YouTubeやSNSで見かける動画は、動画編集者によって編集されています。
最近は、個人事業主から大手企業まで幅広く動画を使って集客をおこなっていることから
動画編集ができると活躍の場が広がります。
そこで、今回は動画編集者になる方法を解説します。
さらに必須のスキルや初心者におすすめなソフトを紹介します!
おすすめ動画編集スクール
スクール | |||||
名前 | DMM WEBCAMP | 忍者CODE | Movie Hacks | デジハリ・オンラインスクール | MOOCRES |
授業 | オンライン(自習) | オンライン(講義・自習) | オンライン(自習) | オンライン(自習) | オンライン(講義)・通学 |
料金 | 14,900円/月〜 (料金詳細を見る) | 9,800円/月〜 (料金詳細を見る) | (料金詳細を見る) | (料金詳細を見る) | (料金詳細を見る) |
詳細 | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る |
(ファイナンシャル・
プランニング技能士)
動画編集者の仕事内容とは
画像引用元:動画編集コース|DMM WEBCAMP|未経験者向けNo.1プログラミングスクール
動画編集者の仕事内容は、YouTubeやCMなどの動画を編集することです。
例えば、動画編集する案件の例は以下の通りです。
- YouTube
- PV
- CM
- Web動画広告
- 会社紹介
商品の魅力を伝えるために、幅広く動画編集が関わっていることがわかります。
動画制作の流れ
動画制作の流れは以下の通りです。
- 企画
- 撮影
- 編集
- 分析
動画制作の会社が、企画から撮影までをおこない、動画編集者が編集を担当します。
動画編集者の将来性
画像引用元: サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表より
動画編集者の需要は今後も伸びることが予想されています。
なぜなら、 動画広告市場が伸びているからです。
サイバーエージェントの報告によると、動画広告市場は2024年に6,856億円になる見込みということがわかりました。
2019年と比較すると2倍以上成長しています。
また、株式会社NEXERの調査によると、スマートフォンで何をしているかという質問に対して20〜30代の方はSNSを抑えて動画視聴と回答しています。
日常生活の中で動画視聴は欠かせないものとなっていることがわかりました。
未経験から動画編集者になる方法
画像引用元:デジハリ・オンラインスクール |デジハリ・オンラインスクール
動画編集者になる方法は、2通りあります。
- スクールに通う
- 企業に就職する
スクールに通う
スクールに通い、動画編集を学んでから仕事をはじめるという方法があります。
スクールによっては動画編集のやり方や仕事の獲得方法についてもサポートしてくれます。
未経験者で何をすればいいかわからないという方におすすめです。
動画編集が学べるスクールは以下の通りです。
- DMM WEBCAMP(動画クリエイターコース)
- デジハリ・オンラインスクール
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
企業に就職する
スクールには通わず、企業に就職する方法もあります。
求人によっては未経験者でも応募できる場合があるからです。
例えば、会社の広報としてYouTubeやSNSを使い、会社と商品のPRをするという求人がありました。
動画編集者として活躍する場は、動画制作会社に限らず一般企業でも求められるようになっていることがわかります。
求人サイトから見つけた企業例は以下の通りです。
- リフォーム会社
- 営業会社
- マーケティング会社
動画編集者の求人の探し方・年収・働き方
画像引用元:デジタルハリウッドSTUDIO by LIG|Webデザイナースクール
動画編集者の労働条件について解説します。
今回、解説する項目は以下の3つです。
- 求人の探し方
- 年収
- 働き方
求人の探し方
動画編集者の求人の探し方について解説します。
動画編集者の求人は以下のサイトで確認できます。
- Geekly(ギークリー)
- マイナビクリエイター
- indeed(インディード)
仕事内容と条件を確認して、気になった求人を見つけたら応募してみましょう。
年収
画像引用元:動画編集の仕事の平均年収は400万円/平均時給は1,076円!給料ナビで詳しく紹介|求人ボックス
求人ボックスの調査によると、正社員で働く動画編集者の平均年収は400万円だということがわかりました。
国税庁が発表した調査によると全体の平均年収は433万円のため、比較すると年収が低いことがわかります。
平均年収で比較すると、低いように感じます。
しかし、年収の幅をみてみると、307〜834万円となっているため、スキルが高い方は高年収も目指せるといえそうです。
また、動画編集者の年収は勤務する地域によっても変わります。
地域別の年収は以下の通りです。
- 関東:425万円
- 近畿:375万円
- その他:358万円
関東が最も平均年収が高く、その中でも東京都が465万円だということがわかりました。
年収を上げたい方は、関東付近で求人を探してみましょう。
働き方
動画編集者の働き方を紹介します。
動画編集者の働き方は以下の通りです。
- 正社員
- 派遣社員
- アルバイト・パート
- フリーランス
- 副業
とくに、最近は副業から挑戦して、収入が安定したらフリーランスを目指す方もいます。
会社員とは別に収入源があると、お金の心配を減らしたり、仕事に対してのモチベーションも上がるかもしれません。
また、動画編集は必要な機器を揃えれば、好きな場所で好きな時間に働けることも魅力のひとつです。
副業で案件を獲得することからはじめたい方は以下のサービスを利用してみましょう。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
動画編集者に求められるスキル
画像引用元:プロが教える動画編集スクール|MOOCRES ムークリ
動画編集者に求められるスキルを解説します。
動画編集者に求められるスキルは以下の通りです。
- 動画編集技術に必要な基礎スキル
- スケジュール管理
- コミュニケーションスキル
動画編集に必要な基礎スキル
動画編集者になるためには、基礎スキルを身につけることが大切です。
基礎スキルは以下の通りです。
- カット編集
- BGMを入れる
- テロップを作成する
- 明るさを調整する
- サムネイルを作成する
カット編集
カット編集とは撮影した動画から不要な部分を切り取って編集していきます。
視聴者に見てもらいやすいように編集をおこないましょう。
BGMを入れる
動画にBGMを入れます。
BGMが入っている動画と入っていない動画を比較すると、同じ動画でも印象が変わります。
テロップを作成する
テロップとは動画の中に表示させる図や文字のことです。
動画の中で、強調したい箇所を表示させて視聴者に訴求します。
視聴者にとって、見やすくわかりやすいテロップを作成することが大切です。
明るさを調整する
動画の明るさを調整します。
明るさを調整することによって、動画の見やすさが変わるからです。
サムネイルを作成する
サムネイルとは、動画の内容を一目でわかるようにまとめた画像のことです。
例えば、YouTubeで動画を検索したときに、サムネイルのキャッチコピーやデザインを見て
気になった動画を視聴することが多いです。
視聴者を惹きつける、サムネイルを作成しましょう。
スケジュール管理
動画編集者は、スケジュール管理が大切です。
管理ができていないと、納期に間に合わない可能性があるからです。
例えば、納期に間に合わなかった場合、クライアントからの信用を失い継続して仕事の依頼をもらえなくなるかもしれません。
仕事の依頼が増えてくると、案件の管理が甘くなるため注意しましょう。
コミュニケーションスキル
動画編集者には、コミュニケーションスキルも求められます。
動画が作成されて完成するまでには、ディレクターなどの意向に沿って編集をおこなう必要があるからです。
作業の進捗報告やレスポンスは素早くおこないましょう。
動画編集者に向いている人
画像引用元:studio US(スタジオアス) | 動画制作オンラインスクール
今までの内容を整理すると動画編集者に向いている人は以下の通りです。
- 動画を見ることが好きな人
- 細かい作業が苦にならない
- 副業に挑戦したい人
動画を見ることが好きな人
普段から動画を見ることが好きな人に向いています。
様々な動画を見ていると、アイディアやネタが増えるからです。
例えば、初心者の方がいきなり動画編集をしようとした場合、「どのように編集したらいいかわからない」となるかもしれません。
そんな時は、視聴数が伸びている動画を見て、カット編集やテロップの表現などをインプットをすることが大切です。
インプットを増やしてから、アウトプットをしましょう。
細かい作業が苦にならない人
細かい作業が苦にならない方は動画編集に向いています。
動画編集は細かい作業が多いです。
例えば、数秒単位でカット編集をしたり、視聴者に響くテロップの文字やデザインを考えたりします。
細かい作業が苦手な方は挫折してしまうかもしれません。
副業に挑戦したい人
副業に挑戦したい人にも向いています。
動画編集のスキルを身につけて、副業で稼いでる方もいるからです。
副業に挑戦したい方は、スクールに通って動画編集を学びましょう。
スクールに通えば、同期や講師との繋がりができて仕事を紹介してもらえる機会があるかもしれません。
動画編集初心者におすすめしたいソフト
画像引用元:PowerDirector 365【公式】 – CyberLink 公式サイト
初心者の動画編集者におすすめしたいソフトを紹介します。
- Microsoftフォト
- iMovie
- Power Director
Microsoftフォト
Windowsを利用している方は、Microsoftフォトを利用してみましょう。
無料で利用できるからです。
Microsoftフォトを使えば簡易的な編集ができます。
- カット編集
- テロップを入れる
- BGMを入れる
有料のソフトを購入する前に、利用してみましょう。
iMovie
Macを利用している方は、iMovieを利用してみましょう。
無料で手軽に動画編集をおこなえるからです。
iMovieでできることは以下の通りです。
- BGMを入れる
- テロップを入れる
- SNSに投稿できる
また、編集したい動画をiPhoneやiPadへ転送できることも魅力です。
Power Director
Power Directorは、8年連続で多くの利用者に支持されている動画編集ソフトです。
最近では、AIを使って以下の機能を利用できます。
- AIによる字幕作成
- AIによる人物の切り抜き
- AIによるステッカーを作成
AIを使って動画編集を効率化させたい方に向いています。
【まとめ】動画編集者になるには
今回は、動画編集者になる方法を解説しました。
内容をまとめると以下の通りです。
- スクールに通って動画編集を学ぶ
- 転職サイトを利用して転職をする
- クラウドソーシングを使って副業に挑戦する
動画広告市場が伸びている背景や、スマートフォンで動画視聴をしている方が多いという調査から、今後も動画編集の需要は伸びていくと予想されます。
また、最近では一般企業の業務でもYouTubeを使って商品のPRする活動が見受けられます。
動画編集のスキルをを身につけることによって、キャリアのステップアップにつながるかもしれません。
まずは、スクールやクラウドソーシングのサイトから情報を収集してみましょう。