格安SIMの中には、ソフトバンク回線を利用するサービスもあります。
ソフトバンクを使っている人なら、端末そのままで乗り換えやすいのがメリットです。
本記事では、ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM5社を徹底比較します。
通信速度・料金・各社の特徴など詳しく解説していますので、どのサービスを選んだらいいかか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
あなたはどんな使い方?
月額料金とあわせて、通信速度でも比較していますので、格安SIM選びの参考にしてみてください。
- 2025年4月1日:mineoの料金プランを更新しました。
- 2025年4月1日:キャンペーン情報を更新しました。
- 2025年3月11日:おすすめ格安SIMの一覧比較を追加しました。
- 2025年3月11日:キャンペーン情報を更新しました。
- 2025年3月3日:通信速度の比較表を更新しました

※格安SIMのレーティング基準と評価方法はこちらです。
※本記事内の金額は全て税込みです。
※記事内の速度計測はみんなのネット回線速度から引用しています。
※実際の速度についてはご利用の環境によって変動します。
ソフトバンク回線の格安SIMと格安スマホおすすめ5選を解説
ここでは、ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM5社を、ランキング形式で紹介します。
サービス内容だけでなく、キャンペーン情報もまとめました。
ソフトバンク回線の格安SIMをお得に契約したい人は、ぜひ参考にしてください。
おすすめ1位:LINEMO
LINEMOのおすすめ度 | ||
---|---|---|
料金★★★☆☆3.8 | 通信速度★★★★☆4.6 | データ量★★★☆☆3.9 |
サービス★★★★☆4.3 | サポート★★★☆☆3.5 | 総合評価★★★★☆4.0 |
・格安SIMおすすめランキング4位 ・eSIMでおすすめの格安SIM3位 ・通話のみでおすすめの格安SIM3位 ・iPhone向けのおすすめの格安SIM2位 ・iPad向けのおすすめの格安SIM7位 ・大容量でおすすめの格安SIM3位 |
LINEMOの基本情報 | |
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\お得情報/ キャンペーン | 【ベストプラン】 ・新規契約で7,000円相当のPayPayポイント進呈 ・乗り換え(MNP)で14,000円相当のPayPayポイント進呈 【ベストプランV】 ・新規契約で10,000円相当のPayPayポイント進呈 ・乗り換え(MNP)で20,000円相当のPayPayポイント進呈 |
月額基本料 | ・ベストプラン(3GB~10GB)990円~2,090円 ・ベストプランV(30GB)2,970円 |
平均速度 | 下り:128.6Mbps 上り:21.12Mbps Ping値:39.87ms 測定件数:7,242件 |
速度制限時の通信速度 | ベストプラン:最大300kbps ベストプランV:最大1Mbps |
音声通話 | 22円/30秒 ※ベストプランVは国内通話5分以内/回は無料 |
通話オプション | 5分かけ放題:550円 完全かけ放題:1,100円/1,650円 |
セット割 | なし |
繰り越し | 不可 |
手続き方法 | オンライン |
初期費用 | 無料 |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
テザリング | 可能 |
留守番電話 | 可能 |
通信方式 | 4G、5G |
選べる回線 | ソフトバンク回線 |
追加データ料金 | 1GB:550円 |
支払い方法 | 口座振替、クレジットカード |
SIMの種類 | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
詳細 | 公式サイト |
LINEMOの時間帯別の平均速度 | |||
---|---|---|---|
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
朝 | 40.14ms | 182.39Mbps | 24.56Mbps |
昼 | 41.51ms | 63.64Mbps | 16.5Mbps |
夕方 | 42.18ms | 113.24Mbps | 20.0Mbps |
夜 | 41.35ms | 115.83Mbps | 21.12Mbps |
深夜 | 39.46ms | 120.63Mbps | 16.91Mbps |
- 通信品質が良い
- LINEがデータ消費なしで使い放題
- ソフトバンクからの乗り換えが簡単
- ベストプランVは5分かけ放題が無料
- プランは2種類だけ
- セット割や家族割引などはなし
- 端末をセット購入できない
- 店舗サポートもなし
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランなので、通信速度が安定しています。
他の格安SIMだと遅くなりやすいお昼や夕方でも、快適にスマホを使えるのが強みです。
最大の特徴は、LINEの音声通話やビデオ通話をどれだけ使ってもデータ容量の消費はゼロになる「LINEデータフリー」。
ベストプランVは5分かけ放題が料金に含まれているので、短い電話をよくかける方にもおすすめです。
ソフトバンクの別プランという扱いのため、ソフトバンクの契約内容や支払い方法をそのまま引き継いで簡単に乗り換えができます。

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おすすめ2位:ワイモバイル
ワイモバイルのおすすめ度 | ||
---|---|---|
料金★★★☆☆3.3 | 通信速度★★★★☆4.6 | データ量★★★☆☆3.9 |
サービス★★★★☆4.3 | サポート★★★★☆4.1 | 総合評価★★★★☆4.0 |
・格安SIMおすすめランキング5位 ・家族割におすすめの格安SIM2位 ・iPhone向けのおすすめの格安SIM4位 ・iPad向けのおすすめの格安SIM8位 ・大容量でおすすめの格安SIM4位 |
ワイモバイルの基本情報 | |
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\お得情報/ キャンペーン | 【シンプル2 S】 ・新規+データ増量オプション加入で3,000円相当のPayPayポイント進呈 ・乗り換え+データ増量オプション加入で17,000円相当のPayPayポイント進呈 【シンプル2 M/L】 ・新規契約+データ増量オプション加入で10,000円相当のPayPayポイント進呈 ・乗り換え+データ増量オプション加入で20,000円相当のPayPayポイント進呈 |
月額基本料 | ・シンプル2 S(4GB)2,365円 ・シンプル2 M(30GB)4,015円 ・シンプル2 L(35GB)5,115円 |
平均速度 | 下り:105.7Mbps 上り:17.19Mbps Ping値:40.11ms 測定件数:19,636件 |
速度制限時の通信速度 | S:最大300kbps M・L:最大1Mbps |
音声通話 | 22円/30秒 |
通話オプション | 10分かけ放題:880円/月 完全かけ放題:1,980円/月 |
セット割 | ソフトバンク光:1,650円/月 ※Sの場合は1,100円/月 ※指定オプション550円〜が必須 |
繰り越し | 可能(翌月まで) |
手続き方法 | オンライン、店舗 |
初期費用 | 0円 ※店頭の場合は3,850円 |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
テザリング | 可能 |
留守番電話 | 可能 |
通信方式 | 4G、5G |
選べる回線 | ソフトバンク回線 |
追加データ料金 | シンプル2 Sは2GB:550円 シンプル2 M/Lは10GB:550円 |
支払い方法 | 口座振替、クレジットカード |
SIMの種類 | nanoSIM |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
詳細 | 公式サイト |
ワイモバイルの時間帯別平均実効速度 | |||
---|---|---|---|
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
朝 | 40.3ms | 126.75Mbps | 22.49Mbps |
昼 | 43.62ms | 56.5Mbps | 10.78Mbps |
夕方 | 39.38ms | 126.01Mbps | 19.41Mbps |
夜 | 38.05ms | 84.28Mbps | 15.54Mbps |
深夜 | 38.07ms | 120.62Mbps | 18.91Mbps |
- 通信速度が速い
- セット割や家族割引で月額料金が安くなる
- 端末セットが豊富かつ安い
- 約2,400店舗以上で対面サポートを受けられる
- 割引なしの月額料金は割高
- 料金プランは3種類しかなく、内容も複雑
- 速度切り替えには非対応
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、ソフトバンク品質のサービスが格安で使えるのがメリットです。
通信品質が良く、お昼や夕方など通信が混雑する時間でも速度が安定しています。
他社と比較して月額料金は高めに設定されていますが、光回線とのセット割や家族割引の対象ならお得に利用可能です。
全国に対面サポートを受けられる店舗があるのも大きなメリットで、スマホに詳しくない人でも安心して使えるでしょう。
端末セットは種類が豊富で、セール期間中は対象スマホが一括1円で買えることもあるので、チェックしてみてください。

おすすめ3位:mineo
mineoのおすすめ度 | ||
---|---|---|
料金★★★★☆4.0 | 通信速度★★★★☆4.0 | データ量★★★★☆4.3 |
サービス★★★☆☆3.9 | サポート★★★☆☆3.5 | 総合評価★★★☆☆3.9 |
・格安SIMおすすめランキング8位 ・家族割におすすめの格安SIM5位 ・eSIMでおすすめの格安SIM6位 ・通話のみでおすすめの格安SIM4位 ・iPhone向けのおすすめの格安SIM10位 ・iPad向けのおすすめの格安SIM4位 ・大容量でおすすめの格安SIM7位 ・データのみでおすすめの格安SIM4位 |
mineoの基本情報 | |
---|---|
\お得情報/ キャンペーン | ・マイピタ1~20GBの月額料金が最大6ヶ月間990円 ・マイピタ50GBの月額料金が最大6ヶ月間1,760円 |
月額基本料(マイピタ) | ・1GB:1,298円(データのみ:880円) ・5GB:1,518円(データのみ:1,265円) ・10GB:1,958円(データのみ:1,705円) ・20GB:2,178円(データのみ:1,925円) ・50GB:2,948円(データのみ:2,695円) |
月額基本料(マイそく) | ・最大5Mbps:2,200円 ・最大1.5Mbps:990円 ・最大300kbps:660円 ・最大32kbps:250円 |
パケット放題 Plus | 385円 ※10GBコース以上は無料 |
平均速度 | 下り:55.87Mbps 上り:12.5Mbps Ping値:58.31ms 測定件数:21,645件 |
速度制限時の通信速度 | 200kbps |
音声通話 | 22円/30秒 ※専用アプリmineoでんわ利用時は30秒10円 |
通話オプション | ・10分かけ放題:550円/月 ・完全かけ放題:1,210円/月 |
セット割 | eo光:330円/月 |
繰り越し | 可能(翌月まで) |
手続き方法 | オンライン、店舗 |
初期費用 | 3,740円 |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
テザリング | 可能 |
留守番電話 | 可能 |
通信方式 | 4G、5G |
選べる回線 | ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線 |
追加データ料金 | 100MB:55円 |
支払い方法 | 口座振替(eo光ネットを利用中のみ)、クレジットカード |
SIMの種類 | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
運営会社 | 株式会社オプテージ |
詳細 | 公式サイト |
mineoの時間帯別の平均速度 | |||
---|---|---|---|
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
朝 | 55.0ms | 69.39Mbps | 17.35Mbps |
昼 | 76.12ms | 20.73Mbps | 11.38Mbps |
夕方 | 59.52ms | 42.67Mbps | 10.67Mbps |
夜 | 56.43ms | 40.35Mbps | 8.27Mbps |
深夜 | 56.1ms | 63.89Mbps | 12.69Mbps |
- 格安で低速通信が使い放題
- 定額プランもあり
- データ容量をシェアしやすい
- 他社にはないユニークなサービスが豊富
- 1GB/5GBプランは割高
- 20GB以上の大容量プランなし
- 混雑する時間帯は、速度が落ちやすい
- ソフトバンク回線はeSIMに非対応
mineoは、とくに無制限プランを安く使いたい人におすすめの格安SIMサービスです。
「マイピタ」と「マイそく」の2つのプランがありますが、「マイそく」では低速通信が無制限で使えます。
「マイピタ」プランと「パケット放題 Plus」オプションを合わせて契約すれば、高速通信と1.5Mbpsでの使い放題を同時に利用することも可能です。

独自サービスが多く、「フリータンク」で他ユーザーとデータ容量をシェアしたり、「マイネ王」で他ユーザーや運営スタッフと交流したりすることもできます。
トリプルキャリア対応ですが、ソフトバンク回線はeSIMに対応していないので注意してください。
おすすめ4位:NUROモバイル
NUROモバイルのおすすめ度 | ||
---|---|---|
料金★★★★☆4.0 | 通信速度★★★☆☆3.8 | データ量★★★★☆4.3 |
サービス★★★☆☆3.9 | サポート★★★☆☆3.5 | 総合評価★★★☆☆3.9 |
・格安SIMおすすめランキング9位 ・eSIMでおすすめの格安SIM8位 ・iPhone向けのおすすめの格安SIM8位 ・iPad向けのおすすめの格安SIM5位 ・データのみでおすすめの格安SIM6位 |
NUROモバイルの基本情報 | |
---|---|
\お得情報/ キャンペーン | ・他社からNEOプランに乗り換えで、3ヶ月間月額料金480円 ・抽選で100名に3,000円分のAmazonギフト券 |
月額基本料 | 【NEOプラン】 ・35GB:2,699円 ・55GB:3,980円 【バリュープラス】 ・3GB:792円(データのみ:627円) ・5GB:990円(データのみ:825円) ・10GB:1,485円(データのみ:1,320円) ・15GB:1,790円(データのみ:1,625円) 【かけ放題プラン】 ・完全かけ放題:1,870円 ・10分かけ放題:1,320円 ・5分かけ放題:930円 ※データ容量:1GB 【お試しプラン】 ・0.2GB:330円 |
平均速度 | 下り:31.85Mbps 上り:12.48Mbps Ping値:46.97ms 測定件数:7,674件 |
速度制限時の通信速度 | ・NEOプラン:最大1Mbps ・バリュープラス、かけ放題プラン:最大200kbps |
音声通話 | 22円/30秒 ※NUROモバイルでんわ利用で11円/30秒 |
通話オプション | ・5分かけ放題:490円/月 ・10分かけ放題:880円/月 ・完全かけ放題:1,430円/月 |
セット割 | ・NURO 光:NUROモバイルの月額料金が6ヶ月間最大1,100円割引 ・So-net光:NUROモバイルの月額料金が12ヶ月間792円割引 |
繰り越し | 可能(翌月まで) |
手続き方法 | オンライン、店舗 |
初期費用 | 3,740円 |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
テザリング | 可能 |
留守番電話 | 可能 |
通信方式 | 4G、5G |
選べる回線 | ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線 |
追加データ料金 | 1GB:550円 |
支払い方法 | クレジットカード |
SIMの種類 | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
運営会社 | ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 |
詳細 | 公式サイト |
NUROモバイルの時間帯別平均実効速度 | |||
---|---|---|---|
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
朝 | 43.31ms | 39.01Mbps | 16.87Mbps |
昼 | 47.95ms | 23.12Mbps | 10.77Mbps |
夕方 | 45.39ms | 29.63Mbps | 24.37Mbps |
夜 | 44.91ms | 33.05Mbps | 9.36Mbps |
深夜 | 40.92ms | 47.22Mbps | 11.84Mbps |
- 月額料金が安い
- 専用帯域で速度が安定(NEOプラン)
- 対象サービスがカウントフリー
- 3ヶ月に一度、データ容量がもらえる
- ソフトバンク回線を選べないプランが多い
- セット割は期間が決まっている
- ソフトバンク回線はeSIM非対応
NUROモバイルの特徴は、料金の安さとカウントフリーです。
NEOプランとバリュープラス、かけ放題ジャストの3つのプランがありますが、とくにおすすめは専用帯域が利用できるNEOプラン。
通信が混雑しにくいので、時間帯を問わずスマホを快適に使いたい人におすすめです。
また、NEOプランでは「NEOデータフリー」により、LINEとSNS(X、Instagram、TikTok)がデータ消費ゼロで使えます。

NUROモバイルもトリプルキャリア対応ですが、ソフトバンク回線は「かけ放題ジャスト」とデータ+SMSプランに対応していません。
おすすめ5位:QTモバイル
QTモバイルのおすすめ度 | ||
---|---|---|
料金★★★☆☆3.4 | 通信速度★★★☆☆3.0 | データ量★★★☆☆3.6 |
サービス★★★☆☆3.8 | サポート★★★☆☆3.2 | 総合評価★★★☆☆3.4 |
・au回線でおすすめの格安SIM8位 ・ソフトバンク回線でおすすめの格安SIM5位 |
QTモバイルの基本情報 | |
---|---|
\お得情報/ キャンペーン | 新規、乗換え(MNP)+対象端末購入で最大30,000円キャッシュバック |
月額基本料 | ・2GB:1,100円(データのみ:770円) ・4GB:1,540円(データのみ:990円) ・6GB:1,760円(データのみ:1,430円) ・10GB:1,980円(データのみ:1,650円) ・20GB:2,200円(データのみ:1,870円) ・30GB:3,300円(データのみ:2,970円) |
平均速度 | 下り:6.62Mbps 上り:5.71Mbps Ping値:44.67ms 測定件数:432件 |
速度制限時の通信速度 | 最大200kbps ※ドコモは最大300kbps |
音声通話 | 11円/30秒 |
通話オプション | ・10分かけ放題:880円 ・無制限かけ放題:1,600円 |
セット割 | ・九州電力:最大110円割引 ・BBIQ:最大220円割引 |
繰り越し | 可能(翌月まで) |
手続き方法 | オンライン、店舗(九州) |
初期費用 | 3,850円 |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
テザリング | 可能 |
留守番電話 | 可能 |
通信方式 | 4G |
選べる回線 | ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線 |
追加データ料金 | 100MB:50円 |
支払い方法 | 口座振替、クレジットカード |
SIMの種類 | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
運営会社 | 株式会社QTnet |
詳細 | 公式サイト |
QTモバイルの時間帯別平均実効速度 | |||
---|---|---|---|
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
朝 | 52.0ms | 107.91Mbps | 16.68Mbps |
昼 | 65.0ms | 11.7Mbps | 1.62Mbps |
夕方 | 50.7ms | 3.01Mbps | 9.33Mbps |
夜 | 65.5ms | 29.13Mbps | 2.26Mbps |
深夜 | 53.0ms | 82.73Mbps | 24.61Mbps |
※2025年4月3日時点
- 九州電力やBBIQとのセット割がお得
- 小容量プラン(6GB以下)が充実
- 九州各県にショップがある
- 九州エリア以外の人にはメリットが薄い
- 5G非対応で通信速度も遅め
- eSIMにも対応していない
QTモバイルは、九州電力グループの通信事業者QTnetの提供する格安SIMサービスです。
九州電力の契約者向け割引とBBIQ(光回線)の契約者向けの割引が用意されており、両方に加入している場合はさらにお得に利用できます。
小容量プランが2GB/4GB/6Bと3段階用意されているので、インターネットをあまり使わない人にピッタリです。
九州各県のショップがあるのもメリットで、申し込み前・契約後にかかわらず対面でサポートが受けられます。
トリプルキャリア対応でソフトバンク回線も利用できますが、九州以外に住んでいる人にはほとんどメリットがない点が難点です。

ジャンル別|ソフトバンク回線の格安SIMと格安スマホおすすめ5選
ここからは、ソフトバンク回線でおすすめの格安SIMを目的別に紹介します。
通信速度を重視するならワイモバイル
通信速度を重視するならワイモバイルがおすすめです。
ソフトバンクのサブブランドであり、通信速度が安定しています。
実際に、実際に利用している方の平均速度データを見ると、その速さが一目瞭然です。
ワイモバイルの時間帯別平均実効速度 | |||
---|---|---|---|
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
朝 | 40.3ms | 126.75Mbps | 22.49Mbps |
昼 | 43.62ms | 56.5Mbps | 10.78Mbps |
夕方 | 39.38ms | 126.01Mbps | 19.41Mbps |
夜 | 38.05ms | 84.28Mbps | 15.54Mbps |
深夜 | 38.07ms | 120.62Mbps | 18.91Mbps |
一般的な格安SIMはお昼や夕方になると、通信速度が大きく低下します。
しかし、ワイモバイルは上記の時間も速度があまり落ちていません。
月額料金を抑えつつ、キャリア並みの通信速度を維持したいならワイモバイルがピッタリです。
光回線とのセット割や家族割引でお得なのはワイモバイル
ワイモバイルの月額料金はそのままだとやや割高ですが、割引を利用するとお得になります。
- おうち割 光セット(A):ソフトバンクのネットとセットで最大1,650円割引
- 家族割引:家族で使うと、2回線目以降は最大1,100円割引
- PayPayカード割:PayPayカードで支払うと、187円割引
たとえば4GBのシンプル2 Sは月額2,365円ですが、「おうち割 光セット(A)」を適用すれば月額1,265円です。
PayPayカード割も併用できるなら、月額1,078円で利用できます。
ソフトバンクのネットを利用している人や、家族で同じキャリアを使いたい人におすすめです。
カウントフリーでおすすめなのはNUROモバイル
LINEやSNSをたくさん使うならNUROモバイルがおすすめです。
「バリューデータフリー」または「NEOデータフリー」により、対象サービスをデータ消費なしで使えます。
バリュープラスとかけ放題ジャストで使えるバリューデータフリーでは、LINEのトークが対象です。
上位プランのNEOプランで使える「NEOデータフリー」は、LINEに加えて人気のSNSも使い放題になります。
- LINE(トーク・音声通話)
- X(旧Twitter)
- TikTok
LINEや対象のSNSをよく使うなら、NUROモバイルがおすすめです。
データ通信を無制限に使うならmineo
ソフトバンク回線でデータ通信を無制限に使うなら、mineoの「マイそく」がおすすめです。
マイそくは最大通信速度が32kbps~5Mbpsに制限されている代わりに、格安でデータ通信をほぼ無制限に使えます。
- プレミアム(最大5Mbps):2,200円
- スタンダード(最大1.5Mbps):990円
- ライト(最大300kbps):660円
- スーパーライト(最大32kbps):250円
とくにおすすめはスタンダードです。
WebブラウジングやSNSなら快適ですし、標準画質の動画視聴や音楽再生もできます。
また、最大32kbpsのスーパーライトは月額250円と安いので、電話専用の回線や予備回線としてもピッタリです。
余ったデータ容量の繰り越し・シェアでおすすめはmineo
余ったデータ容量を無駄なく使いたいならmineoがおすすめです。
mineoは、余ったデータ容量を繰り越せるだけでなく、他のユーザーと共有できます。
- パケットギフト:友人や家族にデータ容量をプレゼントできる
- パケットシェア:事前に組んだグループメンバーで、データ容量をシェアする
- フリータンク:mineo会員全体でデータ容量をシェアできる
また、月額110円の「パスケット」に加入すれば、データ容量を無期限に繰り越せます。
mineoなら、データ容量が余りがちな人でも安心ですね。
ソフトバンク回線の格安SIMと格安スマホを料金で比較|最安はどこ?
本記事でおすすめした格安SIMの月額料金を比較してみましょう。
データ容量ごとに、最安で使える格安SIMと月額料金をまとめています。
データ容量 | 最安の格安SIM | 月額料金 |
---|---|---|
1GB | NUROモバイル | 930円(5分かけ放題プラン) |
2GB | QTモバイル | 1,100円 880円(九電+BBIQ割引) |
3GB | NUROモバイル | 792円 |
4GB | ワイモバイル | 2,365円 1,078円(割引) |
5GB | NUROモバイル | 990円 |
6GB | QTモバイル | 1,760円 1,430円(九電+BBIQ割引) |
10GB | NUROモバイル | 1,485円 |
15GB | NUROモバイル | 1,790円 |
20GB | mineo | 2,178円 |
30GB | ワイモバイル | 4,015円 2,178円(割引) |
35GB | NUROモバイル | 2,699円 |
55GB | NUROモバイル | 3,980円 |
低速無制限 | mineo | 250~2,200円 |
最も多くのデータ容量で最安となったのは、NUROモバイルです。
とくに3GBプラン(VSプラン)は792円と業界最安級の料金で、mineoの1GBやQTモバイルの2GBよりも安く使えます。
とにかく安く使いたいなら、NUROモバイルを選びましょう。
20GBが最安なのはmineoですが、セット割を利用できるならQTモバイルも安く利用できます。
ワイモバイルの安さも目立ちますが、セット割が利用できない場合は割高となるので注意してください。
たとえば、30GBではワイモバイルの割引後の料金が最安となっていますが、割引がない場合はLINEMOが最安です。
ソフトバンク回線の格安SIMと格安スマホを速度で比較|最速はどこ?
続いては、本記事で取り上げた格安SIM5社の速度を比較してみます。
サービス | 下り平均速度 (ダウンロード) | 上り平均速度 (アップロード) | 平均Ping値 | 測定件数 |
---|---|---|---|---|
![]() LINEMO | 128.6Mbps | 21.12Mbps | 39.87ms | 7,242件 |
![]() ワイモバイル | 105.7Mbps | 17.19Mbps | 40.11ms | 19,636件 |
![]() mineo | 55.87Mbps | 12.5Mbps | 58.31ms | 21,645件 |
![]() NUROモバイル | 31.85Mbps | 12.48Mbps | 46.97ms | 7,674件 |
![]() QTモバイル | 6.62Mbps | 5.71Mbps | 44.67ms | 432件 |
下り平均速度は、ソフトバンクのオンライン専用プランであるLINEMOが最も速いという結果になりました。
同じくソフトバンク系列であるワイモバイルも、100Mbps近くの非常に速い速度が出ています。
mineoとNUROモバイルは上位2社と比較すれば遅く見えますが、それでも下り平均速度は30Mbps以上です。
25Mbps以上の速度なら4K画質の動画も視聴できるので、一般的な用途であれば快適に利用できるでしょう。
オンラインゲームや動画配信、テザリングを利用してパソコンを使うなど、通信速度を重視する場合はLINEMOかワイモバイルがおすすめです。
QTモバイルは1.5Mbpsと非常に遅い速度になっていますが、測定件数が少ないため正確な結果ではないと考えられます。
ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM・格安スマホを一覧で比較
ここからはソフトバンク回線の格安SIMと格安SIMスマホをおすすめランキング順に比較していきます。
自身の気になるポイントに絞って比較してみてくださいね。
サービス | 月額 | 容量 | 平均下り速度 |
---|---|---|---|
1位![]() LINEMO | 990~2,970円 | ・3GB~10GB ・30GB | 128.6Mbps |
2位![]() ワイモバイル | 1,078~5,115円 | 4GB~35GB | 105.7Mbps |
3位![]() mineo | 250~2,948円 | 1GB~50GB ※低速使い放題あり | 55.87Mbps ※低速使い放題あり |
4位![]() NUROモバイル | 792~3,980円 | 1GB~55GB | 31.85Mbps |
5位![]() QTモバイル | 880~3,300円 | 2GB~30GB | 6.62Mbps |
ソフトバンク回線の格安SIMのメリット
ドコモ・au回線の格安SIMがいいか、ソフトバンク回線の格安SIMにするか迷っている方もいるかもしれません。
ここでは、ソフトバンク回線の格安SIMのメリットをまとめてみました。
通信速度が安定している格安SIMが多い
全体的に、ソフトバンク回線の格安SIMはドコモ・au回線の格安SIMより通信速度が安定しています。
とくにソフトバンク系列であるワイモバイルとLINEMOは、大手キャリア並みの安定感です。
通信速度が100Mbps前後と非常に速いので、オンラインゲームや動画視聴なども快適に利用できるでしょう。
mineo、NUROモバイルも比較的通信速度が速い格安SIMですが、お昼や夕方など通信の混雑する時間帯には速度が落ちる場合もあるので注意してください。
ソフトバンクから乗り換えやすい
ソフトバンク回線の格安SIMの対応エリアはソフトバンクと同じです。
ソフトバンクを使っている人なら今までと同じように利用でき、乗り換え後つながりにくくなる心配はありません。
ソフトバンクで購入したスマホならそのまま使えるのもメリットで、SIMロック解除せずに利用できます。
また、LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランという扱いのため、MNP予約番号の取得や契約者情報の入力が不要で、乗り換え手続きが簡単です。
異なる特徴を持つ格安SIMから選べる
ソフトバンク回線の格安SIMは種類こそ少ないものの、各社さまざまな特徴があります。
この記事で紹介している格安SIMの主な特徴をまとめてみました。
- LINEMO:LINEデータフリー
- ワイモバイル:全国の店舗で対面サポート
- mineo:低速無制限プランが選べる
- NUROモバイル:主要SNSのカウントフリー
- QTモバイル:九州電力・BBIQとのセット割
SNSのカウントフリーや低速無制限プランなど、各社の特徴を比較して、自分にピッタリのサービスを選んでみてください。
ソフトバンク回線の格安SIMのデメリット・注意点
ソフトバンク回線の格安SIMには以下のようなデメリット・注意点があります。
乗り換えてから後悔しないよう、チェックしておきましょう。
ドコモ・auのスマホはSIMロック解除が必要なケースあり
ドコモ・auのSIMロックがかかったスマホでは、ソフトバンク回線の格安SIMを使えません。
現在販売されているスマホはすべてSIMフリーとなっていますが、2021年までに発売された機種はSIMロックがかかっている場合があるので注意が必要です。
- ドコモで2021年8月26日までに発売された機種
- auで2021年10月1日までに発売された機種
iPhoneの場合、SIMロックがかかっているかどうかは「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」の項目で確認できます。
Androidは端末によって異なりますが、「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」などの項目から確認可能です。
SIMロックがかかっている場合は、申し込みの前にSIMロックを解除しておきましょう。
SIMロックの解除に手数料はかかりません。
各社のSIMロック解除受付窓口は以下の通りです。
キャリア | お客様サポート | 窓口 | 受付時間 |
---|---|---|---|
ドコモ | SIMロック解除 | My docomo | 24時間受付 |
au | SIMロック解除 | My au | 24時間受付 |
ソフトバンク | SIMロック解除 | My SoftBank | 24時間受付 (21:00~翌9時受付分は9時以降に順次処理を開始) |
一部のAndroidスマホはプラチナバンドに非対応
プラチナバンドとは、屋内や建物の影などにも届きやすい電波の周波数帯のことです。
ドコモ・auで発売された一部のAndroidスマホは、ソフトバンクのプラチナバンドに対応していない場合があるので注意してください。
ソフトバンクのプラチナバンド周波数は、バンド8(900MHz帯)とバンド28(700MHz帯)の2種類です。
この2つの周波数帯に対応していない場合、電波が繋がりにくくなることがあります。
事前に、現在利用している機種の対応周波数をチェックしておきましょう。
ドコモ回線に比べて選択肢が少ない
ソフトバンク回線の格安SIMは、ドコモ回線の格安SIMと比較して種類が少なめです。
数十社以上の中から選べるドコモ回線に比べると、自分に合ったサービスが見つかりにくいかもしれません。
この記事で紹介した格安SIMの中に気に入ったものがない場合は、ドコモ回線やau回線の格安SIMの利用も検討してみて下さい。
ソフトバンク回線の格安SIMと格安スマホを比較したまとめ
本記事では、ソフトバンク回線のおすすめ格安SIMを比較し、ランキング化して紹介しました。
速度重視の人には、ソフトバンク系列であるワイモバイルかLINEMOがおすすめです。
割引を利用できるならワイモバイル、割引なしで安く使うならLINEMOを選びましょう。
データ通信を無制限に使いたい人には、格安で低速通信がほぼ使い放題のmineoがピッタリです。
ソフトバンク回線は種類が多くないものの、それぞれが特徴や強みを持っています。
本記事を参考に、自分にピッタリの格安SIMを見つけてくださいね。