データのみの格安SIMおすすめ最安ランキング8選【2025年1月】

タブレット用やモバイルルーター用にSIMを契約したいなら、格安SIMのデータ通信のみプランがおすすめです。

データ通信のみプランなら、通話SIMプランと比較して安い料金で利用できます。

本記事では、どのデータSIMを選んだらいいか迷っている方に向けて、データのみプランが選べるおすすめの格安SIMをランキング形式で紹介します。

格安SIMのデータのみプラン最安おすすめ8選比較ランキング

格安SIMのデータのみプランを、料金で比較してみました。

料金の安さで選びたい場合は、こちらのランキングを参考にしてください。

サービス	最低月額料金	最低データ容量
1位 HISモバイル	198円 ※ピタップラン	100MB
	400円 ※自由自在2.0プラン	1GB
2位 povo	390円 ※利用期限7日間	1GB
3位 イオンモバイル	418円 ※60歳以上	1GB
	528円 ※通常プラン	1GB
5位 IIJmio	440円 ※eSIM	1GB
4位 NUROモバイル	627円 ※VSプラン	3GB
6位 y.uモバイル	800円	5GB
7位 mineo	660円 ※マイそく	低速無制限
	880円 ※マイピタ	1GB
8位 楽天モバイル	1,078円	3GB

料金の安さで格安SIMを選ぶなら、HISモバイルが最もおすすめです。

HISモバイルなら1GBプランが月額400円で、3GBプランも月額580円で利用できます。

さらに、従量制プランでは100MBまで月額198円なので、ほとんどデータを使わない月がある人はこちらを選んでもいいかもしれません。

データをとにかくたくさん使いたい場合は、月額3,278円でデータが使い放題になる楽天モバイルがおすすめ。

ただし、3GBプランの料金は他社と比較して割高で、あまりデータを使わない人には向いていません。

NUROモバイルは月額627円（3GB）～とHISモバイルと比較して少し高くなりますが、5GB以上のプランなら「LINEデータフリー」が付いてきます。

eSIM対応端末を持っている人には、eSIMが安いIIJmioがおすすめです。

データのみプランがある格安SIMおすすめ8選を通信速度で比較

格安SIMのデータのみプランを、通信速度（ダウンロード速度）でも比較してみましょう。

「一日の平均速度」に加えて、混雑により速度が低下しやすい「お昼の通信速度」も比較しています。

サービス	通信速度 （一日の平均）	お昼の通信速度	計測件数
1位 楽天モバイル	161.75Mbps	217.19Mbps	101,055件
2位 povo	90.35Mbps	72.73Mbps	18,548件
3位 HISモバイル	85.92Mbps	15.32Mbps	1,613件
4位 IIJmio	55.42Mbps	20.15Mbps	15,839件
5位 mineo	50.67Mbps	21.31Mbps	20,764件
6位 y.uモバイル	44.27Mbps	60.4Mbps	2,079件
7位 イオンモバイル	36.94Mbps	11.09Mbps	3,106件
8位 NUROモバイル	35.21Mbps	25.19Mbps	7,351件

最も通信速度が速いのは、楽天モバイルという結果になりました。

楽天モバイルなら、1日の平均速度もお昼の通信速度も100Mbpsを超えているので、常に快適にインターネットが楽しめるでしょう。

povoもauの回線を利用しているため、一日を通して通信速度が安定しています。

HISモバイル、mineo、IIJmioは平均速度が比較的速く、お昼も極端に通信速度が落ちることはありません。

通信速度と料金の安さのバランスが取れたサービスを選びたいなら、この3社のどれかに申し込むのがおすすめです。

ただし、通信速度が20Mbpsを下回ると、YouTubeなどの動画が快適に観られなくなることがあるため注意してください。

Linksmateは平均速度が速めですが、お昼の通信速度が5Mbpsを下回ってしまっています。

お昼にも快適にインターネットが使いたい人は、別のサービスを選んだ方がよさそうです。

データのみプランがある格安SIMを詳しく解説

ここからは、データのみプランがあるおすすめの格安SIMを詳しく解説します。

おすすめ1位：楽天モバイル

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」では、月額3,278円でデータが無制限で利用できます。

高速データが使い放題になるデータSIMプランは他にないので、モバイルルーターにSIMを入れて使いたい場合は楽天モバイルが最もおすすめです。

通常タイプ（音声通話プラン）と料金は変わりませんが、データタイプなら本人確認書類の提出が不要で手軽に申し込みできます。

通信速度が速いのもメリットで、一日を通して快適にインターネットが利用できるでしょう。

ただし、以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。

Rakuten最強プランは、データをあまり使わない場合他社と比較して割高です。

また、データタイプではRakuten Linkアプリの利用はできないので注意してください。

楽天モバイルの評判・口コミ・デメリット・料金・速度を解説

おすすめ2位：HISモバイル

HISモバイルは、データをあまり使わないので、できるだけ安く契約したい人におすすめです。

HISモバイルのデータ通信専用プランには、以下2種類のプランがあります。

データ定額2.0プランは、毎月定額で決まった量のデータが使えるプランで、1GBプランが400円、3GBプランも580円と格安で使えます。

ビタッ！プランは、従量課金制のプランです。

100MBまでなら月額198円で使えるので、データはほとんど使わないけど契約は維持しておきたいという場合はこちらを利用しましょう。

ただし、100MBを超えると料金は770円に上がり、その後もデータを使えば使うほど料金が加算されます（最大30GBまで）。

毎月100MBを超えてデータを使う場合は、データ定額2.0プランを使った方がお得です。

HISモバイルは平均速度が速いですが、平日お昼など通信が混雑する時間帯は10Mbps台まで速度が下がることもあるので注意してください。

おすすめ3位：IIJmio

IIJmioは、とくにeSIM対応端末を持っている人におすすめです。

通常のデータSIM料金プランは2GBで月額740円～と平均的な料金設定ですが、データeSIMプランを選択すると料金がぐっと下がります。

2GBプランなら月額440円～使えて、その他のプランも格安です。

端末価格が安いのもメリットで、タブレットやモバイルルーターを含め、端末価格の割引キャンペーンを定期的に実施しています。

データSIMの申し込みと同時にタブレット端末などの購入も考えているなら、一度IIJmioの公式サイトをチェックしてみましょう。

おすすめ4位：mineo

mineoのデータ通信のみプラン（シングルタイプ）には、「マイピタ」と「マイそく」の2種類のプランがあります。

「マイピタ」は高速データ通信が使える一般的なプランですが、「マイそく」は低速データ通信が無制限で使える、他にはない特徴的なプランです。

通信速度は最大300kbps（ライト）、最大1.5Mbps（スタンダード）、最大3Mbps（プレミアム）の3種類から選択でき、ライトなら月額660円で利用できます。

300kbpsでは動画視聴はほぼできませんが、1.5～3Mbpsは画質を下げれば動画視聴も可能な速度なので、これが無制限で使えるのは非常にお得と言えるでしょう。

ただし、平日の12時台は通信速度が最大32kbpsに制限されて、ほぼインターネットが使えなくなるので注意してください。

お昼にもインターネットを利用するなら、「マイピタ」プランを選ぶのがおすすめです。

おすすめ5位：povo

povoはauが提供するオンライン専用プランで、必要なタイミングで必要な量だけデータを購入できる「トッピング」式の料金プランが特徴です。

おすすめのトッピングはデータ使い放題（24時間）で、330円/回で必要な時だけデータを使い放題にできます。

トッピングをしなければ0円で維持することも可能で、データをほとんど使わない月がある人にもおすすめです。

auの通信回線を利用しているため、通信速度が1日を通して速いのもメリットです。

ただし、povoのデータ専用プランを利用する際は以下の点に注意してください。

6ヶ月間トッピングの利用がない場合は、契約解除になることもあります。

しばらくデータを使わないものの、契約を維持しておきたい場合は1,260円/回の「データ追加1GB(180日間)」をトッピングしておくといいかもしれません。

おすすめ6位：NUROモバイル

NUROモバイルのデータ専用プランは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線に対応しています。

月額料金が3GBで627円～と格安で、とくにソフトバンク回線が使えるデータ専用プランとしては最安級です。

5GB以上のプランでは「バリューデータフリー」でLINEトークのデータ通信量がカウントされないため、LINEをよく使う人にもおすすめのプランと言えるでしょう。

ただし、LINEの音声通話・ビデオ通話の通信量はデータフリーの対象外となっていますので注意してください。

また、5GB以上のプランは「Gigaプラス」の対象にもなっていて、3ヶ月ごとに追加でデータ容量が受け取れるのもメリットです。

NUROモバイルの評判・口コミ・デメリット・料金・速度を解説

おすすめ7位：イオンモバイル

イオンモバイルの最大の特徴は、全国のイオン店舗でサポートが受けられること。

初期設定、使い方の相談など、契約前から契約後まで様々なサービスが受けられるので、近くにイオン店舗がある人やスマホの設定が苦手な人にとくにおすすめです。

料金プランの種類が多く、自分にあったデータ容量プランを選びやすいのもメリットと言えるでしょう。

60歳以上限定の「やさしいデータプラン」では、1GBプランが月額418円～利用できます。

おすすめ8位：y.u mobile

y.u mobileは、とくにU-NEXTユーザーにおすすめの格安SIMです。

シングルプラン（5GB）も月額800円と安いですが、「シェアU-NEXTプラン」なら、U-NEXTの月額プランがついて20GBのデータ容量が3,950円で使えます。

2人までなら追加料金なしで使えるので、2人でシェアすれば1人あたり1,950円とさらにお得。

余ったギガは最大100GBまで無期限で繰り越しできるので、データ容量を無駄なく消費できるのもメリットです。

格安SIMのデータのみプランはどんな人におすすめ？メリット・デメリットを解説

格安SIMのデータのみプラン（データSIM）は、以下のような人にとくにおすすめです。

データSIMは、一般的な通話SIMと比較して安い料金で利用できます。

音声通話機能が必要ないタブレット端末やモバイルルーターなどにSIMを入れて使いたい場合は、データSIMを契約しましょう。

また、ゲーム用、通信障害に備える予備用などとして2台目のスマホを持っている人にもデータSIMがおすすめです。

プランにもよりますが、データSIMなら月額500円以下で契約できることもあり、2台目のスマホを低コストで維持できます。

格安SIMのデータのみプランとは

格安SIMで契約できるSIMカードには、通信機能によって以下の3つに分類されます。

このうち「データSIM」は、データ通信（インターネット）だけが利用できるSIMカードです。

SIMカードの種類別にできること、できないことをまとめると以下のようになります。

データSIMでは、音声通話（電話）やSMS（ショートメッセージ）機能は使えないので注意してください。

格安SIMのデータのみプランのメリット

格安SIMのデータのみプランには、以下のようなメリットがあります。

データSIMの最大のメリットは、音声通話SIMと比較して料金が安いことです。

プランにもよりますが、同じ容量の通話SIMと比較して100～500円程度安く利用できます。

タブレットやモバイルルーターなど通話機能の必要ない端末で使う場合は、データSIMを選択すれば月額料金を節約できます。

「eSIM」を選択すればさらに安く利用できることもあるので、eSIM対応端末を持っている場合は積極的に利用しましょう。

料金が安くても、通信エリアや通信速度は音声通話SIMと変わりません。

また、データSIM（SMS機能なし）の申し込みでは本人確認書類の提出が不要なことが多く、通話SIMと比較して申し込みが簡単です。

音声通話SIMを申し込みたいけど、繋がるかどうか心配…という場合は、まずは手軽に申込みできるデータSIMでお試ししてみるのもいいかもしれません。

格安SIMのデータのみプランのデメリット

格安SIMのデータのみプランには以下のようなデメリットもあるので注意してください。

データのみプランでは、電話回線を利用した音声通話ができないため、110番や119番などの緊急通報ができません。

LINEアプリなどの通話機能を使って通話することはできますが、緊急時のことを考えてメインのスマホは音声通話SIMにしておくのがおすすめです。

データSIMでは、SMS（ショートメッセージ）機能も利用できません。

アプリやWEBサービスなどの本人確認で使われることの多い「SMS認証」ができないため、別の方法で本人確認をする必要があります。

料金は多少高くなりますが、SMS機能を使いたい場合は「SMS機能つきデータSIM」を契約しましょう。

また、データSIMの契約はキャンペーンの対象外になるケースが多いので注意が必要です。

キャンペーンを利用して申し込みする際は、データSIMも対象となっているかチェックしておきましょう。

データのみプランがある格安SIMおすすめ最安ランキングのまとめ

本記事では、データのみプランがあるおすすめ格安SIM8選を比較しました。

データSIMは音声通話・SMS機能がない代わりに、一般的な通話SIMと比較して安く利用できます。

音声通話機能が必要ないタブレット端末やモバイルルーターなどにSIMを入れて使いたい場合は、データSIMを契約しましょう。

月額料金の安さで選ぶならHISモバイル、通信速度で選ぶなら楽天モバイルかpovoが最もおすすめです。

この記事を参考に、あなたに合ったデータSIMプランを見つけてみてください！