成講座」
以上のことから、データミックスで教育訓練給付金制度を利用しながらデータサイエンスを学ぶのであれば、「データサイエンティスト育成講座」です。
受講料が最大で約51万円も安くなり、データサイエンティスト基礎講座とほぼ変わらない金額になるのが、おすすめのポイントです。
なお、料金や制度の詳細、給付条件などは、無料のオンライン相談会で必ず確認してください。
給付金制度を使って受講する際の注意点
- 対象講座は受講期間で変わることも
- 給付額や支給要件はハローワークで確認を
- 受講料はいったん自分で支払う必要がある
- 給付割合の20%はフリーランスではもらえない
どれも大事なポイントなので、しっかりと押さえておきましょう。
対象講座は受講期間で変わることも
例えば、TechAcademyのデータサイエンスコースには「4,8,12,16週間」の4種類がありますが、4週間コースだけは給付金制度の対象外です。
また、Aidemyのデータ分析講座は「3,6,9ヶ月」の3種類がありますが、9ヶ月コースが対象外です。
給付額や支給要件はハローワークで確認を
給付額がいくらになるか、自分が支給要件を満たしているかは、ハローワークで事前に確認しましょう。
特に支給要件期間は多くの場合で「仕事に就いた期間」と一致しますが、厳密には「雇用保険の加入期間」なので、ズレが出ることがあります。
教育訓練給付金制度を利用したいと思ったら、まずはハローワークに相談してみましょう。
受講料はいったん自分で支払う必要がある
教育訓練給付金制度は、「払った受講料に対して後から給付される」仕組みです。
そのため、受講料はいったん自分で支払う必要があります。
スクールの受講料は高額のため、一度すべて自分で支払えるかは計算してみるとよいでしょう。
給付割合20%はフリーランスではもらえない
専門実践教育訓練は最大70%ととても高い支給割合ですが、このうち20%をもらうためには「雇用保険の被保険者として在職中、または1年以内に就職する」必要があります。
つまり、修了後に働いているか、離職中でも1年以内に働き始めればもらえるのですが、フリーランスの場合には「雇用保険の被保険者」になれないため、給付がもらえないのです。
この点も、事前にハローワークで確認するようにしましょう。
無料説明会・無料体験の申込み手順
最後に、プログラミングスクールで行われている無料相談会や無料体験について、活用することで分かること、受けるべき理由を確認します。
無料説明会・無料体験でわかること
- かかる費用の総額や追加費用の有無
- 学べる内容と深さ
- 参加条件などの受講に必要なスキル・環境
- 利用できるサービスやサポート体制
無料説明会に参加すると、「費用」や「学習内容」、「参加条件」や「サポート体制」などを知ることができます。
これらは、スクール選びや学習の継続にどれも重要な要素です。
また、無料体験では次のことがわかります。
- 教室の雰囲気
- 講義のスピード感
- 講師の説明の分かりやすさ
- 質問への対応状況
無料体験に参加すると、一言でいえば「学びやすさ」がわかります。
これは講義を実際に受けてみないと分からないことで、学んだことがしっかりと身に付けられるか?に関係してきます。
説明会・無料体験を受けるべき理由
無料説明会や無料体験でわかることを踏まえて、説明会・無料体験を受けるべき理由は次の通りです。
- 挫折を防げる
- 学んだことを身に付けられるかが分かる
- 納得したうえで学べる
また、スクール受講の一番の目的である「スキルを身に付ける」ことができるのかも、根拠を持った推測ができるようになります。
そしてなにより、「しっかりと納得したうえで学べる」のは、学習意欲を継続させるためにとても重要なことです。
ただ、「申し込み方がわからない」、「どんな手順で申し込めばいいの?」と思う方もいるでしょう。
そこでここでは、キカガクの無料説明会申込み手順を解説します。
- 公式サイトの「無料で試してみる」をタップする
- 氏名など連絡先を入力する
- その他必要事項を入力する
- 「送信」をタップする
【まとめ】給付金でデータサイエンスが学べるおすすめスクール
教育訓練給付金制度でデータサイエンスを学べるおすすめスクールのまとめです。
教育訓練給付金制度(助成金)でデータサイエンスが学べるおすすめスクール
スクール | |||
名前 | キカガク | TechAcademy | Aidemy |
授業 | オンライン(自習) オンライン(講義) | オンライン(自習) | オンライン(自習) |
料金 | 792,000円 (料金詳細) | 149,000円~ (料金詳細) | 330,000円~ (料金詳細) |
概要 | 50,000名以上の受講者。満足度は90%以上 | ライフスタイルに合わせて隙間時間に学べるオンラインスクール | 専属コーチと学んで最短3カ月でAI人材を目指す |
詳細 | 公式サイトを見る解説を見る↓ | 公式サイトを見る解説を見る↓ | 公式サイトを見る解説を見る↓ |
データサイエンスをしっかりと学べるスクールは受講料も高めですが、利用ハードルが低く給付割合も高い教育訓練給付金制度を上手に利用すれば、自己負担をかなり抑えることができます。
ただし、利用できるスクール・講座は限られているため、学習できる内容も含めて事前に確認することが重要です。