プログラミング独学プラットフォームのPyQ(パイキュー)。
本記事を読むことで、PyQ(パイキュー)の評判や料金、学べる内容がわかり、自身に合っているかどうか判断できるようになります。
項目 | |
名前 | PyQ |
目的 | 学習・転職 |
授業 | オンライン(自習) |
料金 | 3,040円/月~(料金詳細を見る) |
給付金 | なし |
体験 | あり |
詳細 | https://landing.pyq.jp/ml/ |
- 「学習コンテンツのみ」でシンプル
- 期間が制限されないからじっくり学べる
- 書く・動かす・理解・テストで知識が定着
(ファイナンシャル・
プランニング技能士)
PyQ(パイキュー)の特徴
PyQ(パイキュー)で学べるプログラミング言語はPythonです。
ここではPythonを学べる独学プラットフォーム・PyQ(パイキュー)の特徴をみていきます。
「学習コンテンツのみ」でシンプル
PyQ(パイキュー)で提供されるサービスは、オンラインで学べる学習コンテンツです。
他のスクールにあるような専属講師や転職サポート、オンライン講座、オンラインコミュニティへの参加等のサービスは提供されません。
じっくり時間をかけて学べる
PyQ(パイキュー)では、じっくり時間をかけて学ぶことができます。
一般的なプログラミングスクールは、3ヶ月~6ヶ月など学べる期間が限定されています。
わからない部分があっても、次のステップに進まないといけないことがあるでしょう。
一方PyQ(パイキュー)は、学べる期間に制限がありません。
月額料金を支払っている限り、学習コンテンツにいつでもアクセスできます。
わからない部分があれば、じっくりと時間をかけてその設問に向き合えるでしょう。
すぐに学習を始められる
ユーザーはWebブラウザからPyQ(パイキュー)へアクセスするだけで、すぐにプログラミングを開始できます。
なぜならPyQ(パイキュー)では、ユーザーごとに隔離された、仮想的なOS環境を用意しているからです。
書く・動かす・理解・テストで知識が定着
PyQ(パイキュー)では、書く・動かす・理解・テストのサイクルによって、知識が定着します。
学ぶときは、次の5STEPを繰り返し行います。
- テキストと画像を「読む」
- お手本を見ながらコードを「書く」
- プログラムが正しく書けているか「実行」・「判定」する
- 身についたか演習問題で「確認」する
- 模範解答と解説を見て「理解」する
問題を読み、実際に手を動かしてコードを書くと、書いたコードが正しいかどうかが判定されます。
間違えていた場合は、模範解答と解説を見ることでどう間違えたのかを理解できるでしょう。
学んだことが身についたかどうかは、演習問題を通じて確認できます。
PyQ(パイキュー)の料金プラン
PyQ(パイキュー)の料金体系は、コンテンツを利用する期間、月額料金を支払うサブスクリプション(サブスク)形式です。
料金プランは4種類あります。
- 個人ライトプラン
- 個人スタンダードプラン
- チームライトプラン
- チームスタンダードプラン
機能 | 個人-ライト | 個人-スタンダード | チーム-ライト | チーム-スタンダード |
---|---|---|---|---|
月額料金(税込) | 3,040円 | 8,130円 | 11,000円/人(※) | 21,560円/人 |
コンテンツ制限 | すべてのコンテンツを利用可能 | すべてのコンテンツを利用可能 | すべてのコンテンツを利用可能 | すべてのコンテンツを利用可能 |
メンバーの学習状況を確認 | - | - | あり | あり |
チーム内での質問の共有 | - | - | あり | あり |
チーム全体へのメッセージ作成機能 | - | - | あり | あり |
質問受付 | なし | あり | なし | あり |
4種類のプランとも、利用できるコンテンツに違いはなく、すべてのコンテンツを利用できます。
プラン名に「チーム」と入っているものは、企業や学校における研修向けのプランで、メンバーの学習を管理・サポートするための機能がついています。
プラン名に「スタンダード」と入っている、「個人スタンダードプラン」と「チームスタンダードプラン」には、質問受け付け機能があります。
設問でつまづいたとき、PyQ(パイキュー)の有識者に質問することができるため、学習時間を効率的に使えるでしょう。
なお「スタンダード」と「ライト」への切り替えはいつでも可能です。
たとえばわからないことがあったときにだけ「スタンダードプラン」へ切り替え、解決したら「ライトプラン」へ戻す、といったやり方もできるのです。
個人で学習を始めたい方は、とりあえず個人ライトプランから始めるとよいでしょう。
PyQ(パイキュー)の学習コンテンツ
PyQ(パイキュー)の学習コースは全17種類あります。
自分のレベルや学びたい分野に応じて、学習コースを選択できます。
ただ、1つのコースを学び終えたら学習が終了になるわけではありません。
1つのコースを学習し終えたら、次に学びたいコースを選択できます。
コースを選択し続けることで、学習を継続できるでしょう。
- 初心者向けコース
- プログラマー向けコース
- 上級・実践向けコース
- 課題に挑戦する「チャレンジ」
それぞれのカテゴリごとに、コースの詳細を見ていきましょう。
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初心者向けコース
プログラミングが全く初めての、初心者向けのコースは次の3種類があります。
No. | コース名 | 学習時間 | 概要 |
---|---|---|---|
1 | Pythonプログラミングを始めよう | 12時間~ | 全くゼロの状態から、プログラミングの初歩を身につける |
2 | Python文法基礎を学ぼう | 29時間~ | Pythonの基本的な文法を学び、かんたんなプログラムを書けるようになる |
3 | Python文法を実務レベルに深めよう | 67時間~ | 実務で必要なPython文法を学べる |
全くの初心者の方は、No1から順番に学習を進めていきます。
No.3まで学習を終えたら、より高度な内容を学べるコースを選択していくとよいでしょう。
近年、業種・職種を問わずIT化やDX化が進んだことで、エンジニアニーズが高まっています。 ニーズに対してまだまだエンジニアの数は少...
プログラマー向けコース
すでに他の言語でプログラミングを習得している方向けのコースは、次の1種類です。
No. | コース名 | 学習時間 | 概要 |
---|---|---|---|
4 | プログラマー向けPython文法速習 | 67時間~ | 他のプログラミング言語を書ける方が、Python文法を理解する |
基礎を学ばなくても良い方は、このコースを選択することで学習時間を短縮できます。
より高度な内容を学びたい場合は、このコースを終えたあとに、学びたい分野のコースを選択するとよいでしょう。
上級・実践向けコース
Pythonの基礎を理解し、プログラミングできるようになった方向けのコースは次の10種類です。
機械学習やWeb系、データ分析などの分野別に、学習コースが設定されています。
ご自身の学びたい分野に応じて、コースを選択するとよいでしょう。
それぞれのコースで学ぶ内容は共通しているものも多いので、1つのコースを学習し終えると、他の分野における理解が深まります。
No. | コース名 | 学習時間 | 概要 |
---|---|---|---|
5 | 実務で活かすPython | 27時間~ | ユニットテストの書き方やロギングの仕方等を学ぶ |
6 | 標準ライブラリー | 14時間~ | よく利用する標準ライブラリーを理解する |
7 | Webアプリ・API | 72時間~ | PythonでWebアプリやWebAPIを作れるようになる |
8 | スクレイピング | 10時間~ | PythonでWebサイトのスクレイピングをできるようになる |
9 | 数学とアルゴリズム | 56時間~ | 仕事を効率的に処理できるようになる |
10 | データ分析 | 46時間~ | pandasを使えるようになる |
11 | データ分析 改訂版(β) | 52時間~ | pandasを使えるようになる |
12 | 機械学習 | 48時間~ | 機械学習がわかるようになる |
13 | 統計分析 | 51時間~ | 統計関数(scipy.stats)を使えるようになる |
14 | 数理的アプローチによる問題解決 | 81時間~ | 経験や勘による意思決定を脱することができる |
課題に挑戦する「チャレンジ」
「チャレンジ」コースでは、学習コースの息抜きとして、難しい課題に挑戦できます。
腕試しとして挑戦してみるとよいでしょう。
学習分野ごとに設問が用意されているため、自分が学んだ分野の設問をチョイスできます。
「PyQコラボレーション」コースでは、書籍や外部コンテンツとコラボした設問が用意されています。
No | コース名 | 学習時間 | 概要 |
---|---|---|---|
15 | Python文法振り返りチャレンジ | 29時間~ | 初級~中級を学習した人向けの課題 |
16 | チャレンジ | 39時間~ | より難しい課題にチャレンジ |
17 | PyQコラボレーション | 14時間~ | 書籍や外部コンテンツとコラボした設問にチャレンジ |
PyQ(パイキュー)の良い評判・口コミ
ここからはPyQ(パイキュー)の良い評判を紹介していきます。
- 学習に時間がかかったけど楽しかった
- プログラミングの土台を固めるのに最高
- クエスト形式なので達成感を得られる
学習に時間がかかったけど楽しかった
PyQ(パイキュー)の学習にはとても時間がかかるけど、とても楽しいという声がありました。
このツイート主は、他のプログラミングスクールと比べても、PyQ(パイキュー)が最も良いと評価していました。
プログラミングの土台を固めるのに最高
PyQ(パイキュー)のコンテンツの品質が高いという学習材料をほめる声がありました。
「プログラミングの土台を固めるのに最高」・「なぜこのようにコードを書くのかが手に取るように理解できる」というコメントがあり、PyQ(パイキュー)のコンテンツの質が高いことがわかります。
クエスト形式なので達成感を得られる
PyQ(パイキュー)のクエスト形式が良いという口コミも多く見られました。
達成感を得られるクエスト方式なので、独学でも飽きずに学習を継続できるのでしょう。
X(旧Twitter)にあった良い口コミ
Twitterにはこんな口コミがありました!
久しぶりに「PyQ」を使ってみたんですが、プログラミングの土台を固めるには最高だなと感じました。
特にオブジェクト指向やDjango中級の内容が、半年くらいPythonを勉強して書きなれた頃に一読すると「なぜ、この様にコードを書くのか?」が手に取る様に理解できると思います。
ぜひご参考に。
— 多森康二@株式会社デジサク代表 (@digisaku710) March 9, 2020
Pythonプログラミングで、生徒たちの次のステップのヒントにならないかと思い、
「PyQ」
始めてみました。クエスト形式がやっぱりいいですね。
プログラミングって達成感がかなり大切かも…。
— じょう@そろばん・プログラミング先生 (@toyopro7) March 9, 2020
PyQ(パイキュー)の悪い評判・口コミ
PyQ(パイキュー)の悪い評判・口コミについても、触れていきます。
- 理解できない部分がある
- かなりボリュームがある
- エラーがなぜ出てくるのかわからない
理解できない部分がある
学習コンテンツの一部を理解できず、苦しいというものです。
PyQ(パイキュー)は独学コンテンツなので、「理解できずつまいずいてしまう部分」はどうしてもでてきてしまいます。
インターネットで検索したり、書籍を頼ったりなど、理解できない部分を何かしらの方法を使って補うしかありません。
時間を節約したいときは、「スタンダードプラン」に変更してPyQ(パイキュー)有識者に質問するのもひとつの手です。
かなりボリュームがある
PyQ(パイキュー)は予想していたものよりボリュームがあるという口コミが見られました。
PyQ(パイキュー)のコンテンツをこなすには、かなり時間がかかるようです。
エラーがなぜ出てくるのかわからない
書いたコードがエラーになる原因を特定できないという声もあがっていました。
PyQ(パイキュー)は自学習コンテンツなので、自分ひとりでエラーの原因を特定することは、難易度が高いといえます。
最もかんたんな解決方法は、「スタンダードプラン」に切り替えてPyQ(パイキュー)有識者に質問することでしょう。
Twitter上にエラーを特定してくれる親切な人がいればいいのですが、それが正解かどうかを判断する時間も掛かるので、あまりおすすめはできません。
X(旧Twitter)にあった不安な口コミ
プログラミングの成長が感じない。というかまともに勉強に割く時間がないからだけど、
pyqでポリモーフィズムについて学ぶ、工場内の時間統計量とかあるけど、理解できない…
完全に理解しなくてもいいって書いてあるけど、性格上完璧に理解できないと次の問題に行きたくない?#pyQ#プログラミング— 超低所得バイター●Hi-tan28 (@Jun_BLACK_S) March 10, 2021
今日は休日だったので、Python、家族との会話たくさんできた。PyQは思ったよりVolumeがある。ある程度前に進んで後から振り返ってこよう。#Python #プログラミング
PyQで「16-8: 辞書の値を書き換える演習」の学習を完了しました! https://t.co/sHkaGOUio2 via @pyqjp— 砂鉄 @コロナの最中マレーシアにやってきた (@satetsu125) December 19, 2020
パイキューにて、機械学習を復習しているのですが
しきい値を扱うところの写経で、
下記エラーがなぜ出てくるのかわかりません…どなたかおしえてください?#プログラミング初心者#Python#機械学習#5日目#aidemy#progate#PYQ pic.twitter.com/DCCrz7vn9b— Ma (@MASA158733204) April 22, 2022
PyQ(パイキュー)の申し込み手順
それでは最後に、具体的にどのようにしてPyQ(パイキュー)に申し込むのかについて詳しく説明をしていきます。
まず申込み前に、以下を準備しましょう。
- クレジットカード
- FirefoxまたはChrome(Windows、macOS環境)
個人プランの場合、支払い方法はクレジットカード(プリペイド、デビッド含む)のみとなっています。
銀行振込には対応していないため、クレジットカードを手元に準備しましょう。
またPyQ(パイキュー)の学習コンテンツは、FirefoxかChrome上で動作します。
タブレットやスマートフォンでは公式に動作を保証していないため、PC(またはMac)を準備しておきましょう。
なお申込みに関しては、スマートフォンからでも可能です。
申込み手順は次の3STEPです。
- ユーザーアカウントを作成する
- プランを選択しクレジットカードを登録する
- コースを選択する
以下、PyQ(パイキュー)のユーザーアカウント作成の手順です。
- PyQ公式サイトにアクセスする
- 公式サイトの「今すぐ始める」をタップする
- ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力する
- 「個人ユーザー登録」をタップする
PyQ(パイキュー)のまとめ
PyQ(パイキュー)についてかんたんにまとめると、次のとおりです。
- 「学習コンテンツのみ」でシンプル
- 期間が制限されないからじっくり学べる
- 書く・動かす・理解・テストで知識が定着
PyQ(パイキュー)は学習コンテンツのみを提供する、シンプルな独学プラットフォームです。
料金はサブスクリプション(サブスク)形式なので、学べる期間に制限はありません。
じっくり取り組みたい設問には、時間をたくさん使うことができるでしょう。
「書く・動かす・理解する・テスト」のサイクルを繰り返すことで、知識が定着します。