「手に職をつけて副業を始めたい」「自宅で効率よく稼ぎたい」と考え、プログラミングに興味を持つ方が増えています。
この記事を読めば、専門知識のない未経験の状態からプログラミング副業で収入を得るまでの具体的な道筋が全てわかります。
まずはお小遣い稼ぎレベルの月1万円からスタートし、最終的に月10万円以上を目指すための「スモールステップ」を具体的に解説します。
将来性が高く、確実な収入アップにつながる副業を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

エンジニア歴12年。現在は株式会社ショーケースの開発本部長として20名のエンジニアチームを率いる。これまでに100名以上の採用面接を担当し、学生インターンの受け入れを行うなど、若手人材の育成にも深く関わっている。
東京ドームや星の王子さまミュージアムで採用された「オーディオガイドアプリ」をはじめ、数々の大規模プロジェクトを成功に導いてきた。AWSの技術同人誌『Developers Magazine』では編集長を務め、「AWS Dev Day Challenge」で優秀賞を獲得するなど、その技術力は社外でも高く評価されている。
現場の最前線で開発を指揮し、採用・育成にも携わる立場から、「本当に通用するスキルが身につくスクール」を厳選し、解説する。
- 東京ドーム、星の王子さまミュージアム等で導入された音声ガイドアプリの開発
- ショーケースエクスプレスのオンライン予約システムを開発
- iOS & Android向けECサイト構築アプリ「GO!store」の開発
- AWS Dev Day Challenge 優秀賞受賞
- SPAJAM2019 東京A予選 優秀賞受賞
本記事は、東証スタンダード上場企業である株式会社ショーケースが運営するWebメディア「ショーケース プラス」が、コンテンツ制作ポリシーに基づき、責任を持って制作・編集しています。

※本記事の価格は全て税込みです。
プログラミング副業の「よくある悩み」に答えます
プログラミング未経験ですが、本当に副業できますか?
この記事で紹介するロードマップは、まさに未経験の方が最初の収入を得るまでをサポートするものです。まずは月1万円のような小さな成功体験を目指すところから始めましょう。
30代・40代からでも、今から始めて稼げますか?
むしろ社会人経験が豊富な分、お客様とのコミュニケーションや自己管理能力に長けており、有利に働くケースも多いです。年齢はハンデになりません。
文系出身で数学も苦手ですが、大丈夫でしょうか?
Webサイト制作のような副業で人気の分野では、複雑な数学の知識はほとんど必要ありません。それよりも、完成形をイメージしてコツコツ作業する力や、調べながら進める力の方が重要になります。
本業が忙しいのですが、学習時間や作業時間は確保できますか?
例えば「平日1時間、休日3時間」のように、今の生活リズムの中で確保できる時間から始めるのが現実的です。重要なのは、短時間でも毎日続けることです。
実際に稼げるようになるまで、どれくらいの期間がかかりますか?
スキルを身につけた後、どうやって案件を獲得するのですか?
プログラミング副業で実際に稼げる金額の目安
プログラミングの副業と一言でいっても、稼げる金額はスキルや確保できる時間によって大きく異なります。
未経験から始める場合は、最初から高い目標を立てると挫折しやすいため、段階的に目標金額を上げていく「スモールステップ」を意識することが非常に重要です。
まずは月1万円を目指し、そこから3万円、5万円、そして10万円以上へと、着実に収入を増やしていく具体的な道のりを見ていきましょう。
月1〜3万円(お小遣いレベル)
月1〜3万円は、未経験者がプログラミング副業で「スキルをお金に変える」最初のステップです。
この段階では、高度な専門知識よりも、基本的なPCスキルを活かせる案件が中心となります。
この金額帯で獲得を目指したい案件は以下の通りです。
これらはハイスキルなプロのエンジニアが手を出さない領域のため、初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。
- Googleスプレッドシートの改善
- Excelのマクロ作成
- 簡単なWebサイト制作
時給1,000円程度の案件でも、月1万円なら10時間、月3万円なら30時間(平日1〜2時間程度)の稼働で十分に達成可能です。
月5万円(安定収入の第一歩)
月5万円は、副業収入で生活がはっきりと潤い始める「安定収入の第一歩」です。
年収に換算すると60万円のアップとなり、大きな成功体験になるでしょう。
この段階に到達するには、初心者向けの案件から一歩踏み出し、プロとして最低限の専門知識を前提とした、よりレベルの高い案件に挑戦していく必要があります。
この金額帯では、特にWeb開発系の案件が狙い目です。副業でも獲得できる機会が多く、稼ぎやすいのが特徴です。
- 簡単なWebサイト制作
- Webサイトの改修
- 簡単なWebアプリケーション制作
時給換算額が1,500円から2,000円程度に上がるため、週に6〜7時間(平日なら毎日2時間程度)を副業に充てることができれば、十分に達成可能な金額です。
月10万円以上(本格的な副業へ)
月10万円は、多くの人が目標とする「本格的な副業」のレベルです。
この段階に到達するには、脱初心者レベルのスキルを身につけ、本格的に副業の時間を確保する必要があります。
未経験からでも、正しい学習を継続して実績を積み上げることで十分に到達可能な目標です。
この金額帯では、1件あたり3〜5万円の案件を月に複数こなすことで月10万円の達成が見えてきます。
より専門性が高く、高単価な案件がターゲットとなります。
- LP(ランディングページ)のコーディング(報酬目安:1件1万円〜)
- ホームページの改修(報酬目安:1件5万円〜)
- アプリ開発(報酬目安:1件5万円〜)
案件の難易度が上がるため、それなりの学習時間が必要になります。
基礎レベルのスキル習得に1〜2ヶ月、これらの案件をこなせる実践レベルになるには3〜6ヶ月程度の学習期間が一つの目安です。
【金額別】目指せる案件内容と必要なスキルレベル
ここからは、目標金額を達成するために具体的にどのようなスキルを習得すべきかを詳しく解説します。
前の章で紹介した案件を獲得するために必要なスキルを、ステップごとに確認していきましょう。
月1〜3万円の案件例とスキル
月1〜3万円の収入は、専門的なプログラミング知識がなくても十分に達成可能です。
この段階では、多くの企業で広く使われているツールを扱うスキルが直接収入につながります。
- ExcelなどOffice系ソフトの操作
- GoogleスプレッドシートなどGoogle系ツールの操作
- HTML・CSS
「Excelマクロ作成」や「Googleスプレッドシートの改善」といった案件は、一般的なビジネススキルで対応できます。
これらのスキルが求められる案件は数も多いため、初心者でも仕事を見つけやすいのが特徴です。
月5万円の案件例とスキル
月5万円を目指すには、初心者向け案件から一歩踏み込み、Web開発系の専門スキルを身につける必要があります。
Webサイト制作や改修といった案件は副業でも獲得しやすく、稼ぎやすいのが特徴です。
- HTML・CSS
- JavaScript
- WordPress
Webページの骨格と装飾を担うHTML・CSSに加え、サイトにアニメーションなどの「動き」をつけるためのJavaScriptが必須スキルとなります。
また、多くの企業サイトで導入されているCMS(コンテンツ管理システム)であるWordPressを扱えるようになると、仕事の幅が格段に広がります。
これらのスキルは、多くのプログラミングスクールで体系的に学ぶことができます。
月10万円の案件例とスキル
月10万円という本格的な副業収入を目指すには、Web制作の基礎スキルに加え、より専門的なプログラミング言語の知識が必須となります。
LPのコーディングやアプリ開発など、高単価な案件に挑戦できるようになります。
- HTML/CSS
- WordPress
- 各種プログラミング言語(JavaScript, Java, Kotlin, Swift, Pythonなど)
例えば、需要の高い「ホームページの改修」案件ではWordPressのスキルが求められることが多いです。
また、「アプリ開発」では、Android向けならJavaやKotlin、iOS向けならSwiftといったように、対象によって求められる言語が異なります。
これらの専門スキルを身につけることで、高単価案件の受注が可能になり、月10万円の目標達成が見えてきます。
未経験からプログラミング副業を始めるための5ステップ
ここからは、全くの未経験からプログラミング副業を始め、収入を得るまでの具体的な手順を5つのステップで解説します。
この流れに沿って行動することで、最短ルートで目標に近づくことができます。
ステップ1:目標金額と学習計画を立てる
まず最初に、副業でどれくらいの収入を得たいのか、具体的な目標金額を設定しましょう。
いきなり月10万円のような高い目標を立てると挫折しやすいため、「まずは月1万円」といったスモールステップで始めるのがおすすめです。
目標が決まったら、それを達成するために必要なスキルは何か、どれくらいの学習時間が必要かを考え、大まかな学習計画を立てます。

飯嶋
この段階では、後のステップで紹介するプログラミングスクールの無料相談などを活用して、専門家の意見を聞きながら計画を具体化していくのが効率的です。
ステップ2:プログラミングスキルを習得する
次に、計画に沿ってプログラミングの学習を始めます。
未経験者の場合、プログラミングスクールを活用するのが最も効率的で確実な方法です。
- 体系化されたカリキュラム:
何から学ぶべきか迷うことなく、無駄なくスキルを習得できます。 - 現役エンジニアのサポート:
わからない点をすぐに質問でき、挫折を防げます。 - 副業案件の紹介:
実績ゼロの状態からでも仕事を紹介してもらえるスクールがあり、最初の一歩を踏み出しやすいです。 - ポートフォリオ制作支援:
質の高いポートフォリオ(実績をアピールする作品集)を作成でき、高単価案件の獲得につながります。
独学も可能ですが、何から手をつければよいか迷ったり、エラーが解決できずに挫折したりするケースが多いため、特に最短で稼ぎたい場合はスクールの活用を検討しましょう。
ステップ3:ポートフォリオ(実績)を作成する
スキルを習得したら、自分の実力を証明するための「ポートフォリオ」を作成します。

飯嶋
ポートフォリオとは、これまでに制作したWebサイトやアプリケーションなどをまとめた作品集のことです。
クライアントはポートフォリオを見てあなたのスキルレベルを判断するため、これは営業活動において非常に重要な武器となります。
プログラミングスクールの中には、このポートフォリオ制作に力を入れているところも多く、質の高い作品を作るためのサポートを受けられます。
ステップ4:副業案件を獲得する
ポートフォリオが完成したら、いよいよ案件獲得に挑戦します。
初心者でも案件を獲得しやすい方法は主に3つです。
- プログラミングスクールからの紹介
- クラウドソーシングサイトで応募する
- エンジニアコミュニティで情報収集する
実績が全くない初心者にとって最も心強い方法です。
スクールが提携する企業から案件を紹介してもらえるため、自分で営業する必要がなく、トラブルなく納品まで完了させることに集中できます。
「クラウドワークス」などのサイトでは、初心者向けから高単価なものまで幅広い案件が募集されており、自分のレベルに合わせて応募できます。
最初は無理せず、月1万円を目指せるような小規模な案件からコツコツ実績を積み上げていくのが成功の秘訣です。
SNSや勉強会、セミナーなどに積極的に参加し、人脈を広げる方法です。
コミュニティ内で仕事を紹介してもらえたり、オンラインでは得られない有益な情報を交換したりできます。
ステップ5:実績を積み、収入をステップアップさせる
最初の案件を無事に納品できたら、それがあなたの「実績」となります。
小規模な案件でもどんどんこなし、まずは実績を作ることが最優先です。
実績が増えればクライアントからの信頼を得やすくなり、より単価の高い案件や継続的な案件(リピート)につながります。

飯嶋
そこから、月3万円、5万円、10万円と、徐々に目標を引き上げていきましょう。
副業で稼ぎやすいおすすめのプログラミング言語
プログラミング副業で効率よく稼ぐためには、需要が高く、案件を見つけやすい言語を学ぶことが重要です。
ここでは、特に副業で稼ぎやすいとされている言語やスキルを、具体的な案件内容とあわせて紹介します。
HTML/CSS
Webサイトの見た目を作るための最も基本的な言語です。
HTMLがページの骨格や構造を作り、CSSが文字の色や大きさ、背景などのデザインを指定します。
- 対応できる案件:簡単なWebサイト制作、LP(ランディングページ)のコーディングなど。
- 特徴:Web制作の基礎であり、ほぼすべてのWeb系案件で必須となるスキル。案件数が非常に多く、初心者でも仕事を見つけやすいのが最大のメリット。
JavaScript
Webサイトにアニメーションやポップアップなどの「動き」をつけるための言語です。
HTML/CSSとセットで学ぶことで、対応できる案件の幅が格段に広がります。
- 対応できる案件:Webサイト制作、Webサイトの改修、Webアプリケーション制作など。
- 特徴:よりリッチでインタラクティブなWebサイトを作れるようになり、単価を上げやすくなる。
月5万円以上を目指す段階では必須のスキルと言えるでしょう。
WordPress
厳密にはプログラミング言語ではありませんが、Webサイトを効率的に作成・管理するためのCMS(コンテンツ管理システム)として圧倒的なシェアを誇ります。
- 対応できる案件:ホームページの制作・改修など。
- 特徴:多くの企業がWebサイトの更新を簡単にするためにWordPressを導入しているため、案件の需要が非常に高いのが特徴。
WordPressに特化したコースを用意しているプログラミングスクールも多く、副業で稼ぐための強力なスキルとなります。
その他のプログラミング言語(Java, Kotlin, Swift, Pythonなど)
月10万円以上といった高単価案件を目指す場合、より専門的なプログラミング言語のスキルが求められます。
- Java、Kotlin:Androidアプリ開発で主に使用される言語。
- Swift:iOS(iPhone/iPad)アプリ開発で使用される言語。
- Python:Instagramの改修のようなWebサービス開発から、近年需要が急増しているAI(人工知能)開発まで、幅広い分野で使われる汎用性の高い言語。
これらの言語は習得難易度が上がりますが、その分専門性が高く、高単価なアプリ開発などの案件に挑戦できるようになります。
【結論】未経験から最速で稼ぐならプログラミングスクールが近道
ここまでプログラミング副業で稼ぐための具体的なステップを解説してきましたが、未経験から最速で収入を得たいなら、プログラミングスクールが最も確実な近道です。
独学は費用を抑えられる一方、何から学ぶべきか迷ったり、エラーが解決できずに挫折したりするケースが非常に多いのが現実です。
スクールは「時間をお金で買う」という考え方であり、効率的なカリキュラムとプロのサポートで、稼ぎ始めるまでの時間を大幅に短縮してくれます。
学習方法 | 独学 | プログラミングスクール |
---|---|---|
学習効率 | 手探りになりがち | 体系化されたカリキュラムで無駄がない |
サポート | 基本的になし | 現役エンジニアにいつでも質問できる |
案件獲得 | 自分で営業し、実績ゼロから始める | 案件紹介や獲得保証があり、最初の一歩がスムーズ |
ポートフォリオ | 独力で作成 | 質の高い作品制作を支援してくれる |
本気で稼ぎたい方は、まず最初の一歩として、下の記事で解説している自分に合ったスクール選びから始めてみてください。
多くのスクールが無料相談やカウンセリングを実施しているので、まずは話を聞いてみることを強くおすすめします。
飯嶋
さらに、Webページの見た目を作るための言語であるHTMLとCSSを習得しておくと、「簡単なWebサイト制作」といったより単価の高い案件も視野に入り、効率的に稼げるようになります。